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2017年11月10日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.10-1
ジホが完全に恋する乙女になりました〜。気持ちのアップダウンするところや表情がすごく可愛いです!
〜ep.9-2のつづきから〜
ジホとホランとスジが友達になったきっかけの話。
高校2年の始まり。ホランがジホに話しかけてきた。「私、ヤン・ホラン。中2の時同じクラスだったでしょ」「うん、知ってる」
ホランはジホと同じクラスになりたかったと明るく言った。全校1位のジホの隣でソウル大に行くから手伝ってよね!とちゃっかりお願いを。「だけど、何でソウル弁使ってるの?」←ジホは地元の言葉。「ソウルから来たじゃない、知らなかった?」←ホランは標準語のイントネーション。
「知ってるけど・・・幼稚園の時に来たじゃない」
ホランはペンケースにも化粧品が入ってて、都会にあこがれるおしゃれ好きの女の子って感じ。ジホはいかにも優等生の普通の子。
始業ベルが鳴って先生が入ってきた。そしてその後ろには転校生が。それがウ・スジ。先生に挨拶しろと言われても頭をちょこっと下げただけ。無言だけどものすごい威圧感(笑)
ある日、テストの成績表が各自に配られた。ジホは全校2位に転落。それでは1位は...?「全校1位?」と後ろで声が。スジの周りに人だかり。皆が勉強を教えてくれと群がる中、スジは全無視してイヤホンで音楽を聴き始めた。その態度があまり気に食わないホラン。スジもホランをじっと見て、目と目で威嚇戦。
帰り道、スジの話をしながら歩くホランとジホ。ジホになぜスジが南海に来たかを教えるホラン。「あの子のお母さんが???(日本で言うと女郎屋?)をやってたんだけど、妻帯者と...」とジホに内緒話。
「あの子お父さんもいないみたい。いるんだろうけど誰かも分からないって話を聞いたし」と、どこのオバチャンネットワークかと言わんばかりの情報を持つホラン。「どこ行ってもしない方がいいよ、そんな話」ジホは厳しい顔で言った。「しないよ、私がどうして」←って今ジホにしたじゃん〜ホランよ!!
ジホはお使いの帰りに海辺に座っているスジを見つけた。スジは真っ暗な空を見ながら「星が多いね」と独り言を言っている。ジホは不思議そうに空を見るけれど・・・
学校でジホとホランが2人で歩いているとスジがすっと前に出てきてホランを睨みつけた。「あんた死にたいの?」ホランも威勢よく言い返す。スジは母親が???をしていると噂で話していたホランに怒っているのだ。「私も聞いただけだもん!」とホランが言い返すとスジはホランの髪の毛をひっつかんで引き回す。ジホが止めようとしても何にもならなかった。
結局、廊下で正座+腕を上げさせられている3人。先生が代わる代わるお説教に来るが、ホランだけが頭を小突かれる。全校1位と2位のスジとジホには甘いのだ。夕方に解放されて帰るときにホランの怒りが爆発!「何で私だけぶつのよ!勉強ができなきゃ人じゃないの?」と大声でわめいた。
次の日、ジホとホランの前にスジがやってきた。「うちに来たんだって?」とリンゴをホランの顔の前に差し出す。謝罪=リンゴは韓国語で同じ発音だからよく出てくるね〜。「幼稚に何なの?」と言いながらも「リンゴ(謝罪)、もらったから」とホランにノートを投げた。「赤い丸のところ、3回ずつ解きな。中間試験に出るから」と言いながらリンゴをガブリ。「私の前でソウル弁を使わないで。ムカつくから」と言ってクールに去って行くスジの背中をジホは笑いながら見ていた。
“こうやって私たちは、友達になった”
スジのおかげで数学のテストを70点取れたホラン。スジのところへ嬉しそうに見せにくる。ジホも一緒に喜んでいる。スジも「よくできたね」と声をかけた。
南海での楽しい高校生時代、3人で遊んだ思い出たち。青春というやつですね〜いいものだ〜
3人は海辺で夢の話をしている。スジは社長。自分のお金を思いっきり触りながら生きると言う。ホランはのし上がって成功した人と結婚して専業主婦。お金持ちの家にお嫁に行けばいいと言うジホに、受け継いだ財産は夫の実家が握るけど、自分で成功したら皆自分たちのものだと言うホラン。け、計算高いよ、まだ高校生なのに…。その頃から工学部の男と付き合うと言っていたホランは、その通りにウォンソクをゲット! 成功してるかはまだ未知数だけど…
そしてジホ。当然作家でしょ、というスジにジホは首を振った。「文を書くことが好きで作家になりたいのも合ってるけど・・・それは夢じゃなくて」
「私の夢は・・・愛」「愛!?」←すごい嫌ーな顔をして訊き返すスジ(笑)
「人生でただ1度だけの、愛。運命みたいなそんな愛に出会うことが私の夢なんだ」
そして30才のジホ。ホランとスジにメッセを送った。「私、好きな人ができた。旦那さん」
“事実、結婚というものが何か、私はまだよく分からない。だけど誰かを好きになるということは…”
翌朝、ごきげんで歯を磨くジホ。昨夜のセヒの言葉を思い出す。「人生で愛は一度なら十分でしょう」
“あの人の一言が心いっぱいにぐるぐる回り、あの人の後ろ頭までもがステキに見えること”
←その時セヒは、寝ぐせいっぱいの頭で猫のウンチをお片付け中(笑) ジホや〜すっかり恋に落ちたんだね!!
朝の挨拶を交わす2人。ジホは猫の具合をセヒに訊いた。「病院で言われたように一時的なものだったようです」その顔を穴が開くほど見つめるジホ。しかもうっとり(笑)
セヒは焦って「顔に何かついてますか?」と顔を触ると、ジホはセヒの顔をじっと見ながら心の中で呟いた。 “ええ、ハンサムが” ←目が完全にハート(笑)
「窓に何かついてるのかな?お掃除しなくちゃかな?」すーっと窓の方に行くジホを怪訝な顔で見るセヒ。自分の部屋に行く前に、消えてるテレビに自分の顔を写してチェックしているよ〜(笑)
“好きな人と毎日会えるなんて、結婚ていうものはすごく、いいな♪” ジホの熱視線を感じたのか、セヒがジホに振り返ったその時。
「ピピピ」玄関のドアが暗証番号で開いて、入ってきたのはセヒのお母さん!!「エヘ、来ちゃった」的な笑顔に一瞬で凍るセヒとジホ。
お母さんはおかずをたくさん作って持って来てくれたのだ。嬉々として色々と説明しているお母さんにセヒは「連絡もなく何のご用です」と冷たい。「息子の家に連絡なんて、何よ〜。週末だから当然家にいると思って来たのよ」と悪気のない笑顔でジホにおかずを冷蔵庫に入れようと言う。「下さい、僕がします」と言うセヒの手をはたいて「家のことは専門家がしないと、そうよね?ジホ」と明るく言うお母さん。 思いっきり姑やーーー。 しかも天然のパターン(笑)一生懸命笑顔で嫁の仕事を頑張るジホ。その姿を見てため息をつくセヒ。
セヒとジホがソファーに座っていると、リンゴとナイフを持って真ん中に座るお母さん(笑)←ま、元々いつも一人分開いてますけどね!
「うちのお嫁さんはリンゴ好き?」と訊くお母さん。ジホのことを?? ?????(ウリ ミョヌリアギ=嫁に赤ちゃんという愛称がくっついている)と言うところから見て、ジホのことを本当に可愛く思ってることは間違いないとは思うんだけど・・・
「はい、好きです。好き嫌いはありません」と答えたジホに「素敵ね」と褒めてくれるお母さん。(ここの???はなんと言えばしっくりくるんでしょう?めちゃくちゃ意訳してます)そのまま「ウフフ」とジホの顔をじっと見て笑い、チラッとテーブルの上のリンゴを見ると、ようやくジホも勘づいた!リンゴを剥けという合図だということを!
さっと手を出すジホに、さっきから2人の様子を窺っていたセヒが同時に手を出した。「下さ・・・」といつも通り敬語を使いそうになるが、お母さんの視線を感じて急に旦那モードに態度を変換。「こっちにくれよ。俺がやる」とリンゴとナイフをジホからもらうセヒ。
お母さんのジホへの質問が止まりません。「カフェで働いてるんだって?オッパ(セヒ)が一人で大変だと思って?まあ〜可愛い!どこからこんな優しい子を連れてきたのかしら」調子を合わせて苦笑いのジホ。
お母さんはセヒに明日チェサ(法事のような行事)があると言い、早く帰るなら…と言うが、セヒは「早く帰りません」と冷たい。さらに「いつチェサに行ったことがありますか」とバッサリと言うと、「忙しいのは分かってるわよ〜。時間があればかたがた来なさいと言うことじゃないの」とお母さんも食い下がる。話している途中に、セヒがリンゴを剥けないのを見たお母さんはジホに「こういうのはしていた人がするの、そうじゃない?」ジホが察して「剥きますね」と再度ナイフを持ったところでジホの電話にメッセが。
「ジホ!うちらもう着いたよ。いつ出るの?」今日はスジとホランとの約束があったのだ。
「友達と約束があるって言ってただろ?行けよ、早く。遅くなるぞ」とセヒの旦那モードの助け舟!たまにはタメ口のセヒも良いものですね〜
お母さんも一応、「あ、そうなの?早く行きなさい」と言ってくれたので、「それでは…」と気まずく席を外すジホだった。
待ち合わせのレストランに着いたジホ。「ごめんね、お義母さんが突然いらっしゃって・・・」ホランが手をヒラヒラさせて「ううん、大丈夫!」と言いながら、「あれ?急に頭痛が・・」と頭を 左手で押さえだす。ジホがその手を見て気づいたよ!ホランの薬指のリング!!「指輪・・?」スジもニヤリ(笑)「ウォンソクがくれたの?結婚??」
「ジホ〜、私、結婚するのおおお〜〜」「キャーーー」高校生に戻ったようなはしゃぎっぷり!
スジがシーッのポーズをするけど、ジホとホランはキャッキャッ喜び抱き合ってるよー。そんな二人をスジも温かく見守る図。
セヒはお母さんと外を歩いている。お母さんはセヒにお父さんがローンを返してくれるって、と言うのだがあっさりセヒは断る。「いつまでそうやってるの、お父さんと。結婚もしたのに、もう水に流す時がきたんじゃない?」お母さんはセヒとお父さんに仲良くしてほしいんだよね、前から。※????(覆って忘れる)を勝手に“水に流す”としています!
セヒがお父さんとこの結婚に何の関係が?と言うと「セヒ。お父さんもとてもすまながってるの。歳をとったわ」と仲をなんとか取り持とうとするお母さん。
セヒはそれでも「これからは連絡なしで今日のように訪ねて来ないでください。一緒に暮らしている人に失礼なので」と冷たく言い、タクシー代を渡してスタスタ行ってしまった。妻を“一緒に暮らしている人”と表現するセヒを不思議がるお母さん。
ジホたちのランチはホランの独演会と化した。微に入り細をうがつ、ホランのプロポーズ再現劇場(笑)ウォンソクも磨くと宝石になるんだね、とスジ。ホランが一生懸命7年磨いた報いがあったのだ。セヒの会社に入ったから、あとは上手くいくことだけが残っていると有頂天なホラン。でもこういう時は有頂天でもいいよね!!
スジはジホに姑襲来の件を訊いた。「新婚の週末の朝に!?まさか、暗証番号ピピピでサプライ〜ズってそんなことないでしょ?」「・・・・・」←(笑)
「ジホ、シワールド(シ=婚家+world←嫁姑戦争??)が始まったの?」「家に一度いらしただけでしょ…」と力なく言うジホ(笑)
ホランは姑の立場なら自分の息子の買った家なんだから当然かもね、と言い、スジは成人になれば独立した家庭人で別人格。姑には権利がないとの見解。
ホランは「そうね」と言いながらも、他の国ならいざ知らず、ここは違うわよ〜。韓国のお母さんは息子が買った家に入るし、ジホの権利があるって思わないわよ、ジホが家賃を払ってるとかでもないのに・・・「ゴホッ」ジホ、咳込む(笑)
ジホはお姑さんをそんな怖い人ではないとかばう。「だから私もよくして差し上げたいし、よく見られたいし」と言うジホを見て、新人の嫁がかかる病気だと言うスジとホラン。その名はそう、 “優しい嫁病”
セヒは美容院に来ている。鏡で自分の顔をじっと見ながら、今朝のジホを思い出す。自分の顔を穴が開くほど見ていたあの顔。「このせいか・・・?」額の絆創膏を触りながら呟く(←違いますw)美容師さんにもどこか変かを尋ねる始末。いつものままです、と言われ、思い出したように割引クーポンを提示。使えると聞いた時の満足そうな笑みが貴重な笑い顔のシーン(笑)
ジホは帰り道、“優しい嫁病”と言われたことを思い出す。「優しくて愛想がよくて言うことをよく聞く嫁になりたくて無理をする病気」だとスジは言った。ホランは理解できると言うけれど・・・
インターネットの質問掲示板で上がっているお嫁さんの質問→「どうして私は婚家のことを拒絶できないのでしょうか?」
スマホを見ながら「えー、これはダメでしょ」とジホは呟く。「なんで拒絶できないの。私は・・・」と顔を上げると向こうからセヒが歩いてきた!しかもヘアスタイルが変わっている!! “あの人を拒絶できないだけ”
「髪の毛、変えたんですね」「ええ、あれこれちょっと気になって。変ですか?」「いいえ!好きです!」「?」「頭、頭が。髪型がいいって言ったんです」
マンションのエレベーターの中でセヒが今日のお母さんの急襲のことを謝った。そして暗証番号まで変えようとする。「私のためでしたら、私大丈夫です」←早速優しい嫁病にかかってるジホ。「私が大丈夫ではないです」と結局セヒは変えてしまった。番号設定しているセヒの横顔を見るジホ。ボンナムとの会話を思い出している。ボンナムがなぜジホと結婚したか、と訊いたセヒの答えは。
「何でだって?」「何でかって、家賃もらおうと思ってだって」「そうでしょ・・・」明らかにがっかりしたジホ。ボンナムは笑いながら付け加えた。「それと尊敬してるって、姉さんを」「何を?」「姉さんをディフェンダーとして尊敬してるって」
居間でサッカーの再放送を見ているジホ。「ディフェンダーとして尊敬してるって・・どういうこと?」セヒが自室から出てきてビールを飲むのをじっと見るジホ。セヒから目が離せないのが外から見てて丸出しで可愛い〜〜
週末なので、それぞれのものを一緒にスーパーに買い出しに行く2人。
スーパーの中で「あの、気になることがあるんですけど」」とセヒに言うジホ。ボンナムの言ったディフェンダーの意味を訊いたのだ。「言葉のままです」とセヒ。一緒に住む下宿人で初めて尊敬した、分別も猫の世話も滞らず、何よりもどんな状況でも適切な守備ができると。例1:ジホの実家挨拶でお父さんが手をつけられなくなった時にセヒの膝を蹴ってひざまづかせたこと、例2:セヒの実家挨拶で険悪な雰囲気の中「オッパを愛してます」の一言で収拾したこと。
「ああ、そういう意味でディフェンダーですか?」
セヒは結婚は二人の感情より、周りの利害関係が重要な制度であると言い、今朝の状況もジホがうまくさばいてくれたことに感謝をする。それを聞いてジホはがっかりしてるのよね〜←めちゃ分かりやすい(笑)
プチ同窓会の夜、ホランに聞いたセヒの会社でのあだ名「左ローン右ネコ」、それはセヒの脳の中身。ジホが笑うと「笑ってる場合?じゃあんたはお義兄さんのどこにいるの?」とホランが言う。ジホは答えられない。ホランは笑いながら「心?」と言ったけれど…
“違うということは分かってる。あの人の心には私がいないということを知っている。私は家賃収入を補償する安全な下宿人。自分の非婚を維持させてくれる優れたディフェンダー”
この男の心に何があるのだろう?帰り道、ジホはセヒに訊いてみた。「セヒさんは夢みたいなもの、ありますか?」←「大家さん」じゃなくて「セヒさん」と呼んだね!
きょとんとしたセヒに、人生の目標みたいなもの、とジホは言った。セヒはちょっと考えて自分の人生に何も起こらなければいいと答えた。このまま一日一日、出勤してローンを返し、帰ってきてビールを飲みサッカーを見て寝ること、毎日が同じなら良いと。
「そうやって暮らして自分の家で死ぬのが目標ですから・・・夢、でしょう」ジホは理解ができない。
“あの男の心に入って行く道というものが、あるにはあるのだろうか?”
翌日。ホランがウォンソクのネクタイを結んであげている。今日からウォンソクはキョルマルエに出勤するのだ!ネクタイまで・・と言うウォンソクに、初出勤で初対面が大事だからと早速内助の功!?
ウォンソクの仕事仲間にフェイスブックの友達を外されたとホランが言うとウォンソクは暗い顔。ホランがゲットアップのことが原因かと訊くとちゃんと整理したと言うウォンソク。いや〜これはしていない顔だ!
「ホラン、幸せ?」と訊くウォンソク。「うん、すっごく幸せ!」と明るく言うホラン。「それならいいんだ、お前が幸せなら」
社長室で難しい顔で考え込むマ代表。仕事の件かと思いきや・・・こないだの車の中の続きを思い出している。
「会社売らなくてもいいのか?俺たち恋愛するのか?」「うん、する。いくつか条件を守れば」←スジの悪い顔(笑)そしてその後、二人で会った時に持って来た恋愛契約書!
「これ、何だ?」一生懸命読んでいるマ代表だが・・・「正気か?」「何って・・契約書じゃない、私たちの恋愛に対する」
マ代表はこういうのは財閥三世や韓流スターがすることで(←しないと思いますけどw)、自分らのような職場に通うような普通の人はしないんだとスジに言うんだけど、スジは疲弊して時間に追われている職業人こそお互いの時間とエネルギーに対する相互合意が必要だ、と言う。マ代表は事業でもあるまいし、と食い下がるんだけど・・・
条件1:家の外だけで会うこと←これはマ代表も快諾、ビタミンDも作れるしとか言ってるし(笑)、条件2:私生活に対して絶対に聞かないこと←付き合うこと自体が私生活だろう、と言うマ代表。でもスジは干渉は暴力的だと思う、と。付き合いたくないならそう言え!と言うマ代表に、スジは身を乗り出して「違うの〜。私、マ代表が好きよ。恋愛したいの」と上目使いを炸裂。仕事の男とは付き合わない私が恋愛まで考えるのは大事件なの、と甘えられて嬉しくなっちゃうマ代表(笑)それでも情がないじゃないかと言うマ代表に、最後の条件3:1回会うなら2回する←19禁(笑)
「それと、100日ごとに更新して合意すること」「何で100日ごとに」「どうして?難しい?」←足をセクシーに組み替えて悩殺の表情で焼酎を飲み干すスジに、マ代表の出す答えは・・・
社長室で恋愛契約書を真剣な顔で読み直すマ代表。ため息をついて「悪い女だ、めちゃめちゃ小悪魔だ」
マ代表はもうここまででいいと呟きながら、スマホからスジの連絡先を消そうとするのだが・・・削除を押そうとすると甦ってくるスジの言葉や顔。頭を叩いて自分に喝を入れるがどうしても押せない削除ボタン。「削除だ、削除しないと」そこに聞こえてきたスジの声「1回会うなら2回する」(笑)
自分の頬を叩きながら「気は確かか!あっ痛い!」と一人で騒いでいる代表を遠巻きに見ている社員たち(笑)そこにウォンソクが出勤してきた。
「そんなことしたら」パチッ、「ダメだ!」パチッ、「お母さんの言うこと」パチッ、「聞かなきゃだろ」パチッ、「ああ(痛い)←なんて可愛いんでしょうか〜〜(笑)私だけ?
ウォンソクがセヒに訊く。「どうしてああしてるんです?」「分かりませんよ」そしてセヒは大真面目にウォンソクに訊き返した。「この会社にくること、本当に、大丈夫ですか?」(笑)
続きます〜
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〜ep.9-2のつづきから〜
ジホとホランとスジが友達になったきっかけの話。
高校2年の始まり。ホランがジホに話しかけてきた。「私、ヤン・ホラン。中2の時同じクラスだったでしょ」「うん、知ってる」
ホランはジホと同じクラスになりたかったと明るく言った。全校1位のジホの隣でソウル大に行くから手伝ってよね!とちゃっかりお願いを。「だけど、何でソウル弁使ってるの?」←ジホは地元の言葉。「ソウルから来たじゃない、知らなかった?」←ホランは標準語のイントネーション。
「知ってるけど・・・幼稚園の時に来たじゃない」
ホランはペンケースにも化粧品が入ってて、都会にあこがれるおしゃれ好きの女の子って感じ。ジホはいかにも優等生の普通の子。
始業ベルが鳴って先生が入ってきた。そしてその後ろには転校生が。それがウ・スジ。先生に挨拶しろと言われても頭をちょこっと下げただけ。無言だけどものすごい威圧感(笑)
ある日、テストの成績表が各自に配られた。ジホは全校2位に転落。それでは1位は...?「全校1位?」と後ろで声が。スジの周りに人だかり。皆が勉強を教えてくれと群がる中、スジは全無視してイヤホンで音楽を聴き始めた。その態度があまり気に食わないホラン。スジもホランをじっと見て、目と目で威嚇戦。
帰り道、スジの話をしながら歩くホランとジホ。ジホになぜスジが南海に来たかを教えるホラン。「あの子のお母さんが???(日本で言うと女郎屋?)をやってたんだけど、妻帯者と...」とジホに内緒話。
「あの子お父さんもいないみたい。いるんだろうけど誰かも分からないって話を聞いたし」と、どこのオバチャンネットワークかと言わんばかりの情報を持つホラン。「どこ行ってもしない方がいいよ、そんな話」ジホは厳しい顔で言った。「しないよ、私がどうして」←って今ジホにしたじゃん〜ホランよ!!
ジホはお使いの帰りに海辺に座っているスジを見つけた。スジは真っ暗な空を見ながら「星が多いね」と独り言を言っている。ジホは不思議そうに空を見るけれど・・・
学校でジホとホランが2人で歩いているとスジがすっと前に出てきてホランを睨みつけた。「あんた死にたいの?」ホランも威勢よく言い返す。スジは母親が???をしていると噂で話していたホランに怒っているのだ。「私も聞いただけだもん!」とホランが言い返すとスジはホランの髪の毛をひっつかんで引き回す。ジホが止めようとしても何にもならなかった。
結局、廊下で正座+腕を上げさせられている3人。先生が代わる代わるお説教に来るが、ホランだけが頭を小突かれる。全校1位と2位のスジとジホには甘いのだ。夕方に解放されて帰るときにホランの怒りが爆発!「何で私だけぶつのよ!勉強ができなきゃ人じゃないの?」と大声でわめいた。
次の日、ジホとホランの前にスジがやってきた。「うちに来たんだって?」とリンゴをホランの顔の前に差し出す。謝罪=リンゴは韓国語で同じ発音だからよく出てくるね〜。「幼稚に何なの?」と言いながらも「リンゴ(謝罪)、もらったから」とホランにノートを投げた。「赤い丸のところ、3回ずつ解きな。中間試験に出るから」と言いながらリンゴをガブリ。「私の前でソウル弁を使わないで。ムカつくから」と言ってクールに去って行くスジの背中をジホは笑いながら見ていた。
“こうやって私たちは、友達になった”
スジのおかげで数学のテストを70点取れたホラン。スジのところへ嬉しそうに見せにくる。ジホも一緒に喜んでいる。スジも「よくできたね」と声をかけた。
南海での楽しい高校生時代、3人で遊んだ思い出たち。青春というやつですね〜いいものだ〜
3人は海辺で夢の話をしている。スジは社長。自分のお金を思いっきり触りながら生きると言う。ホランはのし上がって成功した人と結婚して専業主婦。お金持ちの家にお嫁に行けばいいと言うジホに、受け継いだ財産は夫の実家が握るけど、自分で成功したら皆自分たちのものだと言うホラン。け、計算高いよ、まだ高校生なのに…。その頃から工学部の男と付き合うと言っていたホランは、その通りにウォンソクをゲット! 成功してるかはまだ未知数だけど…
そしてジホ。当然作家でしょ、というスジにジホは首を振った。「文を書くことが好きで作家になりたいのも合ってるけど・・・それは夢じゃなくて」
「私の夢は・・・愛」「愛!?」←すごい嫌ーな顔をして訊き返すスジ(笑)
「人生でただ1度だけの、愛。運命みたいなそんな愛に出会うことが私の夢なんだ」
そして30才のジホ。ホランとスジにメッセを送った。「私、好きな人ができた。旦那さん」
“事実、結婚というものが何か、私はまだよく分からない。だけど誰かを好きになるということは…”
翌朝、ごきげんで歯を磨くジホ。昨夜のセヒの言葉を思い出す。「人生で愛は一度なら十分でしょう」
“あの人の一言が心いっぱいにぐるぐる回り、あの人の後ろ頭までもがステキに見えること”
←その時セヒは、寝ぐせいっぱいの頭で猫のウンチをお片付け中(笑) ジホや〜すっかり恋に落ちたんだね!!
朝の挨拶を交わす2人。ジホは猫の具合をセヒに訊いた。「病院で言われたように一時的なものだったようです」その顔を穴が開くほど見つめるジホ。しかもうっとり(笑)
セヒは焦って「顔に何かついてますか?」と顔を触ると、ジホはセヒの顔をじっと見ながら心の中で呟いた。 “ええ、ハンサムが” ←目が完全にハート(笑)
「窓に何かついてるのかな?お掃除しなくちゃかな?」すーっと窓の方に行くジホを怪訝な顔で見るセヒ。自分の部屋に行く前に、消えてるテレビに自分の顔を写してチェックしているよ〜(笑)
“好きな人と毎日会えるなんて、結婚ていうものはすごく、いいな♪” ジホの熱視線を感じたのか、セヒがジホに振り返ったその時。
「ピピピ」玄関のドアが暗証番号で開いて、入ってきたのはセヒのお母さん!!「エヘ、来ちゃった」的な笑顔に一瞬で凍るセヒとジホ。
お母さんはおかずをたくさん作って持って来てくれたのだ。嬉々として色々と説明しているお母さんにセヒは「連絡もなく何のご用です」と冷たい。「息子の家に連絡なんて、何よ〜。週末だから当然家にいると思って来たのよ」と悪気のない笑顔でジホにおかずを冷蔵庫に入れようと言う。「下さい、僕がします」と言うセヒの手をはたいて「家のことは専門家がしないと、そうよね?ジホ」と明るく言うお母さん。 思いっきり姑やーーー。 しかも天然のパターン(笑)一生懸命笑顔で嫁の仕事を頑張るジホ。その姿を見てため息をつくセヒ。
セヒとジホがソファーに座っていると、リンゴとナイフを持って真ん中に座るお母さん(笑)←ま、元々いつも一人分開いてますけどね!
「うちのお嫁さんはリンゴ好き?」と訊くお母さん。ジホのことを?? ?????(ウリ ミョヌリアギ=嫁に赤ちゃんという愛称がくっついている)と言うところから見て、ジホのことを本当に可愛く思ってることは間違いないとは思うんだけど・・・
「はい、好きです。好き嫌いはありません」と答えたジホに「素敵ね」と褒めてくれるお母さん。(ここの???はなんと言えばしっくりくるんでしょう?めちゃくちゃ意訳してます)そのまま「ウフフ」とジホの顔をじっと見て笑い、チラッとテーブルの上のリンゴを見ると、ようやくジホも勘づいた!リンゴを剥けという合図だということを!
さっと手を出すジホに、さっきから2人の様子を窺っていたセヒが同時に手を出した。「下さ・・・」といつも通り敬語を使いそうになるが、お母さんの視線を感じて急に旦那モードに態度を変換。「こっちにくれよ。俺がやる」とリンゴとナイフをジホからもらうセヒ。
お母さんのジホへの質問が止まりません。「カフェで働いてるんだって?オッパ(セヒ)が一人で大変だと思って?まあ〜可愛い!どこからこんな優しい子を連れてきたのかしら」調子を合わせて苦笑いのジホ。
お母さんはセヒに明日チェサ(法事のような行事)があると言い、早く帰るなら…と言うが、セヒは「早く帰りません」と冷たい。さらに「いつチェサに行ったことがありますか」とバッサリと言うと、「忙しいのは分かってるわよ〜。時間があればかたがた来なさいと言うことじゃないの」とお母さんも食い下がる。話している途中に、セヒがリンゴを剥けないのを見たお母さんはジホに「こういうのはしていた人がするの、そうじゃない?」ジホが察して「剥きますね」と再度ナイフを持ったところでジホの電話にメッセが。
「ジホ!うちらもう着いたよ。いつ出るの?」今日はスジとホランとの約束があったのだ。
「友達と約束があるって言ってただろ?行けよ、早く。遅くなるぞ」とセヒの旦那モードの助け舟!たまにはタメ口のセヒも良いものですね〜
お母さんも一応、「あ、そうなの?早く行きなさい」と言ってくれたので、「それでは…」と気まずく席を外すジホだった。
待ち合わせのレストランに着いたジホ。「ごめんね、お義母さんが突然いらっしゃって・・・」ホランが手をヒラヒラさせて「ううん、大丈夫!」と言いながら、「あれ?急に頭痛が・・」と頭を 左手で押さえだす。ジホがその手を見て気づいたよ!ホランの薬指のリング!!「指輪・・?」スジもニヤリ(笑)「ウォンソクがくれたの?結婚??」
「ジホ〜、私、結婚するのおおお〜〜」「キャーーー」高校生に戻ったようなはしゃぎっぷり!
スジがシーッのポーズをするけど、ジホとホランはキャッキャッ喜び抱き合ってるよー。そんな二人をスジも温かく見守る図。
セヒはお母さんと外を歩いている。お母さんはセヒにお父さんがローンを返してくれるって、と言うのだがあっさりセヒは断る。「いつまでそうやってるの、お父さんと。結婚もしたのに、もう水に流す時がきたんじゃない?」お母さんはセヒとお父さんに仲良くしてほしいんだよね、前から。※????(覆って忘れる)を勝手に“水に流す”としています!
セヒがお父さんとこの結婚に何の関係が?と言うと「セヒ。お父さんもとてもすまながってるの。歳をとったわ」と仲をなんとか取り持とうとするお母さん。
セヒはそれでも「これからは連絡なしで今日のように訪ねて来ないでください。一緒に暮らしている人に失礼なので」と冷たく言い、タクシー代を渡してスタスタ行ってしまった。妻を“一緒に暮らしている人”と表現するセヒを不思議がるお母さん。
ジホたちのランチはホランの独演会と化した。微に入り細をうがつ、ホランのプロポーズ再現劇場(笑)ウォンソクも磨くと宝石になるんだね、とスジ。ホランが一生懸命7年磨いた報いがあったのだ。セヒの会社に入ったから、あとは上手くいくことだけが残っていると有頂天なホラン。でもこういう時は有頂天でもいいよね!!
スジはジホに姑襲来の件を訊いた。「新婚の週末の朝に!?まさか、暗証番号ピピピでサプライ〜ズってそんなことないでしょ?」「・・・・・」←(笑)
「ジホ、シワールド(シ=婚家+world←嫁姑戦争??)が始まったの?」「家に一度いらしただけでしょ…」と力なく言うジホ(笑)
ホランは姑の立場なら自分の息子の買った家なんだから当然かもね、と言い、スジは成人になれば独立した家庭人で別人格。姑には権利がないとの見解。
ホランは「そうね」と言いながらも、他の国ならいざ知らず、ここは違うわよ〜。韓国のお母さんは息子が買った家に入るし、ジホの権利があるって思わないわよ、ジホが家賃を払ってるとかでもないのに・・・「ゴホッ」ジホ、咳込む(笑)
ジホはお姑さんをそんな怖い人ではないとかばう。「だから私もよくして差し上げたいし、よく見られたいし」と言うジホを見て、新人の嫁がかかる病気だと言うスジとホラン。その名はそう、 “優しい嫁病”
セヒは美容院に来ている。鏡で自分の顔をじっと見ながら、今朝のジホを思い出す。自分の顔を穴が開くほど見ていたあの顔。「このせいか・・・?」額の絆創膏を触りながら呟く(←違いますw)美容師さんにもどこか変かを尋ねる始末。いつものままです、と言われ、思い出したように割引クーポンを提示。使えると聞いた時の満足そうな笑みが貴重な笑い顔のシーン(笑)
ジホは帰り道、“優しい嫁病”と言われたことを思い出す。「優しくて愛想がよくて言うことをよく聞く嫁になりたくて無理をする病気」だとスジは言った。ホランは理解できると言うけれど・・・
インターネットの質問掲示板で上がっているお嫁さんの質問→「どうして私は婚家のことを拒絶できないのでしょうか?」
スマホを見ながら「えー、これはダメでしょ」とジホは呟く。「なんで拒絶できないの。私は・・・」と顔を上げると向こうからセヒが歩いてきた!しかもヘアスタイルが変わっている!! “あの人を拒絶できないだけ”
「髪の毛、変えたんですね」「ええ、あれこれちょっと気になって。変ですか?」「いいえ!好きです!」「?」「頭、頭が。髪型がいいって言ったんです」
マンションのエレベーターの中でセヒが今日のお母さんの急襲のことを謝った。そして暗証番号まで変えようとする。「私のためでしたら、私大丈夫です」←早速優しい嫁病にかかってるジホ。「私が大丈夫ではないです」と結局セヒは変えてしまった。番号設定しているセヒの横顔を見るジホ。ボンナムとの会話を思い出している。ボンナムがなぜジホと結婚したか、と訊いたセヒの答えは。
「何でだって?」「何でかって、家賃もらおうと思ってだって」「そうでしょ・・・」明らかにがっかりしたジホ。ボンナムは笑いながら付け加えた。「それと尊敬してるって、姉さんを」「何を?」「姉さんをディフェンダーとして尊敬してるって」
居間でサッカーの再放送を見ているジホ。「ディフェンダーとして尊敬してるって・・どういうこと?」セヒが自室から出てきてビールを飲むのをじっと見るジホ。セヒから目が離せないのが外から見てて丸出しで可愛い〜〜
週末なので、それぞれのものを一緒にスーパーに買い出しに行く2人。
スーパーの中で「あの、気になることがあるんですけど」」とセヒに言うジホ。ボンナムの言ったディフェンダーの意味を訊いたのだ。「言葉のままです」とセヒ。一緒に住む下宿人で初めて尊敬した、分別も猫の世話も滞らず、何よりもどんな状況でも適切な守備ができると。例1:ジホの実家挨拶でお父さんが手をつけられなくなった時にセヒの膝を蹴ってひざまづかせたこと、例2:セヒの実家挨拶で険悪な雰囲気の中「オッパを愛してます」の一言で収拾したこと。
「ああ、そういう意味でディフェンダーですか?」
セヒは結婚は二人の感情より、周りの利害関係が重要な制度であると言い、今朝の状況もジホがうまくさばいてくれたことに感謝をする。それを聞いてジホはがっかりしてるのよね〜←めちゃ分かりやすい(笑)
プチ同窓会の夜、ホランに聞いたセヒの会社でのあだ名「左ローン右ネコ」、それはセヒの脳の中身。ジホが笑うと「笑ってる場合?じゃあんたはお義兄さんのどこにいるの?」とホランが言う。ジホは答えられない。ホランは笑いながら「心?」と言ったけれど…
“違うということは分かってる。あの人の心には私がいないということを知っている。私は家賃収入を補償する安全な下宿人。自分の非婚を維持させてくれる優れたディフェンダー”
この男の心に何があるのだろう?帰り道、ジホはセヒに訊いてみた。「セヒさんは夢みたいなもの、ありますか?」←「大家さん」じゃなくて「セヒさん」と呼んだね!
きょとんとしたセヒに、人生の目標みたいなもの、とジホは言った。セヒはちょっと考えて自分の人生に何も起こらなければいいと答えた。このまま一日一日、出勤してローンを返し、帰ってきてビールを飲みサッカーを見て寝ること、毎日が同じなら良いと。
「そうやって暮らして自分の家で死ぬのが目標ですから・・・夢、でしょう」ジホは理解ができない。
“あの男の心に入って行く道というものが、あるにはあるのだろうか?”
翌日。ホランがウォンソクのネクタイを結んであげている。今日からウォンソクはキョルマルエに出勤するのだ!ネクタイまで・・と言うウォンソクに、初出勤で初対面が大事だからと早速内助の功!?
ウォンソクの仕事仲間にフェイスブックの友達を外されたとホランが言うとウォンソクは暗い顔。ホランがゲットアップのことが原因かと訊くとちゃんと整理したと言うウォンソク。いや〜これはしていない顔だ!
「ホラン、幸せ?」と訊くウォンソク。「うん、すっごく幸せ!」と明るく言うホラン。「それならいいんだ、お前が幸せなら」
社長室で難しい顔で考え込むマ代表。仕事の件かと思いきや・・・こないだの車の中の続きを思い出している。
「会社売らなくてもいいのか?俺たち恋愛するのか?」「うん、する。いくつか条件を守れば」←スジの悪い顔(笑)そしてその後、二人で会った時に持って来た恋愛契約書!
「これ、何だ?」一生懸命読んでいるマ代表だが・・・「正気か?」「何って・・契約書じゃない、私たちの恋愛に対する」
マ代表はこういうのは財閥三世や韓流スターがすることで(←しないと思いますけどw)、自分らのような職場に通うような普通の人はしないんだとスジに言うんだけど、スジは疲弊して時間に追われている職業人こそお互いの時間とエネルギーに対する相互合意が必要だ、と言う。マ代表は事業でもあるまいし、と食い下がるんだけど・・・
条件1:家の外だけで会うこと←これはマ代表も快諾、ビタミンDも作れるしとか言ってるし(笑)、条件2:私生活に対して絶対に聞かないこと←付き合うこと自体が私生活だろう、と言うマ代表。でもスジは干渉は暴力的だと思う、と。付き合いたくないならそう言え!と言うマ代表に、スジは身を乗り出して「違うの〜。私、マ代表が好きよ。恋愛したいの」と上目使いを炸裂。仕事の男とは付き合わない私が恋愛まで考えるのは大事件なの、と甘えられて嬉しくなっちゃうマ代表(笑)それでも情がないじゃないかと言うマ代表に、最後の条件3:1回会うなら2回する←19禁(笑)
「それと、100日ごとに更新して合意すること」「何で100日ごとに」「どうして?難しい?」←足をセクシーに組み替えて悩殺の表情で焼酎を飲み干すスジに、マ代表の出す答えは・・・
社長室で恋愛契約書を真剣な顔で読み直すマ代表。ため息をついて「悪い女だ、めちゃめちゃ小悪魔だ」
マ代表はもうここまででいいと呟きながら、スマホからスジの連絡先を消そうとするのだが・・・削除を押そうとすると甦ってくるスジの言葉や顔。頭を叩いて自分に喝を入れるがどうしても押せない削除ボタン。「削除だ、削除しないと」そこに聞こえてきたスジの声「1回会うなら2回する」(笑)
自分の頬を叩きながら「気は確かか!あっ痛い!」と一人で騒いでいる代表を遠巻きに見ている社員たち(笑)そこにウォンソクが出勤してきた。
「そんなことしたら」パチッ、「ダメだ!」パチッ、「お母さんの言うこと」パチッ、「聞かなきゃだろ」パチッ、「ああ(痛い)←なんて可愛いんでしょうか〜〜(笑)私だけ?
ウォンソクがセヒに訊く。「どうしてああしてるんです?」「分かりませんよ」そしてセヒは大真面目にウォンソクに訊き返した。「この会社にくること、本当に、大丈夫ですか?」(笑)
続きます〜
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2017年11月09日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.9-2
〜ep.9-1のつづきから〜
早番であがってネイルサロンにいるホランにスジからメッセが入った。「『カンベ集会』に行く?」今夜は高校時代の友達とのプチ同窓会があるのだ。もちろん行くとホランは返事。
スジが車でジホを迎えに来た。ホランも乗っている。集まりに向かう途中、今朝の顛末をジホに聞くホランとスジ。「家まで売るほどではなくって、幸いきちんと話してまとまったわ」高いバイクではあったけど、バックミラーの破損だけでそれも分割払いになったと。「私も一生懸命働かなくちゃ、ボンナムの店だし」←クビにならずによかったね!オーナーがあれだけ怒ってたから〜〜
ホラン「まさかボンナムがオーナーの息子とはね」「でも今回のことで私たち、あんたの旦那を見直したわ」とスジ。「私たちに言わないけど、もっと近づいて愛情が増したんじゃないの?」とちょっとからかうような口調。「それが愛の力よ。あんた(スジ)みたいな子には分からないけど」とホランがあてこする。「調子に乗らないでよ、『カンベ集会』に行くってだけで具合悪いのに」「『カンベ集会』?」「私もさっきから気になってたけど」「行けば分かるわ」
会場のレストランではホランが友達に話しかけるが軽く無視。話題は最近結婚したジホに集中。「私たちに言ってくれなくて寂しかったわ」「新居はどこ?マンション?チョンセ(保証金賃貸)?まさか、持ち家!?」「旦那さん甲斐性あるのね」「最近はローンじゃなきゃどうやって始まるの、当然よ」「今がいい時ね。新婚時代が一番良かったわ。結婚していいでしょ?」ピーチクパーチク(死語w)
「うん、いい」←セヒを思い出しながら、顔が崩れるジホ。ホランが羨ましそうに見ている。スジもニヤリ(笑)
既婚の友達が、「うちも新婚の時は旦那が帰ってくるなりうわーって…(ジホのところも)帰ってくるなり来るでしょ?」「う、うん。あの人もすごく(私を)探すの」だけど、ジホが思い出しながら友達に言っていることは、すべてセヒが猫にしていること(笑)
“猫〜、猫〜”「玄関から私の名前を呼んで、私が出て行くと・・・」(ジホの方に歩いてきて)「いきなり私をさっと抱いて」(ジホの足元にいる猫を抱いて)「すぐに部屋に入るの」(猫と一緒に自室に入るセヒ)ジホのノロケ(?)に盛り上がる全員。まさに女子会って感じ!
「でも、赤ちゃんは早く生まないほうがいいわ。その瞬間、新婚の終わりよ」とのアドバイス。この女子会はスジとホラン以外は皆既婚者のようだ。「それは20代の話よ、歳を考えなきゃ」「確かに、一日も早いほうがいいとは思うけど、向こうの実家に行って来るとそんな考えは一つもなくなるね」
「オヤジ上司よりは飯炊きのほうがマシよ」と職業婦人のスジが言い、みんなで乾杯!
ぐいぐい飲むスジの酒量をからかう友達の話を受けて、別の子が妊娠中にビールのCMを見て気を紛らわせてたと言う。「CMに出てたソン・ジュンギを見たかったんでしょ?」とスジが返すとホランもパク・ボゴムの話題を持ち出すが…結局話題は結婚にまつわることばかりでホランの出る幕が全く無い。
喫煙所を店員に尋ねたスジに、後で結婚する可能性があるならタバコは辞めたほうがいいと友達の忠告。もし子供を生むときに酒やニコチンは体に良くないからと言うと既婚者組は一様に頷く。
スジはホランに「ほらね、『ああしろ、こうしろ=??? ???( カン ナダ ペ ナダ)』、だから『 カンベ 集会』」とこっそり囁くとホランとジホはクスッと笑った。
会がお開きになってコンビニの外テーブルで2次会のジホ・ホラン・スジ。ホランはカップラーメンをすすっている。さっきの会では胸焼けしてほとんど食べられなかったのだ。「諍いをしたのは私なのになんであんたが胸焼けするの?」とスジが聞くと、「羨ましくて」とホラン。結婚生活の話、子供の話、ホランは何一つ話に入れなかった。「羨ましくて胸が焼けて何にも食べられなかった」とラーメンをがっつくホランを見て、気持ちが分かるジホとスジは見つめるしかなかった。
スジが代車で帰って行った後、ジホとホランは腹ごなしに歩くことにした。ホランが今日のメンバーの中の二人は結婚してから親友になったと言う。前はそんなに仲良くもなかったのに、とジホが言うと、「ジホも。前はあの子達ちょっと苦手だったのに、結婚したら楽に話してたじゃない。共通分母が生まれたんだよ」とホランが言った。
あの子達は間違ったことは言ってない、子供産むのも結局は女なんだから1才でも若くて健康なうちに産むのがいいし、そうなると1才でも若いときに結婚するのも合ってるし、と言うホランにジホは「ホラン。なんで結婚したいの?」と訊いた。
洋品店のショーウィンドーの前で赤いコートと黒いコートを見ながらホランは話し始める。
昔は黒い服を着ずに明るい色の服ばかり着たホラン。ジホとスジは何色を着てくるかを賭けるほどだった。でも今は...知らないうちに浮かない色の服を選ぶようになった。いつでもどこでも合うもの、どこに行っても目立たないから。でもそれが良くなった。
ホランは自分のお母さんの友達だった人のことを話し始めた。自己管理をしてすらりとしていて皺もなく、会社でも出世して稼いで。でもその人はお母さんたちの集まりに呼ばれなくなった。それは赤いコートを着ていたから。仕事に忙しくて結婚をしなかったその人。
「ジホ、私、他の人と同じように平凡に生きたいの。旦那さんもいて、子供もいる、そういうおばさん。友達と集まって旦那の実家の話をしたり子供の話をしたり、そんな黒いコートだけ着たいの。今は」
誰の中にいても浮かずに他の人と同じことをしながら一緒に話して一緒に笑う。それがホランの夢。「結婚は私にとって『他の人のように良いんだ、女性として価値があるんだ』と言ってくれる黒いコートなの」ホランにはなかなか手に届かない結婚。コートを見つめて渇望するホランの横顔をジホはじっと見つめた。
“私たちはいつから他の人と違う色が恥ずかしくなってきたのだろうか。だけど何よりほろ苦いのは、私もやっぱり結婚という黒いコートを着た気分が悪くなかったということ。いやもっと正直に言えば、良かった。何かに所属する人になったということが”
ジホは帰りのバスでそんなことを考え、降車のブザーを押した。近づくバス停を見るとセヒが立っている。ジホを待っていてくれたのだ。「ここでどうなさったんですか?」「バスに乗ったと仰ったじゃないですか、さっきメールで」ジホは予想外のことに驚いた顔。「遅い時間なので。昨日ボンナムのこともあったので、実はちょっと心配になりました。一緒に住む人として」「一緒に住む人として・・ですか?」「はい」←ちょっとセヒの顔がいつもより優しい感じ!
「うーん、大家さんとしての好意みたいなものですか?それとも下宿人への配慮?」「うん、球団オーナーとしての選手を管理する次元みたいなものですかね」←またサッカーに例えるセヒ。ジホは吹き出しながら「行きましょうか」と2人で家へと向かった。
話しながら歩く2人。「同窓会をしたんですか?」「ええ、実はちょっと変な感じでした、今日。別に親しくもない友達なのに、私が結婚したと言ったら何だか親しくなった気分になったんです。何かのグループに属してる気分みたいな。久しぶりに感じたんです。気分・・・良かったです、事実」←ちょっとセヒの反応をうかがうように話すジホ。
セヒはジホの今の話に解説を始めた。マズローの欲求段階説を持ち出してくるセヒ。今のジホの状態は一番動物的な人間の欲求だと言い始めた。この結婚でまず衣食住の欲求が解決し、次に大家としてのセヒに安心感の欲求が解決し、3段階目の所属欲、どこかへ所属したい欲が生まれることになったと。だからそんな気分も動物的な気分に過ぎない、とすらすら言うセヒを生温かい目で見るジホ。
「全部しがない人間の下等欲求というだけのことでしょう」←全てを頭で解決しないと気が済まないセヒの性格がよく出てます!
“たまーに感じるのだけど、本当に憎らしいときがある”ジホがじーっとセヒの顔を見てると、「どうして私をそんな表情で・・?」とセヒ。←ジホの内面を何も気づかない、時として鈍感な面があるところが逆に人間くさいかな?
ジホは視線を空へ向け、「お星様が本当に・・・ないですね」と言って歩き出す。←これはジホの心の中にある星。今はジホには空に星は見えてないんだよね。
ホランは重い気持ちで家に戻った。中に入ると食事の残りや布団がぐちゃぐちゃな室内でウォンソクが寝ている。
翌朝、ホランはウォンソクの掃除機の音に起こされた。布団を干すから起きろというウォンソクに頭を掻いて文句を言いながら起き上がったホラン。ウォンソクがフケが出るぞ、昔はこんなじゃなかったと言った言葉に反応したホランは本格的に腹が立ってきた。「構わないで。今日は何にもしないし洗わないから」と言って再びベッドに入る。
ウォンソクはホランを起こそうとして手を取り、「なんだこれ。爪に垢が溜まってるぞ」と言い出した。「汚ねえな、爪に垢があるぞ」と繰り返すウォンソク。ホランは「なんなのよ!」と起き上がった。「よく見なさいよ!何の垢が・・・」とウォンソクの目の前に突き出した手に指輪がはまっていることを発見したホラン。「これ・・・何?」と言ったホランに「ホラン。俺が一番好きな数学者がいるじゃない」 ←こいつもか!!(笑)
ゲーデルという数学者の証明した不完全性定理がコンピューター開発の土台になっているんだけど・・・と、何だか難しい話から始まり「ずっと証明してみせたかった。分かったのが何かと言うと、どうせ俺たちの愛は完全な証明は不可能だということ。それが完全な真理だから。俺が何を言いたいか分かる?」←分かりません!!数学のセンスが無いもので、意味が分かんなくて訳してても何言ってるかが分からないです(-_-;)
「何言ってるか分かってると思ってる?」←ホランも分かってなくて良かった〜(笑)
ウォンソクはホランの手を取って、「これから、また一人で不安にさせないようにするから。だから、ホラン。俺と・・・結婚してくれますか?」とやっと言ったよーー。ホランは両目から涙がドバーやっとずっと待ってた言葉をもらったんだもんね!
お互いがお互いを抱きしめて、泣いてるホランの頭をウォンソクが撫でて・・・「私、本当にあなたと結婚するの?」とホランが訊くと「うん、本当に結婚するんだ」とウォンソクが答える。良かったね!ホラン!!
マ代表はバスで通勤中。吊革につかまり、イヤホンで音楽を聴きながら鼻歌を歌っている。そこに乗り込んできた、長い黒髪の女性。マ代表の隣の手すりにつかまった。その顔を覗き込むマ代表。もちろんスジではない別の女性だった。マ代表はまた元通り向き直り鼻歌を歌っている。するとマ代表の前に座っていたおじさんのスマホにどこからか滴が垂れた。
朝ミーティングが終わり、皆に嬉しい知らせがあるというマ代表。「私がとても有能な開発者を1名、スカウトしました!」
それがウォンソクだと名前を言ったとたん、テンション駄々下がりの社員たち。こないだのゲットアップの件があったからね。変な雰囲気を感じたマ代表。セヒが口パクで「外に出ろ」と言っている。
セヒとマ代表が話し合っている。ゲットアップがダメになったことでウォンソクが来るのを社員を代表して反対しているセヒ。マ代表はウォンソクが天才だと譲らない。18才の時に第2のキムテヒを探せ的なサイトを作ったところ、サーバーがダウンしたほどの人気を博したそのサイトの開発者がウォンソクだったというのだ。セヒもそれには心当たりがあった。ウォンソクは飛び級?で2才若くても、同期のトップ中のトップだったと。←だからジホたちより2才若いのね!!
マ代表はセヒの心配も分かっていて、確かにウォンソクに商才はないと認めている。だけど開発者としての腕は買っているのね、一生懸命にセヒを説得する。そんなマ代表の顔を覗き込むように不審な目で見るセヒ。
何かを言いたそうなセヒの顔を見て、この世で一番腹が立つことの中の一つが言いたそうにしてるのに言わないことだというマ代表。「知ってるよ。外に出て話そう」「何故だ?外は寒い」
ため息をついてセヒは言った。「わかったよ、じゃあ。マ代表、お前...ひょっとして泣いたか?」社員たちの目が一斉に集中。(丸聞こえの場所で話していたからw)
「何で俺が泣くんだ?」とちょっと焦って言うマ代表。セヒが昔から泣くと目の周りが赤くなると指摘すると、「俺の全部を知ってるのか」と逆ギレ?(笑)さっきのバスで泣いたんだね〜。
18年の付き合いでも全部を知ってるとは言えないとセヒも応じた。2人は20歳のときからの友達だったのね。アレルギーだと誤魔化したマ代表に折れてあげたセヒ。話を切り上げて立ち上がったマ代表に向かって「それでさ」「うん?」振り返ったマ代表に一言。「どうして、泣いた?」やはり疑問を解かずにはいられないセヒの性格(笑)
YOLOカフェの前で修理したバックミラーをボンナムと見ているスジ。そこにキョルマルエ一同がデザートしにやってきた。いつも仲良い会社だね!ボンナムに肩を組みながら楽しげに笑っているスジの後姿を目撃したマ代表。スジの横顔を見た瞬間、今までのことが走馬灯のように甦ってきた。最後に会った、辛いあの時も。立ち尽くして涙が出るマ代表。を見てセヒが声をかけた。「マ代表」その声にスジが振り返るとマ代表は急に別の方向に行ってしまった。
横道に入って泣いているマ代表。泣き方が女の子みたいでカワイイ(笑)メガネを外して、両手で顔を隠しながらすすり泣いている。そこにスジがやって来た!「あの・・・」と声を掛けるとスッと泣き止み、スジをよけて歩いていこうとするマ代表。スジが顔を覗き込むとまた涙が溢れてくる。「泣いてるんですか!?」何も言わないマ代表に「どこか具合が悪いんですか?」と困惑して声を掛けるスジ。その様子を目撃したセヒ。代表が黙ってどこかに行ってしまったから皆で探していたようだ。「代表〜」という皆の探す声を聞いてスジはマ代表の腕をとって車へ移動させた。セヒは「こっちにはいないですね」とわざと言って隠してあげる。←変なところには気が利くセヒ(笑)
車の中で涙が止まらないマ代表。スジがティッシュを差し出して、「代表が泣いて社員にばれたら」と心配してあげている。「どこか悪い?病院に連れて行ってあげましょうか?」と言うスジにやっとマ代表が口を開いた。
「考えてみたんだけど、会社はダメみたいだ。俺、本当に悩んだんだけど、会社は売れない」今度はスジが黙った。「だけど会社を売らなかったらお前ともう会えないじゃないか。それで俺の心が・・・すごく痛い」スジが最後に言った言葉をマ代表は本気にとって、それで一生懸命考えたんだね!「それじゃ、私が会社を売れって言ったから?本当に?」
「俺には愛も重要なんだけど、愛と同じくらい会社も重要なんだ。あー、ホントに恥ずかしいけど」と涙が止まらないマ代表なのよね〜。「それで、お前に会えないと思ったから」と一生懸命泣き止もうとするマ代表がカワイイです。さっきからスジの方を全然見ようともしないし。見ると涙が出ちゃうんだもんね!
「ねえ・・キスしてもいい?」と単刀直入のスジ。やっとスジの方を向いた!「何て言った?」「キスしてもいいかって」
「やめてくれよ、俺会社はあきらめられないんだって」「だから?するな?」「そういう話じゃないだろ」←鼻水も出る代表(笑)「する?それじゃ?」スジが可愛く訊くと、マ代表は「うん」とこれまた可愛い返事。しなくていい葛藤をしている感じ(笑)
返事を聞いて、スジがマ代表に襲いかかった!いつかの言葉みたいに。目を閉じたマ代表の瞳からまた涙がポロリ。本当に純情なマ代表です!こりゃスジに振り回されるな〜〜
セヒがまたそこに通りかかった。マ代表の涙の訳も分かったね〜。ボミが後ろから来てマ代表にかけようとした電話を取り上げ、「カフェに行きましょう。ケーキをおごります」←マ代表のために絶対買わないケーキを奮発!セヒも優しい〜。ボミはすんごい不審な顔をしてるけど(笑)
YOLOカフェに入ってきたボミとセヒ。他の社員はもう来ていた。「いらっしゃいませ」とジホが言うとボミがスッと抜けていき、セヒとジホは見つめ合ってお辞儀をする。それをニッコリと見ているボンナム。 ←この子はいい子だったーー!ストーカーじゃなくてよかった!!
ウォンソクはホランとデートをするために屋上に出てホラン待ち。そこにメッセが入ってきた。自分の会社の仲間からだった。「シム代表、キョルマルエに行くって。そうしようとして俺たちのアプリをダメにしたのか?」「お前の言葉を信じて2年も無駄にした俺が情けない」あんまりきちんと整理しないで移籍を決めたようだね、ウォンソクは。
「じゃじゃーん。準備終了!」と言っておめかしして出てきたホランを見て笑いながら「綺麗だよ」と言うけどちょっと表情が硬い感じ。
ジホはボンナムからもらった本の裏表紙に書いてある一節をコップを拭きながらじっと読んでいる。『誰かを愛する限り、私たちは努力をしなくてはならない』
隣でボンナムが「その本、面白いみたいだね。ずっと読んでるの見ると」と言う。「うん、面白い」とおずおずジホが言う。「まだ怒ってるでしょう?本当にごめんね」「偽の旦那さんが素敵だから許したんだよ、姉さんいい大家さんに出会ったよ」「なんて言ったの?」「訊いたんだ、バックミラーのお金を返してもらった時。姉さんとどうして結婚したのかって」「それで?何だって?」
その日の帰り。ジホはバスを待っている。やって来たバスにはセヒが乗っていた。窓越しに顔を見合わせる2人。駆け上がってバスに乗り込み、もう普通にセヒの横に行くジホ。バスを降りて一緒に歩くのももう当たり前になってきた。「あ、今日マ代表は何で来なかったんです?」「マ代表は・・・他の重要なことがあったからですよ」「ウォンソクが、会社に入るんですって?」ジホはなんだかいつもより機嫌が良くてはしゃいだ感じ。歩き方もウキウキして気持ちが全部表れているのね。
「うわぁ・・お星様が本当に多いですね」と空を見上げて話しかけるけど、セヒが空を見ても星なんて全然見えない。つまり、ジホの心に星があるということ。「北斗七星かな?」なんて言ってスキップするジホを見て不思議な顔のセヒ。マズローの理論じゃ解けないジホの心!?
セヒは居間でウェディングアルバムを見ている。バスルームから聞こえてくるのはジホの鼻歌。出てきたジホはセヒの見ているものを見つけた。「それ、何ですか?」「私たちの結婚写真です」駆け寄って一緒に見るジホ。「よく撮れてますね、思ってもみなかったけど」「会社の方たちが作ってくれました、結婚祝いだと」
友達との写真を見ながら「ちょっと寂しいですね」と笑うジホ。「もっと呼びたかったですか?」と訊くセヒに、「この二人以外に友達がいないんです」と答えたジホ。「二人なら多いでしょう」とセヒ。多くはないと言うジホに人生に一人でも十分だと言うセヒ。「私はそう思います」と真面目な顔。
「愛はどうですか?」と訊いたジホ。「私は愛も一度で十分だと思うんですけど、人生で」とまっすぐセヒの方を向いて尋ねた。「ええ、私もそう思います。人生で愛は一度あれば十分でしょう」セヒもジホの顔を見て答える。が、何かを含んだ顔つき。(無表情ですが、プロの私には分かりますw)
“スジは男は不動産業者のようにたくさん付き合うのがいいと言った。ホランは結婚したその男が愛で運命だと言った。だけど私は、幼い頃から愛は人生でたった1回だったらいいなと思っていた”
自室でスジとホランにメッセを打っているジホ。
セヒは自室でパソコンをしている途中にマウスが動かなくなり、予備のマウスをクローゼットの中のボックスから出そうとした。箱の中を見ていると、一冊の詩集が入っていてそこには記入済みの婚姻届が挟まっていた。日付は2005年12月24日。新郎欄はもちろんセヒ。新婦の欄は・・・「ジョンミン」の名前が。 ←たった1回の愛の相手か!? じっと紙を見つめるセヒ。
ジホは「私、好きな人が出来た」と打ち込むと「何言ってんの?」「え、誰?」との親友たちの反応。にっこりしながら文字を打つ。
「旦那さん」
ベッドの上でウェディングアルバムを見ながらセヒの顔をそっと撫でるジホ。
“人生でたった1回の愛が、始まった“
ジホが自分の気持ちが分かったときに幸せそうなのがいいです!本当に素直で自分の気持ちを隠さないで言うし、気分がいい時も悪い時も全部外に出ちゃうのも可愛いし、しかしジホの思いは前途多難なのか!? セヒの婚姻届が気になります〜
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2017年11月08日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.9-1
話がだんだんと佳境に入ってきたような。しかしジホとセヒが真面目になればなるほど見てるこっちは面白味が増すという、、、不思議なドラマです〜(笑)
〜ep.8-2のつづきから〜
ジホの許に来て 「早くおいで。僕たちの家に行こう」と優しく言ったセヒ。ジホが手を伸ばすとその手をギュッと握って家に向かう2人。
ジホがセヒの顔を窺ってもセヒは手を握ったまま振り返らずに真っ直ぐ歩いて行く。途中でセヒが脱ぎ捨てたコートとバッグを拾いながら2人は無言のまま歩く。ジホはその横顔をじっと見ながら・・・
バスの中でジホはリュックから電話を出そうと探すと、セヒがスッと差し出した。「停留所に落としてましたよ」ジホが受け取って待ち受けを見るとセヒから6回の着信履歴。「電話、たくさんしたんですね」「ええ、たくさんしました」前を向いたまま答えるセヒ。ジホは目を下に落とす・・・セヒがジホの手を握ったまま。
バスを降りて家への道も二人は手をつないだまま。と言うか、ジホがセヒに引っ張られたまま。エレベーターの中でも何回もセヒの横顔を見上げるジホだがセヒは手をつないだまま前を向いている。
やっと家に戻った二人。汗をかいたから先にシャワーを使っていいか聞くセヒ。ジホが承諾したのでシャワーに向かうと必然的にジホも着いて行く。少し驚いて「なぜ着いてくるのですか?」とセヒが訊くと、「私が着いて行くのではなく・・・」と手を見るジホ。手をつなぐって言うより、さっきからすごい力でギュッと握ってるんだよね、セヒが。「あっ」と急いで離すセヒ。「気づきませんでした」とジホに言うと、ジホは「そうだったみたいですね」と言い部屋に入った。セヒは気が動転して無我夢中だったってことだね〜
居間でサッカーを点けながらスマホでボンナムの画面を見ているジホ。セヒがビールを持って来て、ボンナムが監禁事件の容疑者だとジホに教えた。驚きながらも、ちょっと言ってくれていたら知らないふりの演技をしながら探ることもできたし、というジホにセヒが驚き、「ジホさんが知らないふりをして演技をする、と?」ジホは「なぜですか?私ができないとでも思ってます?」とちょっと不本意。セヒはジホの顔をじっと見る・・・
この前の朝ごはんの時の「気安く“ウリ”と言わないでください」ボンナムに送られてきた日、セヒがバスに乗って帰って来たかを尋ねた時の「私が答えなくてはいけませんか?」
気持ちが顔に丸出しだったジホ。嘘がつけない性格で演技できるはずないよね!セヒはそれが分かってたということ。ジホも気づいたよう。
セヒはボンナムが契約(結婚)を知っていたということが気にかかる。2人しか知らないことのはずなのに。ジホは確かに“偽の旦那”と言う言葉を聞いた、いくらストーカーだと言ってもどうして知られたのか・・・「あ、携帯からかな?」
セヒから電話がかかって来たとき、ボンナムに見られた『大家』の表示。「(ボンナムが)旦那じゃなくて本当に大家さんじゃないの?って」
「ええ、私が『大家』と保存になってましたよね。それが普通ではないから。にしても、どうして私を『大家』と保存していらしたのか」「では、何と保存するんですか?他に無いじゃないですか」とジホ。「それは・・名前もありますし、『セヒ』でも『セヒさん』でも」
ジホは一息ついて「それでは、“セヒさん”は私を何と保存してるんです?」セヒは「私は当然、ジホさんを・・・(電話を確認して)『入居者』と・・・ 保存しましたね 」←気まずい(笑)
とにかく、明日くらいには解決になるだろうと言うセヒにジホは「じゃあ、ボンナムはどうなるんでしょう?」「臭い飯(??=豆ご飯)食べなくては(刑務所暮らしの比喩)」「そうですか・・・」
その時!サッカー中継ではサンチェスからジルーへのパスが入りゴールが決まった!二人は同時に歓声を上げる。「きれいに決まった」「やっぱりサンチェス」急に笑顔になって缶ビールで乾杯した二人。
「ありがとうございます」ジホはテレビを見ながら言った。「走って来てくれて、ここに一緒に戻って来てくれて。それと、また・・・『僕たちの家』だと言ってくださって」
セヒもテレビを見ながら答える。「すごく、寂しかったですか?僕が引いた線。他人の前で夫婦関係を演出しないようにしようと言ったこと、それと、もう“ウリ”と言うなと言ったこと。とても寂しかったんですか?」「はい」ジホは俯いて呟くように答えた。←ジホは嘘がつけないに加えて、いつも自分の気持ちを隠さず素直に言う子なのよね!
セヒはジホに線を引いた理由を「ジホに迷惑をかけたくなかった」と説明した。この結婚は、ジホは住む場所を、セヒは家賃利益をお互いに取引して合意した終わりの存在している結婚だから、その後のことを考えるとジホの方が受けるダメージが大きくなりそうだと。「どうしたって女性ですし、私よりも年も若いし、(離婚で)社会的評価がもっと厳しくなりうるので」自分と関連する関係はできるだけ最小化して、何かを共有することもできるだけ避けるのが正しいと考えた、と。
「そんな風に考えていらっしゃったんですか?結婚終了後のことについて、私のダメージについて」「ずっと考えていたこと、というよりは、そんな風に思ったんです、結婚式の後に」
セヒは結婚式の日にジホのお母さんとした、ジホに迷惑をかけないと言った約束を守りたかったと言った。「これからも守りたいです」ジホが陰から聞いていた、セヒとお母さんの会話。あのことをセヒは言っていた。
ジホは自室のベッドの中で考えていた。そして、それを言うためにセヒに電話をかけた。「私です」
「私が卒業して補助作家に就職した時、1ヶ月に8万円もらいました」
するとお父さんがすぐにやめて南海に戻って、大家さんのところの菜園でホウレンソウを刈り取れと言った。1週間すればそれよりももらえるからと。それくらい他人には理解できない仕事をなぜ始めたのか、何の考えもなかった。いい作家になろうとか有名になりたいとか、成功したいとか。どうしてかシナリオというものに出会ってものすごく面白かった。毎日文を書くのがただ楽しくて、何かを成そうとか何かになろうとかは考えなかった。
「なので私、2年後のことは考えてません。そこまで考えたら多分できないと思います、この結婚」セヒは黙って聞いている。
「私には今すぐにこの部屋が必要だったし、この家の安心さが良かったし、猫と別れるのも嫌だったし、それから・・・大家さんが信じられる人だから、それでしたんです」
「今現在、この家に所属になったという事実が嬉しくて。だから結婚が終わった後のことなんかは私には重要ではないんです。考えてもいません。」
「だから、もうわざと線を引くこと、しないでください。部屋の鍵もかけないでください」
「はい」一言だけセヒは答えた。おやすみなさいとジホが電話を切ろうとすると今度はセヒがジホに「私も言うことがあります」と言った。
「『大家さん』と言わないでください。独りだと誤解されるから。他の人の前では『旦那さん』と言ってください。危ないことがまた起こるかもしれないから、独りだと誤解されないよう。2年間は私とともにこの家の所属ですから」←”私とともに“っていう言い方が良いです!自分の家なのに自分が上の立場ではなく、ジホと一緒に家に所属してるという言い方が優しいです。
「あ、それで私があそこにいたことをどうして分かったんですか?電話も通じなかったのに」
タクシーでバス停まで乗り付けたセヒ。ジホに電話をかけると落ちているジホの電話を見つけた。ジホの電話の中の写真を見ると一番最近に高台で撮ったソウルの夜景が。自分の携帯でボンナムのインスタを見るセヒ。インスタにも同じ場所の写真があった。セヒはタクシーを捕まえて高台に向かう。猫以外にはタクシーを使わない、なんて会社の人たちに言われていたのに!
すると途中で道が工事で塞がれていた。車ではこの道しかないと言われ、歩いて行ける道はあるかと訊くと裏道の急坂を指さされる。すぐに車を降りて高台に向かうセヒ。運転手さんは30分以上かかるのに、と独り言。とにかく走って坂を登り始めたセヒ。途中でバッグを投げ捨てて走り、少し行ってコートを脱ぎ捨てて走り、走って走って高台に着くと目にしたのはスパナを手にしてジホの方に向かっているボンナムの姿。
スパナを放り捨てて、「行きますよ、サッカー見に」と言った時のセヒの顔を思い出すジホは笑顔が浮かんでいる。そのまま携帯のアドレスに入っているセヒの名前を『大家』から『旦那さん』に変えた。「早くおいで。僕たちの家に帰ろう」また思い出して嬉しい微笑み。携帯の画面をじっと見つめて、眠りについた。
翌朝。ジホは起きて伸びをしながら携帯を手探りで探す。寝ぼけ眼で画面を見ると昨夜のままのセヒの登録画面。その時セヒも猫を撫でながら携帯のジホの登録画面をじっと見ていた。ジホの名前欄は『妻』。セヒも登録変えたんだね!ジホは『旦那さん』の文字を撫でてもう一眠りしようと電話を置いた、らそのまま電話がセヒにかかってしまった!
「もしもし?」セヒの声。その声にびっくりして飛び起きたジホ。慌ててそのまま部屋から出ると、セヒも電話をかけたまま部屋から出て来た。何で家にいるのにまた電話をかけてきたのかと言うセヒに、アラームを切り間違いして通話を押してしまったと焦って言い訳。納得したようなしないようなセヒ。
ジホはセヒの後ろに猫がいるのを見つけた。「あれ?猫ー。なんでお前がここにいるの?」と話しかけるとセヒが「一人でタクシーを捕まえて来たんですよ。門の外で開けてくれと鳴いていたので開けてあげました」と真面目な顔で答えた。ジホはお目目まん丸で「この子が・・・そんな能力があるんです?」と大真面目で訊き返す。
「無いでしょ・・もちろん。 冗談、です」あっけにとられたジホは「冗談を・・・おっしゃるんですね」下を向いてきまり悪そうなセヒ「はい・・」意外な姿にジホが吹き出すとセヒもぎこちなく笑った。
その時、二人に同時にそれぞれ電話がかかってきた。ニュースを見ろとの用件。「えっ!?」「ああ、捕まったんですか」
監禁事件の容疑者検挙のニュースをバスの中で一緒に見る2人。容疑者が頭からフードを被って送致される中継を見てジホが悲痛な顔で言った。「まだ信じられないですね、こんな子だとは想像もしてなかったのに」
セヒはジホが出勤して大丈夫なのかを尋ねると、ジホは犯人も捕まったし、大丈夫だと答えた。バスがカフェの停留所に近づくとセヒが「今日、バスに乗って(帰って)いらっしゃるでしょう?」「はい」←バスに乗ることが二人の約束っぽくなっています!(別に一緒に帰ろうとかは言わないけど、暗黙の約束っぽい挨拶)
バスから降りて、ホランと通話中のジホ。「まさか、ボンナム、あいつめ!ジホ〜大丈夫だった?」と心配するホランに「危なくなる前に、大家・・じゃなくて 旦那さん が フフッ 、来てくれたの」←密かに自慢気味のジホ。
ホランがセヒのことを褒めると、「私の知らない間に証拠を集めてくれてたの。失敗を受け付けない徹底した人なの」←完全にノロケ(笑)だが、しかし!?
セヒは会社でルービックキューブの新記録に挑戦中。緊迫した空気が流れる中、6面揃えるのにかかった時間は52秒。スタッフたちが賞賛の声をあげてもクールに表情を崩さず自信満々のセヒ。そんなセヒを少し離れて見つめるマ代表とボミがいた。ボミはマ代表を促す仕草。マ代表はセヒを社長室に呼び出した。
「昨日あの子に何かしたか?ひどく・・そんなこと無いだろ?」慎重な口ぶりのマ代表。ボミも横から「殴ってないですよね?」と訊く。「私が人を殴る人間に見えますか?」とセヒ。マ代表は「は〜、よかった」と安堵するも、
「代わりに、バイクを倒しました」 ←ドヤ顔のセヒ(笑)「400万円のバイクを!?」と驚くボミに、400万のバイクも一回で倒れた、全力でもなかったのにとか得意気に言ってますけど・・・(笑)
何か誤解をしているようなセヒにボミが犯人の写真を見せる。そこにはボンナムと全く別人の男が!! 犯人がSNSからボンナムの写真や個人情報を盗用してボンナムになりすまし、女性に近づいていたのだった。マ代表とボミから説明を受けたセヒ。「それじゃ・・・あいつは・・何だ!?」
「ただの誠実なバイト学生でしょ」「善良な市民だ」→ゴクリと唾を飲むセヒ(笑)
ジホが開店前のYOLOカフェに着くと店内で朝食を食べているオーナー、と ボンナム 。ジホは臭い飯を食べず(笑)、トーストを食べているボンナムに驚愕。オーナーが「昨日、旦那がこいつのバイクを壊したって?」と激怒モードで訊いてくる。慌ててジホはオーナーに駆け寄り、「あの子・・ストーカーです」と囁くとさらに怒ったオーナー。ジホはボンナムは監禁事件のストーカーなんだと言い、警察に通報しようと電話をかけ始める。「ジホさん、ひどいじゃないか。何でもない人を犯罪者だなんて」「何でもなく見えても本当なんです!」「あんたって人は!」
「もういいよ。やめてよ、父さん」 ←ずっと黙って聞いてたボンナムが一言。ジホ衝撃(笑)
「旦那に電話しろ!今すぐ!」オーナーの怒りは治まらない・・・(そりゃそうだ)
YOLOカフェに呼び出されたセヒ、と隣に座るジホ。オーナー=ボンナムのお父さんの前で小さくなる2人。「申し訳ありません。錯誤がありまして」と神妙に謝るセヒ。「錯誤があるなら話し合いで解決しないとだろ!いい大人が子供のバイクを壊して。あの高いバイクを!!!」激オコのオーナーに、「 申し訳ありません 」と蚊の鳴くような声で謝る2人。その時ちょうどよく(?)、オーナーに電話がかかってきた!席を外したオーナーの代わりに席についたボンナム。ひっそり処理したかったけど、うちの父さんは怒ると止められないと言う。「だけど(父さんに)この言葉は言わなかったよ。偽夫婦だって」
「それはどうやって・・・」とセヒが切り出すと、ボンナムが種明かしを始めた。
結婚式の日、式場に行くときにジホとセヒはバスに乗ったが、実はそのバスにボンナムが乗っていたのだ!まず、普通は常識的な夫婦ならバスでは行かない。そのことに笑えた。そして会話が聞こえてきた。ハンカチの件だ。泣くキャラじゃないと明るく笑っているジホ。続いてドレス代を折半しようというセヒの言葉に大したことないからとジホが断ると、ブーケ代とシューズ代を(ジホが負担しているので)来月の家賃から差し引くと言う会話。聞けば聞くほど変だった。
結婚式場はボンナムがアルバイトをしているところだった。控室にある案内板をセッティングしろと言われ控室に行くと、ジホが着替えとヘアメイクを終えて待機していた。「失礼します」と中に入った時に見たジホの袖無しの純白ドレス姿、髪を横に流して見えた首筋。
ジホがストッキングを履こうとしていた時にセヒが入ってこようとして慌てて足を隠したぎこちない2人の姿。それで思った、この新郎新婦は普通じゃないと。例えると、契約結婚?
友人たちとのフォトタイムが終わり、はけようとした2人にボンナムが声を掛けた。「式場でサービスの額縁がありますからお二人でもう一枚撮られたら?」これに対して2人は同時に「結構です」と断る(笑)しかし、サービスと聞いたボミカメラマンが「それならしなきゃ。お二人、また立ってください」と強引に2人きりのフォトタイム。ただ横並びで立つ2人にボンナムがポーズをつけたらどうかとボミに提案。ボミがポーズをとれと言っても2人は強張ったまま。そこにボンナムが「ああだと色々カメラマンが言われるんですよ、見るたびに」と上手くボミを誘導。完璧主義のボミは「何かスキンシップでもしてください」と指示。しょうがなく、セヒは手を差出して2人はぎこちない握手をした。ボミ「OK」ボンナム「握手もスキンシップですから」(納まった2人の握手写真はまるで取引成立の業者同士のよう〜〜w)
ここまで説明を聞いていた2人は無言で顔を見合わせる。セヒが「では、私のサインはどうやって分かったのですか?」「されたじゃないですか、式場の最終精算で」
「じゃ、スパナはなんで・・・?」と今度はジホ。「はぁ」とため息をつきながらカウンターから瓶ビールとスパナを持ってくるボンナム。テーブルの上にドンッとビールを置き、スパナで栓を抜いた。納得して深く頷くセヒ(笑)
「瓶ビールを開けようと思ったんですよ!栓抜きがなくて。お二人、明るいうちからお酒でも飲んでるんですか?」と言い、呆れたように席を立ったボンナム。机のビールをラッパ飲みするジホ。
「あ、バイクの修理費は明日請求しますよ」とカウンターからボンナムが言うと、セヒは深くため息。「あの、ボンナム君。ボンナムさん、いえ、お坊ちゃま」と言いながらボンナムの方に近づいて行き、こっそり交渉開始!? ジホは遠目で見ながら再びビールをぐびっと飲むのだった。
つづきます〜
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〜ep.8-2のつづきから〜
ジホの許に来て 「早くおいで。僕たちの家に行こう」と優しく言ったセヒ。ジホが手を伸ばすとその手をギュッと握って家に向かう2人。
ジホがセヒの顔を窺ってもセヒは手を握ったまま振り返らずに真っ直ぐ歩いて行く。途中でセヒが脱ぎ捨てたコートとバッグを拾いながら2人は無言のまま歩く。ジホはその横顔をじっと見ながら・・・
バスの中でジホはリュックから電話を出そうと探すと、セヒがスッと差し出した。「停留所に落としてましたよ」ジホが受け取って待ち受けを見るとセヒから6回の着信履歴。「電話、たくさんしたんですね」「ええ、たくさんしました」前を向いたまま答えるセヒ。ジホは目を下に落とす・・・セヒがジホの手を握ったまま。
バスを降りて家への道も二人は手をつないだまま。と言うか、ジホがセヒに引っ張られたまま。エレベーターの中でも何回もセヒの横顔を見上げるジホだがセヒは手をつないだまま前を向いている。
やっと家に戻った二人。汗をかいたから先にシャワーを使っていいか聞くセヒ。ジホが承諾したのでシャワーに向かうと必然的にジホも着いて行く。少し驚いて「なぜ着いてくるのですか?」とセヒが訊くと、「私が着いて行くのではなく・・・」と手を見るジホ。手をつなぐって言うより、さっきからすごい力でギュッと握ってるんだよね、セヒが。「あっ」と急いで離すセヒ。「気づきませんでした」とジホに言うと、ジホは「そうだったみたいですね」と言い部屋に入った。セヒは気が動転して無我夢中だったってことだね〜
居間でサッカーを点けながらスマホでボンナムの画面を見ているジホ。セヒがビールを持って来て、ボンナムが監禁事件の容疑者だとジホに教えた。驚きながらも、ちょっと言ってくれていたら知らないふりの演技をしながら探ることもできたし、というジホにセヒが驚き、「ジホさんが知らないふりをして演技をする、と?」ジホは「なぜですか?私ができないとでも思ってます?」とちょっと不本意。セヒはジホの顔をじっと見る・・・
この前の朝ごはんの時の「気安く“ウリ”と言わないでください」ボンナムに送られてきた日、セヒがバスに乗って帰って来たかを尋ねた時の「私が答えなくてはいけませんか?」
気持ちが顔に丸出しだったジホ。嘘がつけない性格で演技できるはずないよね!セヒはそれが分かってたということ。ジホも気づいたよう。
セヒはボンナムが契約(結婚)を知っていたということが気にかかる。2人しか知らないことのはずなのに。ジホは確かに“偽の旦那”と言う言葉を聞いた、いくらストーカーだと言ってもどうして知られたのか・・・「あ、携帯からかな?」
セヒから電話がかかって来たとき、ボンナムに見られた『大家』の表示。「(ボンナムが)旦那じゃなくて本当に大家さんじゃないの?って」
「ええ、私が『大家』と保存になってましたよね。それが普通ではないから。にしても、どうして私を『大家』と保存していらしたのか」「では、何と保存するんですか?他に無いじゃないですか」とジホ。「それは・・名前もありますし、『セヒ』でも『セヒさん』でも」
ジホは一息ついて「それでは、“セヒさん”は私を何と保存してるんです?」セヒは「私は当然、ジホさんを・・・(電話を確認して)『入居者』と・・・ 保存しましたね 」←気まずい(笑)
とにかく、明日くらいには解決になるだろうと言うセヒにジホは「じゃあ、ボンナムはどうなるんでしょう?」「臭い飯(??=豆ご飯)食べなくては(刑務所暮らしの比喩)」「そうですか・・・」
その時!サッカー中継ではサンチェスからジルーへのパスが入りゴールが決まった!二人は同時に歓声を上げる。「きれいに決まった」「やっぱりサンチェス」急に笑顔になって缶ビールで乾杯した二人。
「ありがとうございます」ジホはテレビを見ながら言った。「走って来てくれて、ここに一緒に戻って来てくれて。それと、また・・・『僕たちの家』だと言ってくださって」
セヒもテレビを見ながら答える。「すごく、寂しかったですか?僕が引いた線。他人の前で夫婦関係を演出しないようにしようと言ったこと、それと、もう“ウリ”と言うなと言ったこと。とても寂しかったんですか?」「はい」ジホは俯いて呟くように答えた。←ジホは嘘がつけないに加えて、いつも自分の気持ちを隠さず素直に言う子なのよね!
セヒはジホに線を引いた理由を「ジホに迷惑をかけたくなかった」と説明した。この結婚は、ジホは住む場所を、セヒは家賃利益をお互いに取引して合意した終わりの存在している結婚だから、その後のことを考えるとジホの方が受けるダメージが大きくなりそうだと。「どうしたって女性ですし、私よりも年も若いし、(離婚で)社会的評価がもっと厳しくなりうるので」自分と関連する関係はできるだけ最小化して、何かを共有することもできるだけ避けるのが正しいと考えた、と。
「そんな風に考えていらっしゃったんですか?結婚終了後のことについて、私のダメージについて」「ずっと考えていたこと、というよりは、そんな風に思ったんです、結婚式の後に」
セヒは結婚式の日にジホのお母さんとした、ジホに迷惑をかけないと言った約束を守りたかったと言った。「これからも守りたいです」ジホが陰から聞いていた、セヒとお母さんの会話。あのことをセヒは言っていた。
ジホは自室のベッドの中で考えていた。そして、それを言うためにセヒに電話をかけた。「私です」
「私が卒業して補助作家に就職した時、1ヶ月に8万円もらいました」
するとお父さんがすぐにやめて南海に戻って、大家さんのところの菜園でホウレンソウを刈り取れと言った。1週間すればそれよりももらえるからと。それくらい他人には理解できない仕事をなぜ始めたのか、何の考えもなかった。いい作家になろうとか有名になりたいとか、成功したいとか。どうしてかシナリオというものに出会ってものすごく面白かった。毎日文を書くのがただ楽しくて、何かを成そうとか何かになろうとかは考えなかった。
「なので私、2年後のことは考えてません。そこまで考えたら多分できないと思います、この結婚」セヒは黙って聞いている。
「私には今すぐにこの部屋が必要だったし、この家の安心さが良かったし、猫と別れるのも嫌だったし、それから・・・大家さんが信じられる人だから、それでしたんです」
「今現在、この家に所属になったという事実が嬉しくて。だから結婚が終わった後のことなんかは私には重要ではないんです。考えてもいません。」
「だから、もうわざと線を引くこと、しないでください。部屋の鍵もかけないでください」
「はい」一言だけセヒは答えた。おやすみなさいとジホが電話を切ろうとすると今度はセヒがジホに「私も言うことがあります」と言った。
「『大家さん』と言わないでください。独りだと誤解されるから。他の人の前では『旦那さん』と言ってください。危ないことがまた起こるかもしれないから、独りだと誤解されないよう。2年間は私とともにこの家の所属ですから」←”私とともに“っていう言い方が良いです!自分の家なのに自分が上の立場ではなく、ジホと一緒に家に所属してるという言い方が優しいです。
「あ、それで私があそこにいたことをどうして分かったんですか?電話も通じなかったのに」
タクシーでバス停まで乗り付けたセヒ。ジホに電話をかけると落ちているジホの電話を見つけた。ジホの電話の中の写真を見ると一番最近に高台で撮ったソウルの夜景が。自分の携帯でボンナムのインスタを見るセヒ。インスタにも同じ場所の写真があった。セヒはタクシーを捕まえて高台に向かう。猫以外にはタクシーを使わない、なんて会社の人たちに言われていたのに!
すると途中で道が工事で塞がれていた。車ではこの道しかないと言われ、歩いて行ける道はあるかと訊くと裏道の急坂を指さされる。すぐに車を降りて高台に向かうセヒ。運転手さんは30分以上かかるのに、と独り言。とにかく走って坂を登り始めたセヒ。途中でバッグを投げ捨てて走り、少し行ってコートを脱ぎ捨てて走り、走って走って高台に着くと目にしたのはスパナを手にしてジホの方に向かっているボンナムの姿。
スパナを放り捨てて、「行きますよ、サッカー見に」と言った時のセヒの顔を思い出すジホは笑顔が浮かんでいる。そのまま携帯のアドレスに入っているセヒの名前を『大家』から『旦那さん』に変えた。「早くおいで。僕たちの家に帰ろう」また思い出して嬉しい微笑み。携帯の画面をじっと見つめて、眠りについた。
翌朝。ジホは起きて伸びをしながら携帯を手探りで探す。寝ぼけ眼で画面を見ると昨夜のままのセヒの登録画面。その時セヒも猫を撫でながら携帯のジホの登録画面をじっと見ていた。ジホの名前欄は『妻』。セヒも登録変えたんだね!ジホは『旦那さん』の文字を撫でてもう一眠りしようと電話を置いた、らそのまま電話がセヒにかかってしまった!
「もしもし?」セヒの声。その声にびっくりして飛び起きたジホ。慌ててそのまま部屋から出ると、セヒも電話をかけたまま部屋から出て来た。何で家にいるのにまた電話をかけてきたのかと言うセヒに、アラームを切り間違いして通話を押してしまったと焦って言い訳。納得したようなしないようなセヒ。
ジホはセヒの後ろに猫がいるのを見つけた。「あれ?猫ー。なんでお前がここにいるの?」と話しかけるとセヒが「一人でタクシーを捕まえて来たんですよ。門の外で開けてくれと鳴いていたので開けてあげました」と真面目な顔で答えた。ジホはお目目まん丸で「この子が・・・そんな能力があるんです?」と大真面目で訊き返す。
「無いでしょ・・もちろん。 冗談、です」あっけにとられたジホは「冗談を・・・おっしゃるんですね」下を向いてきまり悪そうなセヒ「はい・・」意外な姿にジホが吹き出すとセヒもぎこちなく笑った。
その時、二人に同時にそれぞれ電話がかかってきた。ニュースを見ろとの用件。「えっ!?」「ああ、捕まったんですか」
監禁事件の容疑者検挙のニュースをバスの中で一緒に見る2人。容疑者が頭からフードを被って送致される中継を見てジホが悲痛な顔で言った。「まだ信じられないですね、こんな子だとは想像もしてなかったのに」
セヒはジホが出勤して大丈夫なのかを尋ねると、ジホは犯人も捕まったし、大丈夫だと答えた。バスがカフェの停留所に近づくとセヒが「今日、バスに乗って(帰って)いらっしゃるでしょう?」「はい」←バスに乗ることが二人の約束っぽくなっています!(別に一緒に帰ろうとかは言わないけど、暗黙の約束っぽい挨拶)
バスから降りて、ホランと通話中のジホ。「まさか、ボンナム、あいつめ!ジホ〜大丈夫だった?」と心配するホランに「危なくなる前に、大家・・じゃなくて 旦那さん が フフッ 、来てくれたの」←密かに自慢気味のジホ。
ホランがセヒのことを褒めると、「私の知らない間に証拠を集めてくれてたの。失敗を受け付けない徹底した人なの」←完全にノロケ(笑)だが、しかし!?
セヒは会社でルービックキューブの新記録に挑戦中。緊迫した空気が流れる中、6面揃えるのにかかった時間は52秒。スタッフたちが賞賛の声をあげてもクールに表情を崩さず自信満々のセヒ。そんなセヒを少し離れて見つめるマ代表とボミがいた。ボミはマ代表を促す仕草。マ代表はセヒを社長室に呼び出した。
「昨日あの子に何かしたか?ひどく・・そんなこと無いだろ?」慎重な口ぶりのマ代表。ボミも横から「殴ってないですよね?」と訊く。「私が人を殴る人間に見えますか?」とセヒ。マ代表は「は〜、よかった」と安堵するも、
「代わりに、バイクを倒しました」 ←ドヤ顔のセヒ(笑)「400万円のバイクを!?」と驚くボミに、400万のバイクも一回で倒れた、全力でもなかったのにとか得意気に言ってますけど・・・(笑)
何か誤解をしているようなセヒにボミが犯人の写真を見せる。そこにはボンナムと全く別人の男が!! 犯人がSNSからボンナムの写真や個人情報を盗用してボンナムになりすまし、女性に近づいていたのだった。マ代表とボミから説明を受けたセヒ。「それじゃ・・・あいつは・・何だ!?」
「ただの誠実なバイト学生でしょ」「善良な市民だ」→ゴクリと唾を飲むセヒ(笑)
ジホが開店前のYOLOカフェに着くと店内で朝食を食べているオーナー、と ボンナム 。ジホは臭い飯を食べず(笑)、トーストを食べているボンナムに驚愕。オーナーが「昨日、旦那がこいつのバイクを壊したって?」と激怒モードで訊いてくる。慌ててジホはオーナーに駆け寄り、「あの子・・ストーカーです」と囁くとさらに怒ったオーナー。ジホはボンナムは監禁事件のストーカーなんだと言い、警察に通報しようと電話をかけ始める。「ジホさん、ひどいじゃないか。何でもない人を犯罪者だなんて」「何でもなく見えても本当なんです!」「あんたって人は!」
「もういいよ。やめてよ、父さん」 ←ずっと黙って聞いてたボンナムが一言。ジホ衝撃(笑)
「旦那に電話しろ!今すぐ!」オーナーの怒りは治まらない・・・(そりゃそうだ)
YOLOカフェに呼び出されたセヒ、と隣に座るジホ。オーナー=ボンナムのお父さんの前で小さくなる2人。「申し訳ありません。錯誤がありまして」と神妙に謝るセヒ。「錯誤があるなら話し合いで解決しないとだろ!いい大人が子供のバイクを壊して。あの高いバイクを!!!」激オコのオーナーに、「 申し訳ありません 」と蚊の鳴くような声で謝る2人。その時ちょうどよく(?)、オーナーに電話がかかってきた!席を外したオーナーの代わりに席についたボンナム。ひっそり処理したかったけど、うちの父さんは怒ると止められないと言う。「だけど(父さんに)この言葉は言わなかったよ。偽夫婦だって」
「それはどうやって・・・」とセヒが切り出すと、ボンナムが種明かしを始めた。
結婚式の日、式場に行くときにジホとセヒはバスに乗ったが、実はそのバスにボンナムが乗っていたのだ!まず、普通は常識的な夫婦ならバスでは行かない。そのことに笑えた。そして会話が聞こえてきた。ハンカチの件だ。泣くキャラじゃないと明るく笑っているジホ。続いてドレス代を折半しようというセヒの言葉に大したことないからとジホが断ると、ブーケ代とシューズ代を(ジホが負担しているので)来月の家賃から差し引くと言う会話。聞けば聞くほど変だった。
結婚式場はボンナムがアルバイトをしているところだった。控室にある案内板をセッティングしろと言われ控室に行くと、ジホが着替えとヘアメイクを終えて待機していた。「失礼します」と中に入った時に見たジホの袖無しの純白ドレス姿、髪を横に流して見えた首筋。
ジホがストッキングを履こうとしていた時にセヒが入ってこようとして慌てて足を隠したぎこちない2人の姿。それで思った、この新郎新婦は普通じゃないと。例えると、契約結婚?
友人たちとのフォトタイムが終わり、はけようとした2人にボンナムが声を掛けた。「式場でサービスの額縁がありますからお二人でもう一枚撮られたら?」これに対して2人は同時に「結構です」と断る(笑)しかし、サービスと聞いたボミカメラマンが「それならしなきゃ。お二人、また立ってください」と強引に2人きりのフォトタイム。ただ横並びで立つ2人にボンナムがポーズをつけたらどうかとボミに提案。ボミがポーズをとれと言っても2人は強張ったまま。そこにボンナムが「ああだと色々カメラマンが言われるんですよ、見るたびに」と上手くボミを誘導。完璧主義のボミは「何かスキンシップでもしてください」と指示。しょうがなく、セヒは手を差出して2人はぎこちない握手をした。ボミ「OK」ボンナム「握手もスキンシップですから」(納まった2人の握手写真はまるで取引成立の業者同士のよう〜〜w)
ここまで説明を聞いていた2人は無言で顔を見合わせる。セヒが「では、私のサインはどうやって分かったのですか?」「されたじゃないですか、式場の最終精算で」
「じゃ、スパナはなんで・・・?」と今度はジホ。「はぁ」とため息をつきながらカウンターから瓶ビールとスパナを持ってくるボンナム。テーブルの上にドンッとビールを置き、スパナで栓を抜いた。納得して深く頷くセヒ(笑)
「瓶ビールを開けようと思ったんですよ!栓抜きがなくて。お二人、明るいうちからお酒でも飲んでるんですか?」と言い、呆れたように席を立ったボンナム。机のビールをラッパ飲みするジホ。
「あ、バイクの修理費は明日請求しますよ」とカウンターからボンナムが言うと、セヒは深くため息。「あの、ボンナム君。ボンナムさん、いえ、お坊ちゃま」と言いながらボンナムの方に近づいて行き、こっそり交渉開始!? ジホは遠目で見ながら再びビールをぐびっと飲むのだった。
つづきます〜
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タグ: この人生は初めてなので
2017年11月06日
チョン・ソミン、イ・ミンギ主演「この人生は初めてなので」8話 メイキング
セヒがバイクをよけてケガをするシーンのメイキングが出てました!
あんな何秒もない一瞬のシーンも、大変な思いをして撮影しているんですね〜
「代役(スタントマン)なしでワイヤーシーンを消化し遂げたセヒ」との字幕。1回で成功したなんてよほど運動神経が良いんですね!!
いつも無表情のセヒを見ているせいか、素のミンギさんの豊かな表情を見るとなぜか違和感・・・(笑)
自分のモニターチェックをして自分の顔にダメ出しをしているセヒも笑えます〜
そしてマ代表のミュージカルシーンのメイキング。
これだって、マ代表は当然として、後ろで踊ってる人もこのためにたくさん練習したでしょうに・・・パク・ビョンウンさんのリズム感に若干疑問が残りますが、それが逆に可愛いと思います〜(マ代表ひいきなものでw)
ジホのところもホランのところもうまくいきそうだから、スジも幸せになってほしいんだけど〜。ま、幸せの基準は人それぞれですからね!
女の子を抱き上げるところで、監督に「お前じゃなくて女の子が(きれいに見えるかが)重要だから」と言われて「それじゃ俺にモザイクかけろ!」と若干スネた?マ代表です〜(笑)
一生懸命一人でダンスシーンを撮っているマ代表の横で、女の子にハートのポーズであやすボミもいます!ボミ(役柄の方)は性格は相当変わってるんだけど、着ているものは案外いつもラブリーなのよね〜
今日から後半が始まります〜〜
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2017年11月04日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.8-2
〜ep.8-1のつづきから〜
キョルマルエ社内にて。ウォンソクの報告を受けているセヒ。
ボンナムと見られる男は別のアプリからもストーキングの申告を受けていた。被害者は、電話番号交換をした後にチャットで連絡をしていたが、ブロック後に着信とメールでストーキング、SNSのハッキングまでされたという。昨日の申告とかなり似ている。また、ウォンソクはセヒにニュース記事を見せながら、最近起こったストーカー監禁事件ともパターンが似ていると言った。オンラインゲーム上で出会った男がブロックされて逆上、ストーキングをした上にSNSで位置を特定して女性の退勤途中に拉致したという手口。しかもこいつはまだ捕まっていない。ゲーム会社に勤めているウォンソクの友達からの情報だ。ウォンソクはボンナムとジホが一緒に働いていることを心配して、早くジホに知らせた方がいいのでは?とセヒに言った。
セヒはさっきのジホの言葉を思い返す。ジホがやっとの思いで探したバイト。セヒは「知らせるにしても正確に確認してからのことです。もし事実でなければ(ジホ・ボンナムの)両方が困ることになります。ジホさんが職場を失うことになるかもしれないし、この人(ボンナム)も同じです」バイトなんだから辞めれば済むと言うウォンソクに、バイトでも人によっては大事な職場だから、と言うセヒ。ウォンソクの友達にもう少しこの事件について調べてくれとお願いできないか、とウォンソクに依頼した。
YOLOカフェではボンナムとジホが働いている。今日もやって来たホラン。机の上にランジェリーをずらりと並べている。(←公衆の面前ですけど!?)セールで買ったからジホの分もあるとホラン。ジホが断るとこれにする?と赤いブラジャーを出す(笑)そこにボンナムがコーヒーを持って来て、「それは姉さん(ホラン)のでしょー。ジホ姉さんはこれ」と言って純白のセットアップを指さした。(なんだこの会話はw)ジホがきまり悪がるとホランが面白がって「うちのジホは男の目から見ると純真に見えるのね〜」とからかう。すると「純真に見えるんじゃなくて純真でしょー。ジホ姉さんがどれだけ真っ白が似合うか」とボンナムが言った。
「特に袖無し。肩のラインが綺麗じゃない」と続けるボンナムに「どこかで見たように話すね」とホラン。ジホは急に思い出した。以前髪の毛を結んでくれた時、横に結ぶと綺麗だったと言ったこと、慌てて綺麗なはずだと言い直したこと。若干不審な目でジホはボンナムを見上げる。ボンナムは今回も、綺麗な人は見なくても分かると適当にごまかして席を外した。
下がって行ったボンナムの背中を見て、「ウォンソクを捨ててうちで育てようかな」とかデレッとして言うホラン。「これ(下着)全部ウォンソクのために買ったくせに」とジホが言うと、ブラジャーを出しながら「そうよ、今夜、このセットだけを着て指一本触れさせないんだから」と目を光らせて言うホラン。何かを計略している!?
用件を終えて社員一同に見送られるウォンソク。まだ正式にご挨拶をしていなかったと名刺をセヒとボミに渡した。「僕、一応会社の代表なんです。“ゲットアップ”というアラームアプリの」セヒが驚いた表情をし、社員たちも「あ〜、ゲットアップね」とアプリの存在を知ってくれている様子。ゲットアップは友達同士でアラームを設定してお互いを起こすというアプリらしい。「そうです、そのアプリは僕が作りました」とウォンソクは感無量。「ゲットアップの開発者の方なんだ」「おととい俺たちが使ってみたアプリ?」と後ろでスタッフが話している。「使ってみて下さったんですか!?」「ええ、私たち皆、そのアプリを使ってみて驚いたんです」とセヒが言う。「開発者に会ったら尋ねてみたいことがありまして」
「何ですか?言ってください」「あのアプリ、一体なぜ作られたのですか?」←何のイヤミもこもらず純粋な疑問として訊くセヒが逆にウォンソクの心を刺す。
「・・・え?」社員たちもウォンソクの答えに注目。「単に時間別にアラームを反復させれば済むのでは」とバッサリとセヒに斬られる。全く正しい指摘なのだが、ウォンソクはうちのアプリのモットーは人と人との繋がりだと言う。これはソーシャルメディアアラームで、このアプリを使うことで人間関係が強固になると説明するが・・・「それ、お金になります?」と今度はボミにグサリとやられる。ウォンソクが絶句すると「月商いくらです?」と容赦のない追い打ち。「売り上げは・・・無いですが」とHPをどんどん削られていくウォンソク。
ホランは先程のランジェリーのセットアップを着て鏡の前でファッションショー。ウォンソクを悩殺してお預けをくらわす気マンマンなのだ。そこに帰って来たウォンソク。ホランが下着でベッドにいることも見えず、下を向き、意気消沈してべそをかいている。様子がおかしいことに気付いたホランはウォンソクの傍に行くと、「ホラン・・・」と言いながら子供のように抱きついて泣き始めた。黙って抱きしめ肩をたたいてあげるホラン。
外のピンクソファーに座りながらウォンソクの涙の訳を訊いたホラン。「何!?何でアプリを作ったのかって?」ウォンソクがセヒたちに受けた扱いに怒っているのだ。「ホラン、俺のアプリがこんな扱いだと思わなかった」ホランは一生懸命ウォンソクのために怒って、慰めて・・・「お義兄さん、ほんとにおかしな人ね!自分はバックミラー代払いたくなくて転がったくせに」←(笑)
ジホがボンナムと仲良く洗い物の処理をしているとジホの電話が鳴った。コップを拭いているジホに電話を渡すボンナム。表示は「大家(=セヒ)」ジホは受け取って裏口に出て行き、「はい、どうしましたか?」と電話に出た。
「あ、その・・今日家に何時に帰りますか?」とセヒ。「定時だと思いますけど・・どうしてです?」「その・・・今日サッカーがあります。アーセナルのダービーマッチ」ジホはわざわざこのために電話したのかと尋ねた。「ご存じないかと」「分かりました、ありがとうございます」
「あ、それと、今日はバスに乗って退勤しますか?」「ええ、多分。だけどバスに乗るか昨日からどうしてしょっちゅう訊くんです?」「うん、それは、その・・バスに乗るのがいいと思うので。効率的で、安全で。それで・・うん、家のすぐ前で停まりますし。まっすぐ行けて」←セヒは何だかしどろもどろ。「あの、私が少し変でしょう?今」と自分でも分かっているセヒ。
「はい。猫は連れて来ました?」「いえ、後で行くつもりです」「猫はタクシーで連れてくるんですか?さっきみたいに」とジホは猫のタクシーにこだわる。朝、ちょっと傷ついたんだよね。「はい、帰りのラッシュ時なので人が多いと驚くと思って」「ああ、はい」←ジホは明らかにトーンダウンした様子。
「では、サッカーの時間に」とセヒ。結局何の電話かよく分からなかったジホ。
電話を切ったジホは「何?猫はタクシーで、私にはバスに乗れっていちいち電話まで。なんなの、昨日から」と若干憤慨の独り言。 猫はこの際あんまり関係なくて、セヒはボンナムのバイクじゃなくバスで帰ってきてほしいだけなのに、ジホには全然通じていない。。。
とにかく、言うことを言えて電話を切ったセヒの許に獣医さんからメッセが入る。7時までに必ず迎えに来てくださいと。退勤するため部屋を出たセヒ。
休憩室ではスタッフたちがルービックキューブで遊んでいる。セヒが通りかかると面を揃えてくれと頼むスタッフ。セヒは新記録もあるほど得意だったらしい。キューブを受け取り各面をじっと見つめるセヒ。頭の中で思考を組み立てている様子。
バイトが終わり、バスを待つジホ。そこにボンナムがバイクでやって来た。「いつも先に上がって〜」と甘えた声で文句を言うボンナム。後ろに乗ってけと誘う。「今日はいいわ」と断ったジホ。「旦那がバスに乗れって言ったから?」と訊くボンナム。「あそこで電話すると窓から全部聞こえるんだ」隠れて電話していたつもりだったのに話を全部聞かれていた。
もう一度断ったジホに「旦那の言うことはよく聞くんだね」ボンナムが言った。一つしか停留場が離れてないのに一度も迎えにも来ない旦那なのに、とセヒを悪く言い始める。「忙しいからなの」と言うジホに「猫を迎えに行ったって?」とジホが朝から引っかかっている猫のことを持ち出す。旦那は猫より姉さんの序列が低いんだね、とグサリと刺す言葉。再度乗るように誘うボンナム。「ビールで一杯しようよ。僕に返す借りがあるじゃない」←コップを拭いていた時にジホが間違えたことを内緒にしてあげると言った冗談での会話のこと。
ジホは根負けして「そうする?ビール一杯飲んでこうか」とやっと腰を上げた。どうしてバスがこの間に来ないのさ〜
後ろに乗る時にリュックがすべり落ちそうになり、慌てて背負い直したジホ。ヘルメットをかぶり、バイクは発車した。
猫を迎えに行くためにタクシーに乗り込んだセヒ。時刻は6時半。さっき会社から持って来たルービックキューブを再び眺め始めた。
ホランとウォンソクは屋上でまだお話し中。セヒの今日の怪我の訳をホランから聞いているウォンソク。バイクのバックミラーのために自分の体を呈したセヒを変人だと確信。「サンウ兄さん(=マ代表)に聞いてた通りの人だね。左脳がローンで右脳が猫でそれしか頭の中に無いって」面白そうに聞くホラン。セヒが会社の?ルービックキューブ大会で新記録を樹立したこともホランに言うと、ホランは子供のおもちゃだと思って大したことないと笑う。ウォンソクはルービックキューブの奥深さをホランに教えようと・・・
タクシーの中ではまだセヒがキューブとにらめっこ中。そこにボミから電話が入った。ボミの叔父さんが警察にいるので監禁事件のことを聞いてみたと。現場には証拠物としてスパナがあったらしい。
ウォンソクはホランにルービックキューブの講義を始めた。キューブはただ回すものではない、適当に回せば死んでも面が合わない。頭の中に公式がある人間は中心軸を捉え、きっかけを探してひとつひとつ回すとパズルが動いて動いて・・・「ここからがいちばん重要だ、よく聞いて」「もうやめてよ!セヒ義兄さんのことを話してたんじゃないの!こんなこと30分も話して!私の一番嫌いなこと何て言った!」
「ゲームの話と公式の話と・・・ゲームの公式の話」セヒやウォンソクみたいな理系人間だとつい夢中になるのかもね。ホランはさっきからめちゃつまらなそうに聞いてたけど。「来世は工学部とは付き合わないから!」と言い捨てて部屋に戻ったホラン。強い・・・
セヒはまさに軸を捉え手を動かし始めた。ひとつひとつ解けるパズル。“僕が危険な人間みたいに見えますか?”“サインが変わりましたね”“監禁事件とパターンが似ています”
もの凄い速さで動くキューブと思考がリンクする。セヒが家の前でジホを送るなとボンナムに警告したときにバッグから見えたスパナ、ボミとおやつを買いに行ったときもボンナムのバッグにはスパナが入っていたこと、“女性の心も治して”“欲しいものは必ず手に入れるんですよ” ボンナムがジホに向けた笑顔、ジホがボンナムに向けた笑顔、パズルが動いて動いて・・・ついに6面全てが揃った!!「運転手さん」
ボンナムとジホはこの前の高台に来ている。ベンチに座って缶ビール。ジホはセヒから来た電話を思い出した。「今日、サッカーがあります。アーセナルのダービーマッチ」腕時計を見て時間を確認する。それを見るボンナム。
「旦那さんとどうして結婚したの」「うん?」「結婚した理由があるんじゃないの?どこが良かったの?」
ジホは淡々と話す。「倹約家なの。生活力もあるし。見たでしょ、バックミラー」「それで全部?結婚した理由が?」「職場も堅実だし、家もあるし」←見事なまでに『条件』しか挙げてないジホ。まあ元は愛情で結婚したわけじゃないし。ジホは嘘がつけない。
「それで『大家』って登録してるんだ、旦那を」ジホがじっとボンナムの顔を見ると、「さっき電話が来たとき見たんだ」「・・・あだ名、みたいなものよ」「本当に大家さんじゃなく?」「実際そうではあるけど私だって補ってるよ。バイトもして分別もして、猫の面倒もみて、たまに旦那さんの朝ごはんもしてあげて・・・ まぁ本当にたまにだけど 」←朝ごはんのことは心が痛むよね!!
「つまらないね。僕は結婚って他の理由でするんだと思ってたんだけど。愛とか運命とか。大したことないね、結婚も。バイトと同じだね、労働力と資本の取引」クスッと笑ってビールを飲むボンナム。ジホは・・・多分自分の結婚を振り返っている。
部屋の中でお肌のお手入れ中のホラン。ウォンソクが恐る恐る家に入ってきた。正座して様子を伺いながら「すごく怒ってます?」←なぜか丁寧語(笑)「もういいよ。慣れてるし」「ごめんね、博士病がひどくて」
ホランは怒ってるのはそのことだけではないと言う。ウォンソクがセヒたちにバカにされたこと(してないけど)にまだ腹を立てていたのだった。大きな声でウォンソクの代わりに怒ってくれているホラン。
それをじっと見ていたウォンソクは「ホラン。なんで俺と結婚したいの?」といきなり訊いた。ホランが振り返ると「だってそうだろ、投資は受けられないし3年以上こうやっていて。お金も車も家も何にも持ってないのに」「何言ってんのよ、ただあんただからしたいんじゃない」「俺だから?」「そうよ。シム・ウォンソク、あなただからしたいの。他に理由要る?」とスキンケアをしながら何でもないことのように言うホラン。ウォンソクは感動を噛みしめた顔。ジホのところと違って愛の果てに結婚があるふたり。
タクシーがカフェのバス停に到着した。タクシーから降りて周りを探すセヒ。ジホに電話を掛けるが・・・呼び出し音と同じタイミングの振動音。道路の上に電話が落ちている。さっきバイクに乗るときにリュックから落ちたジホの電話だ。それを拾ったセヒは。
「あの人だから、結婚したの」ジホが話し始めた。「家も職場も、理由ではないと言えないけれど、 同じ条件だったとしても、あの人じゃなかったらしなかった。 だからそんな風に言わないで。結婚はそんなに大そうなことでもないけど、かと言って 知らない人からそんな話をされるほどつまらないものでもないわ」セヒがいないところでセヒに告白しているジホ。ビールをぐいっと飲むジホの顔を一瞬見てボンナムが言う。「知らない人なんだ・・僕が姉さんにとっては」
「それで、もしここで何かあったら迎えに来てくれるって思ってる?旦那が?」ボンナムのトーンが少し変わった。「姉さんがそんなふうに一人で考えても、旦那は猫を迎えに行って、姉さんはバスに乗って来いって言って、姉さんに興味も無いじゃない」「もう、さっきからなんでそんなにディスるのよ」とジホはボンナムを冗談交じりで軽く叩いた。
「何で答えないの?旦那が迎えに来てくれるって自信がないみたいだけど?」ジホは苦笑しながら「そう、無いよ。これでいい?」と言う。「だよね、誰が偽の旦那と結婚するって?」ジホの顔色が変わった。ボンナムはビールを取りにバイクの方に行く。「今、なんて?」と呟いたジホに「なんでそこまで驚く?僕が知らないと思った?僕、思ったより姉さんに関心があるんだ。 知らない人ではない」
ジホは言いようのない不安な眼差しでボンナムを見つめる。いつもの優しい顔の奥に秘めた怖さが出てきたボンナム。バイクのサイドバッグからスパナを取り出した。
スパナを片手に一歩一歩ゆっくりとジホに近づいてくるボンナム。ジホはベンチで金縛りにあったように動かない。ただじっとボンナムから目を離さずに顔を見つめる。とうとうジホの目の前に来る寸前。
ボンナムがスパナを持っている手をガシッと捕らえたもう一つの手が。 後ろからセヒが走ってきてスパナを奪い、投げ捨てた。
声も出ずに驚くジホにセヒが言った。「行きますよ。サッカー見に」走ってきたセヒは汗だくだ。ボンナムが「何するんだ」とセヒの腕を取ると「放せ」と静かな怒りを湛えてセヒは言った。「放さなかったら?一発殴る?」と挑発してくるボンナム。「いや、人は殴らない。金がかかる」そう言ってボンナムのバイクの方に歩いていくセヒ。バックミラーを蹴り落とした!
口に手をあてて驚くジホ。もちろんボンナムも絶句。
ボンナムに振り返り、「さっき検索したけど、そう、高かったよ。2048年まで家のローンと一緒に返すから」と言いながらバイクを蹴り倒したセヒ!!
「お、俺のバイク!」慌てて倒れたバイクの許に駆け寄るボンナムを尻目にセヒはジホの方へ。さっきの怒りの表情から一転、優しくジホを見つめて(←怒りと優しさの差が無表情に埋もれて分かりづらいけど、ずっと見てきたプロの私には分かりますw)、静かにジホの前まで歩み寄った。ジホは黙ってセヒを見上げる。スッと手を差し出したセヒ。結婚式のときと一緒だーー!!そしてジホに優しく言った。 「早くおいで。 僕たちの家に、行こう」 あのセヒが、駆けつけて、怒って、丁寧語をやめて。その上、ジホに対して明確に線を引いたはずなのに、「僕たちの家(=?? ? ウリ チプ)」と“軽く使うな”と言われていた「ウリ」をまた使ったよ〜〜!!獣医先生の話の通り、完全に『サンナムジャ』のセヒ!
ジホはセヒを見つめながら手をそっと伸ばすと、セヒが自分からジホの手をギュッと掴まえた。2人は手を繋いで2人の家に向かう。
“私たちは努力しない限り、お互いを理解できない。こんな世の中に、愛というものが存在するのだ”
ジホの為に駆けつけてくれたセヒ。前半部分のセコさ(?)から一転、めちゃめちゃカッコいいセヒです!!ジホはもうセヒにどんどん惹かれざるを得ないね!いつもはマ代表派の私も、さすがに目がハートになりました〜
普通だったらここで一気に進展するんでしょうが、予告編を見るとまた敬語に戻ってますやん。でもふたりの雰囲気は柔らかくなった感じ。徐々に近づいていくのかな?
予告最後のジホの独白→“私、好きな人ができた。旦那さん” 自分でももう分かったんだね〜〜
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タグ: この人生は初めてなので
2017年11月03日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.8-1
ボンナムが単なるライバル役ではなく、ちょっと不穏な雰囲気になってきました〜
しかし、チョン・ソミンちゃんも上手だけど、イ・ミンギさんも演技が上手です!!基本、無表情だから目の動きとかで心の中を表現しなくちゃならなくて。もちろん、演出で分かりやすくはなってるけれどセヒ役は大変だろうな〜
〜ep.7-2のつづきから〜
ボンナムに対してのストーカー申告画面を見ているセヒ。そこにジホが声をかけた。「何かあったんですか?」セヒはジホの持っている本に目を落とす。→ボンナムのメッセージ付き“You Only Love One”がセヒから見える。
「明日も出勤されるのですか?」←ジホを心配するセヒ。分かりづらいけど。
「え?はい、出勤しなきゃでしょう、新入りだし早く行かないと」←いきなり訊かれて当惑気味のジホ。
「もし行かなかったらどうなります?」「行かなかったら・・・クビでしょう、どうしてです?」「明日、猫を病院に連れて行って頂くことはできますか?」「明日ですか?それでは午後に・・・」「いえ、午前中です。午前中に必ず行って頂ければ」「??はい・・そうします」
ボンナムの件がはっきりするまでジホと会わせたくないから猫を口実にしたセヒ。ジホはお手洗いに入った。
トイレの中で本を読みながら今のセヒを不思議に思うジホ。あんなに嫌がってたのに急に態度が変わったことに疑問が。(←ま、嫌がったのもボンナムに嫉妬したのが始まりだけど)
ボンナムに時間変更のメッセを送り、本を再び手に取るとボンナムが書いた“You Only Love One”が初めて目に入った。そのメッセージを見て「あの子本当に勉強全然しなかったみたい」と呟くジホ。言葉の意味より間違いだらけの英語が目に入ったのね、本当にボンナムは眼中にないってことの表れ。(ジホはソウル大出身だから頭もいいしね!)
自室に入りボミに電話をかけるセヒ。ボンナムのストーキング申告の件で問い合わせている。何処でどんな内容を申し立てされたかを詳細に聞いている。
翌朝、セヒは猫の病院のことをジホにお願いした。かかりつけの病院に連絡を取ったし猫も慣れているはずだと言い、病院代と交通費を払うためのカードを手渡す。「タクシーに乗って行ってください」ジホが遠慮して「大丈夫です。まっすぐ行くバスがありますから」と言うと、セヒは真面目な顔で「いえ、猫が大丈夫じゃないと思うので」と答えた。とにかく、医者が言うことは全部聞いて、追加の検査が必要なら全部してほしいと猫に愛情を全力で注ぐセヒに若干気後れしているジホ。セヒは猫のところまで行き、優しく「行っておいで」と話しかけて会社に出かけた。
↑でもこれは猫だけのためじゃなくて、なるべくボンナムとジホの接触する時間を減らしたい気持ちから言ってるのよね!
とあるカフェから出て来たマ代表の顔は晴れやかだ。昨夜のスジの言葉が頭の中から甦る。“私がマ代表を襲っちゃいそうだから”“303号室じゃなく304号室でした、私たちの部屋”
意気揚々とステップを踏む勢いで会社に向かうマ代表。道に停車している車のガラスを鏡代わりにして自分をチェック。なんと!自分の顔がチョ・インソンに見える始末。 (チョインソンさんの使い方が贅沢すぎる〜)
公園の歩道で道行く人たちと明るく挨拶を交わし、ついには一緒に踊りだす!突然のミュージカルシーン(笑)マ代表の心の中を表現しているのね!何でも、映画「500日のサマー」のパロディらしいです〜
ウッキウキのマ代表を現実に引き戻したのはボミ。「来てください」と腕を引っ張り、会社の中へ。
社長室?でボミからボンナムの報告を受けているマ代表。さっきと正反対の深刻な顔つき。そこに出社してきたセヒも入ってきた。ボミの調べでは、申告内容は電話番号を交換した後から着信が物凄く、着拒すると尋常じゃない数のメール、さらに会社にまで電話をかけてきたということらしい。
マ代表は事実なら大変だがこの手は虚偽申告も多いと。セヒは正確に確認するために他アプリのブラックリストを手に入れられないかとマ代表に訊いた。マ代表はウォンソクを通じて手に入れられるはずだと言う。セヒはうなずき、ボミには一緒に行ってほしいところがあると頼んだ。
猫の診察中に「すごく頼もしいでしょう」と獣医先生がジホに話しかけた。ジホが「えっ?」と訊き返すとセヒはとても男らしいタイプで病院の中では“???(サンナムジャ)=男らしく、男臭い男”で通っていると看護師さんも言うのだ。ジホは、にわかに信じられない。
初めて猫を連れて来た時、セヒがものすごく怒って看護師たちがサンナムジャとあだ名をつけたと聞いたジホは「怒ったんですか?あの人が?」と驚いて訊き返す。セヒが道に捨てられて死にそうになっていた猫を連れてきて、あまりの状態の悪さに「覚悟してください」と言った時に机をバンッと叩いて怒ったと教えてくれた獣医先生と看護師さんのご夫婦。「いい結婚をなさいましたね」と言われたジホ。
セヒとボミはYOLOカフェへ向かった。カウンターにはボンナムがいた。おやつを買いに来たとボミが説明すると、新商品の試食をさせてくれるボンナム。セヒはさり気なくボンナムの様子を観察する。ボンナムの前に行くと「ジホ姉さんは用があって遅れると言ってましたけど」と普通に話しかけてきた。セヒは「ええ、そうですよ」と答える。(わざとそうしたんだもんね!)
ボミと世間話をしながらテイクアウトの用意をしているボンナムの後ろに、工具がたくさん入っているボンナムのバッグが見える。「カバンが重たそうですけど」と問いかけるセヒに、ボンナムは「バイク乗る人の必需品でしょ。作業に必要だから」「どんな作業ですか?」とボミが訊くと「オートバイを直して、女心も治して」とスマイルで答えたボンナム。怪訝な顔でいるセヒに「計算します」とカードを預かり、セヒのサインを見て「サインが変わったんですね」と言った。さらに顔が険しくなるセヒ。「サインは初めてです。この前は現金だったので」※関係ないけど、韓国人のカードのサインできちんと名前を書いてる人を見たことないですね!私の友達もグチャッと書いたり○印したり・・・(笑)セヒも横棒1本のサインでした!わざとかな?
ボンナムは「あー、他のお客様とこんがらがったみたいです」と言うが、じっとその様子を見ているセヒ。
ジホは猫を病院に預けてYOLOカフェへと向かう途中。「サンナムジャ?猫を抱いて走った?うちの大家さんが?あの新皮質が?(←久しぶりの単語w)」全く信じられないジホ。獣医さんのところで聞いたセヒとジホの知ってるセヒが全くかみ合わないのだ。
そんな独り言を言いながら歩いていたジホの後ろから、笑いながら歩いてきたのはスジとホラン。「あれ?出勤してなかったの?」と言うスジに用事があって遅れたと言うジホ。ジホがどこに行くのかを訊くと、ホランが「どこって?あんたんとこのカフェよ〜。ボンナムがクーポンくれたから〜」と明るく答える。3人で腕を組んでカフェまでGOGO!
店から出て来たボミとセヒ。店の前でボミが虚偽申告ではないかとセヒに言う。ボミはボンナムが良い子に見えると。セヒは「ボミさんも遠くから見れば普通に見えます」とニコリともせず言う。←つまり、外側だけでは分からないってことを言いたい訳ね。ボミも何を言われたか分かったよう(笑)
ボミが店の前に停まっているボンナムのバイクを見て、値段を調べたがどのくらいか気になりますよね?とセヒに訊いた。セヒは「別に」と答えるが、ボミがセヒさんはこういうのに関心ないですものね、と言うと、調べたなら聞いてもいいよ的な態度(笑) 前回も思ったけど、セヒとボミのコンビは結構面白い!
ボミがセヒに耳打ちをしていると、向こうからジホたちがやって来た!ちょっと離れたところからスジがボンナムのバイクを見て驚き、あれは中型車に匹敵するほどの価格だと言うと、ちょうどボミから訊いたセヒも驚きの表情。口では「いえ、思ってたよりは別に・・・」と強がって言うが、ソロリソロリと後ずさる(笑)
会社に戻ろうと足を踏み出したボミとセヒの足が引っかかり、セヒはバランスを崩した!目の前にはボンナムのお高いバイクが!!
いきなりスローモーションになり、セヒの焦る顔、ジホたちの驚く顔、ボミもさすがに驚きで顔が歪む。バイクに手がぶつかると思った瞬間、セヒは体をねじってバイクを上手くよけた!大きく息を吐くセヒ。ボミがバックミラーだけでも1週間の残業代ですよ、と言うと、外に出ていたボンナムが「気を付けてくださいね。2048年まで家のローンと一緒に返してもらうことになりますから」と声を掛ける。「大げさが過ぎますね」と反論していたセヒに向かって今度は配達バイクがやって来た!
再びスローモーションシーンが始まる(笑) 配達バイクをよけようとしたセヒはボンナムのバイクの方に体を捻った。今にも体がぶつかる、その瞬間、セヒは飛んだ!バイクの上を回転しながら飛び越えたのだ!! ボミ、ボンナム、ジホ、スジ、ホラン、セヒを見ている全員の口がO(オー)の字。体操選手かジャッキーチェンかというレベルで何とかバイクはクリアしたセヒだったが、着地できずに体を地面に打ち付けてしまった。うーんと唸り、立ち上がれないセヒ。(これ、一応笑うシーンです)
「ジホ、あんたの旦那…」ジホは言葉も出ずにセヒを見つめるのだった。
ウォンソクの会社の事務所を訪れたマ代表。今朝の頼みごとをしに来たのだ。閉めきられた狭いマンションの一室。一心不乱に作業しているウォンソクともう一人を窺いながら後ろのソファーに腰をかけると、そこにはもう一人が寝ていて悲鳴があがった。その声でマ代表に気付いたウォンソク。座る場所もない、マ代表が開業祝に持って来てくれた観葉植物の小さな鉢を飾る場所もない、本当に小さな事務所。ウォンソクはマ代表を外に出るよう促した。
事務所の外で立ちながらコーヒーを飲むマ代表とウォンソク。ウォンソクはマ代表にあれこれと悩みを打ち明ける。仕事も恋愛も今、山場で過酷だと。結婚の考えが無い男とは不安だからとホランに強制的に禁欲させられていることまで話した。「2個使わないとしないって」(笑)マ代表の驚く顔も笑えます。ホランの教育がだいぶ効いているね!ウォンソクが真剣に結婚について考えているのを見て、マ代表は以前うちに来いと言った事はまだ有効だから、とウォンソクに言ってあげる。マ代表は本当に優しいな〜
やっと本題に。ボンナムの写真を見せながら、他のソゲティンアプリのブラックリストにあがっているかを調べられるかとウォンソクに頼んだマ代表。ウォンソクは快諾。2人はこの件に微妙にジホが絡んでいることが心配なのだ。
病院ではセヒが額を縫われていた。女医先生が怪我の経緯を訊くと付き添ってきたボミ、スジ、ホラン、ジホは一様に黙る。「保護者は誰なんです?」と先生に訊かれ、一斉にジホの方を向く他3人。ジホがおずおずと「オートバイで・・・」と言い出すとバイク事故と早合点してレントゲンを撮ろうと助手に言い出す。「いえ・・オートバイをよけて」と言うと今度は助手がバイクに轢かれそうになったと早合点。他3人は笑うに笑えないといった表情。実際、高いバイクに触りたくなくて自分でコケただけのセヒなのだ。
結局セヒが自分で「駐車場にあったバイクを一人で勝手によけてこうなりました」と説明すると、「まさか高いバイクだったからですか」と助手にズバリ言われ、女医が 「いくら高いバイクだからって、命をかけるバカがどこにいるのよ〜」 と冗談交じりで助手に言うのを見てついに吹き出すスジとホラン。皆の前でさすがに恥ずかしくなったセヒは「一週間後に来ます」とさっさと診察室を出て行ってしまう。なんとも言えない顔で立ち尽くすジホ。
スジの車。なぜかホランと一緒にボミも乗っている。「奥さんの友達の前であんな姿を見られたらジホさんが恥ずかしいでしょうに」とボミがジホに同情している。ところで二人はボンナムをよく知っているかと訊くボミ。ホランが誤解をして「まさか〜ソゲティンアプリを作るほうの方が自分のレベルをご存じない?」と若干失礼なことを言う。ボミは「そちらよりはレベルが高いと思いますが。うちのアプリされてないでしょう?」と応戦。彼氏がいるから私には必要ない、そういうものは自尊心がない人がするものでしょとさらにホランの応酬。「ああ、彼氏がいて自尊心もあるのに、常識がないんですね」とボミが言うとホランが「なんですって!?」一触即発、マウンティングの場となった車内。
薬局で薬を受け取ったセヒと付き添ってきたジホ。椅子に座るときも家のソファーでも、いつも一つ分あけて座る二人。ジホは「痛くないですか?」と訊くと「大丈夫です」と答えるセヒ。ジホはバイクに倒れれば怪我をしなかったのに、とセヒに言うと、セヒはそうするとオートバイが壊れるから、と答えた。ジホは「そっちの方がいいでしょう、人が怪我をするよりは」と少しイライラしている。結果的にはバイクの修理費より自分の治療費の方が安く済んだと涼しい顔でセヒが言うのを聞いて完全に呆れモード。「どこがサンナムジャよ・・・」と呟く。セヒが「え?」と聞き返すと慌てて「猫は夕方に連れに来てくださいと言われました。検査が少し残ってて」と話題転換。「ありがとうございます」とお礼を言うセヒ。
時間を気にして「行きましょうか」と立ち上がるジホ。カフェに戻るのかと尋ねるセヒに「クビになっちゃうから戻らないと」と言うとじっと黙って席を立たないセヒ。「私に何か言うことあるんですか?」とジホが言うと「そのカフェ・・・」ジホはまた座った。「そのカフェでいつまで働くお考えですか?」「さあ、クビにならない以上、当分は続けて。どうしてお尋ねですか?」セヒは家の周りにもカフェはあるのに、敢えてあのカフェで働かないといけないのかと訊いた。「もしかして、気になさってますか?」セヒがジホの意を汲み取れずに黙ると「会社の方たちをそんなに気にされますか?うちのカフェに来ること」「いえ、それは・・」「それは気になさらないで下さい。仰った通り、夫婦関係を演出するような心地のよくない状況は私も避けていますから 」←セヒはボンナムのことが頭にあるから言ったことなんだけど、ジホは完全に誤解している〜〜
続けてジホは家の周りのカフェは全て行ってみて全て落とされたと言った。今のカフェだってボンナムのお陰で入れたようなもので、それなりに大変な思いをして探した職場だと。だから簡単に言わないで下さい、ときっぱりと言うのだった。
薬局の前で別れた二人。それぞれ職場の方向へ。カフェへ戻るジホの背中を振り返って見るセヒ。セヒがなかなか心の中のことを言わないからなぁ〜。ジホはどんどん誤解していくのよね!
スジも会社の駐車場に到着。これから仕事に戻るのだ。後部座席のポケットにちょこんといる“スジの娘”を見て昨日のマ代表を思い出すスジ。ちょんと頭をつついて笑い、バッグと書類を取り、そしてブラジャーをそのバッグに詰め込んだ。スジは会社以外ではノーブラ派なのだ!
オフィスに戻る廊下でパク代理ご一行に出くわした。パク代理は必ずスジに声を掛けてくる。話しながらスジの胸元をじろじろと見るパク代理。さりげなく書類を胸に持っていってやり過ごしたスジ。「おい、見たか?してないの」とすぐに部下に言う下品な奴。「賭けるか?」なんて言っている!
スジはトイレでブラジャー装着中。そこに化粧直しの女子社員たちが入ってきて、スジがいるとも思わずスジの噂話を始める。ゴールドベンチャーの酒席の話がもう出回っているのだ。マ代表との仲を邪推したり、外出時はノーブラらしいからそれで仕事を取ってるとか、噂に尾ひれがつくとはまさにこの事。女子同士でも足の引っ張り合いは怖いわ〜
女子社員たちが行った後、スジは個室から出てきた。その時ちょうど、マ代表からのメッセが届いた。確認してため息をつくスジ。
ウォンソクがキョルマルエ(結婚ではなく恋愛=セヒたちの会社)にやって来た。「上げ底さん?」とボミがお出迎え。「代表がお願いした資料を持っていらしたんでしょ?こちらにどうぞ」「サング兄さんは?」「先ほどVIPとのお約束が出来て出て行かれました。私に話して頂ければ結構です」「VIP?」←それは・・・
マ代表がいるカフェに急ぐスジ。「退勤したら電話してください。一緒にご飯食べよう〜。今、会社の前のカフェ^^」というメッセを見てやって来たのだ。VIPはスジのことだったね〜
中に入り、厳しい顔でマ代表の元に来たスジ。周りを気にしている。そりゃーあんな噂が社内を回っていたら誰かに目撃された日にはまた何を言われるか。「退勤するまで待ってるのに」と言うマ代表に「何のご用ですか」と冷たく言う。マ代表は全然気にせずにご飯をご馳走しに来たとおどけて言うと、スジは今日は遅くなりますから、と断る。周りに目を配って落ち着かないスジと、スジをまっすぐ見てるマ代表。マ代表は遅くても仕事をしながら待ってると言い、カバンの中から仕事道具を一つずつ取り出す。「ノートパソコンと〜、イヤホンと〜、マウスと〜、花と!」バラ1輪がサッとカバンから出てきた!「今日から(2人の)1日目だから、今日は花1輪だけ。次は必ず期待して」と直球のマ代表。完全に固まるスジ。
その時、店の外をパク代理が過ぎ去っていく。気が気じゃないスジは「マ代表。また会いましょう」と言うと「早く花を受け取ってよ」とマ代表は話を止めない。「着いてきて」とスジは店を出た。
店の裏側まで来たところでまた花を差し出すマ代表。「なんです?」と取り付く島もないスジに「あ〜、恋愛する時はツンデレタイプなんだ」と納得している(笑)スジは「寝たいとは言ったけど、いつあなたと恋愛したいって言った?」とバッサリ。二十歳の若造でもあるまいし、錯覚してるようですがあの日は言ってみただけ、体が疼いてたの、とマ代表にグサグサ刺さることを言い続ける。やめてーースジや〜「思ったより純真で面食らったわ」
「スジ」とマ代表が初めて名前で呼んだ。「めちゃくちゃ性格悪いな」そう言われるのを待ってたかのように「私、とっても性格悪いの。性格悪いからここでここまで持ち堪えてるの」と言い、浮かれないでくださいと背を向けた。
その背中に「ウ・スジ!」と大きな声で呼びかけるマ代表。もう一度振り返ったスジに「今何て言った、浮かれるな?一緒にご飯を食べようって、心が通ったから一度付き合ってみようってそれだけなのに、そんなふうに闘鶏みたいに威嚇することか?」「会社が大学の同好会か何かと思ってるようですけど、いえ、学校でも同好会でも恋愛して別れたら女だけが損するの。悪口言われるのも女、辞めて出て行くのも女。分かる?世間が変わったと思ってる?同じよ。 だから、そんなに私と寝たければ会社を売ってから来て。そしたら恋愛してあげる 」スジやーー。早く鎧を脱いでおくれ!!
マ代表は朝の浮かれ具合から一転。天国から突き落とされた気分・・・
つづきます〜
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しかし、チョン・ソミンちゃんも上手だけど、イ・ミンギさんも演技が上手です!!基本、無表情だから目の動きとかで心の中を表現しなくちゃならなくて。もちろん、演出で分かりやすくはなってるけれどセヒ役は大変だろうな〜
〜ep.7-2のつづきから〜
ボンナムに対してのストーカー申告画面を見ているセヒ。そこにジホが声をかけた。「何かあったんですか?」セヒはジホの持っている本に目を落とす。→ボンナムのメッセージ付き“You Only Love One”がセヒから見える。
「明日も出勤されるのですか?」←ジホを心配するセヒ。分かりづらいけど。
「え?はい、出勤しなきゃでしょう、新入りだし早く行かないと」←いきなり訊かれて当惑気味のジホ。
「もし行かなかったらどうなります?」「行かなかったら・・・クビでしょう、どうしてです?」「明日、猫を病院に連れて行って頂くことはできますか?」「明日ですか?それでは午後に・・・」「いえ、午前中です。午前中に必ず行って頂ければ」「??はい・・そうします」
ボンナムの件がはっきりするまでジホと会わせたくないから猫を口実にしたセヒ。ジホはお手洗いに入った。
トイレの中で本を読みながら今のセヒを不思議に思うジホ。あんなに嫌がってたのに急に態度が変わったことに疑問が。(←ま、嫌がったのもボンナムに嫉妬したのが始まりだけど)
ボンナムに時間変更のメッセを送り、本を再び手に取るとボンナムが書いた“You Only Love One”が初めて目に入った。そのメッセージを見て「あの子本当に勉強全然しなかったみたい」と呟くジホ。言葉の意味より間違いだらけの英語が目に入ったのね、本当にボンナムは眼中にないってことの表れ。(ジホはソウル大出身だから頭もいいしね!)
自室に入りボミに電話をかけるセヒ。ボンナムのストーキング申告の件で問い合わせている。何処でどんな内容を申し立てされたかを詳細に聞いている。
翌朝、セヒは猫の病院のことをジホにお願いした。かかりつけの病院に連絡を取ったし猫も慣れているはずだと言い、病院代と交通費を払うためのカードを手渡す。「タクシーに乗って行ってください」ジホが遠慮して「大丈夫です。まっすぐ行くバスがありますから」と言うと、セヒは真面目な顔で「いえ、猫が大丈夫じゃないと思うので」と答えた。とにかく、医者が言うことは全部聞いて、追加の検査が必要なら全部してほしいと猫に愛情を全力で注ぐセヒに若干気後れしているジホ。セヒは猫のところまで行き、優しく「行っておいで」と話しかけて会社に出かけた。
↑でもこれは猫だけのためじゃなくて、なるべくボンナムとジホの接触する時間を減らしたい気持ちから言ってるのよね!
とあるカフェから出て来たマ代表の顔は晴れやかだ。昨夜のスジの言葉が頭の中から甦る。“私がマ代表を襲っちゃいそうだから”“303号室じゃなく304号室でした、私たちの部屋”
意気揚々とステップを踏む勢いで会社に向かうマ代表。道に停車している車のガラスを鏡代わりにして自分をチェック。なんと!自分の顔がチョ・インソンに見える始末。 (チョインソンさんの使い方が贅沢すぎる〜)
公園の歩道で道行く人たちと明るく挨拶を交わし、ついには一緒に踊りだす!突然のミュージカルシーン(笑)マ代表の心の中を表現しているのね!何でも、映画「500日のサマー」のパロディらしいです〜
ウッキウキのマ代表を現実に引き戻したのはボミ。「来てください」と腕を引っ張り、会社の中へ。
社長室?でボミからボンナムの報告を受けているマ代表。さっきと正反対の深刻な顔つき。そこに出社してきたセヒも入ってきた。ボミの調べでは、申告内容は電話番号を交換した後から着信が物凄く、着拒すると尋常じゃない数のメール、さらに会社にまで電話をかけてきたということらしい。
マ代表は事実なら大変だがこの手は虚偽申告も多いと。セヒは正確に確認するために他アプリのブラックリストを手に入れられないかとマ代表に訊いた。マ代表はウォンソクを通じて手に入れられるはずだと言う。セヒはうなずき、ボミには一緒に行ってほしいところがあると頼んだ。
猫の診察中に「すごく頼もしいでしょう」と獣医先生がジホに話しかけた。ジホが「えっ?」と訊き返すとセヒはとても男らしいタイプで病院の中では“???(サンナムジャ)=男らしく、男臭い男”で通っていると看護師さんも言うのだ。ジホは、にわかに信じられない。
初めて猫を連れて来た時、セヒがものすごく怒って看護師たちがサンナムジャとあだ名をつけたと聞いたジホは「怒ったんですか?あの人が?」と驚いて訊き返す。セヒが道に捨てられて死にそうになっていた猫を連れてきて、あまりの状態の悪さに「覚悟してください」と言った時に机をバンッと叩いて怒ったと教えてくれた獣医先生と看護師さんのご夫婦。「いい結婚をなさいましたね」と言われたジホ。
セヒとボミはYOLOカフェへ向かった。カウンターにはボンナムがいた。おやつを買いに来たとボミが説明すると、新商品の試食をさせてくれるボンナム。セヒはさり気なくボンナムの様子を観察する。ボンナムの前に行くと「ジホ姉さんは用があって遅れると言ってましたけど」と普通に話しかけてきた。セヒは「ええ、そうですよ」と答える。(わざとそうしたんだもんね!)
ボミと世間話をしながらテイクアウトの用意をしているボンナムの後ろに、工具がたくさん入っているボンナムのバッグが見える。「カバンが重たそうですけど」と問いかけるセヒに、ボンナムは「バイク乗る人の必需品でしょ。作業に必要だから」「どんな作業ですか?」とボミが訊くと「オートバイを直して、女心も治して」とスマイルで答えたボンナム。怪訝な顔でいるセヒに「計算します」とカードを預かり、セヒのサインを見て「サインが変わったんですね」と言った。さらに顔が険しくなるセヒ。「サインは初めてです。この前は現金だったので」※関係ないけど、韓国人のカードのサインできちんと名前を書いてる人を見たことないですね!私の友達もグチャッと書いたり○印したり・・・(笑)セヒも横棒1本のサインでした!わざとかな?
ボンナムは「あー、他のお客様とこんがらがったみたいです」と言うが、じっとその様子を見ているセヒ。
ジホは猫を病院に預けてYOLOカフェへと向かう途中。「サンナムジャ?猫を抱いて走った?うちの大家さんが?あの新皮質が?(←久しぶりの単語w)」全く信じられないジホ。獣医さんのところで聞いたセヒとジホの知ってるセヒが全くかみ合わないのだ。
そんな独り言を言いながら歩いていたジホの後ろから、笑いながら歩いてきたのはスジとホラン。「あれ?出勤してなかったの?」と言うスジに用事があって遅れたと言うジホ。ジホがどこに行くのかを訊くと、ホランが「どこって?あんたんとこのカフェよ〜。ボンナムがクーポンくれたから〜」と明るく答える。3人で腕を組んでカフェまでGOGO!
店から出て来たボミとセヒ。店の前でボミが虚偽申告ではないかとセヒに言う。ボミはボンナムが良い子に見えると。セヒは「ボミさんも遠くから見れば普通に見えます」とニコリともせず言う。←つまり、外側だけでは分からないってことを言いたい訳ね。ボミも何を言われたか分かったよう(笑)
ボミが店の前に停まっているボンナムのバイクを見て、値段を調べたがどのくらいか気になりますよね?とセヒに訊いた。セヒは「別に」と答えるが、ボミがセヒさんはこういうのに関心ないですものね、と言うと、調べたなら聞いてもいいよ的な態度(笑) 前回も思ったけど、セヒとボミのコンビは結構面白い!
ボミがセヒに耳打ちをしていると、向こうからジホたちがやって来た!ちょっと離れたところからスジがボンナムのバイクを見て驚き、あれは中型車に匹敵するほどの価格だと言うと、ちょうどボミから訊いたセヒも驚きの表情。口では「いえ、思ってたよりは別に・・・」と強がって言うが、ソロリソロリと後ずさる(笑)
会社に戻ろうと足を踏み出したボミとセヒの足が引っかかり、セヒはバランスを崩した!目の前にはボンナムのお高いバイクが!!
いきなりスローモーションになり、セヒの焦る顔、ジホたちの驚く顔、ボミもさすがに驚きで顔が歪む。バイクに手がぶつかると思った瞬間、セヒは体をねじってバイクを上手くよけた!大きく息を吐くセヒ。ボミがバックミラーだけでも1週間の残業代ですよ、と言うと、外に出ていたボンナムが「気を付けてくださいね。2048年まで家のローンと一緒に返してもらうことになりますから」と声を掛ける。「大げさが過ぎますね」と反論していたセヒに向かって今度は配達バイクがやって来た!
再びスローモーションシーンが始まる(笑) 配達バイクをよけようとしたセヒはボンナムのバイクの方に体を捻った。今にも体がぶつかる、その瞬間、セヒは飛んだ!バイクの上を回転しながら飛び越えたのだ!! ボミ、ボンナム、ジホ、スジ、ホラン、セヒを見ている全員の口がO(オー)の字。体操選手かジャッキーチェンかというレベルで何とかバイクはクリアしたセヒだったが、着地できずに体を地面に打ち付けてしまった。うーんと唸り、立ち上がれないセヒ。(これ、一応笑うシーンです)
「ジホ、あんたの旦那…」ジホは言葉も出ずにセヒを見つめるのだった。
ウォンソクの会社の事務所を訪れたマ代表。今朝の頼みごとをしに来たのだ。閉めきられた狭いマンションの一室。一心不乱に作業しているウォンソクともう一人を窺いながら後ろのソファーに腰をかけると、そこにはもう一人が寝ていて悲鳴があがった。その声でマ代表に気付いたウォンソク。座る場所もない、マ代表が開業祝に持って来てくれた観葉植物の小さな鉢を飾る場所もない、本当に小さな事務所。ウォンソクはマ代表を外に出るよう促した。
事務所の外で立ちながらコーヒーを飲むマ代表とウォンソク。ウォンソクはマ代表にあれこれと悩みを打ち明ける。仕事も恋愛も今、山場で過酷だと。結婚の考えが無い男とは不安だからとホランに強制的に禁欲させられていることまで話した。「2個使わないとしないって」(笑)マ代表の驚く顔も笑えます。ホランの教育がだいぶ効いているね!ウォンソクが真剣に結婚について考えているのを見て、マ代表は以前うちに来いと言った事はまだ有効だから、とウォンソクに言ってあげる。マ代表は本当に優しいな〜
やっと本題に。ボンナムの写真を見せながら、他のソゲティンアプリのブラックリストにあがっているかを調べられるかとウォンソクに頼んだマ代表。ウォンソクは快諾。2人はこの件に微妙にジホが絡んでいることが心配なのだ。
病院ではセヒが額を縫われていた。女医先生が怪我の経緯を訊くと付き添ってきたボミ、スジ、ホラン、ジホは一様に黙る。「保護者は誰なんです?」と先生に訊かれ、一斉にジホの方を向く他3人。ジホがおずおずと「オートバイで・・・」と言い出すとバイク事故と早合点してレントゲンを撮ろうと助手に言い出す。「いえ・・オートバイをよけて」と言うと今度は助手がバイクに轢かれそうになったと早合点。他3人は笑うに笑えないといった表情。実際、高いバイクに触りたくなくて自分でコケただけのセヒなのだ。
結局セヒが自分で「駐車場にあったバイクを一人で勝手によけてこうなりました」と説明すると、「まさか高いバイクだったからですか」と助手にズバリ言われ、女医が 「いくら高いバイクだからって、命をかけるバカがどこにいるのよ〜」 と冗談交じりで助手に言うのを見てついに吹き出すスジとホラン。皆の前でさすがに恥ずかしくなったセヒは「一週間後に来ます」とさっさと診察室を出て行ってしまう。なんとも言えない顔で立ち尽くすジホ。
スジの車。なぜかホランと一緒にボミも乗っている。「奥さんの友達の前であんな姿を見られたらジホさんが恥ずかしいでしょうに」とボミがジホに同情している。ところで二人はボンナムをよく知っているかと訊くボミ。ホランが誤解をして「まさか〜ソゲティンアプリを作るほうの方が自分のレベルをご存じない?」と若干失礼なことを言う。ボミは「そちらよりはレベルが高いと思いますが。うちのアプリされてないでしょう?」と応戦。彼氏がいるから私には必要ない、そういうものは自尊心がない人がするものでしょとさらにホランの応酬。「ああ、彼氏がいて自尊心もあるのに、常識がないんですね」とボミが言うとホランが「なんですって!?」一触即発、マウンティングの場となった車内。
薬局で薬を受け取ったセヒと付き添ってきたジホ。椅子に座るときも家のソファーでも、いつも一つ分あけて座る二人。ジホは「痛くないですか?」と訊くと「大丈夫です」と答えるセヒ。ジホはバイクに倒れれば怪我をしなかったのに、とセヒに言うと、セヒはそうするとオートバイが壊れるから、と答えた。ジホは「そっちの方がいいでしょう、人が怪我をするよりは」と少しイライラしている。結果的にはバイクの修理費より自分の治療費の方が安く済んだと涼しい顔でセヒが言うのを聞いて完全に呆れモード。「どこがサンナムジャよ・・・」と呟く。セヒが「え?」と聞き返すと慌てて「猫は夕方に連れに来てくださいと言われました。検査が少し残ってて」と話題転換。「ありがとうございます」とお礼を言うセヒ。
時間を気にして「行きましょうか」と立ち上がるジホ。カフェに戻るのかと尋ねるセヒに「クビになっちゃうから戻らないと」と言うとじっと黙って席を立たないセヒ。「私に何か言うことあるんですか?」とジホが言うと「そのカフェ・・・」ジホはまた座った。「そのカフェでいつまで働くお考えですか?」「さあ、クビにならない以上、当分は続けて。どうしてお尋ねですか?」セヒは家の周りにもカフェはあるのに、敢えてあのカフェで働かないといけないのかと訊いた。「もしかして、気になさってますか?」セヒがジホの意を汲み取れずに黙ると「会社の方たちをそんなに気にされますか?うちのカフェに来ること」「いえ、それは・・」「それは気になさらないで下さい。仰った通り、夫婦関係を演出するような心地のよくない状況は私も避けていますから 」←セヒはボンナムのことが頭にあるから言ったことなんだけど、ジホは完全に誤解している〜〜
続けてジホは家の周りのカフェは全て行ってみて全て落とされたと言った。今のカフェだってボンナムのお陰で入れたようなもので、それなりに大変な思いをして探した職場だと。だから簡単に言わないで下さい、ときっぱりと言うのだった。
薬局の前で別れた二人。それぞれ職場の方向へ。カフェへ戻るジホの背中を振り返って見るセヒ。セヒがなかなか心の中のことを言わないからなぁ〜。ジホはどんどん誤解していくのよね!
スジも会社の駐車場に到着。これから仕事に戻るのだ。後部座席のポケットにちょこんといる“スジの娘”を見て昨日のマ代表を思い出すスジ。ちょんと頭をつついて笑い、バッグと書類を取り、そしてブラジャーをそのバッグに詰め込んだ。スジは会社以外ではノーブラ派なのだ!
オフィスに戻る廊下でパク代理ご一行に出くわした。パク代理は必ずスジに声を掛けてくる。話しながらスジの胸元をじろじろと見るパク代理。さりげなく書類を胸に持っていってやり過ごしたスジ。「おい、見たか?してないの」とすぐに部下に言う下品な奴。「賭けるか?」なんて言っている!
スジはトイレでブラジャー装着中。そこに化粧直しの女子社員たちが入ってきて、スジがいるとも思わずスジの噂話を始める。ゴールドベンチャーの酒席の話がもう出回っているのだ。マ代表との仲を邪推したり、外出時はノーブラらしいからそれで仕事を取ってるとか、噂に尾ひれがつくとはまさにこの事。女子同士でも足の引っ張り合いは怖いわ〜
女子社員たちが行った後、スジは個室から出てきた。その時ちょうど、マ代表からのメッセが届いた。確認してため息をつくスジ。
ウォンソクがキョルマルエ(結婚ではなく恋愛=セヒたちの会社)にやって来た。「上げ底さん?」とボミがお出迎え。「代表がお願いした資料を持っていらしたんでしょ?こちらにどうぞ」「サング兄さんは?」「先ほどVIPとのお約束が出来て出て行かれました。私に話して頂ければ結構です」「VIP?」←それは・・・
マ代表がいるカフェに急ぐスジ。「退勤したら電話してください。一緒にご飯食べよう〜。今、会社の前のカフェ^^」というメッセを見てやって来たのだ。VIPはスジのことだったね〜
中に入り、厳しい顔でマ代表の元に来たスジ。周りを気にしている。そりゃーあんな噂が社内を回っていたら誰かに目撃された日にはまた何を言われるか。「退勤するまで待ってるのに」と言うマ代表に「何のご用ですか」と冷たく言う。マ代表は全然気にせずにご飯をご馳走しに来たとおどけて言うと、スジは今日は遅くなりますから、と断る。周りに目を配って落ち着かないスジと、スジをまっすぐ見てるマ代表。マ代表は遅くても仕事をしながら待ってると言い、カバンの中から仕事道具を一つずつ取り出す。「ノートパソコンと〜、イヤホンと〜、マウスと〜、花と!」バラ1輪がサッとカバンから出てきた!「今日から(2人の)1日目だから、今日は花1輪だけ。次は必ず期待して」と直球のマ代表。完全に固まるスジ。
その時、店の外をパク代理が過ぎ去っていく。気が気じゃないスジは「マ代表。また会いましょう」と言うと「早く花を受け取ってよ」とマ代表は話を止めない。「着いてきて」とスジは店を出た。
店の裏側まで来たところでまた花を差し出すマ代表。「なんです?」と取り付く島もないスジに「あ〜、恋愛する時はツンデレタイプなんだ」と納得している(笑)スジは「寝たいとは言ったけど、いつあなたと恋愛したいって言った?」とバッサリ。二十歳の若造でもあるまいし、錯覚してるようですがあの日は言ってみただけ、体が疼いてたの、とマ代表にグサグサ刺さることを言い続ける。やめてーースジや〜「思ったより純真で面食らったわ」
「スジ」とマ代表が初めて名前で呼んだ。「めちゃくちゃ性格悪いな」そう言われるのを待ってたかのように「私、とっても性格悪いの。性格悪いからここでここまで持ち堪えてるの」と言い、浮かれないでくださいと背を向けた。
その背中に「ウ・スジ!」と大きな声で呼びかけるマ代表。もう一度振り返ったスジに「今何て言った、浮かれるな?一緒にご飯を食べようって、心が通ったから一度付き合ってみようってそれだけなのに、そんなふうに闘鶏みたいに威嚇することか?」「会社が大学の同好会か何かと思ってるようですけど、いえ、学校でも同好会でも恋愛して別れたら女だけが損するの。悪口言われるのも女、辞めて出て行くのも女。分かる?世間が変わったと思ってる?同じよ。 だから、そんなに私と寝たければ会社を売ってから来て。そしたら恋愛してあげる 」スジやーー。早く鎧を脱いでおくれ!!
マ代表は朝の浮かれ具合から一転。天国から突き落とされた気分・・・
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タグ: この人生は初めてなので
2017年11月02日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.7-2
〜ep.7-1の続きから〜
YOLOカフェから車で戻るスジとホラン。ホランはボンナムのエクボが気に入った模様。「お義兄さんと正反対のタイプじゃない?」スジも同意。「両極端よね。ビジュアルもライフスタイルも」ホランは地球上に男があの2人しかいなかったら、どっちを選ぶ?とスジに究極の質問を。するよね、女同士でこういう話!(笑)スジは地球上に男が2人ならどっちも寝るに決まってる、とさすがの答え!
「それで〜、マ代表とはどうなの?」とホランの女子トークは続く。急に焦るスジ。「(一緒に)寝たの?寝るの?寝てるの?」と直球を投げつけるホラン。「何言ってんの、仕事の仲よ」とスジが言うも、ニヤリとして「ふ〜ん。最近は書類の代わりに人形をやり取りするわけ」と、後部座席の人形をチラリと見てからかう。スジが慌てて言い訳をしながら「後で捨てるわよ」と言うと、「ふ〜ん、捨てるのにシートベルトさせて。それにしてもあんたにすごく似てるわ」とスジの焦りようが楽しそう(笑)マ代表がくれたUFOキャッチャーの“スジの娘”、大事にしてるんだね〜
スマホを見ていたホランが突然息を飲んだ。「うわ、アプリで事件があったみたい。付き合ってた男が女の人にストーキングしたみたいよ」「どこの(アプリ)?今日の事件?」慌てて訊くスジ。「心配ないわ。 あんたのマ代表 のとこじゃないから」ホランを睨みつけるスジだが、バックミラーで人形を覗いて微笑む。スジもだんだんマ代表が気になってきたんだね!
セヒの会社ではボミがこの事件を発見した。ゲームアプリで出合った男が女性を13時間監禁したと記事に出たのだ。それを聞いたスタッフが、アプリでの出会いというだけで同じに見られてうちのイメージが悪化するのではと憂慮する。別のスタッフも予めブラックリストを作って管理したほうがいいのでは、と言い始めた。ボミも同意し、予め把握して(違反行動は)きちんとさせなくてはとため息をつく。
スタッフたちの話をずっと聞いていたセヒは、ボミにもしものことを想定してリアルタイムでモニタリングをし、特にフォローが必要な申し出には危険性が低くてもすぐに共有すること、と指示を出した。リスク管理を一歩間違えると会社が傾く可能性だってあるしね。デキル社員たちを持ってマ代表も安泰だ!
そこに大はしゃぎで部屋に入ってきたマ代表。ハイテンションすぎて、すぐそばにいたスタッフに抱きつきおでこにチュー(笑)
「みんな、ついに海外支社の立ち上げに手が届きそうだ!」つられてはしゃぐスタッフたち。驚くセヒに、パク代理(メガネ先輩)のコネでゴールデンベンチャー(投資会社)と今夜会食が決まったとマ代表。
「パク代理って、あのパク代理?」と怪訝に言うセヒ。「そうさ、俺が来世にインドの財閥に生まれたら一生スードラとしてこき使うパク代理は、なんとなんとゴールデンベンチャー審査役の大学の先輩なんだ!パク代理様はもう俺が一生仕えるブラフマン様さ!」(笑)現金なマ代表。今までスジにさんざん嫌なことしてたの見てたしね。だいぶムカついてたんでしょう〜
そして会食が行われる高級料亭に来たマ代表。席に通されるとすでにスジが一人で到着していた。緊張した様子のマ代表にお祝いを言うスジ。今回はパク代理が随分骨を折ったと。元々こんなに一生懸命仕事する人じゃないのに、と言うスジに、社員生活は一生懸命さではなく成果が重要だと、サムスン電子の代理だった前歴を明かしたマ代表。マ代表も大企業戦士だったのね!「生まれながらの代表がどこにいるんですか」とスジに小さな復讐(笑)
この前はおせっかいが過ぎたともう一度謝るマ代表。もう謝ったじゃないですか、と言うスジに謝罪を受けてもらえたのかと訊く。スジは結局メッセを送らなかったんだね。いつも返事がないから(メッセンジャーの不具合かと)関係者に確認するところでした、と相手を責めることなくスマートな言い方。スジでも思わずクスッと笑ってしまう。「正式に謝罪を受けてください。申し訳ありません。もうあんながさつでオヤジくさいことしません」「はい。今日は代表の本当に重要な席ですから。私的な感情で対応なさらずに」
「私的な感情って・・・僕がウ代理を好きなこと?」といきなり告白したマ代表。戸惑うスジに「冗談ですよ、冗談」と取り消すけど 全然冗談じゃないもんね! マ代表はスジに僕は私的な感情で仕事を駄目にする人間ではありません、と言った所でパク代理がゴールデンベンチャーの後輩と代表を連れて部屋に入ってきた。
日暮れ時。ウォンソクは屋上で洗濯物を取り込む。そこにマ代表から会食の報告がメッセで届いた。仕事がとんとん拍子のマ代表を羨むウォンソク。でもすぐに応援メッセを返すところが性格いいのよね!洗濯物を畳みながら、シャワーから出てきたホランにも報告する。うまくいったら自分の方にも力を貸してくれると。ホランも喜びながら「それじゃセヒ義兄さんも昇給するのかな?ジホはいいな〜私より先に奥様になるのね」と言うと、突然ホランにくっつき始めるウォンソク。さっきホランの排卵期終了のアラームが鳴ったのだ。ホランもその気になってベッドに飛び込む二人。
するとホランがコンドームは2つあるかを尋ねた。2回戦までしたいのかとニヤけたウォンソクだが、ホランは1回で使うという。そして再び眼鏡キャラに変身したホランの講義開始(笑)コンドームの避妊の失敗率に妊娠確率の変数を掛けて・・・とにかく万が一にも妊娠はできないのだ、結婚話が無いなら注意に注意を重ねないと。ホランに諭されて気が萎えたウォンソクは再び洗濯物を畳み始めた・・・(笑)
料亭ではゴ社の代表がマ代表の投資提案書、会社の成長度合いを機嫌よく褒めてくれる。それに対してマ代表も良く見てくださって有難うございます、と和やかな雰囲気。この席さえ乗り越えれば、投資を受けられることはもう約束されたも同じことなのだ。パク代理も話をまとめようと一生懸命持ち上げている。うまく行きそうな雰囲気にスジもホッとした微笑。
マ代表がトイレに入るとパク代理が上機嫌で話しかけてきた。パク代理もこの話が纏まれば自分の成果だしね。今回のために週末にタイでゴルフ接待までしてきたんだ、と話す。そして、同世代なんだからタメ口でもいいだろ?と言ってきた。営業モードを崩さぬまま許諾したマ代表(こちらは敬語のまま)に、「サングや」と下の名前を呼び捨てにしてトイレを出て行ったパク代理。マ代表は「サングに殴られろ」とパク代理宛ての独り言で屈辱に耐える。
パク代理とマ代表が戻るといつの間にかスジの隣にはゴ社の代表が座り、スジに 異常に 密着。スジの休日の過ごし方を訊くと、それに乗って何処に行くか誰と過ごすかスジのプライベートを根掘り葉掘り訊き始めたパク代理。(←ある意味通常運転)スジが困惑しながら耐えているのを目の前で見ながら何もできないマ代表。ゴ社代表の手がスジの肩に回りそうになった瞬間・・・
「頭の狂ったおかしい野郎が、クソッ」と呟くマ代表。一瞬空気が止まる室内。マ代表はスマホを見ながら呟いたのだ。「マ代表、どうした」とパク代理が訊くと、後輩から戯言のメールが来て興奮してしまった、申し訳ありませんと一同に謝った。空気がほぐれて再度パク代理がしつこくスジに追求する。彼氏がいるのか、俺たちの仲で隠すのかと。するとゴ社の代表が私も若い人の話を聞きたいね、とスジの太ももに手を置いた。そこでまたマ代表は汚い言葉を呟く。もちろん、メールなんて来ていなくて全部スジにセクハラしてくるゴ社の代表に向けた言葉だ。
再び凍った場に「あ、すみません。私、顔はいいんですけど(←おい)血の気が多くて。この後輩野郎のクセを治さないと一生後悔するかと思いまして。申し訳ありません!」と破談になることを確信した上できっぱりと言い放つのだった。明らかに不機嫌な表情になったセクハラ代表。
セヒが退勤してバス停まで歩いていると、後ろから後輩スタッフの車が止まった。ボミも乗っていて、一緒に乗って帰ろうと誘う。セヒがバスで帰ると断ると後輩もどうせ帰り道ですから、と誘ってくれた。セヒは腕時計を見て・・・
ジホもその頃退勤していた。バスを待つジホ。バスが来て・・・中を見るとセヒは乗っていない。そのままバスを見送るジホ。ジホはセヒがバスに乗ってくるのを待ってたのね〜。多分ジホはこの前の件から、既にセヒが気になる存在以上になってる!セヒに「退勤されましたか?」とメッセを送ろうとしたまさにその時。
「姉さん!」とバイクでボンナムが停留所まで来た。先に黙って上がってしまって・・と不平を言うボンナム。送ってあげると言う彼にジホはバスで帰ると断る。ボンナムは旦那が迎えに来るの?と訊くが、もちろんそんな約束はしていない。それじゃ乗っていけば?バスより早いよ、と重ねて言われ、セヒに一線を引かれているジホは・・・
セヒの後輩スタッフがボミに「バスで帰る心理って何?」と訊いている。結局セヒは車に乗らなかったのだ。「さあ、変わってるんでしょ」と言い、梨泰院で降ろしてもらう。「友達と約束?」と訊くスタッフに「私との約束というか」と答えるボミ。車を降りて口紅を引き直し、街へ消えていった。二つの顔を持つボミ!?
バスに乗っているセヒ。ジホが乗るはずのバス停に着いた。顔を窓の外に出して探しているような素振りをする。やっぱりジホが待っててくれるかと思ったんだよね、昼の会話で。でもジホはいなかった。
黒塗りの車の脇で90°に腰を曲げて最敬礼しながら謝罪しているパク代理。ゴ社の代表を見送っているのだ。それを少し離れた場所から見ているマ代表とスジ。パク代理が戻ってくるとマ代表は謝罪した。「当分の間、会えない」とパク代理も帰って行った。放心状態のマ代表。海外進出はマ代表の創業からの目標でもあったのだ。代行の運転手が来てスジはマ代表を促し車へ。
車の中でも無言のマ代表とスジ。スジが「どうしたんです?私的な感情で対応しないってそう仰ったじゃないですか」と訊くと、マ代表は「私的じゃない、公的な感情だけど」と外を見ながら呟いた。「どこに行っても気になるし、何してるかと知りたいし、それで会いたいし。これは公的な感情だ」「マ代・・」「嫌なんだよ!君にあいつらがふざけることが!」と怒りが沸騰したマ代表。殴りそうなのをやっと堪えた、だから何にも言わないでくれ、あいつらが悪いことをしたんじゃないか、何で俺に言うんだよ、と子供のように訴える。スジが思わず笑って「可愛くて困っちゃう」と呟くと、スジに「笑うと赤ちゃんみたいだ、つくりは怖い顔なのに」と真顔で言うマ代表。いや、このマ代表、本当に可愛い男です!
顔を見合わせて妙な雰囲気になった車内。お互いの手が近づいていくのにチョンと触れただけで離れる。気まずさに外を見たマ代表。「あ、ここ・・・」スジが振り返ると「来たところだ、303号」無表情を崩さないスジの顔を見て「あ、記憶ないって言うんでしょ」と下を向く。
「運転手さん。ここでちょっと止めてください」とスジ。ホテルの前で一人降ろされたマ代表。「ごめんなさい、ここからは一人で帰ってください」とスジが車の中から言うと「またどうしてこうするんです?僕がまた変なことしました?」と訊く。
「いいえ、私が変なことしそうで。このまま一緒にいたら私がマ代表を襲っちゃいそうだから」と言うスジ。マ代表が混乱していると 「あ、303号室じゃなくて304号室でした、私たちの部屋」 と言い残しスジは帰って行った。
「なんだよ〜、覚えてたんじゃないか〜。とんだ女ギツネだ」夜空を見上げ、笑うマ代表。
ジホは結局ボンナムに送ってもらった。家と違うところで降ろされたジホは「何?」「何って・・・デートの場所だよ」と笑うボンナム。ジホがしかめ面をすると「いい顔してよ、冗談だよ」とデコピン。そこはソウルの夜景が一望できる高台。ジホは思わず感嘆する。「何年ぶりかに見たわ。ソウルの夜景」
ボンナムが結婚して間もないのに、旦那とデートしないの?と突っ込むと、「しますよ」と嘘を言うジホ。ボンナムが「家デート?」とからかうと真面目な顔になったジホは「ボンナムさん、弟より年下の友達だから可愛いなと思ってたけど、もう冗談とだけは思えなくなってきたから。綺麗じゃないですか、この夜景も、ここに連れて来てくれたボンナムさんの心も。そのまま綺麗なまま嬉しいまま胸に響かせないと。そうじゃないですか?」
「私、ボンナムさんが心地悪くなりそうです」セヒに言われた「????=不便だ」をボンナムに使ったんだね。
「旦那のせいで?」とボンナムが訊く。ジホは首を振る。「いいえ、私のせいで」
「ボンナムさんの行動は好意でも軽い冗談だとしても、どっちにしろ私は結婚した人だから私を心地悪くするんです。こんな綺麗な夜景を見ても心地悪いんです、私が」
「じゃ、結婚してなかったら?綺麗かな、夜景。僕の好意も嬉しく響くのかな」とボンナム。「ええ、とても嬉しいと思います、結婚してなかったら。若くてカッコイイ男がこんな風に綺麗な夜景を見せてくれるのに」
「若くてカッコイイ?」「自分でも分かってるじゃないですか、顔に書いてあるけど」「え、素振りが出てるの?」「ええ」「それじゃ、時々ムカつくでしょ」「ちょっと」ジホは弟を見るような目でボンナムに笑いかける。
バスが家の停留所に着いてセヒが降りた。後ろから追い抜くボンナムのバイク。後ろには・・・ジホ。遠目でそれを目撃したセヒ。
エントランスでジホを降ろしたボンナムはジホに1冊の本を渡した。本屋に配達に行ったから買った、作家だったのをオーナーから聞いたからと。ジホはこの小説家が好きだと言い、あなたも?と訊いた。ボンナムは自分は本を読まない、買った理由は表紙が一番綺麗だったから。「僕、本も読まないし勉強もしなかったから単純なんだ。だから心地悪くならないで」
「今日は何を言われたか分かったから。深い考えはなかったんだ。一緒に仕事する姉さんが可愛くて扱いが簡単だから、仕事の後に夜景を見たりビールを飲んだりして親しく過ごしたかった」「簡単?」「自分で分かってるじゃない、簡単なこと。可愛いことも」ジホはフッと笑いながら「復讐?」と言う。「うん、復讐」と可愛く言うボンナム。
「分かった。これから帰り道、ビール飲みに行こ」ジホが突然タメ口になった。ボンナムが「?」という顔をすると、「もうタメ口にするね、扱うのが簡単な姉さんだから」と気楽に話すジホ。「明日ね」と言い、もらった本でボンナムの頭をポンと叩き家に向かった。
ジホはボンナムの言うsome関係にはならず、姉と弟として過ごすことをボンナムに宣言したんだね!
セヒが一足遅れて家に入るとジホが床を拭いていた。また猫が嘔吐していたのだ。病院に行ったかとジホに訊かれ、仕事で行けなかったと言ったセヒ。明日は必ず連れて行かないと、と言うと、「お忙しければ私が連れて行きます。ボンナムに話して時間を変われると思うので」と今日は言えたジホ。ボンナムの名前が出て面白くないセヒは「結構です」と断った。「契約書には無いことですから行く必要はありません。私が昼休憩に連れて行きます」と言いながら猫のいるソファーに行った。
ジホはまた拒絶された気がして・・・
「はい・・・」と言って部屋に戻ろうとした背中に「今日・・・バスに乗って帰ってきましたか?」と訊いたセヒ。ジホが振り返るとジホの方を見ずに「バスに乗ってきたんですか?家に」ともう一度言う。「あ・・・」と一瞬言い淀んだジホだったが・・・
「でも、私が答えなくてはいけませんか?」と訊き返す。「そのような必要は・・・無いですね」と答えるセヒ。「そうですよ」と言い、部屋に戻ったジホ。すれ違いやーーードアを閉める音を聞いてやっとジホがいた方向に顔を上げた・・・
さっき、ジホがボンナムと別れた後。
工具をバイクのサイドバッグにしまっているボンナム。家に帰るため通りかかったセヒに「今お帰りですか?姉さんを送ってきたんです、夜道は危ないから」セヒはボンナムをじっと見る。「危ないのでこれからは送らないでください」「えっ?」「そちらが送るともっと危険かもしれないので、送らないでくれと言ったんです」
自分が危険な人物だと思われたと誤解したボンナム。そんな意味ではなく、バイクが危ないという意味だとセヒは言った。(まあこれは正直ボンナムが言ってるほうが合ってると思うけど〜)
「バイクで送ろうがどうしようが、僕が決める」と言うボンナムに、自分でもボンナムでもなくジホが決める問題だと言うセヒ。他人の帰りを決める権利は誰にも無い、自分はただ意見を提示したまででジホがきちんと拒絶できない性格だからと。←ちゃんとジホのことを見てるね!
ボンナムは「やっぱり学歴がいいからなのか?論理がすばらしいですね」と、バイクにまたがり挑戦的な目つきで、「でも僕は学歴もないし理性的でもないから。欲しいものは必ず手に入れなくちゃいられないんですよ」と言い捨てて帰って行った。
居間でそのことを思い出していたセヒにボミからメッセが入った。マ代表が連絡取れずで(そうでしょうな)、今日受け付けた問題申告の件を先に送ると。添付された苦情を入れられた会員たちのプロフをスクロールしていくと・・・なんとその中にボンナムが。
「申告理由:ストーキング」セヒはそれをじっと見ている。
ジホは部屋でボンナムにもらった本を読んでいる。本に感銘を受けたジホ。
「いいね」と呟き、お手洗いに本を抱いて立った。部屋を出るとまだソファにいるセヒ。(ボミの報告書を見ていたため)
ジホがセヒの方を覗くとセヒもジホが出てきたことに気づいた。二人は無言でお互いの顔を見ている。ジホは今しがた読んでいた本の一節を思い起こす。
“私たちはおおかた、他の人たちを誤解している。『あなたの気持ちをを私は分かる』と言ってはならない”
セヒの視線がジホの持っている本に向く。その本の裏表紙には「You Only Love One ボクナム」のメッセージが書いてある。(→別の意味のYOLOだね!頭文字を取ると)
“それよりは『あなたが言う言葉の意味も私は分からない』と言わなくてはならない。私たちは努力をしない限り、お互いを理解できない”
う〜ん、セヒの嫉妬が実に分かりづらい!自分でも分かってないようでボミに指摘されて当惑してたし。でも紛いもなく嫉妬です。鈍感なジホは全然分かってないけど。ジホはもうセヒが好きだね!ボンナムのことは初めから何とも思ってないことがよく分かる。
あと、マ代表がとてもカッコよくて、弱いところも可愛かったです!スジとうまくくっついてほしいけど〜
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YOLOカフェから車で戻るスジとホラン。ホランはボンナムのエクボが気に入った模様。「お義兄さんと正反対のタイプじゃない?」スジも同意。「両極端よね。ビジュアルもライフスタイルも」ホランは地球上に男があの2人しかいなかったら、どっちを選ぶ?とスジに究極の質問を。するよね、女同士でこういう話!(笑)スジは地球上に男が2人ならどっちも寝るに決まってる、とさすがの答え!
「それで〜、マ代表とはどうなの?」とホランの女子トークは続く。急に焦るスジ。「(一緒に)寝たの?寝るの?寝てるの?」と直球を投げつけるホラン。「何言ってんの、仕事の仲よ」とスジが言うも、ニヤリとして「ふ〜ん。最近は書類の代わりに人形をやり取りするわけ」と、後部座席の人形をチラリと見てからかう。スジが慌てて言い訳をしながら「後で捨てるわよ」と言うと、「ふ〜ん、捨てるのにシートベルトさせて。それにしてもあんたにすごく似てるわ」とスジの焦りようが楽しそう(笑)マ代表がくれたUFOキャッチャーの“スジの娘”、大事にしてるんだね〜
スマホを見ていたホランが突然息を飲んだ。「うわ、アプリで事件があったみたい。付き合ってた男が女の人にストーキングしたみたいよ」「どこの(アプリ)?今日の事件?」慌てて訊くスジ。「心配ないわ。 あんたのマ代表 のとこじゃないから」ホランを睨みつけるスジだが、バックミラーで人形を覗いて微笑む。スジもだんだんマ代表が気になってきたんだね!
セヒの会社ではボミがこの事件を発見した。ゲームアプリで出合った男が女性を13時間監禁したと記事に出たのだ。それを聞いたスタッフが、アプリでの出会いというだけで同じに見られてうちのイメージが悪化するのではと憂慮する。別のスタッフも予めブラックリストを作って管理したほうがいいのでは、と言い始めた。ボミも同意し、予め把握して(違反行動は)きちんとさせなくてはとため息をつく。
スタッフたちの話をずっと聞いていたセヒは、ボミにもしものことを想定してリアルタイムでモニタリングをし、特にフォローが必要な申し出には危険性が低くてもすぐに共有すること、と指示を出した。リスク管理を一歩間違えると会社が傾く可能性だってあるしね。デキル社員たちを持ってマ代表も安泰だ!
そこに大はしゃぎで部屋に入ってきたマ代表。ハイテンションすぎて、すぐそばにいたスタッフに抱きつきおでこにチュー(笑)
「みんな、ついに海外支社の立ち上げに手が届きそうだ!」つられてはしゃぐスタッフたち。驚くセヒに、パク代理(メガネ先輩)のコネでゴールデンベンチャー(投資会社)と今夜会食が決まったとマ代表。
「パク代理って、あのパク代理?」と怪訝に言うセヒ。「そうさ、俺が来世にインドの財閥に生まれたら一生スードラとしてこき使うパク代理は、なんとなんとゴールデンベンチャー審査役の大学の先輩なんだ!パク代理様はもう俺が一生仕えるブラフマン様さ!」(笑)現金なマ代表。今までスジにさんざん嫌なことしてたの見てたしね。だいぶムカついてたんでしょう〜
そして会食が行われる高級料亭に来たマ代表。席に通されるとすでにスジが一人で到着していた。緊張した様子のマ代表にお祝いを言うスジ。今回はパク代理が随分骨を折ったと。元々こんなに一生懸命仕事する人じゃないのに、と言うスジに、社員生活は一生懸命さではなく成果が重要だと、サムスン電子の代理だった前歴を明かしたマ代表。マ代表も大企業戦士だったのね!「生まれながらの代表がどこにいるんですか」とスジに小さな復讐(笑)
この前はおせっかいが過ぎたともう一度謝るマ代表。もう謝ったじゃないですか、と言うスジに謝罪を受けてもらえたのかと訊く。スジは結局メッセを送らなかったんだね。いつも返事がないから(メッセンジャーの不具合かと)関係者に確認するところでした、と相手を責めることなくスマートな言い方。スジでも思わずクスッと笑ってしまう。「正式に謝罪を受けてください。申し訳ありません。もうあんながさつでオヤジくさいことしません」「はい。今日は代表の本当に重要な席ですから。私的な感情で対応なさらずに」
「私的な感情って・・・僕がウ代理を好きなこと?」といきなり告白したマ代表。戸惑うスジに「冗談ですよ、冗談」と取り消すけど 全然冗談じゃないもんね! マ代表はスジに僕は私的な感情で仕事を駄目にする人間ではありません、と言った所でパク代理がゴールデンベンチャーの後輩と代表を連れて部屋に入ってきた。
日暮れ時。ウォンソクは屋上で洗濯物を取り込む。そこにマ代表から会食の報告がメッセで届いた。仕事がとんとん拍子のマ代表を羨むウォンソク。でもすぐに応援メッセを返すところが性格いいのよね!洗濯物を畳みながら、シャワーから出てきたホランにも報告する。うまくいったら自分の方にも力を貸してくれると。ホランも喜びながら「それじゃセヒ義兄さんも昇給するのかな?ジホはいいな〜私より先に奥様になるのね」と言うと、突然ホランにくっつき始めるウォンソク。さっきホランの排卵期終了のアラームが鳴ったのだ。ホランもその気になってベッドに飛び込む二人。
するとホランがコンドームは2つあるかを尋ねた。2回戦までしたいのかとニヤけたウォンソクだが、ホランは1回で使うという。そして再び眼鏡キャラに変身したホランの講義開始(笑)コンドームの避妊の失敗率に妊娠確率の変数を掛けて・・・とにかく万が一にも妊娠はできないのだ、結婚話が無いなら注意に注意を重ねないと。ホランに諭されて気が萎えたウォンソクは再び洗濯物を畳み始めた・・・(笑)
料亭ではゴ社の代表がマ代表の投資提案書、会社の成長度合いを機嫌よく褒めてくれる。それに対してマ代表も良く見てくださって有難うございます、と和やかな雰囲気。この席さえ乗り越えれば、投資を受けられることはもう約束されたも同じことなのだ。パク代理も話をまとめようと一生懸命持ち上げている。うまく行きそうな雰囲気にスジもホッとした微笑。
マ代表がトイレに入るとパク代理が上機嫌で話しかけてきた。パク代理もこの話が纏まれば自分の成果だしね。今回のために週末にタイでゴルフ接待までしてきたんだ、と話す。そして、同世代なんだからタメ口でもいいだろ?と言ってきた。営業モードを崩さぬまま許諾したマ代表(こちらは敬語のまま)に、「サングや」と下の名前を呼び捨てにしてトイレを出て行ったパク代理。マ代表は「サングに殴られろ」とパク代理宛ての独り言で屈辱に耐える。
パク代理とマ代表が戻るといつの間にかスジの隣にはゴ社の代表が座り、スジに 異常に 密着。スジの休日の過ごし方を訊くと、それに乗って何処に行くか誰と過ごすかスジのプライベートを根掘り葉掘り訊き始めたパク代理。(←ある意味通常運転)スジが困惑しながら耐えているのを目の前で見ながら何もできないマ代表。ゴ社代表の手がスジの肩に回りそうになった瞬間・・・
「頭の狂ったおかしい野郎が、クソッ」と呟くマ代表。一瞬空気が止まる室内。マ代表はスマホを見ながら呟いたのだ。「マ代表、どうした」とパク代理が訊くと、後輩から戯言のメールが来て興奮してしまった、申し訳ありませんと一同に謝った。空気がほぐれて再度パク代理がしつこくスジに追求する。彼氏がいるのか、俺たちの仲で隠すのかと。するとゴ社の代表が私も若い人の話を聞きたいね、とスジの太ももに手を置いた。そこでまたマ代表は汚い言葉を呟く。もちろん、メールなんて来ていなくて全部スジにセクハラしてくるゴ社の代表に向けた言葉だ。
再び凍った場に「あ、すみません。私、顔はいいんですけど(←おい)血の気が多くて。この後輩野郎のクセを治さないと一生後悔するかと思いまして。申し訳ありません!」と破談になることを確信した上できっぱりと言い放つのだった。明らかに不機嫌な表情になったセクハラ代表。
セヒが退勤してバス停まで歩いていると、後ろから後輩スタッフの車が止まった。ボミも乗っていて、一緒に乗って帰ろうと誘う。セヒがバスで帰ると断ると後輩もどうせ帰り道ですから、と誘ってくれた。セヒは腕時計を見て・・・
ジホもその頃退勤していた。バスを待つジホ。バスが来て・・・中を見るとセヒは乗っていない。そのままバスを見送るジホ。ジホはセヒがバスに乗ってくるのを待ってたのね〜。多分ジホはこの前の件から、既にセヒが気になる存在以上になってる!セヒに「退勤されましたか?」とメッセを送ろうとしたまさにその時。
「姉さん!」とバイクでボンナムが停留所まで来た。先に黙って上がってしまって・・と不平を言うボンナム。送ってあげると言う彼にジホはバスで帰ると断る。ボンナムは旦那が迎えに来るの?と訊くが、もちろんそんな約束はしていない。それじゃ乗っていけば?バスより早いよ、と重ねて言われ、セヒに一線を引かれているジホは・・・
セヒの後輩スタッフがボミに「バスで帰る心理って何?」と訊いている。結局セヒは車に乗らなかったのだ。「さあ、変わってるんでしょ」と言い、梨泰院で降ろしてもらう。「友達と約束?」と訊くスタッフに「私との約束というか」と答えるボミ。車を降りて口紅を引き直し、街へ消えていった。二つの顔を持つボミ!?
バスに乗っているセヒ。ジホが乗るはずのバス停に着いた。顔を窓の外に出して探しているような素振りをする。やっぱりジホが待っててくれるかと思ったんだよね、昼の会話で。でもジホはいなかった。
黒塗りの車の脇で90°に腰を曲げて最敬礼しながら謝罪しているパク代理。ゴ社の代表を見送っているのだ。それを少し離れた場所から見ているマ代表とスジ。パク代理が戻ってくるとマ代表は謝罪した。「当分の間、会えない」とパク代理も帰って行った。放心状態のマ代表。海外進出はマ代表の創業からの目標でもあったのだ。代行の運転手が来てスジはマ代表を促し車へ。
車の中でも無言のマ代表とスジ。スジが「どうしたんです?私的な感情で対応しないってそう仰ったじゃないですか」と訊くと、マ代表は「私的じゃない、公的な感情だけど」と外を見ながら呟いた。「どこに行っても気になるし、何してるかと知りたいし、それで会いたいし。これは公的な感情だ」「マ代・・」「嫌なんだよ!君にあいつらがふざけることが!」と怒りが沸騰したマ代表。殴りそうなのをやっと堪えた、だから何にも言わないでくれ、あいつらが悪いことをしたんじゃないか、何で俺に言うんだよ、と子供のように訴える。スジが思わず笑って「可愛くて困っちゃう」と呟くと、スジに「笑うと赤ちゃんみたいだ、つくりは怖い顔なのに」と真顔で言うマ代表。いや、このマ代表、本当に可愛い男です!
顔を見合わせて妙な雰囲気になった車内。お互いの手が近づいていくのにチョンと触れただけで離れる。気まずさに外を見たマ代表。「あ、ここ・・・」スジが振り返ると「来たところだ、303号」無表情を崩さないスジの顔を見て「あ、記憶ないって言うんでしょ」と下を向く。
「運転手さん。ここでちょっと止めてください」とスジ。ホテルの前で一人降ろされたマ代表。「ごめんなさい、ここからは一人で帰ってください」とスジが車の中から言うと「またどうしてこうするんです?僕がまた変なことしました?」と訊く。
「いいえ、私が変なことしそうで。このまま一緒にいたら私がマ代表を襲っちゃいそうだから」と言うスジ。マ代表が混乱していると 「あ、303号室じゃなくて304号室でした、私たちの部屋」 と言い残しスジは帰って行った。
「なんだよ〜、覚えてたんじゃないか〜。とんだ女ギツネだ」夜空を見上げ、笑うマ代表。
ジホは結局ボンナムに送ってもらった。家と違うところで降ろされたジホは「何?」「何って・・・デートの場所だよ」と笑うボンナム。ジホがしかめ面をすると「いい顔してよ、冗談だよ」とデコピン。そこはソウルの夜景が一望できる高台。ジホは思わず感嘆する。「何年ぶりかに見たわ。ソウルの夜景」
ボンナムが結婚して間もないのに、旦那とデートしないの?と突っ込むと、「しますよ」と嘘を言うジホ。ボンナムが「家デート?」とからかうと真面目な顔になったジホは「ボンナムさん、弟より年下の友達だから可愛いなと思ってたけど、もう冗談とだけは思えなくなってきたから。綺麗じゃないですか、この夜景も、ここに連れて来てくれたボンナムさんの心も。そのまま綺麗なまま嬉しいまま胸に響かせないと。そうじゃないですか?」
「私、ボンナムさんが心地悪くなりそうです」セヒに言われた「????=不便だ」をボンナムに使ったんだね。
「旦那のせいで?」とボンナムが訊く。ジホは首を振る。「いいえ、私のせいで」
「ボンナムさんの行動は好意でも軽い冗談だとしても、どっちにしろ私は結婚した人だから私を心地悪くするんです。こんな綺麗な夜景を見ても心地悪いんです、私が」
「じゃ、結婚してなかったら?綺麗かな、夜景。僕の好意も嬉しく響くのかな」とボンナム。「ええ、とても嬉しいと思います、結婚してなかったら。若くてカッコイイ男がこんな風に綺麗な夜景を見せてくれるのに」
「若くてカッコイイ?」「自分でも分かってるじゃないですか、顔に書いてあるけど」「え、素振りが出てるの?」「ええ」「それじゃ、時々ムカつくでしょ」「ちょっと」ジホは弟を見るような目でボンナムに笑いかける。
バスが家の停留所に着いてセヒが降りた。後ろから追い抜くボンナムのバイク。後ろには・・・ジホ。遠目でそれを目撃したセヒ。
エントランスでジホを降ろしたボンナムはジホに1冊の本を渡した。本屋に配達に行ったから買った、作家だったのをオーナーから聞いたからと。ジホはこの小説家が好きだと言い、あなたも?と訊いた。ボンナムは自分は本を読まない、買った理由は表紙が一番綺麗だったから。「僕、本も読まないし勉強もしなかったから単純なんだ。だから心地悪くならないで」
「今日は何を言われたか分かったから。深い考えはなかったんだ。一緒に仕事する姉さんが可愛くて扱いが簡単だから、仕事の後に夜景を見たりビールを飲んだりして親しく過ごしたかった」「簡単?」「自分で分かってるじゃない、簡単なこと。可愛いことも」ジホはフッと笑いながら「復讐?」と言う。「うん、復讐」と可愛く言うボンナム。
「分かった。これから帰り道、ビール飲みに行こ」ジホが突然タメ口になった。ボンナムが「?」という顔をすると、「もうタメ口にするね、扱うのが簡単な姉さんだから」と気楽に話すジホ。「明日ね」と言い、もらった本でボンナムの頭をポンと叩き家に向かった。
ジホはボンナムの言うsome関係にはならず、姉と弟として過ごすことをボンナムに宣言したんだね!
セヒが一足遅れて家に入るとジホが床を拭いていた。また猫が嘔吐していたのだ。病院に行ったかとジホに訊かれ、仕事で行けなかったと言ったセヒ。明日は必ず連れて行かないと、と言うと、「お忙しければ私が連れて行きます。ボンナムに話して時間を変われると思うので」と今日は言えたジホ。ボンナムの名前が出て面白くないセヒは「結構です」と断った。「契約書には無いことですから行く必要はありません。私が昼休憩に連れて行きます」と言いながら猫のいるソファーに行った。
ジホはまた拒絶された気がして・・・
「はい・・・」と言って部屋に戻ろうとした背中に「今日・・・バスに乗って帰ってきましたか?」と訊いたセヒ。ジホが振り返るとジホの方を見ずに「バスに乗ってきたんですか?家に」ともう一度言う。「あ・・・」と一瞬言い淀んだジホだったが・・・
「でも、私が答えなくてはいけませんか?」と訊き返す。「そのような必要は・・・無いですね」と答えるセヒ。「そうですよ」と言い、部屋に戻ったジホ。すれ違いやーーードアを閉める音を聞いてやっとジホがいた方向に顔を上げた・・・
さっき、ジホがボンナムと別れた後。
工具をバイクのサイドバッグにしまっているボンナム。家に帰るため通りかかったセヒに「今お帰りですか?姉さんを送ってきたんです、夜道は危ないから」セヒはボンナムをじっと見る。「危ないのでこれからは送らないでください」「えっ?」「そちらが送るともっと危険かもしれないので、送らないでくれと言ったんです」
自分が危険な人物だと思われたと誤解したボンナム。そんな意味ではなく、バイクが危ないという意味だとセヒは言った。(まあこれは正直ボンナムが言ってるほうが合ってると思うけど〜)
「バイクで送ろうがどうしようが、僕が決める」と言うボンナムに、自分でもボンナムでもなくジホが決める問題だと言うセヒ。他人の帰りを決める権利は誰にも無い、自分はただ意見を提示したまででジホがきちんと拒絶できない性格だからと。←ちゃんとジホのことを見てるね!
ボンナムは「やっぱり学歴がいいからなのか?論理がすばらしいですね」と、バイクにまたがり挑戦的な目つきで、「でも僕は学歴もないし理性的でもないから。欲しいものは必ず手に入れなくちゃいられないんですよ」と言い捨てて帰って行った。
居間でそのことを思い出していたセヒにボミからメッセが入った。マ代表が連絡取れずで(そうでしょうな)、今日受け付けた問題申告の件を先に送ると。添付された苦情を入れられた会員たちのプロフをスクロールしていくと・・・なんとその中にボンナムが。
「申告理由:ストーキング」セヒはそれをじっと見ている。
ジホは部屋でボンナムにもらった本を読んでいる。本に感銘を受けたジホ。
「いいね」と呟き、お手洗いに本を抱いて立った。部屋を出るとまだソファにいるセヒ。(ボミの報告書を見ていたため)
ジホがセヒの方を覗くとセヒもジホが出てきたことに気づいた。二人は無言でお互いの顔を見ている。ジホは今しがた読んでいた本の一節を思い起こす。
“私たちはおおかた、他の人たちを誤解している。『あなたの気持ちをを私は分かる』と言ってはならない”
セヒの視線がジホの持っている本に向く。その本の裏表紙には「You Only Love One ボクナム」のメッセージが書いてある。(→別の意味のYOLOだね!頭文字を取ると)
“それよりは『あなたが言う言葉の意味も私は分からない』と言わなくてはならない。私たちは努力をしない限り、お互いを理解できない”
う〜ん、セヒの嫉妬が実に分かりづらい!自分でも分かってないようでボミに指摘されて当惑してたし。でも紛いもなく嫉妬です。鈍感なジホは全然分かってないけど。ジホはもうセヒが好きだね!ボンナムのことは初めから何とも思ってないことがよく分かる。
あと、マ代表がとてもカッコよくて、弱いところも可愛かったです!スジとうまくくっついてほしいけど〜
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タグ: この人生は初めてなので
2017年11月01日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.7-1
〜ep.6-2の続きから〜
「彼氏・・・いません。そんなもの」
ジホとセヒは顔を見合わせたまま、ボンナムからの電話にジホは言った。その言葉を聞いてからセヒは立ち上がり・・・「行って参ります」とジホに一礼して家を出た。
「どうしてそんなこと聞くんですか?」と訊くジホに答えず、ボンナムは(犬の)ボンナムを見たから昨日の路地に11:30に来いとジホに強引に言う。そこに来ればボンナムがいると。もう自分とは関係ないことだし、バイト採用の連絡も来ないしとジホは思うが、また店から逃げ出して迷子になっている(犬の)ボンナムが心配になってしまう。
セヒは家を出てマンションの前でひとつため息。相変わらずの無表情だけど、さっきの電話がやはり気になってるっぽい。
会社に着くと、スタッフたちが何やら集まって騒いでいる。アプリの会員中、最高クラスの男性のプロフィールが出たのだ。それは・・・なんとボンナムだった!等級はダイヤモンドクラス。スコアは9.18。9点を超えた男性会員は初めてだ。マ代表も感嘆しながら、「最近はこういうのが女性にウケるんだ。モンモンミがあるじゃないか」ボミがすかさず無表情で訂正→「モンムンミ(???=犬っぽい可愛さがあること)です」クスクス笑うスタッフたち。マ代表が若ぶって(?)知ったかぶりで使ったら間違えてたんだね!おっさんにありがち(笑)
マ「(この会員は)何歳だ?」ボミ「24歳です」マ「俺より2歳下か・・・」←あなたは38歳でしょ!マ代表!!(笑)
結局ジホは路地に来てボンナムを探している。そこに人間のボンナムが後ろから不意に手をかけた。ものすごく驚くジホ。「ボンナムは?」「ついて来てください」素直に人間のボンナムについて行く。行った先は昨日のカフェ。ジホは面接に落ちたと思うから入れないと店の前でためらうと、ボンナムは大学も出たのにどうしてバイトに落ちるのか?オーナーも見る目がない、こんなに与しやすく簡単な人間はいないのに、とディスっているのか褒めているのか分からない。オーナーに理由を聞いてやるからと、これまた強引にジホを店の中に入れた。(ここでビシッと断れないジホの性格は確かに与しやすい相手でしょうね・・・)
店に入るとオーナーが「ボンナム、こいつ。死ぬほど忙しいのに、今来たのかよぉ〜」とお小言、というか泣きついてきた。ジホはボンナムの名前を聞いて、犬が店の中にいるかと思って目で探すがもちろんいない。新しいバイト(=ジホ)を連れてきたと言いながら店の制服のサロンを着けたボンナム。ジホはサロンの刺繍の「BOK NAM」を見てやっと目の前の男の子がボンナムだということに気付いた!(遅っ!)
「ふわふわの茶髪、ピンクの服・・・人間だったの?ボンナムが!?」口に手を当て絶句していると、ボンナムがオーナーに「この人を使わなきゃ、俺バイト辞めます」と宣言!そのおかげ?でジホはようやくなんとかYOLO カフェのバイトに採用となった。
「忙しくて連絡ができなかった」という見え透いたオーナーの言い訳を聞きながら、明日から出勤を約束したジホ。店の外ではボンナムがまたサボっている。ジホがボンナムに「なぜ私にこうしたんです?」と訊くと、ボンナムは悪びれた様子もなく、電話で呼び出したこと?自分がボンナムだと隠していたこと?バイトの口をきいたこと?と訊き返した。ジホが「全部」と言うと、オーナーがボンナムにすぐに配達に行ってくれと品物を渡した。ジホに理由を教えてやると言い、強引にヘルメットをかぶせてバイクの後ろに乗れと言うボンナム。丸め込むのが上手いのか、ジホが丸め込まれやすいのか・・・。「行ったら教えてあげる」「本当に?」「早く乗って、忙しいんだから」そして必殺イケメンスマイル(笑)
セヒの会社は皆でランチを食べてきたようだ。お喋りしながら皆でオフィスに帰る途中、カッコいい大型バイクがタンデムで走ってくる。「うわ〜(羨)」と男性スタッフが歓声。バイクはそのつい目と鼻の先に止まった。
ボミが「あ、セヒさんの奥さんだ」振り返ったセヒの視線の先に見えたのは、バイクを降りるボンナムとジホ。ヘルメットを取って乱れたジホの髪の毛をボンナムが触っている様子を見るセヒ。←の様子を見る社員一同。う〜ん、気まずい。
さらに髪を触ってこようとするボンナムをよけたジホ。「話してください」「どうしてかって・・・気に入ったから」目をまん丸くして驚くジホ「私を?」「そうですよ」となんでもないことのように言うボンナム。それじゃ明日、と言うボンナムに「あの・・・私がちょっと誤解させたようだけど、私、彼氏はいないけど旦那さんがいるの」とジホはきっぱり言った。その様子を道の向こうからじっと見ているセヒ(と社員たち)。会話は聞こえないから仲良くお話ししているように見えるわな。
「だから、何?」と意外な反撃を受けたジホ。 「旦那がいたら彼氏と付き合えないの?」 キラッと歯を光らせ、スマイル!
スジの家。「それで何て言ったの?」と若干面白そうな目で訊くスジ。「何って・・・気圧されて何も言えなかった」「最近の子は押しが強いわね〜アハハ、24だって?」
それでもジホは真面目な顔で「30で弟より若い子とバイトしながらからかわれて」とため息をつくと、スジは「毎日オヤジどもに篭絡されてる会社員に言う言葉じゃないよ」と言う。そうだよね、スジ〜〜頑張れ!!
その頃ホランは家で寝ていた。ホランは今、絶賛メンタル崩壊中。昨日、ウォンソクに言われた言葉が頭をぐるぐる駆け巡る。“愛すること結婚と、果たして同じことか?”
突然ガバッと起き上ったホラン。「しっかりしろ、ヤン・ホラン。こんなことしてる場合じゃない」
スジの家に突撃訪問し、二人に「人類の繁殖と結婚制度の必要性についてオススメの本を教えて」と断固とした表情で言った。本なんていうキャラじゃないホランに変わりようにビックリしたスジ。「衝撃で頭がどうかしたんじゃないでしょうね」と言うと、逆に頭の中が澄み渡ったと言うホラン。ホランはやるべきことがはっきりと見えたのだ。
ウォンソクを7年間の交際で石頭から完璧な彼氏にしたというホラン。今度は旦那に変えてみせるというのだ。言うことだけ言って部屋を去ろうとしたホランにスジが「ジホが94年生まれに番号聞かれたんだって〜」と報告。キラリと目が光るホラン。「焼酎持って来て」待ってましたという素振りを見せて手を叩くスジ。ジホを肴にして飲む気まんまん。
ジホがスジの家から帰るとセヒが床を拭いていた。猫がどうやら嘔吐してしまったらしい。セヒの横で鳴き続けている猫。「大丈夫ですか?どこか悪いのかな?」とジホが心配する。「吐くこともあるんですけど、もしものこともあるので明日病院に行こうと思ってます」と言うセヒに、「もし遅く帰るんでしたら、私が午後・・・」と言いかけて昨日の言葉を思い出したジホ。“ちょっと落ち着かないです。僕の猫ですから”
「はい?午後?」と訊き返したセヒに「私も午後に仕事に行くんです。アルバイトを探したんです。」とジホは答えを変えた。「ああ、会社の近くのYOLOカフェ。昼に見ました。近くにいらしたのを」
「オートバイの後ろで」 ←今までのセヒが言わないことを付け足した!
「あ〜〜、そうなんですよ!会社の近くに行ったんです、見ましたか?」と無邪気に笑顔で答えるジホ。「そこで一緒にバイトする子が急に忙しいって、早く乗れって言われて。でもその子本当にふざけてて。会って初日から・・」「(遮って)会って初日からとても親しくなったんですね、そのバイトと」と目も見ずに言うセヒ。「いえ、ただ一緒に仕事する仲ですから・・」「(また遮る)ただ一緒に仕事する仲だけど、とても親しいみたいですね、そのバイトと」 ←セヒが嫉妬してるーー!!! (無表情で)
「それではおやすみなさい」と言って猫と部屋に入ろうとするセヒに、さすがにいつもと違う感じを抱いたジホ。「あの、もしかして私に怒っていることありますか?」「いいえ、私がどうして?」
ジホはちょっと混乱しながらも猫が具合悪いせいかな、と自分を納得させてジホも自分の部屋に入った。
ベッドの中で昼間の会社の休憩時間での会話を思い出すセヒ。
ボミが、朝に話題にしていた最高クラスの男がさっきジホと一緒にいた男だと発見したのだ。スタッフたちが「あのYOLOカフェだ」「新しくできたところ」と言うと、さっきから心配そうにセヒを見ていたマ代表が「ああ、義妹がバイトを探したって言ってたから形式的な店員の仲みたいだなー」とわざと大声で言った。マ代表、やさしい〜
ボンナムはアプリのプロフ写真にさっきの大型バイクとの写真も載せている。こんな大きくて高そうなバイクに乗っていながらバイトをしていることに皆が不思議がっている。
ここまで思い出してセヒは自分の携帯でボンナムのプロフを見ると「You Only Live Once 人生は一発だ」という文字が。
→人生は一度きり、って意味ですかね。したいことをして後悔しない!っていう人生観だと思います。セヒは彼のことを結構気にしているけど、それは当然ジホのことがあるからですね!
ウォンソクは家でウェブビジネスセンターに会社の入居申請書を作成している。それを終え、ベッドで動画を見ているホランに「電気消す?」と訊くと、ホランは「ちょっと待って。これ見てから」と動画から目を離さない。その動画は・・・「マッチョたちのトレーニング風景」(笑)
不快に思うウォンソク。(だよねー)ホランは「ごめんね、理解して。排卵期なの」新しく買った眼鏡をかけてウォンソクに講義をするホラン。縮めて言うと、ホルモンのせいで性欲が強くなるから、こういう動画を見て解消していると。それなら俺とすればいいと言って飛びかかってきたウォンソクをひらりと躱したホラン。
「ごめん。今日はあなたとできない。」再び長い講義が始まる。結婚の話が今は無いんだから、自分の体にリスク(妊娠)をかけられないと。本で学んだ知識を一つずつウォンソクに教え込むホラン。「とにかく、理解してね」と再び動画を見ようとするホランに、「俺を愛してる?」と弱気に訊くウォンソク。「当たり前よ、あなたがいなきゃ生きられないこと知ってるじゃない」と溌剌と答えるホラン。「じゃ、こんなもの見ないで俺と寝ればいいじゃないか」と言われたホランは「私、あなたに言われて考えてみたんだけど、寝たら子供ができるかもしれないし、いくら注意してもリスクをいつも考えることじゃない。だけど未来が不確実なのにどうやってそんなことできるの?それで・・・最近こう考えるの。愛情と性欲は・・・同じものか?」←ウォンソクがホランのプロポーズ(もどき)に答えたことの完全に裏返しをしてるんですね!でも言ってることは合ってるし、これでウォンソクが何か考えてくれるのではないか・・・というホラン式教育法(笑)
翌朝、セヒが出勤しようとするとジホも身支度を整えて部屋から出て来た。「早く出勤なさるんですね」とセヒ。ジホは「私も今日から出勤ですから」と答える。なんとなく一緒に出勤する二人。バスでも隣同士。ジホはいきなりシリアルバーを食べ始め、「今朝は食べられなかったので」とセヒに説明する。朝は必ず食べるタイプのジホ。セヒにも1本あげる。「いただきます」と言って内ポケットにしまうセヒ。セヒは普段はコーヒーだけのスタイルだから。
ジホが降りようとバスのブザーを押そうとすると代わりに押してあげるセヒ。「ありがとうございます。次の停留場で降りるんですよね?」ジホのカフェとセヒの会社は停留所1つの距離だ。「カフェが近いですね、会社と」とセヒが言うと、ジホは明るく「そうなんです。一度お時間があれば来・・・」と、ここまで言ってこの前のセヒの言葉を思い出した。“他人の前で夫婦関係を演出しなくてはならない状況はできるだけ避けてくださればと思います”
じっとジホの顔を見るセヒに首を振って「いいえ」と取り消したジホ。「それでは家で」とジホが先に降りると、停留場で「ヌナ!(姉さん)」とボンナムが待っていた。ボンナムに向ける笑顔のジホをバスが出るまでじっと見ているセヒ。うーん、やっぱりジホのことが気になってるでしょ!相変わらず無表情でわかりづらいけど!
「可愛いけど年上は年上だから、これから姉さんって呼びますね」と言う、可愛い年下男のボンナム。「あ、だけどタメ口はしないで。僕は見た目より保守的だから、someの女性からはタメ口を聞きたくないから」と言ってバイクに乗って行ってしまった。
「うわ・・・あんな言葉、教えてくれる学校でもあるのかな?」と呟くジホ。「ふふ、すごいね」と言いながら歩いてカフェに行く。←ジホは最初からボンナムのことは子供だと思ってる感じ。
初日の仕事中、ジホが下を向いて野菜を洗っているとボンナムが後ろから髪の毛を可愛いゴムでそっと束ねてくれた。ここ、ボンナムがジホの相手役なら胸キュンでしょうね!ジホはただ焦ってるだけだけど(笑)ボンナムは「姉さんはこうやって結ぶと綺麗だったよ」と言うとジホは「結んできたことないのに、いつ見たの・・・?」と不思議がる。ボンナムは「あ、綺麗だと思って」と言い直した。「結んできてよ。綺麗な首筋をなんで隠すの」と歯の浮くようなセリフ。慣れないジホは表情が硬いまま。
ジホにスジとホランからメッセが来た。「出勤した?あの94年生まれはどう?」「既婚者だから驚いたでしょ?」ジホはボンナムは別に驚きもしないし、さっき髪を結わいてくれたことも送ると「セクハラでしょ!」「姉さんたちに懲らしめられられてこそしっかりするのよ」「ジホ、待ってな!」「うちらが行くから!」助っ人が来てくれるとなって心強いジホ。
それなのに・・・さっきの威勢のよさは何処へ(笑)注文を持ってきてくれたボンナムをデレデレで見つめるスジとホラン。横目で見ていたジホはボンナムが下がった後で席に来て、「ねえ、セクハラだって、懲らしめるって言ってたじゃない」と二人に言うと、「友よ、一回付き合ってみるのも人生のいい経験かも」とスジ。「私、結婚やめようかな?急に経験が少ないと思ってきた」とホラン。目がハートの二人に驚愕のジホ。
今日もセヒの会社は皆でランチ。マ代表のおごりだ。「このくらいは代表が払うさ。じゃ、デザートはナム首席のおごりということで!!」突然のご指名に目を丸くしてマ代表を振り返るセヒ。とその視線を避けるマ代表(笑)
ボミがジホのバイト先に行こうと言ってスタッフたちも盛り上がり、セヒの両腕を取ってYOLOカフェへGOGO。セヒは捕らわれた宇宙人状態。
店に入るマ代表一行。「義妹!」「こんにちは!」「こんにちは」と皆が挨拶する中ジホも挨拶を返す。一番後ろから入ってきたセヒは無言でお辞儀。ジホもお辞儀を返した。ボミがケーキのおススメをジホに訊く。「セヒさんがおごってくださるんです」ジホが売れてるものを案内するとワイワイ迷うスタッフたち。そこにスッとセヒが出てきてボンナムに言った。「コーヒー、7つ」みんなの動きが一斉に止まる。「ケーキはよろしいですか?」とボンナムが訊くと「要りません」と断固のセヒ。お金使うのイヤなんだもんね〜(笑)
一転、お通夜のような静まった席。「顔が熱くないのか(恥ずかしくないのか)?」と訊くマ代表。ケーキなんて大した値段でもないし、セヒの給料はこの会社の社員では一番高いのに恥ずかしくて死にそうだと。セヒはスマホを見ながら「残念ながら今月は支出も高いので。家のローンが終わった日に会社の飲み会をおごるよ、牛肉で」と涼しい顔。マ代表が死にそうな顔で「いつだ?」と訊くとセヒは「2048年」と言った・・・ガックリのスタッフたち。ジホも向こうで聞いていて若干引き気味。「その時、肉が噛めるかな?」と切なく言うマ代表(笑)
そこにボンナムがケーキを持ってやって来た!「31年後なんて。生きていればこそ飲み会も払えますけど」とボンナム。ボミがこのケーキは?と訊くと「サービスです、僕が買いました」と爽やかスマイルで答える。
マ代表はそのマインドがイイね!と称賛。個人的に気になるのだが、と前置きして、外のオートバイを見たけど家が裕福なのか?と訊いた。するとボンナムは「家は月払いのところです。あれを買って」と否定した。マ代表は「すると家とオートバイを交換したんだな、YOLOだ、人生カッコイイ!」と誉めそやした。ボンナムは、「人生は1度きりですし。僕、“ハウスプア”、そういう人たちは惨めだと思うんですよね」とにこやかに答えると一同は黙りこくってセヒに注目。セヒだけが涼しい顔をしている。
家みたいなものに人生を捧げて、自分の生活を大事にしていない、瞬間瞬間を楽しんでこそ人生だ、と言うボンナムに静かに、しかし怒涛の反撃をするセヒ。瞬間を楽しんでいると信じているんでしょう、YOLOだか何だか、虚無主義から始まった消費パターンで、稼いだり貯めたりしても築けないから一時の消費に逃避しているんでしょう、とボンナムの顔も見ずにスマホを見ながら答えるセヒ。「逃避だって・・・?」と呟くボンナム。
しかしすぐに営業トーンになって「やっぱり頭のいい方ですね。解析がずば抜けています」と明るく言うボンナムは、「皆さん、今日は甘いものに逃避して、おいしく召し上がってください」と席を離れた。隣のブロックでずっとハラハラしながら聞いていたジホとやっと顔を上げてジホの方を見たセヒ。一瞬、目が合った。
店を出るセヒと見送るジホ。「ごちそうさまでした。それでは家で会いましょう」「ええ。あ、遅くなりそうですか?」「いえ、何もなければ定時に退勤すると思います」「では後で家で・・・」 ←普通に夫婦の会話のような気もするけど!?
出て行く前に振り返り「あ、ジホさんは遅く退勤しますか?」と訊くセヒ。「私も特になければ定時に・・・どうしてですか?」「いえ、別に」とちょっと目が泳ぐセヒ。お互い帰る時間を気にしてるんだね!一緒に帰れるかと思って。
ボミが「ジホさん、お疲れ様です」と後ろから出てきて唐突にジホに訊いた。「YOLO君、彼女いますって?」←ボミの個人的質問ではない気もする。ボミはそこらへんが超越しているキャラなので。最近、ボミのキャラにハマりつつあります!
「さあ、いないようではありますけど」とジホが答えると「あぁ・・・」という反応。「行きますね」「お気をつけて」一行は会社に戻っていった。
歩いて戻る一行。セヒは歩きスマホでボミと並んでいる。ボミ「どうなさるんです?」「え?何がです?」とセヒ。
「あのYOLO、ジホさんに関心ありますよ」無言のセヒだがスマホから視線を外した。「一緒に仕事すること、考えたほうがいいんじゃありません?」「私がどうして?」とまた歩きスマホのセヒ。「旦那さんじゃないですか」「夫だからって妻の私有の生活を管理や関与はできません。ジホさんが選んだジホさんの職場のことは」「予想はしてましたけど、セヒさんらしい結婚生活ですね。だけど、 嫉妬してることを少しは素振りに出してもいいと思うんですけど 」←何気に爆弾投下したボミ!「女は嫉妬されるの意外に好きなんですよ」いきなり立ち止まったセヒ。「嫉妬?私に言ってる話ですか?」びっくりしてお目目まんまる。「ええ、嫉妬してたでしょ。さっきの間 ずーっと 」
「してないですけど」と鼻で笑うセヒ。ボミは呆れ顔で「だけどさっきから見てたもの、また見てるんですか?」セヒのスマホの画面を覗こうとすると隠そうとするセヒ。先にズンズン進むボミ。「天気予報、1時間読んでますね」
「天気予報は読むところが多いんです、とても」とちょっとムキになったセヒ。振り返り「あ、さようですか〜」と答えるボミに更にムキになり天気予報の説明をし始めるのでした〜。
セヒが自分で自分の嫉妬に気づいてないところがウケル!あと、変わり者同士のセヒとボミの会話も面白い〜。二人ともニコリともしないで喋ってるところが特に(笑)
つづきます〜
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「彼氏・・・いません。そんなもの」
ジホとセヒは顔を見合わせたまま、ボンナムからの電話にジホは言った。その言葉を聞いてからセヒは立ち上がり・・・「行って参ります」とジホに一礼して家を出た。
「どうしてそんなこと聞くんですか?」と訊くジホに答えず、ボンナムは(犬の)ボンナムを見たから昨日の路地に11:30に来いとジホに強引に言う。そこに来ればボンナムがいると。もう自分とは関係ないことだし、バイト採用の連絡も来ないしとジホは思うが、また店から逃げ出して迷子になっている(犬の)ボンナムが心配になってしまう。
セヒは家を出てマンションの前でひとつため息。相変わらずの無表情だけど、さっきの電話がやはり気になってるっぽい。
会社に着くと、スタッフたちが何やら集まって騒いでいる。アプリの会員中、最高クラスの男性のプロフィールが出たのだ。それは・・・なんとボンナムだった!等級はダイヤモンドクラス。スコアは9.18。9点を超えた男性会員は初めてだ。マ代表も感嘆しながら、「最近はこういうのが女性にウケるんだ。モンモンミがあるじゃないか」ボミがすかさず無表情で訂正→「モンムンミ(???=犬っぽい可愛さがあること)です」クスクス笑うスタッフたち。マ代表が若ぶって(?)知ったかぶりで使ったら間違えてたんだね!おっさんにありがち(笑)
マ「(この会員は)何歳だ?」ボミ「24歳です」マ「俺より2歳下か・・・」←あなたは38歳でしょ!マ代表!!(笑)
結局ジホは路地に来てボンナムを探している。そこに人間のボンナムが後ろから不意に手をかけた。ものすごく驚くジホ。「ボンナムは?」「ついて来てください」素直に人間のボンナムについて行く。行った先は昨日のカフェ。ジホは面接に落ちたと思うから入れないと店の前でためらうと、ボンナムは大学も出たのにどうしてバイトに落ちるのか?オーナーも見る目がない、こんなに与しやすく簡単な人間はいないのに、とディスっているのか褒めているのか分からない。オーナーに理由を聞いてやるからと、これまた強引にジホを店の中に入れた。(ここでビシッと断れないジホの性格は確かに与しやすい相手でしょうね・・・)
店に入るとオーナーが「ボンナム、こいつ。死ぬほど忙しいのに、今来たのかよぉ〜」とお小言、というか泣きついてきた。ジホはボンナムの名前を聞いて、犬が店の中にいるかと思って目で探すがもちろんいない。新しいバイト(=ジホ)を連れてきたと言いながら店の制服のサロンを着けたボンナム。ジホはサロンの刺繍の「BOK NAM」を見てやっと目の前の男の子がボンナムだということに気付いた!(遅っ!)
「ふわふわの茶髪、ピンクの服・・・人間だったの?ボンナムが!?」口に手を当て絶句していると、ボンナムがオーナーに「この人を使わなきゃ、俺バイト辞めます」と宣言!そのおかげ?でジホはようやくなんとかYOLO カフェのバイトに採用となった。
「忙しくて連絡ができなかった」という見え透いたオーナーの言い訳を聞きながら、明日から出勤を約束したジホ。店の外ではボンナムがまたサボっている。ジホがボンナムに「なぜ私にこうしたんです?」と訊くと、ボンナムは悪びれた様子もなく、電話で呼び出したこと?自分がボンナムだと隠していたこと?バイトの口をきいたこと?と訊き返した。ジホが「全部」と言うと、オーナーがボンナムにすぐに配達に行ってくれと品物を渡した。ジホに理由を教えてやると言い、強引にヘルメットをかぶせてバイクの後ろに乗れと言うボンナム。丸め込むのが上手いのか、ジホが丸め込まれやすいのか・・・。「行ったら教えてあげる」「本当に?」「早く乗って、忙しいんだから」そして必殺イケメンスマイル(笑)
セヒの会社は皆でランチを食べてきたようだ。お喋りしながら皆でオフィスに帰る途中、カッコいい大型バイクがタンデムで走ってくる。「うわ〜(羨)」と男性スタッフが歓声。バイクはそのつい目と鼻の先に止まった。
ボミが「あ、セヒさんの奥さんだ」振り返ったセヒの視線の先に見えたのは、バイクを降りるボンナムとジホ。ヘルメットを取って乱れたジホの髪の毛をボンナムが触っている様子を見るセヒ。←の様子を見る社員一同。う〜ん、気まずい。
さらに髪を触ってこようとするボンナムをよけたジホ。「話してください」「どうしてかって・・・気に入ったから」目をまん丸くして驚くジホ「私を?」「そうですよ」となんでもないことのように言うボンナム。それじゃ明日、と言うボンナムに「あの・・・私がちょっと誤解させたようだけど、私、彼氏はいないけど旦那さんがいるの」とジホはきっぱり言った。その様子を道の向こうからじっと見ているセヒ(と社員たち)。会話は聞こえないから仲良くお話ししているように見えるわな。
「だから、何?」と意外な反撃を受けたジホ。 「旦那がいたら彼氏と付き合えないの?」 キラッと歯を光らせ、スマイル!
スジの家。「それで何て言ったの?」と若干面白そうな目で訊くスジ。「何って・・・気圧されて何も言えなかった」「最近の子は押しが強いわね〜アハハ、24だって?」
それでもジホは真面目な顔で「30で弟より若い子とバイトしながらからかわれて」とため息をつくと、スジは「毎日オヤジどもに篭絡されてる会社員に言う言葉じゃないよ」と言う。そうだよね、スジ〜〜頑張れ!!
その頃ホランは家で寝ていた。ホランは今、絶賛メンタル崩壊中。昨日、ウォンソクに言われた言葉が頭をぐるぐる駆け巡る。“愛すること結婚と、果たして同じことか?”
突然ガバッと起き上ったホラン。「しっかりしろ、ヤン・ホラン。こんなことしてる場合じゃない」
スジの家に突撃訪問し、二人に「人類の繁殖と結婚制度の必要性についてオススメの本を教えて」と断固とした表情で言った。本なんていうキャラじゃないホランに変わりようにビックリしたスジ。「衝撃で頭がどうかしたんじゃないでしょうね」と言うと、逆に頭の中が澄み渡ったと言うホラン。ホランはやるべきことがはっきりと見えたのだ。
ウォンソクを7年間の交際で石頭から完璧な彼氏にしたというホラン。今度は旦那に変えてみせるというのだ。言うことだけ言って部屋を去ろうとしたホランにスジが「ジホが94年生まれに番号聞かれたんだって〜」と報告。キラリと目が光るホラン。「焼酎持って来て」待ってましたという素振りを見せて手を叩くスジ。ジホを肴にして飲む気まんまん。
ジホがスジの家から帰るとセヒが床を拭いていた。猫がどうやら嘔吐してしまったらしい。セヒの横で鳴き続けている猫。「大丈夫ですか?どこか悪いのかな?」とジホが心配する。「吐くこともあるんですけど、もしものこともあるので明日病院に行こうと思ってます」と言うセヒに、「もし遅く帰るんでしたら、私が午後・・・」と言いかけて昨日の言葉を思い出したジホ。“ちょっと落ち着かないです。僕の猫ですから”
「はい?午後?」と訊き返したセヒに「私も午後に仕事に行くんです。アルバイトを探したんです。」とジホは答えを変えた。「ああ、会社の近くのYOLOカフェ。昼に見ました。近くにいらしたのを」
「オートバイの後ろで」 ←今までのセヒが言わないことを付け足した!
「あ〜〜、そうなんですよ!会社の近くに行ったんです、見ましたか?」と無邪気に笑顔で答えるジホ。「そこで一緒にバイトする子が急に忙しいって、早く乗れって言われて。でもその子本当にふざけてて。会って初日から・・」「(遮って)会って初日からとても親しくなったんですね、そのバイトと」と目も見ずに言うセヒ。「いえ、ただ一緒に仕事する仲ですから・・」「(また遮る)ただ一緒に仕事する仲だけど、とても親しいみたいですね、そのバイトと」 ←セヒが嫉妬してるーー!!! (無表情で)
「それではおやすみなさい」と言って猫と部屋に入ろうとするセヒに、さすがにいつもと違う感じを抱いたジホ。「あの、もしかして私に怒っていることありますか?」「いいえ、私がどうして?」
ジホはちょっと混乱しながらも猫が具合悪いせいかな、と自分を納得させてジホも自分の部屋に入った。
ベッドの中で昼間の会社の休憩時間での会話を思い出すセヒ。
ボミが、朝に話題にしていた最高クラスの男がさっきジホと一緒にいた男だと発見したのだ。スタッフたちが「あのYOLOカフェだ」「新しくできたところ」と言うと、さっきから心配そうにセヒを見ていたマ代表が「ああ、義妹がバイトを探したって言ってたから形式的な店員の仲みたいだなー」とわざと大声で言った。マ代表、やさしい〜
ボンナムはアプリのプロフ写真にさっきの大型バイクとの写真も載せている。こんな大きくて高そうなバイクに乗っていながらバイトをしていることに皆が不思議がっている。
ここまで思い出してセヒは自分の携帯でボンナムのプロフを見ると「You Only Live Once 人生は一発だ」という文字が。
→人生は一度きり、って意味ですかね。したいことをして後悔しない!っていう人生観だと思います。セヒは彼のことを結構気にしているけど、それは当然ジホのことがあるからですね!
ウォンソクは家でウェブビジネスセンターに会社の入居申請書を作成している。それを終え、ベッドで動画を見ているホランに「電気消す?」と訊くと、ホランは「ちょっと待って。これ見てから」と動画から目を離さない。その動画は・・・「マッチョたちのトレーニング風景」(笑)
不快に思うウォンソク。(だよねー)ホランは「ごめんね、理解して。排卵期なの」新しく買った眼鏡をかけてウォンソクに講義をするホラン。縮めて言うと、ホルモンのせいで性欲が強くなるから、こういう動画を見て解消していると。それなら俺とすればいいと言って飛びかかってきたウォンソクをひらりと躱したホラン。
「ごめん。今日はあなたとできない。」再び長い講義が始まる。結婚の話が今は無いんだから、自分の体にリスク(妊娠)をかけられないと。本で学んだ知識を一つずつウォンソクに教え込むホラン。「とにかく、理解してね」と再び動画を見ようとするホランに、「俺を愛してる?」と弱気に訊くウォンソク。「当たり前よ、あなたがいなきゃ生きられないこと知ってるじゃない」と溌剌と答えるホラン。「じゃ、こんなもの見ないで俺と寝ればいいじゃないか」と言われたホランは「私、あなたに言われて考えてみたんだけど、寝たら子供ができるかもしれないし、いくら注意してもリスクをいつも考えることじゃない。だけど未来が不確実なのにどうやってそんなことできるの?それで・・・最近こう考えるの。愛情と性欲は・・・同じものか?」←ウォンソクがホランのプロポーズ(もどき)に答えたことの完全に裏返しをしてるんですね!でも言ってることは合ってるし、これでウォンソクが何か考えてくれるのではないか・・・というホラン式教育法(笑)
翌朝、セヒが出勤しようとするとジホも身支度を整えて部屋から出て来た。「早く出勤なさるんですね」とセヒ。ジホは「私も今日から出勤ですから」と答える。なんとなく一緒に出勤する二人。バスでも隣同士。ジホはいきなりシリアルバーを食べ始め、「今朝は食べられなかったので」とセヒに説明する。朝は必ず食べるタイプのジホ。セヒにも1本あげる。「いただきます」と言って内ポケットにしまうセヒ。セヒは普段はコーヒーだけのスタイルだから。
ジホが降りようとバスのブザーを押そうとすると代わりに押してあげるセヒ。「ありがとうございます。次の停留場で降りるんですよね?」ジホのカフェとセヒの会社は停留所1つの距離だ。「カフェが近いですね、会社と」とセヒが言うと、ジホは明るく「そうなんです。一度お時間があれば来・・・」と、ここまで言ってこの前のセヒの言葉を思い出した。“他人の前で夫婦関係を演出しなくてはならない状況はできるだけ避けてくださればと思います”
じっとジホの顔を見るセヒに首を振って「いいえ」と取り消したジホ。「それでは家で」とジホが先に降りると、停留場で「ヌナ!(姉さん)」とボンナムが待っていた。ボンナムに向ける笑顔のジホをバスが出るまでじっと見ているセヒ。うーん、やっぱりジホのことが気になってるでしょ!相変わらず無表情でわかりづらいけど!
「可愛いけど年上は年上だから、これから姉さんって呼びますね」と言う、可愛い年下男のボンナム。「あ、だけどタメ口はしないで。僕は見た目より保守的だから、someの女性からはタメ口を聞きたくないから」と言ってバイクに乗って行ってしまった。
「うわ・・・あんな言葉、教えてくれる学校でもあるのかな?」と呟くジホ。「ふふ、すごいね」と言いながら歩いてカフェに行く。←ジホは最初からボンナムのことは子供だと思ってる感じ。
初日の仕事中、ジホが下を向いて野菜を洗っているとボンナムが後ろから髪の毛を可愛いゴムでそっと束ねてくれた。ここ、ボンナムがジホの相手役なら胸キュンでしょうね!ジホはただ焦ってるだけだけど(笑)ボンナムは「姉さんはこうやって結ぶと綺麗だったよ」と言うとジホは「結んできたことないのに、いつ見たの・・・?」と不思議がる。ボンナムは「あ、綺麗だと思って」と言い直した。「結んできてよ。綺麗な首筋をなんで隠すの」と歯の浮くようなセリフ。慣れないジホは表情が硬いまま。
ジホにスジとホランからメッセが来た。「出勤した?あの94年生まれはどう?」「既婚者だから驚いたでしょ?」ジホはボンナムは別に驚きもしないし、さっき髪を結わいてくれたことも送ると「セクハラでしょ!」「姉さんたちに懲らしめられられてこそしっかりするのよ」「ジホ、待ってな!」「うちらが行くから!」助っ人が来てくれるとなって心強いジホ。
それなのに・・・さっきの威勢のよさは何処へ(笑)注文を持ってきてくれたボンナムをデレデレで見つめるスジとホラン。横目で見ていたジホはボンナムが下がった後で席に来て、「ねえ、セクハラだって、懲らしめるって言ってたじゃない」と二人に言うと、「友よ、一回付き合ってみるのも人生のいい経験かも」とスジ。「私、結婚やめようかな?急に経験が少ないと思ってきた」とホラン。目がハートの二人に驚愕のジホ。
今日もセヒの会社は皆でランチ。マ代表のおごりだ。「このくらいは代表が払うさ。じゃ、デザートはナム首席のおごりということで!!」突然のご指名に目を丸くしてマ代表を振り返るセヒ。とその視線を避けるマ代表(笑)
ボミがジホのバイト先に行こうと言ってスタッフたちも盛り上がり、セヒの両腕を取ってYOLOカフェへGOGO。セヒは捕らわれた宇宙人状態。
店に入るマ代表一行。「義妹!」「こんにちは!」「こんにちは」と皆が挨拶する中ジホも挨拶を返す。一番後ろから入ってきたセヒは無言でお辞儀。ジホもお辞儀を返した。ボミがケーキのおススメをジホに訊く。「セヒさんがおごってくださるんです」ジホが売れてるものを案内するとワイワイ迷うスタッフたち。そこにスッとセヒが出てきてボンナムに言った。「コーヒー、7つ」みんなの動きが一斉に止まる。「ケーキはよろしいですか?」とボンナムが訊くと「要りません」と断固のセヒ。お金使うのイヤなんだもんね〜(笑)
一転、お通夜のような静まった席。「顔が熱くないのか(恥ずかしくないのか)?」と訊くマ代表。ケーキなんて大した値段でもないし、セヒの給料はこの会社の社員では一番高いのに恥ずかしくて死にそうだと。セヒはスマホを見ながら「残念ながら今月は支出も高いので。家のローンが終わった日に会社の飲み会をおごるよ、牛肉で」と涼しい顔。マ代表が死にそうな顔で「いつだ?」と訊くとセヒは「2048年」と言った・・・ガックリのスタッフたち。ジホも向こうで聞いていて若干引き気味。「その時、肉が噛めるかな?」と切なく言うマ代表(笑)
そこにボンナムがケーキを持ってやって来た!「31年後なんて。生きていればこそ飲み会も払えますけど」とボンナム。ボミがこのケーキは?と訊くと「サービスです、僕が買いました」と爽やかスマイルで答える。
マ代表はそのマインドがイイね!と称賛。個人的に気になるのだが、と前置きして、外のオートバイを見たけど家が裕福なのか?と訊いた。するとボンナムは「家は月払いのところです。あれを買って」と否定した。マ代表は「すると家とオートバイを交換したんだな、YOLOだ、人生カッコイイ!」と誉めそやした。ボンナムは、「人生は1度きりですし。僕、“ハウスプア”、そういう人たちは惨めだと思うんですよね」とにこやかに答えると一同は黙りこくってセヒに注目。セヒだけが涼しい顔をしている。
家みたいなものに人生を捧げて、自分の生活を大事にしていない、瞬間瞬間を楽しんでこそ人生だ、と言うボンナムに静かに、しかし怒涛の反撃をするセヒ。瞬間を楽しんでいると信じているんでしょう、YOLOだか何だか、虚無主義から始まった消費パターンで、稼いだり貯めたりしても築けないから一時の消費に逃避しているんでしょう、とボンナムの顔も見ずにスマホを見ながら答えるセヒ。「逃避だって・・・?」と呟くボンナム。
しかしすぐに営業トーンになって「やっぱり頭のいい方ですね。解析がずば抜けています」と明るく言うボンナムは、「皆さん、今日は甘いものに逃避して、おいしく召し上がってください」と席を離れた。隣のブロックでずっとハラハラしながら聞いていたジホとやっと顔を上げてジホの方を見たセヒ。一瞬、目が合った。
店を出るセヒと見送るジホ。「ごちそうさまでした。それでは家で会いましょう」「ええ。あ、遅くなりそうですか?」「いえ、何もなければ定時に退勤すると思います」「では後で家で・・・」 ←普通に夫婦の会話のような気もするけど!?
出て行く前に振り返り「あ、ジホさんは遅く退勤しますか?」と訊くセヒ。「私も特になければ定時に・・・どうしてですか?」「いえ、別に」とちょっと目が泳ぐセヒ。お互い帰る時間を気にしてるんだね!一緒に帰れるかと思って。
ボミが「ジホさん、お疲れ様です」と後ろから出てきて唐突にジホに訊いた。「YOLO君、彼女いますって?」←ボミの個人的質問ではない気もする。ボミはそこらへんが超越しているキャラなので。最近、ボミのキャラにハマりつつあります!
「さあ、いないようではありますけど」とジホが答えると「あぁ・・・」という反応。「行きますね」「お気をつけて」一行は会社に戻っていった。
歩いて戻る一行。セヒは歩きスマホでボミと並んでいる。ボミ「どうなさるんです?」「え?何がです?」とセヒ。
「あのYOLO、ジホさんに関心ありますよ」無言のセヒだがスマホから視線を外した。「一緒に仕事すること、考えたほうがいいんじゃありません?」「私がどうして?」とまた歩きスマホのセヒ。「旦那さんじゃないですか」「夫だからって妻の私有の生活を管理や関与はできません。ジホさんが選んだジホさんの職場のことは」「予想はしてましたけど、セヒさんらしい結婚生活ですね。だけど、 嫉妬してることを少しは素振りに出してもいいと思うんですけど 」←何気に爆弾投下したボミ!「女は嫉妬されるの意外に好きなんですよ」いきなり立ち止まったセヒ。「嫉妬?私に言ってる話ですか?」びっくりしてお目目まんまる。「ええ、嫉妬してたでしょ。さっきの間 ずーっと 」
「してないですけど」と鼻で笑うセヒ。ボミは呆れ顔で「だけどさっきから見てたもの、また見てるんですか?」セヒのスマホの画面を覗こうとすると隠そうとするセヒ。先にズンズン進むボミ。「天気予報、1時間読んでますね」
「天気予報は読むところが多いんです、とても」とちょっとムキになったセヒ。振り返り「あ、さようですか〜」と答えるボミに更にムキになり天気予報の説明をし始めるのでした〜。
セヒが自分で自分の嫉妬に気づいてないところがウケル!あと、変わり者同士のセヒとボミの会話も面白い〜。二人ともニコリともしないで喋ってるところが特に(笑)
つづきます〜
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2017年10月30日
チョン・ソミン、イ・ミンギ主演「この人生は初めてなので」書き込みと反応
今日は「この人生は初めてなので」7話の放映日です!!
時々ネイバーでニュースを検索したりしているんですが、一般の方々の書き込みを読むのがまた面白いです。書き込む熱意があるくらいなので、好意的な反応が大多数なのですが、もちろんそうでないものもあったりします。それはどこでも一緒ですね。
今日はその書き込みを勉強も兼ねて少し翻訳してご紹介しようと思います。ざっと見るとやっぱり女性が多いみたいですね〜生の感想が面白いです!!
「私はセヒがジホのご両親の前で“おおおおお嬢さんの手を〜”と言ったとき笑えました・・・その後家に来てセヒがジホに“あの中で選んだんです”と言った時、表情とセリフのトーンが笑えました・・・今日は子供たちを早く寝かせて必ず本番を見たいですね・・・」
※この方はハンドルネームの推測から若いママさんみたいです。「あの中で選んだんです」と言うのは、ホランがジホに教えた 〈別の方式〉 のことですよね〜コミカルな状況とセヒとジホの真面目な演技の対比が面白かったです!!
「早く退勤して家に帰ってこれが始まるのだけを待たなければ」
※このドラマにものすごくハマっている方のようですね!!
「他の話たちも良いけど、セヒとジホの話が一番気になって楽しみ」
※私もセヒとジホがどうやって近づいていくのか楽しみです〜。あんまり他の人を介入させないで本人たちの心の動きを丁寧に書いてほしいかな!
「偶然に見てセヒとジホのバスターミナルの場面に堕ちました。その後は本番死守」
※ジホが実家に帰るのをやめてセヒにプロポーズした場面ですね!!
「最近、唯一見ているドラマ」
※私も今、韓国ドラマはこれだけ見てます〜
「実際に現代人が実践はできないけれど、共感できる考えが独特のアイディアと噛み合って、幼稚ではなくリアリティーがありながら面白味があります。楽しく視聴しています」「そして猫が出てきていてイイです」
※現実味のない設定なのに、描写や演出で本当にありそうに作られているドラマです。あと、猫ちゃんが本当に気品もありながらおとなしくて演技が上手です!!もちろん可愛い〜
「今、30代中盤の子供が2人いるママですが、ドラマにとても共感できますね・・・私は20代中盤の時、とても広くて果てしない未来・・・期待したかったから。その時付き合ってた男性に結婚の話をしたら逆に遠ざかりましたね。別れて1年後、試験に合格して教師になり、もっと良い男性と会って結婚しました。結婚をとてもしたいホランを見ながら・・・私の昔の恋愛が思い出されて懐かしくほろ苦く・・・ドラマ全部見ています」
※ドラマに出てくる登場人物のうち、誰かのどこかのエピソードに誰でも一つぐらいは引っかかるようなエピソードを盛り込んでいるので、感情移入できるドラマだという評価は記事でも見ました!
「ヤンホランとシムウォンソクが出てくるとチャンネル回す。本当に本当に陳腐でブツブツ、ずるずると・・・聞くのも嫌だ」
※ホランとウォンソクのケンカシーンやホランがヒステリーっぽく怒鳴る場面とか、派手にケンカしてもずるずると付き合ってるのがイライラするのかな?
「このドラマ、感情的な部分がとても味わい深く表現されてますね。とても面白い」
※ジホの感情をモノローグで表すことが多いのですが、心の奥の声が30歳の女性のリアルを表現していると思います。
「私も台本が洗練されたと感じました。“傷つけてあげたくなった”このセリフが良いです」
※6話の一番最後のモノローグですね。ジホの悲しさと苛立ちが混ざったような感じの独白。前回ちょっと違うように書いたかも^^;)、直訳は上のようになります!
「イソムちょっとセクシーだ。アタックしたくなるくらいに」
※スジ役のイソムちゃんのことですね!この方は男性かな?アタックってもう死語ですよね(笑)他に一言で何て言うかわからなくて敢えてアタックとしましたけど。韓国では「ダッシュ」と言いますね!
「キムミンソクはホコリが付かないことがないね。ドラマごとに全部出ている」
※ウォンソク役のミンソク君ですね。私はこのドラマで初めて見ましたが、今が絶賛売出し中なんでしょうね!!「埃が付かない=何もしていないから汚れない=ヒマ」ってことです。確か。
「『トッケビ』『太陽の末裔』以後、忙しくて見れていなかった主婦です・・“この人生は初めてなので”は面白く見ています・・再放送で・・・本番は子供たちを見なくてはならないので見られません・・」
※トッケビは私も見てました。太陽の末裔は見てませんが。でもこの2つのスケールが大きいドラマから随分と生活感溢れるドラマに・・・振り幅が大きいですね!それにしても、主婦の方の書き込みが結構あります!
「次回が早く見たいドラマは『トッケビ』以来です。とてもとても面白くて映像美やキャラクターの性格が一様に全て魅力的で脚本家の方のセンスがgood!現実共感しながらグッときて笑ってとっても良いです!!」
※この方もトッケビからのこちら。トッケビはファンタジーだったから、めちゃ現実感のあるこちらと両極端ですが、どちらも面白いことに変わりはありません!!
「とても面白いです。イミンギの無表情、最高に面白い。シムウォンソク見ながらやっぱり工学部の男どもは同じだな・・・と思う。とても現実みたいでもっと面白いドラマ・・・とても楽しみですね(笑)」
※セヒの無表情キャラはミンギさんのイメージに合ってます(多分)。でもセヒの無表情を見過ぎて、最近は無表情の中の微妙な表情を読み取れるようになってきました・・・特にメリットはありません(笑)
「元々こんなものを書かないのですが、1話からずっと共感を一緒にするようになりました。最近のドラマは全部同じ構成でイマイチだったけれど、イミンギのキャラクターが本当に気に入りました。脚本家の方が一人っ子というキャラクターをよく把握してらっしゃって、ひとつひとつが本当に詳しく細かくディテールが詰められているようです。いい作品をありがとうございます」
※脚本をとても褒めてますね!!でも一人っ子ってセヒみたいかな・・・?確かに兄弟がいたらもう少し違ったろうとは思うけれど、セヒは単に変わり者のような・・・
「本当にとても面白いです。主演から助演まで。愛情が行かない人物がいません。最近寒くなって来たので風邪に注意されて視聴率がもっとドンドン上がったらいいと思います」
※私もこのドラマは悪役がいなくてそれぞれの人物像に魅力があると思います。視聴率も上昇傾向なので、このまま話が盛り上がって最後は爆上げになるといいと思います!!!
こんなところで終わろうかと思います!!全部今日の書き込みです。後ろに私の勝手な感想をつけてしまいました〜
今日の7話、明日の8話でちょうど半分の折り返し地点です。最後は皆が無理なくハッピーになってほしい!!!
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時々ネイバーでニュースを検索したりしているんですが、一般の方々の書き込みを読むのがまた面白いです。書き込む熱意があるくらいなので、好意的な反応が大多数なのですが、もちろんそうでないものもあったりします。それはどこでも一緒ですね。
今日はその書き込みを勉強も兼ねて少し翻訳してご紹介しようと思います。ざっと見るとやっぱり女性が多いみたいですね〜生の感想が面白いです!!
「私はセヒがジホのご両親の前で“おおおおお嬢さんの手を〜”と言ったとき笑えました・・・その後家に来てセヒがジホに“あの中で選んだんです”と言った時、表情とセリフのトーンが笑えました・・・今日は子供たちを早く寝かせて必ず本番を見たいですね・・・」
※この方はハンドルネームの推測から若いママさんみたいです。「あの中で選んだんです」と言うのは、ホランがジホに教えた 〈別の方式〉 のことですよね〜コミカルな状況とセヒとジホの真面目な演技の対比が面白かったです!!
「早く退勤して家に帰ってこれが始まるのだけを待たなければ」
※このドラマにものすごくハマっている方のようですね!!
「他の話たちも良いけど、セヒとジホの話が一番気になって楽しみ」
※私もセヒとジホがどうやって近づいていくのか楽しみです〜。あんまり他の人を介入させないで本人たちの心の動きを丁寧に書いてほしいかな!
「偶然に見てセヒとジホのバスターミナルの場面に堕ちました。その後は本番死守」
※ジホが実家に帰るのをやめてセヒにプロポーズした場面ですね!!
「最近、唯一見ているドラマ」
※私も今、韓国ドラマはこれだけ見てます〜
「実際に現代人が実践はできないけれど、共感できる考えが独特のアイディアと噛み合って、幼稚ではなくリアリティーがありながら面白味があります。楽しく視聴しています」「そして猫が出てきていてイイです」
※現実味のない設定なのに、描写や演出で本当にありそうに作られているドラマです。あと、猫ちゃんが本当に気品もありながらおとなしくて演技が上手です!!もちろん可愛い〜
「今、30代中盤の子供が2人いるママですが、ドラマにとても共感できますね・・・私は20代中盤の時、とても広くて果てしない未来・・・期待したかったから。その時付き合ってた男性に結婚の話をしたら逆に遠ざかりましたね。別れて1年後、試験に合格して教師になり、もっと良い男性と会って結婚しました。結婚をとてもしたいホランを見ながら・・・私の昔の恋愛が思い出されて懐かしくほろ苦く・・・ドラマ全部見ています」
※ドラマに出てくる登場人物のうち、誰かのどこかのエピソードに誰でも一つぐらいは引っかかるようなエピソードを盛り込んでいるので、感情移入できるドラマだという評価は記事でも見ました!
「ヤンホランとシムウォンソクが出てくるとチャンネル回す。本当に本当に陳腐でブツブツ、ずるずると・・・聞くのも嫌だ」
※ホランとウォンソクのケンカシーンやホランがヒステリーっぽく怒鳴る場面とか、派手にケンカしてもずるずると付き合ってるのがイライラするのかな?
「このドラマ、感情的な部分がとても味わい深く表現されてますね。とても面白い」
※ジホの感情をモノローグで表すことが多いのですが、心の奥の声が30歳の女性のリアルを表現していると思います。
「私も台本が洗練されたと感じました。“傷つけてあげたくなった”このセリフが良いです」
※6話の一番最後のモノローグですね。ジホの悲しさと苛立ちが混ざったような感じの独白。前回ちょっと違うように書いたかも^^;)、直訳は上のようになります!
「イソムちょっとセクシーだ。アタックしたくなるくらいに」
※スジ役のイソムちゃんのことですね!この方は男性かな?アタックってもう死語ですよね(笑)他に一言で何て言うかわからなくて敢えてアタックとしましたけど。韓国では「ダッシュ」と言いますね!
「キムミンソクはホコリが付かないことがないね。ドラマごとに全部出ている」
※ウォンソク役のミンソク君ですね。私はこのドラマで初めて見ましたが、今が絶賛売出し中なんでしょうね!!「埃が付かない=何もしていないから汚れない=ヒマ」ってことです。確か。
「『トッケビ』『太陽の末裔』以後、忙しくて見れていなかった主婦です・・“この人生は初めてなので”は面白く見ています・・再放送で・・・本番は子供たちを見なくてはならないので見られません・・」
※トッケビは私も見てました。太陽の末裔は見てませんが。でもこの2つのスケールが大きいドラマから随分と生活感溢れるドラマに・・・振り幅が大きいですね!それにしても、主婦の方の書き込みが結構あります!
「次回が早く見たいドラマは『トッケビ』以来です。とてもとても面白くて映像美やキャラクターの性格が一様に全て魅力的で脚本家の方のセンスがgood!現実共感しながらグッときて笑ってとっても良いです!!」
※この方もトッケビからのこちら。トッケビはファンタジーだったから、めちゃ現実感のあるこちらと両極端ですが、どちらも面白いことに変わりはありません!!
「とても面白いです。イミンギの無表情、最高に面白い。シムウォンソク見ながらやっぱり工学部の男どもは同じだな・・・と思う。とても現実みたいでもっと面白いドラマ・・・とても楽しみですね(笑)」
※セヒの無表情キャラはミンギさんのイメージに合ってます(多分)。でもセヒの無表情を見過ぎて、最近は無表情の中の微妙な表情を読み取れるようになってきました・・・特にメリットはありません(笑)
「元々こんなものを書かないのですが、1話からずっと共感を一緒にするようになりました。最近のドラマは全部同じ構成でイマイチだったけれど、イミンギのキャラクターが本当に気に入りました。脚本家の方が一人っ子というキャラクターをよく把握してらっしゃって、ひとつひとつが本当に詳しく細かくディテールが詰められているようです。いい作品をありがとうございます」
※脚本をとても褒めてますね!!でも一人っ子ってセヒみたいかな・・・?確かに兄弟がいたらもう少し違ったろうとは思うけれど、セヒは単に変わり者のような・・・
「本当にとても面白いです。主演から助演まで。愛情が行かない人物がいません。最近寒くなって来たので風邪に注意されて視聴率がもっとドンドン上がったらいいと思います」
※私もこのドラマは悪役がいなくてそれぞれの人物像に魅力があると思います。視聴率も上昇傾向なので、このまま話が盛り上がって最後は爆上げになるといいと思います!!!
こんなところで終わろうかと思います!!全部今日の書き込みです。後ろに私の勝手な感想をつけてしまいました〜
今日の7話、明日の8話でちょうど半分の折り返し地点です。最後は皆が無理なくハッピーになってほしい!!!
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2017年10月29日
【ドラマ】この人生は初めてなので ep.6-2
〜ep.6-1のつづきから〜
会社の屋上にて
マ代表「結婚しろよ、あんな人格でも結婚するのに何でお前ができないんだ」→ “あんな人格(笑)” のセヒは向こうのテーブルでひとり作業中。ウォンソク「あの兄さんは仕事も家もあるじゃないか」 ※公式ではマ代表の会社のCTOとなってるんだけど、今は自分のアプリ会社を運営して?投資を集めているらしい・・・だから会社にも行ってないし、セヒともこないだ初対面だったのね
ウォンソクは結婚したとしても住む所が無い、ホランの両親に屋上部屋を見せられないと。マ代表は投資がうまく集まらないならうちの会社に来るか?ささやかに結婚して楽に暮らせと言うのですがウォンソクはやることを全部やってみないと、と言って断ります。それより何より、ウォンソクは結婚するということが自分にとってよく分からないのです。
「兄さん、分かる?」と聞かれたマ代表。少し考えながら、何を言っても自分を理解してくれる人が横にいることは良いものじゃないか?と、いつになく真面目な答えぶり。ウォンソクが訝しがって「急にどうしたの?もしかしてそういう人がいるの?」と聞くと、マ代表はまたいつものおちゃらけモードに戻り「ものすごくいるぞ!」と明るく言い、向こうにいるセヒに結婚てなんだー?妻帯者!と叫びます。
作業を中断し、もの凄く怖い顔で近づいてきたセヒ。「俺が仕事してるときは話しかけるなって言っただろ。それと私的な話はするな。会社で」と能面のような顔で言い渡します。「OK・・・」と小さくなるマ代表。いつもセヒには弱いよね(笑)セヒが席に戻ると、「あんな奴も結婚できるのに何で俺たちができないんだ?」とこっそりウォンソクに言っています(笑)
ジホはアルバイトの面接へ。カフェの女主人に「とっても童顔ですね」と言われるが、あれこれ聞かれた割に20代を募集しているとあっさり断られてしまう。帰りの道を歩いていると、偶然見つけたカフェの扉に「アルバイト募集中」の貼紙が。その紙を見ていると店のオーナーが出てきた。「ボンナマー、ボンナマー」どうやらボンナムを探しているらしい。ジホに気づいて「バイトの応募?」と言い、「悪いけど、ボンナムを探してきてくれません?うちの子なんだけど。毛は茶色でふわふわ。服はピンク。隅っこが好きだから。あ、それから可愛いから!よろしくね!」とお客さんに呼ばれて店の中に戻って行ってしまった。 ←このオーナーのおじさん、ミウセで見たことある!笑
行きがかり上、ボンナムを探しにいくジホ。ジホはボンナムを犬だと思って、名前を呼びながら教えられた通り隅っこや車の下などをあちこち探していると、路地で携帯を見ている青年がジホを見た。一瞬目が合ったがジホはボンナムの名前を呼んで探し続ける。男の子が「何を探してるんですか?」と聞いてきたので、近くの店で飼っている犬だと説明したジホ。
「名前がボンナムなんです。ふわふわな茶色の毛、ピンクの服を着て、パッと見ると可愛い」「可愛いって言ってました?」「ええ、多分」目の前の男の子と特徴は一致!ジホは全く気づいてない(笑)
「あの、電話番号入れてください」と男の子が自分の携帯を差し出す。「何故です?」「見つけたら連絡します」と男の子が言うので何故か納得して番号を入力してしまったジホ。「名前はそんなに可愛くないけど、ボンナム」と言い、男の子は行ってしまった。ジホは番号を教えてしまったことに今さら疑問を抱く。
結局見つけられずに店に戻り「どうしましょう、見つけられませんでした」と言うと、さっき帰ってきたと礼を言うオーナー。お客さんが一段落したのでそのままアルバイトの面接に。店の奥ではその様子を見ているさっきの男の子!ジホを見てフッと笑っている。彼の着けているサロンに縫い取られた名前は「ボンナム」 ←セヒとは違うカワイイ系のイケメン
スタッフの間食の買出しから戻るマ代表とボミ。「さっきパク代理とかいう人が飲み会があるって電話が来ましたけど」とボミが言うと「金でも出させようとしてるのか?フェニックスのパク代理だろ?」とマ代表。「いえ、HKのパク代理です」←スジの会社のメガネ先輩のこと!内心、スジに会えるかと急に態度が軟化(笑)取引先に飲み会代を出させる大企業の嫌らしい体質はちょいちょい韓国ドラマに出てきますね〜
ビルの入り口の前でたまたま通りがかったジホをボミが発見!「セヒさんの奥さんだ!」マ代表が「ジェスシ(義妹)〜」と声を掛け、おやつタイムに誘います。一度は遠慮したジホですが、ぜひにと言われてセヒのいるオフィスの中に入りました。
中を案内してくれるマ代表についていくと、ちょうどセヒは会議中。セヒの席を案内するとマ代表は間食の準備で席を外し、ジホはゆっくりとオフィスを見回す。壁に社員ひとりひとりのポラ写真とプロフィールが貼ってあるボードが。
マ代表「希望のあだ名:マブリー(マ+ラブリーという意味w)、希望年棒:測定不可、好き:女性と残業、嫌い:YOLO(自由気ままに ←意外!) 」
セヒ「希望のあだ名:なし、希望年棒:定年前にローンが完済できるくらい・・・、好き:猫、嫌い:こういうこと」セヒらしい(笑)
マ代表はアットホームなオフィスにしたいみたい。終業後に全員飲み会をよくやったり、こういう細かいことも、みんなでおやつタイムも。
セヒは会議ルームでデザイナースタッフに容赦のないダメ出し中。無表情の上、静かに理詰めで言うもんだから余計に怖い。部下たちの言い分もひとつひとつ潰して・・・言ってることは合ってるし、こういう人がいなくては仕事がキチンと進まないのも判るけど、正直、自分の上司にはイヤだ〜〜(笑)
会議を終えて部屋を出たところにジホが立っていた。顔を合わせても全く無表情のセヒ。
おやつタイムにやっぱりというか、昨日の今日だからそりゃそうだ的に皆の話題を独り占めのジホとセヒ。ボミがジホの写真をおもむろに撮り、セヒのデータベースに入れるという。セヒの理想の女性だとマ代表に聞いたというのだ。マ代表が話を引き取り、セヒが女性に対して華やかな副詞を使ったのを初めて聞いたと言う。「『とても、綺麗だ』こう言ったんだ」みんなが冷やかして盛り上がる中、セヒは依然無言・無表情。ジホは込み上げる嬉しさを隠せない。「ジェスシ(義妹)」「ヒョンスニム(兄嫁様)」と家族のように会社のスタッフたちに迎えられてジホははにかみながら「ありがとうございます」と言った。
夜、メガネ先輩(今日はメガネしてないけど)とスジ、会社の新人?たちが飲みに来ている。シメの一杯を飲んで「もう帰りますか?」とスジが聞くと「もう少しいろ」とメガネ。そこにマ代表がやって来た。驚くスジ。マ代表は自分がどうして呼ばれたか分かっているのだ。「OJTの最後の日だから新人に酒をおごってやろうと思って」と今日の集まりの趣旨を話すメガネだが、 それはマ代表に払わせるつもりだろう! 皆に紹介されていつも通りノリが良く明るい振る舞いのマ代表。メガネが「じゃ、マ代表も来たし、店を変えよう」と言って会計もしないで出て行った!(怒)
伝票を持って支払いに行くマ代表に付いて行くスジ。後ろからカードを出す。「私たちが飲んだお酒ですから」とサッと払った。「そんな(払う)お金があるならUFOキャッチャーでもなさったら」と言ってさっさと出て行く。
マ代表は「魅力アピールしてるのか?ドキドキさせようと?」とスジが本格的に気になって仕方がないみたい。慌ててスジの後を付いて店を出た。
次の店では皆すでに酔っ払っており、SNSの友達申請をし合っている。するとメガネが「ウ代理。なんで申請受けないんだよ〜2週間も」と絡んできた。適当に愛想よくかわすスジだが今日のメガネは「妻帯者は駄目なのか!?」としつこい。横で見ていたマ代表が自分も社員に友達申請を拒否されたとスジに助け舟を出す。メガネが「そいつは女でしょ」と訊くとマ代表は「ええ、まあ」と肯定した。するとメガネが勢いよく「そうだろ!」とスジの目の前で女は・・・みたいな話でくだを巻き始める。スジが場を収めるために(しょうがなく)笑顔で「申請を受けますよ」と言うと調子に乗ったメガネが「ビキニの写真消すなよ」とセクハラ発言まで繰り広げる。(こいつは酔っても酔わなくてもこんな感じ)「いいよって言うと思います?鳥肌立っちゃう」と冗談めかしてスジが言うとまた盛り上がって乾杯となるのだった。
外でスジがタバコを吸い終わったあと、マ代表がやって来た。マ代表はちょっと怒っている。「どうしてあんなたわごとを言われて我慢してるんですか?」男社員の前で我慢しながらお愛想を言うスジを見ていられないのだ。
突然スジの口調が変わる。「あんたは(会社の)代表だから分からないだろうけど、私みたいな月給取りは飲み会も会社の延長線なの!」大企業の女性社員として生きたことがなければ分からない、大したことでなくても後であれこれ言われるのは私なのだと。「ですから他人の職業について放っといてください、マ代表様」と最後はいつもの丁寧語で去って行った。ため息をついて見送るマ代表。スジも男社会の中でギリギリ耐えて生きてるんだよね!
ジホとセヒは二人で一緒に家路についている。ジホはいつもよりセヒに対して親しげに話している。まるで友達に話すように。楽しげに笑いながら一人であれこれセヒに話しかけているがセヒの返事はそっけなく一言だけ。この温度差は外から見てれば分かるけど、ジホは気づいてないのよね!
「知ってます?こうやって一緒に帰るのは初めてです、私たち(ウリ)」「そうですか?」「ソウルに住んでると、他のところは大丈夫なのに家に一人で帰るのは嫌だったんです。結婚したら誰かと一緒に家に帰るんだな、それっていいな、って学生時代に想像してました」「はい・・・」←もはやセヒの返事に力が無い!!
家に着くと猫が二人を出迎えてくれた。「ウリ〜」とジホが猫を抱く。それを見て立ちつくすセヒ。ジホは明るく猫に「ウリ」という名前をつけたことをセヒに言う。無言で家に上がるセヒ。「気に・・・入りませんか?」とジホが心配そうに訊くと、「気に入らないというより・・・ちょっと気分が落ち着かないです(?????)」とセヒは答えた。※????(=不便だ)というのは日本語の不便より広い意味を持つので訳しづらい・・・この場合は、不快とまではいかないけどやっぱりあんまりいい気はしてなくて、心地悪いというか基本的には否定の言葉ですね!!
「落ち着かない・・ですか?」「ええ、私の猫ですから、他の人が他の名前で呼ぶと落ち着かないです」セヒの気持ちがやっと分かったジホ。
「それじゃ・・今日、会社に行ったことも・・・落ち着かなかったですよね」「・・・はい。実は少し」
セヒは仕方なく結婚の形態をとったけれど、大家と下宿人以上の関係を求められると落ち着かないとはっきりとジホに告げた。他の人の前で夫婦の演出をしなくてはならないことはなるべく避けてほしいと。
「そうですね。そうしなくちゃですね。これからはそうします」とさっきと180°変わって意気消沈のジホジホから猫を受け取ってセヒは自室に入った。
ホランは一人でピンクソファーに座りながら昼間のスジの言葉を思い出している。「ウォンソクはあんたと結婚する考えがあるの?真剣に話したことあるの?二人で結婚について」
ため息をついているとウォンソクが戻ってきた。疲れたと言って早速ホランに甘えるウォンソク。仕事の愚痴をつらつらと話します。意を決したホラン。「私たちの結婚のこと・・・」ウォンソクの意向を訊いてみます。「正式に訊いてみたことなかったから・・・あなた も 結婚したい?」それに対するウォンソクの答えは「実はよくわからない」でした。愛しているしいつも一緒にいたい、だけどまだ結婚が何なのかよく分からない、と。ウォンソクは結婚したら子供も生んで責任も出るのに仕事もまだ成果が出てなくて、どうやって結婚するのか分からないんだね。悩んでることは悩んでるし。
ホランは初めて知った、ウォンソクの結婚についての率直な考えに少なからずショックを受けているけど、この前みたいに取り乱してはいない。「ホラン、もしかしてがっかりした?」と言うウォンソクに「ううん、悩むよね」と、自分の心を押し隠します。ウォンソクは「この頃こんな風に思うんだ、恋愛と結婚は果たして同じことなのか?」ホランにとっては「恋愛=結婚」なのに。
“韓国で一番華やかだったときに生まれ、最悪の不安を経験した世代、悲運の88年生まれ”
結婚も恋愛も、自分自身のことも、何一つ当然なことはない。
タクシーで帰途についているスジにマ代表からメッセージが入った。「すみません。僕がオヤジなので、こうなんです」それを見て気持ちの解れたような微笑のスジ。「いいえ」と返事を打つのですが、それを消し・・・ため息。
“ちょっと錯覚していた” 昨日のセヒの言葉を思い出すジホ。セヒが何気なく言った言葉たち。「ウリ」
“あなたのその言葉(ウリ)が、私も平凡に持てると思った。私にも「ウリ」というものが生ずるんだと“ ジホは猫のチャームがついた新しい首輪をひっくり返した。チャームに刻まれていた言葉は「ウリ」。その首輪をキッチンのゴミ箱に捨て、ジホは自分の気持ちを整理した。“少しの間、嬉しかった“ ジホや・・・
翌朝。ジホは朝食の支度中。「今日も朝食をおいしそうに作りましたね」と言ってセヒは食卓についた。
ジホは昨日と打って変わって無表情のままセヒの方を向こうともしない。黙々とおかずを皿に移していたジホは笑顔もなく言った。
「昨日は確かに私の態度が過ぎました」「えっ?ああ大丈夫で・・・」「私が仕事を辞めてしまったせいで自信がなくなってああだったと思います。すみません。ご迷惑かけて」いつもと違う硬い態度のジホに若干とまどうセヒ。「実は『ウリ』という言葉をとても久しぶりに聞いたんです。私たちの家、うちの近所、そういう言葉、最近聞くのが大変じゃないですか。どこかに属してるという感覚が久しぶりで、態度が過ぎました。大家さんと私と、本当の『ウリ』だと錯覚したようです」黙って聞くセヒ。
「ですから、気安く『ウリ』とは言わないでください。私が誤解するので」怖い顔ではっきりとセヒに言うジホ。「はい、わかりました」とやや気圧されたように返事をしたセヒ。セヒはスプーンとお箸を自分の前に置いてたけど、ジホは配膳をしない。「私のスプーンとお箸・・・」「あ、はい」自分の前のスプーンとお箸をジホに渡すセヒ。自分の分だけご飯をよそって自分だけ朝食を食べ始めたジホを見て、セヒもジホが自分の昨日の言葉でこうなったことが分かったよう。無言でソファーに移動するセヒ。
“なぜ怒っているか分かっていた。私一人で錯覚して、プライドが傷ついて、恥ずかしくて。いろいろ理由はあるけど・・・”
その時ジホの携帯に知らない番号から電話が入った。食事で手が汚れているのでスピーカーホンに切り替えたジホ。
「ユン・ジホさん?」「はい、どなたですか?」「僕です、小路で」←なんとボンナムから電話が来た!「あ〜、ボンナムを探しているときに小路で」ジホはまだ彼がボンナムなのを知らない。電話が筒抜けなのでセヒにも全部聞こえている。 むしろ、気にして会話を聞いているようなセヒ。
「なにか御用ですか?」「ちょっと聞きたいことがあって。紙とペンありますか?」「あります」「それじゃ彼氏は?」「彼氏・・・え?」「彼氏も、いますか?」
“いろいろ理由はあるけど” そこでジホはセヒを見ると、セヒはジホをじっと見ている。“ひとつはっきりしているのは、私があなたを傷つけたかったということ“
ジホはセヒを見つめながら言った。「彼氏・・・いません。そんなの」
“私たちの重力は・・・・壊れた”
最後が息が詰まる〜〜。でもセヒの態度は別に責められるものでもないし。ジホとセヒの気持ちの方向がただ違うだけだから。ホランとウォンソクもそう。
あと、ボンナムというニューフェースが出てきました!ジホ側でかき回す役どころみたい。あと、特別出演でイ・チョンアさんが出演とのニュースが。これはセヒ側の女性じゃないかとネイバーの書き込みにいくつかありましたけどね!?(一般の方の推察なので確実ではありませんが)
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会社の屋上にて
マ代表「結婚しろよ、あんな人格でも結婚するのに何でお前ができないんだ」→ “あんな人格(笑)” のセヒは向こうのテーブルでひとり作業中。ウォンソク「あの兄さんは仕事も家もあるじゃないか」 ※公式ではマ代表の会社のCTOとなってるんだけど、今は自分のアプリ会社を運営して?投資を集めているらしい・・・だから会社にも行ってないし、セヒともこないだ初対面だったのね
ウォンソクは結婚したとしても住む所が無い、ホランの両親に屋上部屋を見せられないと。マ代表は投資がうまく集まらないならうちの会社に来るか?ささやかに結婚して楽に暮らせと言うのですがウォンソクはやることを全部やってみないと、と言って断ります。それより何より、ウォンソクは結婚するということが自分にとってよく分からないのです。
「兄さん、分かる?」と聞かれたマ代表。少し考えながら、何を言っても自分を理解してくれる人が横にいることは良いものじゃないか?と、いつになく真面目な答えぶり。ウォンソクが訝しがって「急にどうしたの?もしかしてそういう人がいるの?」と聞くと、マ代表はまたいつものおちゃらけモードに戻り「ものすごくいるぞ!」と明るく言い、向こうにいるセヒに結婚てなんだー?妻帯者!と叫びます。
作業を中断し、もの凄く怖い顔で近づいてきたセヒ。「俺が仕事してるときは話しかけるなって言っただろ。それと私的な話はするな。会社で」と能面のような顔で言い渡します。「OK・・・」と小さくなるマ代表。いつもセヒには弱いよね(笑)セヒが席に戻ると、「あんな奴も結婚できるのに何で俺たちができないんだ?」とこっそりウォンソクに言っています(笑)
ジホはアルバイトの面接へ。カフェの女主人に「とっても童顔ですね」と言われるが、あれこれ聞かれた割に20代を募集しているとあっさり断られてしまう。帰りの道を歩いていると、偶然見つけたカフェの扉に「アルバイト募集中」の貼紙が。その紙を見ていると店のオーナーが出てきた。「ボンナマー、ボンナマー」どうやらボンナムを探しているらしい。ジホに気づいて「バイトの応募?」と言い、「悪いけど、ボンナムを探してきてくれません?うちの子なんだけど。毛は茶色でふわふわ。服はピンク。隅っこが好きだから。あ、それから可愛いから!よろしくね!」とお客さんに呼ばれて店の中に戻って行ってしまった。 ←このオーナーのおじさん、ミウセで見たことある!笑
行きがかり上、ボンナムを探しにいくジホ。ジホはボンナムを犬だと思って、名前を呼びながら教えられた通り隅っこや車の下などをあちこち探していると、路地で携帯を見ている青年がジホを見た。一瞬目が合ったがジホはボンナムの名前を呼んで探し続ける。男の子が「何を探してるんですか?」と聞いてきたので、近くの店で飼っている犬だと説明したジホ。
「名前がボンナムなんです。ふわふわな茶色の毛、ピンクの服を着て、パッと見ると可愛い」「可愛いって言ってました?」「ええ、多分」目の前の男の子と特徴は一致!ジホは全く気づいてない(笑)
「あの、電話番号入れてください」と男の子が自分の携帯を差し出す。「何故です?」「見つけたら連絡します」と男の子が言うので何故か納得して番号を入力してしまったジホ。「名前はそんなに可愛くないけど、ボンナム」と言い、男の子は行ってしまった。ジホは番号を教えてしまったことに今さら疑問を抱く。
結局見つけられずに店に戻り「どうしましょう、見つけられませんでした」と言うと、さっき帰ってきたと礼を言うオーナー。お客さんが一段落したのでそのままアルバイトの面接に。店の奥ではその様子を見ているさっきの男の子!ジホを見てフッと笑っている。彼の着けているサロンに縫い取られた名前は「ボンナム」 ←セヒとは違うカワイイ系のイケメン
スタッフの間食の買出しから戻るマ代表とボミ。「さっきパク代理とかいう人が飲み会があるって電話が来ましたけど」とボミが言うと「金でも出させようとしてるのか?フェニックスのパク代理だろ?」とマ代表。「いえ、HKのパク代理です」←スジの会社のメガネ先輩のこと!内心、スジに会えるかと急に態度が軟化(笑)取引先に飲み会代を出させる大企業の嫌らしい体質はちょいちょい韓国ドラマに出てきますね〜
ビルの入り口の前でたまたま通りがかったジホをボミが発見!「セヒさんの奥さんだ!」マ代表が「ジェスシ(義妹)〜」と声を掛け、おやつタイムに誘います。一度は遠慮したジホですが、ぜひにと言われてセヒのいるオフィスの中に入りました。
中を案内してくれるマ代表についていくと、ちょうどセヒは会議中。セヒの席を案内するとマ代表は間食の準備で席を外し、ジホはゆっくりとオフィスを見回す。壁に社員ひとりひとりのポラ写真とプロフィールが貼ってあるボードが。
マ代表「希望のあだ名:マブリー(マ+ラブリーという意味w)、希望年棒:測定不可、好き:女性と残業、嫌い:YOLO(自由気ままに ←意外!) 」
セヒ「希望のあだ名:なし、希望年棒:定年前にローンが完済できるくらい・・・、好き:猫、嫌い:こういうこと」セヒらしい(笑)
マ代表はアットホームなオフィスにしたいみたい。終業後に全員飲み会をよくやったり、こういう細かいことも、みんなでおやつタイムも。
セヒは会議ルームでデザイナースタッフに容赦のないダメ出し中。無表情の上、静かに理詰めで言うもんだから余計に怖い。部下たちの言い分もひとつひとつ潰して・・・言ってることは合ってるし、こういう人がいなくては仕事がキチンと進まないのも判るけど、正直、自分の上司にはイヤだ〜〜(笑)
会議を終えて部屋を出たところにジホが立っていた。顔を合わせても全く無表情のセヒ。
おやつタイムにやっぱりというか、昨日の今日だからそりゃそうだ的に皆の話題を独り占めのジホとセヒ。ボミがジホの写真をおもむろに撮り、セヒのデータベースに入れるという。セヒの理想の女性だとマ代表に聞いたというのだ。マ代表が話を引き取り、セヒが女性に対して華やかな副詞を使ったのを初めて聞いたと言う。「『とても、綺麗だ』こう言ったんだ」みんなが冷やかして盛り上がる中、セヒは依然無言・無表情。ジホは込み上げる嬉しさを隠せない。「ジェスシ(義妹)」「ヒョンスニム(兄嫁様)」と家族のように会社のスタッフたちに迎えられてジホははにかみながら「ありがとうございます」と言った。
夜、メガネ先輩(今日はメガネしてないけど)とスジ、会社の新人?たちが飲みに来ている。シメの一杯を飲んで「もう帰りますか?」とスジが聞くと「もう少しいろ」とメガネ。そこにマ代表がやって来た。驚くスジ。マ代表は自分がどうして呼ばれたか分かっているのだ。「OJTの最後の日だから新人に酒をおごってやろうと思って」と今日の集まりの趣旨を話すメガネだが、 それはマ代表に払わせるつもりだろう! 皆に紹介されていつも通りノリが良く明るい振る舞いのマ代表。メガネが「じゃ、マ代表も来たし、店を変えよう」と言って会計もしないで出て行った!(怒)
伝票を持って支払いに行くマ代表に付いて行くスジ。後ろからカードを出す。「私たちが飲んだお酒ですから」とサッと払った。「そんな(払う)お金があるならUFOキャッチャーでもなさったら」と言ってさっさと出て行く。
マ代表は「魅力アピールしてるのか?ドキドキさせようと?」とスジが本格的に気になって仕方がないみたい。慌ててスジの後を付いて店を出た。
次の店では皆すでに酔っ払っており、SNSの友達申請をし合っている。するとメガネが「ウ代理。なんで申請受けないんだよ〜2週間も」と絡んできた。適当に愛想よくかわすスジだが今日のメガネは「妻帯者は駄目なのか!?」としつこい。横で見ていたマ代表が自分も社員に友達申請を拒否されたとスジに助け舟を出す。メガネが「そいつは女でしょ」と訊くとマ代表は「ええ、まあ」と肯定した。するとメガネが勢いよく「そうだろ!」とスジの目の前で女は・・・みたいな話でくだを巻き始める。スジが場を収めるために(しょうがなく)笑顔で「申請を受けますよ」と言うと調子に乗ったメガネが「ビキニの写真消すなよ」とセクハラ発言まで繰り広げる。(こいつは酔っても酔わなくてもこんな感じ)「いいよって言うと思います?鳥肌立っちゃう」と冗談めかしてスジが言うとまた盛り上がって乾杯となるのだった。
外でスジがタバコを吸い終わったあと、マ代表がやって来た。マ代表はちょっと怒っている。「どうしてあんなたわごとを言われて我慢してるんですか?」男社員の前で我慢しながらお愛想を言うスジを見ていられないのだ。
突然スジの口調が変わる。「あんたは(会社の)代表だから分からないだろうけど、私みたいな月給取りは飲み会も会社の延長線なの!」大企業の女性社員として生きたことがなければ分からない、大したことでなくても後であれこれ言われるのは私なのだと。「ですから他人の職業について放っといてください、マ代表様」と最後はいつもの丁寧語で去って行った。ため息をついて見送るマ代表。スジも男社会の中でギリギリ耐えて生きてるんだよね!
ジホとセヒは二人で一緒に家路についている。ジホはいつもよりセヒに対して親しげに話している。まるで友達に話すように。楽しげに笑いながら一人であれこれセヒに話しかけているがセヒの返事はそっけなく一言だけ。この温度差は外から見てれば分かるけど、ジホは気づいてないのよね!
「知ってます?こうやって一緒に帰るのは初めてです、私たち(ウリ)」「そうですか?」「ソウルに住んでると、他のところは大丈夫なのに家に一人で帰るのは嫌だったんです。結婚したら誰かと一緒に家に帰るんだな、それっていいな、って学生時代に想像してました」「はい・・・」←もはやセヒの返事に力が無い!!
家に着くと猫が二人を出迎えてくれた。「ウリ〜」とジホが猫を抱く。それを見て立ちつくすセヒ。ジホは明るく猫に「ウリ」という名前をつけたことをセヒに言う。無言で家に上がるセヒ。「気に・・・入りませんか?」とジホが心配そうに訊くと、「気に入らないというより・・・ちょっと気分が落ち着かないです(?????)」とセヒは答えた。※????(=不便だ)というのは日本語の不便より広い意味を持つので訳しづらい・・・この場合は、不快とまではいかないけどやっぱりあんまりいい気はしてなくて、心地悪いというか基本的には否定の言葉ですね!!
「落ち着かない・・ですか?」「ええ、私の猫ですから、他の人が他の名前で呼ぶと落ち着かないです」セヒの気持ちがやっと分かったジホ。
「それじゃ・・今日、会社に行ったことも・・・落ち着かなかったですよね」「・・・はい。実は少し」
セヒは仕方なく結婚の形態をとったけれど、大家と下宿人以上の関係を求められると落ち着かないとはっきりとジホに告げた。他の人の前で夫婦の演出をしなくてはならないことはなるべく避けてほしいと。
「そうですね。そうしなくちゃですね。これからはそうします」とさっきと180°変わって意気消沈のジホジホから猫を受け取ってセヒは自室に入った。
ホランは一人でピンクソファーに座りながら昼間のスジの言葉を思い出している。「ウォンソクはあんたと結婚する考えがあるの?真剣に話したことあるの?二人で結婚について」
ため息をついているとウォンソクが戻ってきた。疲れたと言って早速ホランに甘えるウォンソク。仕事の愚痴をつらつらと話します。意を決したホラン。「私たちの結婚のこと・・・」ウォンソクの意向を訊いてみます。「正式に訊いてみたことなかったから・・・あなた も 結婚したい?」それに対するウォンソクの答えは「実はよくわからない」でした。愛しているしいつも一緒にいたい、だけどまだ結婚が何なのかよく分からない、と。ウォンソクは結婚したら子供も生んで責任も出るのに仕事もまだ成果が出てなくて、どうやって結婚するのか分からないんだね。悩んでることは悩んでるし。
ホランは初めて知った、ウォンソクの結婚についての率直な考えに少なからずショックを受けているけど、この前みたいに取り乱してはいない。「ホラン、もしかしてがっかりした?」と言うウォンソクに「ううん、悩むよね」と、自分の心を押し隠します。ウォンソクは「この頃こんな風に思うんだ、恋愛と結婚は果たして同じことなのか?」ホランにとっては「恋愛=結婚」なのに。
“韓国で一番華やかだったときに生まれ、最悪の不安を経験した世代、悲運の88年生まれ”
結婚も恋愛も、自分自身のことも、何一つ当然なことはない。
タクシーで帰途についているスジにマ代表からメッセージが入った。「すみません。僕がオヤジなので、こうなんです」それを見て気持ちの解れたような微笑のスジ。「いいえ」と返事を打つのですが、それを消し・・・ため息。
“ちょっと錯覚していた” 昨日のセヒの言葉を思い出すジホ。セヒが何気なく言った言葉たち。「ウリ」
“あなたのその言葉(ウリ)が、私も平凡に持てると思った。私にも「ウリ」というものが生ずるんだと“ ジホは猫のチャームがついた新しい首輪をひっくり返した。チャームに刻まれていた言葉は「ウリ」。その首輪をキッチンのゴミ箱に捨て、ジホは自分の気持ちを整理した。“少しの間、嬉しかった“ ジホや・・・
翌朝。ジホは朝食の支度中。「今日も朝食をおいしそうに作りましたね」と言ってセヒは食卓についた。
ジホは昨日と打って変わって無表情のままセヒの方を向こうともしない。黙々とおかずを皿に移していたジホは笑顔もなく言った。
「昨日は確かに私の態度が過ぎました」「えっ?ああ大丈夫で・・・」「私が仕事を辞めてしまったせいで自信がなくなってああだったと思います。すみません。ご迷惑かけて」いつもと違う硬い態度のジホに若干とまどうセヒ。「実は『ウリ』という言葉をとても久しぶりに聞いたんです。私たちの家、うちの近所、そういう言葉、最近聞くのが大変じゃないですか。どこかに属してるという感覚が久しぶりで、態度が過ぎました。大家さんと私と、本当の『ウリ』だと錯覚したようです」黙って聞くセヒ。
「ですから、気安く『ウリ』とは言わないでください。私が誤解するので」怖い顔ではっきりとセヒに言うジホ。「はい、わかりました」とやや気圧されたように返事をしたセヒ。セヒはスプーンとお箸を自分の前に置いてたけど、ジホは配膳をしない。「私のスプーンとお箸・・・」「あ、はい」自分の前のスプーンとお箸をジホに渡すセヒ。自分の分だけご飯をよそって自分だけ朝食を食べ始めたジホを見て、セヒもジホが自分の昨日の言葉でこうなったことが分かったよう。無言でソファーに移動するセヒ。
“なぜ怒っているか分かっていた。私一人で錯覚して、プライドが傷ついて、恥ずかしくて。いろいろ理由はあるけど・・・”
その時ジホの携帯に知らない番号から電話が入った。食事で手が汚れているのでスピーカーホンに切り替えたジホ。
「ユン・ジホさん?」「はい、どなたですか?」「僕です、小路で」←なんとボンナムから電話が来た!「あ〜、ボンナムを探しているときに小路で」ジホはまだ彼がボンナムなのを知らない。電話が筒抜けなのでセヒにも全部聞こえている。 むしろ、気にして会話を聞いているようなセヒ。
「なにか御用ですか?」「ちょっと聞きたいことがあって。紙とペンありますか?」「あります」「それじゃ彼氏は?」「彼氏・・・え?」「彼氏も、いますか?」
“いろいろ理由はあるけど” そこでジホはセヒを見ると、セヒはジホをじっと見ている。“ひとつはっきりしているのは、私があなたを傷つけたかったということ“
ジホはセヒを見つめながら言った。「彼氏・・・いません。そんなの」
“私たちの重力は・・・・壊れた”
最後が息が詰まる〜〜。でもセヒの態度は別に責められるものでもないし。ジホとセヒの気持ちの方向がただ違うだけだから。ホランとウォンソクもそう。
あと、ボンナムというニューフェースが出てきました!ジホ側でかき回す役どころみたい。あと、特別出演でイ・チョンアさんが出演とのニュースが。これはセヒ側の女性じゃないかとネイバーの書き込みにいくつかありましたけどね!?(一般の方の推察なので確実ではありませんが)
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