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なんとなくで勉強し始めた韓国語。せっかく覚えた言葉を忘れないために細々とテレビ視聴しています! 主にバラエティ、時々ドラマ、たまーにk-popの雑食。基本的に字幕なしなので雰囲気で見ております。
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posted by fanblog

2018年01月08日

【バラエティ】キムセンミンの領収書 6回 「東方神起オタクの領収書」

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キムセンミンさん、昨年大ブレイクしたタレントさんです。しかし、それはなんとデビューしてから苦節25年のできごとでした。それまでは細く長く堅実な仕事をしていて、主にリポーターや司会などで長いキャリアを持つお笑い出身の方です。

その彼をブレイクさせたのはこの番組、 〈キムセンミンの領収書〉です。なにげに冠番組でもありますね!
元々は〈ソンウニ・キムスクの秘密保障(vivo)〉というポッドキャスト番組で、視聴者お悩み相談の1コーナーとして始まりました。そのコーナーがなかなか好評を呼び、まずはvivoから独立して単独でのポッドキャスト番組となりました。するとポッドキャストのランキングでも上位に入り、地上波KBSのパイロット番組としてまず放送され、またまたここでも視聴者の好評を得て正規編成に昇格しました。

番組は一般視聴者が自分の一定期間のレシートを番組に送り、自分のお金遣いが正しいのか、またお金に関するお悩み等をセンミンさんに判定してもらうシンプルな内容です。MCは他にポッドキャスト時代からのソンウニ&キムスクのご両人とゲスト1名です。
正規放送になってからは後半に「出張領収書」と称して芸能人の家に実際に行き、家の中を覗きまわりながら無駄遣いをしてないかのチェックをするコーナーがありますが、今日は前半部分だけをレビューします!

で、このキムセンミンさんはとにかくケチとも言える倹約家さんでして、無駄遣いに対してのツッコミが尋常ではありません。
そこに「消費の妖精(=つまり無駄遣い屋)」キムスクさんが視聴者の立場で絡み、それを上手くまとめ上げるソンウニさんというトライアングルがすごくバランスが良くて面白いです!

なんとこの番組から流行語も生まれました〜〜
「グレイッ!(great)」
「ステュピッ!(stupid)」

キムセンミンさんが判定をするときのキメ台詞です。センミンさんの信念に基づいて、判定は厳しめなのですが言い方は穏やかで、きちんと説明も入りさらに無駄遣いを抑える案なども出してくれたりと、ダメ出しされても視聴者が「役立つ」と思わず感心してしまう説得力まであります。それが地味〜に地上波正規編成までのし上がったという理由なんですね!

さて、説明が長くなりましたが今回の前半部分には 「東方神起オタクの領収書」 と題名がついてます。
ゲストは女性お笑い芸人のパク・チソンさん。現在34歳のこの方も過去にH.O.T.の追っかけだったという経歴をお持ちです。

さてはて、気になる内容は・・・
【依頼人スペック:27歳女性。月給195万ウォン、5年目の編集デザイナー。実家住まいで住居費なし。朝昼はお弁当持参で食費なし。固定支出→通勤バス7万ウォン(韓国は交通費自己負担)、通信費7万ウォン、奨学金2万ウォン、貯蓄保険100万ウォン、余りは貯金。全財産1000万ウォン。特記事項→保険等はお母さんに管理してもらってるので自分ではお金の管理に関して何も分からない。14年来の東方神起ファン】

【信条:「????」= ? ?? ? ?? ? ? ??? ? ???(どうせオタク活動するなら幸せにオタク活動しよう)の略。目標:「カムバックする東方神起のため、本格的なオタク活動のための『オタク活動通帳 兼 非常用通帳』を作ること」「8年後に両親から経済的・物理的に完全に独立するために、チョンセ(信用賃貸)ではなく自分の家を持ちたい」】

まずセンミンさんは依頼人の職業を褒めて、「(目標達成の)可能性が高い方のようだ」と言いました。編集デザイナーは専門職でこれから需要の目があるからだそうです。
そしてお弁当を持って行ってることとバス通勤に早速「グレイッ!」を出しました。節約してる人をセンミンさんは大好きです(笑)
そしてお母さんに言われてしている「貯蓄保険」。満期がいつかが重要だと言うセンミンさんにスタッフが「5年」と追加情報を出します。するとゲストのチソンさんが「お母さんが結婚もあり得るという感じで5年満期にしたと思います」と推理しました。確かにお年頃の依頼者です。
「私のお母さんは『うちのチソンは近い将来、まとまったお金は使わない(=結婚しない)、(お嫁に)行けないようだ』みたいな感じで『老後を気楽に過ごしなさい』と年金にしてくれてます。このお母さんは娘さんに希望がおありのようでしょ」と面白く言うもんだからMC陣は大爆笑。

そして依頼人が14年来の東方神起ファンということにチソンさんが「あ〜、すごくステキ」と共感しています。
ソンウニさんがチソンさんにオタク活動について話を振ると「1996年9月7日に(オタク生活を)始めました」とすぐに日付が出てきます。その日はH.O.T.がデビューした日。チソンさんは「ムンヒジュンオッパが僕たちを好きなのは有難いけど、一生懸命勉強してくださいとコンサートのときに言ったのでものすごく勉強しました」と全校1位をとったそうです。「オッパのお陰で高麗大(名門校)に入れましたよ〜」とカメラ目線でお礼を言ってます(笑)

依頼人の「東方神起オタク活動用 兼 非常用通帳を作りたい」という要望にも「必要ですよ〜。お金かかります」と即答のチソンさん。公演に行く、グッズを買う、オッパたちのような洋服を買う、同じ靴を買う、次々とかかるオタク活動費用について話すチソンさんを呆れたように見るセンミンさん。

それでは依頼人のレシートタイムの始まり!
9/1 9:00 東方神起ファンミーティング 22万ウォン(内訳:5500ウォン×2名×9/30と10/1の2日分)
センミンさんは早速ステュピッを出しますが、チソンさんは「9月は9月の東方神起、10月は10月の東方神起がある」と依頼人の全面的な味方です。

同日 高速バス予約 25,200ウォン(ファンミーティング時の復路分)

9/2 最近会社の仕事が憂鬱で占いに2万ウォン→憂鬱なら安全な家に早く帰れとアドバイス(笑)。ちなみにセンミンさんはそんなものは新聞の今日の運勢欄を見るそうです。占いにお金を使うことが全く理解できないセンミンさんです。

9/3 ファンミーティングに背負っていくリュック 59,000ウォン→ステュピッ。リュックを新調しても東方神起オッパたちには見えないからと言うとチソンさんが反論!東方神起なら赤いリュックを背負わないとならない。H.O.T.の私たちは白だったと。一旦納得するMC陣。

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ここで追っかけ時代の話に入ったチソンさん。ファンをしながらいつもすまない気持ちがあった、毎日家の前まで行きオッパたちが心地悪くなると思いながらも会いたい気持ちが勝っていたからいつもすまなかったと。
やっぱりスゴイですね〜、追っかけのファンって。しかしチソンさんはそんなファンの中でも「ジェントルな?ファン」として有名だったので警備のおじさんに特別扱いしてもらっていたそうな。→すらすらとエピソードが出てくるチソンさんの話をしょっぱい顔をして聞いてるセンミンさん。字幕は 「オタク心、ひとつも分からず」
でもお笑いの方が話してるから楽しく聞こえるけど、実際待ち伏せされるアイドルは私生活がなくて大変でしょうね!

同日 ファンミーティングに着ていく赤い勝負服 71,800ウォン
これに対しても苦言を呈するセンミンさんだったが、女3人は聞いちゃいない。ついにセンミンさん、赤い服を着たければ2002年W杯のときの代表ユニフォームを着ろと言い出す(笑)。 誰の家にも1枚くらいはあるからと。

9/5 妹と夕食代わりのトッポッキ 12,000ウォン
9/6 妹と夕食にチムタクの出前 17,000ウォン
ここでチソンさんの推理炸裂。この妹はファンミーティングに一緒に行く子で、なにか会議をしたのではないかと。オタクならではの推測にMC陣は感嘆の声。

9/6 ファンミーティングに着ていく赤い勝負服を追加購入 34,792ウォン
険しい顔で「なんでまた買うのか」と若干憤っているセンミンさん(笑)。そこにチソンさんが冷静に解説を始めます。オッパたちが同じファンの顔を連日見ると負担をかけてしまうことがある、気まずいので違う人のふりをして変装するんですよ、と嬉々として語るチソンさんです。ホント?(笑)

9/8 ファンミーティングでファンたちに分けてあげるグッズ製作(透明フォトカード200枚) 24,500ウォン
さすが、本職を活かしてクオリティーが高いカードです。これは素晴らしい才能寄付。
しかしセンミンさんは家の資金を貯めなくてはならないのに、これで最後に赤字だったら黙ってませんよ!と険しい顔。→字幕 「消費の前に慈悲は無い通帳の妖精」

9/9 親しいお姉さん、お兄さんとカフェ 13,000ウォン カフェの名前が「近所」なのを見て、「遠くでして下さい」と指摘(笑)

9/11 友達の会社の名刺を制作してあげる 32,000ウォン
9/14 してあげると言ってたのに友達が名刺代を入金してくれる 40,000ウォン
友達は端数を切り上げて入れてくれたので、8000ウォンの収入。グレイッ!出ました!!

9/13 育児戦争中の防弾少年団ファンの友達にアルバムをプレゼント 9,520ウォン
この行動に対してチソンさんは昔の行動を反省。他の歌手の前では×印が書いてあるマスクを着用し、その歌手を見ないように最大限白目をむいてたらしいです(笑)

同日 ファンミーティングでファンたちに配るおやつを購入 11,100ウォン
ここでチソンさん、この方はカシオペアの幹部である感じがすると推理をしています。センミンさん→「お母さんに(アイドルにうつつを抜かしてるということを)お知らせしたいですね」



9/15 電車の乗車券前売り 2万ウォン(ファンミーティング時の往路分)

ここまでで、だんだん近づくファンミーティングの日に備える依頼者に感情移入してきたスタジオ。センミンさんの依頼人になりきった小芝居が笑えます。

9/16 23:58 妹たちとネットカフェ決済 7,000ウォン
翌 02:10 妹たちとネットカフェ決済 5,200ウォン
ネットカフェで気軽にゲームに課金するのをよく思わないセンミンさんは、ネットカフェ(PC?)より自分の部屋(? ?)に集まってお金を使わない369ゲームでもしたらよいと提案します(笑)

そしてついに残り5日を切り・・・
9/25 ファンミーティングに両日行くので妹と泊まるホテルを決済 62,001ウォン
9/26 ファンミーティングに行く前に手の先を真っ赤にするため装う 4万ウォン→つまりネイルアートですね!
同日 妹もネイルしたが、お金が足りなくて貸した 3万ウォン
ここでセンミンさんはネイル2人分で8万ウォン、手を赤くすることが重要ならば赤い軍手をして行け!と叫びます(笑)
字幕「赤い軍手は1つ120ウォン」 このアイデアにはオタクのチソンさんも頷いています。

ついにファンミーティング当日!
「本当に領収書自体が山脈を読んでいるみたいだったです」と言ったセンミンさん。アイドルオタクの1ヶ月の長い行路を見てきてやっと辿り着いた日。すっかりスタジオも依頼人の生活に没入してしまっています。

9/30 7:53 電車に乗り遅れるかと思ってタクシーに乗車 5,200ウォン
同日 13:42 SMエンターテイメントでグッズ!!色々買いたかったがぐっとこらえてペンライト3個購入 39,000ウォン
「私が見たところぐっとこらえてません」とセンミンさん。あなたもSM系列の事務所なんだからそういう事言っていいのかな〜〜??(笑)
キムスクさんが使うのは1つだけでしょ?と訊くと、内訳をみたウニさんが「1つは自分、1つは妹、もう一つは自分の保管用」と補足しました。
そこでオタク心の分かるチソンさんがさらに補足。H.O.T.のCDは必ず2枚ずつ購入していたというチソンさん。1枚は保管用でビニールも開けてなかったんですね。そして1年ほど前、成功したオタクとしてトニー・アンにプライベートの席で会ったチソンさんは家に保管しておいたCDを山積みにして「サインしてください」と言ったところ、トニーはとても喜んで他のメンバーのサインも貰ってきてやると一旦持って帰ったそうです。これはファン冥利につきますね!
・・・しかし、1年過ぎてチソンさんの許にまだ返ってきてないそうですwww

ここでカメラ目線でトニーに動画の手紙を送るチソンさん。「オッパ〜。盗んでったんですか?引っ越して失くしちゃったんですか?」
でも自分が熱狂的ファンだった人と今は同僚になるっていう気分はどんなんでしょうね??



そして最後の領収書 9/30
どうやら本を買ったようで、その中にユノの除隊記念雑誌A型/B型というのが含まれていました。注釈には「表紙にユノオッパがバンと載ってて、2種類のバージョンをどっちも買った」となってます。
センミンさんが「中身は一緒です」と言うと消費の妖精スクさんが「表紙だけ違うんですか?そんなら2冊買わなきゃ」とすぐに言い、それに被せてチソンさんが「いや、4つ買わないとですよ!」と畳み掛けます。一つは観賞用、一つは保管用を2バージョンで4冊というわけです。オタクの収集心を説明するチソンさんに大きく「お前はステューピッ!!」でダメだしするセンミンさん。それにもめげず、「4つ買わないと。除隊記念なのに。節約されましたね」とまだ言うチソンさん(笑)

とうとう最終決算タイム。
収入:2,126,497ウォンに対して支出:2,658,063ウォンということで約50万ウォンの赤字でした〜
先ほど赤字だったら黙ってない!と宣言したセンミンさんに、いったいどうするのかを興味津々で訊くウニさん。「交通の便を教えてください。捕まえに行きます」とセンミンさんに指名手配された依頼人です。

総評:50万ウォンの赤字となったことに対して75万ウォンの支出を減らさなくてはならない、と言うセンミンさん。
25万ウォンは貯金にまわす、という意味です。さて、どこを減らすか。一番の赤字要因はオタク活動なのは明らかです。
それ以外は30万ウォンも使っていません。今回はファンミーティングのために消費がかさんでしまったことをセンミンさんは理解していました。重要なのは今回のように公演があると70〜80万ウォンをパッパと使うのはダメだと言ったセンミンさん。東方神起に費やすのは35万ウォンほどで十分だ、と言ってます。
「月に?」と尋ねるウニ&スクコンビ。締り屋の割にかなり意外な多めの数字を出してきたと思ったら、すぐに「1年で、ですよ!!」といつものセンミンさんです。
確かに、この依頼人は家を買うという目標がありますからね!でもこの感じだと簡単には減らせないだろうな〜

最終的なアドバイス→依頼人はカシオペアに加入しているために赤色に執着があるとのセンミンさんの見立て。
そのために消費が重なっているので、「赤いキムチ、ミニトマト、赤いイカの塩辛」を食べながら「赤い貯金箱」を買ってそこにずっと貯金しなさい、と。赤への執着をそちらに向けろ!との言葉に他の3人もなるほどと頷きます。

「赤い色の最高のグッズは赤い貯金箱」

今回はかなり特殊な依頼人で面白かったです。そしてゲストのパクチソンさんも、依頼人のオタク心を十二分に理解してさらに話を膨らましてくれてたので面白さ倍増でした!そしてチソンさんの熱弁にセンミンさんが押され気味だったのも珍しくて笑えました〜〜







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