2009年03月28日
株式投資の是非
本屋で株式投資の本をよく見かけます。また、お金に関しての本もよく見かけます。しかし、一方で絶賛していたかと思えば、一方では全くもって危険だと言ってみたりとどちらを信じて良いのか分からないという状態なのが本音ではないでしょうか。
そうなんです。たしかに皆さんが感じているように株式投資を筆頭に様々な投資には長所と短所があります。さらには巷にあふれている本に至っては著者自身が全く自分の述べていることを理解していないのではないかと疑いたくなるようなものまであります。
そこで、私はここでその点についてきちんと書くことにしようと思います。
まず、ほとんどの投資本が短期的なトレードを投資だと勘違いしているということがあげられます。取引は主にその差額を得ることを目的とし、投資はその投資先の収益と成長から利益を得る事が目的です。取引は必ずしも成長や企業の収益と関係がある株価の変動によって利益を得ているわけではないという点で(これが両者を分ける違いとしてかなり大きいのですが)、取引と投資とは全く別のビジネスモデルだと言えます。また、取引の場合は市場に費やす時間が圧倒的に長く、普段仕事を持つサラリーマンがそちらに時間をそそぐことはなかなか難しいという現状があります。
にも関わらず、ほとんど上記に出て来た書籍類が、読者に対して投資という言葉を使って取引に参加することを勧めているというのは本当に信じられません。
また、サラリーマンに時間がないという理由で投資信託を勧める投資顧問会社に勤める著者という構図の、本当に営業まがいの書籍まであります。これには気をつけて下さい。
しかし、一方で完全に言っていることがでたらめかというとそんなことはありません。問題提起はしっかりしていますし、少しでも豊かな生活をしたいのであれば何かしらのアプローチは必要になるかと思います。インフレ率と利子率との比較などは有効な論点だと思います。
ただ、「お金を増やす=投資」というのは安易かなと。少ない額を投資に回すよりはそれでビジネスを起こして収入を増やす方が良いわけで。何にせよ、お金に関してもう少しじっくり考える時間を取るようにしたほうが良いとは思います。投資も選択肢の一つなのですから。
そうなんです。たしかに皆さんが感じているように株式投資を筆頭に様々な投資には長所と短所があります。さらには巷にあふれている本に至っては著者自身が全く自分の述べていることを理解していないのではないかと疑いたくなるようなものまであります。
そこで、私はここでその点についてきちんと書くことにしようと思います。
まず、ほとんどの投資本が短期的なトレードを投資だと勘違いしているということがあげられます。取引は主にその差額を得ることを目的とし、投資はその投資先の収益と成長から利益を得る事が目的です。取引は必ずしも成長や企業の収益と関係がある株価の変動によって利益を得ているわけではないという点で(これが両者を分ける違いとしてかなり大きいのですが)、取引と投資とは全く別のビジネスモデルだと言えます。また、取引の場合は市場に費やす時間が圧倒的に長く、普段仕事を持つサラリーマンがそちらに時間をそそぐことはなかなか難しいという現状があります。
にも関わらず、ほとんど上記に出て来た書籍類が、読者に対して投資という言葉を使って取引に参加することを勧めているというのは本当に信じられません。
また、サラリーマンに時間がないという理由で投資信託を勧める投資顧問会社に勤める著者という構図の、本当に営業まがいの書籍まであります。これには気をつけて下さい。
しかし、一方で完全に言っていることがでたらめかというとそんなことはありません。問題提起はしっかりしていますし、少しでも豊かな生活をしたいのであれば何かしらのアプローチは必要になるかと思います。インフレ率と利子率との比較などは有効な論点だと思います。
ただ、「お金を増やす=投資」というのは安易かなと。少ない額を投資に回すよりはそれでビジネスを起こして収入を増やす方が良いわけで。何にせよ、お金に関してもう少しじっくり考える時間を取るようにしたほうが良いとは思います。投資も選択肢の一つなのですから。