ご訪問ありがとうございます。
今日はこれから出掛けるため、
皆様の所にお邪魔できるのは夜・・か明日になってしまいそうです
でも必ずお伺いしますので、忘れないで下さいね〜〜
noritamapon
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今日は昔のお話です。
4年前の秋、母が大変な手術を受けました。
何十年も前に入れたシリコン、すなわち「異物」が、
母の身体に悪さをしたのです。
(詳細は 過去記事 へ。デリケートな表現が含まれますので注意。)
乳房摘出し、お腹の筋肉を取って、乳房を再建する。
10時間にも及ぶ手術でした。
私には父親も兄弟もいなく、
彼と住んではいるものの、まだ結婚はしていなかったので、
一人で10時間待っている間は、ほんとに心細くて、
「麻酔が覚めなかったらどうしよう」
「悪性だったらどうしよう」(悪性の可能性有り、と言われていたのです。)
この世で一人ぼっちになってしまうかも知れない恐怖とひたすら戦っていました。
なんとか無事に手術が終わり、
へろへろながらも目を覚ました母を見届けて、
うちに帰ったときは、ボロボロのへとへとでした。
神経だけは高ぶっていたので、
「さぁ、ビールでも飲んで寝ようかな。」
とビールを手にしたのですが、
・・・飲みたくない。
これ、ありえないんです。
お酒、だーいすきなので。(ご存じですよね。)
疲れすぎかと思ってその日は飲まず、
次の日、
・・・飲みたくない。
その次の日、
・・・飲みたくない。
もう、わかりますよね。
娘。
お腹に入ってたんです。
母の入院中に、判明しました。
後から思えば、あの長い手術の間、
私は1人で待ってたんじゃなかったんだなぁ・・。
ちゃんと娘が一緒に居てくれてたんだ。
もうすでに一人じゃなかった。
今では3歳になる娘に、
「あの時はありがとう。」
とたまに言ってみたりして、
「いいのいいの、気にしないで〜。」
などと、わかっているのかいないのか、言われてしまう私なのです。
(母に妊娠を伝えた時の空。病院の窓から。)
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