以前よりもレコードを聴く機会が増えてきているため、レコードプレーヤー関連のメンテナンスをする事にした。
ターンテーブル・シートの役割は
レコード盤をしっかりと保持する事!
例えばLPレコード盤の保持が悪いと、通常33 1/3回転/分しているレコード盤がスリップして正確に33 1/3回転/分で回転しなくなってしまい、当然音のピッチが変動してしまう。
プラッタ—に乗せたターンテーブルシートをしっかり保持する事!
プラッター と ターンテーブルシート の間に スリップが発生するとLPレコード盤の標準回転数 33 1/3回転/分が守れず、音のピッチが変動したり、異様に音の強弱がついてしまう可能性がある。
極端な例では、ターンテーブルシートをアクリル板などで作った場合はアクリル板の上のレコード盤とアクリル板の下のプラッターの間でそれぞれ、スリップが発生し聴けたもんじゃなくなるのではないか!と想像できる。(実験はしていないが!)
もう1つは、振動吸収
モーターやターンテーブル自体が回転すると振動が発生する、この振動をレコードの針が拾ってしまうと(PICKUP)当然音は悪くなる。
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そんなこんなで、ターンテーブル・シートはゴム製のシートが昔からの定番として使われてきた。
私の所有しているAIWAの廉価版レコードプレーヤーもターンテーブルシートは、一見ゴム製のように思える。
ターンテーブル・シートの清掃
PoorAudioの私が真っ先に思いついたのが、 水洗い!
水洗いする前の写真は、取り損ねてしまったが、ゴム製ターンテーブル・シートは時間が経つとともにによって、表面に白い粉を拭いた状態になっていた。恐らくしなやかさも減って硬くなっているはずであるが、自分の指で触れた感じでは硬くなったかどうかは確認できなかった。
水洗いするにしても、理想的には蒸留水で洗ってやるのが一番だと思う。水道水だと水道水の殺菌で塩素系のカルキが残留して、後々水垢となってしまいそうである。
しかし、私はそこまでこだわらなかったので薄めた石鹸水や、メラミンスポンジを使ってフツウ—に水道水で洗いながしたてみた。
ところで、ターンテーブルシートの価格ピンキリだ。素材も定番のゴムの他、紙、ガラス、ハイテク素材など色々ある。
高級品としてはたとえば、以下のようなものがある。
軍需用途に開発された高分子振動抑制素材「HPDM(ハイポリマーダンピングマテリアル)」。このゴム系の欠点を全て排除したといっても過言ではない
いかにも、振動吸収性能がよさそうなターンテーブルシートだ。
自動車のタイヤの性能や開発にも通ずるところがありそうだ。
私のようなPoorAudioの場合はお手頃価格の物もある。
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