プロダクトデザイナーの安積 伸氏による掛時計「Quaint(クエィント)」。
古い時計塔の文字盤をイメージの源泉としており、表面を真鍮鋳物と、昔ながらの特殊な着色技法により趣ある質感に仕上げています。凸端面と外周は磨き仕上げにすることで真鍮を露出させ文字盤を表現。真鍮と着色のコントラストが素材感を魅力的に引き立てつつ、文字盤の視認性を高めています。
この技法は高岡銅器で知られる富山県高岡市の伝統産業であり、それぞれ鋳物師と伝統工芸士によって製造される日本の工芸美術の結晶です。
スペック
●Φ250×D36mm
●1400g
●真鍮、斑紋黒染色
時を刻む日本のアーツ&クラフト
「Quaint(クエィント)」と一回り小さな「Orb(オーブ)は」国際的に活躍するプロダクトデザイナー、安積 伸がデザインした2振りのウォールクロックです。一目見れば忘れられない美しい斑紋は、富山県高岡市に古くから伝わる真鍮鋳物に特殊な着色技術を施すことで生まれるもの。一点ずつ熟練の鋳物師と伝統工芸士により設えられる重厚な躯体は、打ち放しのコンクリートや煉瓦といった、印象の強い壁面に掛けても見劣りのしない、確かな質感を醸し出します。
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