博雲堂の「 熊野筆リセッター 」です。熊野筆専用洗浄液ですが、熊野筆以外にも使ってます。
見た目はただの水のように見えますが、天然由来高分子多糖体(補酵素)、ポリエチレングリコール、グリセリン、 ヤシ油、電解アルカリイオン水などが入っています。天然由来成分で環境に優しく、手肌も荒れない人体無害です。また使用後の排水は自然に分解します。汚れと毛の間に素早く入り込み、天然成分の高分子の力で汚れをはがし取ります。無臭で泡立ちもなく、ほんとに水で洗ってるみたいな感じです。
今回はこちらのチークブラシを洗ってみます。
熊野筆ではありません。なんかの雑誌の付録でついてきた、けっこう質のいいブラシです。
専用カップに洗浄液を入れます。
一応目盛りもついてるけど、これじゃ足りないのでお好みで大丈夫です。そこへいったん水で濡らしたブラシを入れて、洗浄液をなじませます。汚れがひどい時はつけ置きしましょう。
しばらくなじませていると、どんどん汚れが落ちてきます。洗剤じゃないのに不思議。
洗い終わったら水かぬるま湯で注ぎ、ティッシュやタオルで水分を取った後、日陰で自然乾燥させます。
とまあ、汚れを落とすだけだったらほかの洗浄液でも当たり前の工程ですよね。熊野筆リセッターがすごいのはここから。
3日ほどかけてじっくりと乾かしたブラシがこちらです。
写真じゃ全然伝わらないんだけど、とにかくもうブラシが本当にふわっふわなんです。 ふわっふわ!!! まるで新品同様の仕上がり。初めて使った時は「なんなのこれ!すごい!」と声を上げてしまったほど。
ブラシの奥の方の汚れもしっかり落ちていて、生まれ変わったようにきれいになります。
この気持ちよさは使ってみた人じゃないとわからないのよ〜。
これを使い始める前は石鹸やら洗濯洗剤やらで洗ったりして、けっこういいお値段だった熊野筆をダメにしたこともありました。もっと早く知っていればよかった…と後悔しきり。
チークブラシよりもファンデブラシを洗った方がより効果がよくわかります(今はファンデブラシ使ってないので試せなかった)。せっかくいい筆を手に入れたのなら、きちんとお手入れして末永く使っていきたいですもんね。今持っているブラシを全部洗ってみたくなること間違いなし。本当にオススメのメイクブラシ洗浄液です。