釣り人の必修科目 “ノット(糸の結び方)”。
『トリプルサージェンスノット』は、アジングなどのライトゲームやエリアトラウトにおすすめのノットです。
簡単で素早く結べて、細いラインに適しています。
強度を増す方法も含め紹介していきます。
『トリプルサージェンスノット』って?
トリプルサージェンスノットは、PEラインやエステルラインとリーダーを簡単に結束できるノットです。
太いラインでは強度が出づらく、 0.6号以下の極細PEやエステルラインを使うライトゲームやエリアトラウトにおすすめです。
強度の高いノットではないですが、素早く結べるのが魅力のノットになります。
今回は、強度を増す方法も含めて紹介します。
『トリプルサージェンスノット』の結び方
画像を交えながら、トリプルサージェンスノットの結び方を解説していきます。
手順?@
メインラインとリーダーを20センチほど重ねます。
※赤がメインライン、青がリーダーの想定です。
手順?A
重ねた2本のラインでループを作ります。
手順?B
出来たループに重ねたラインをくぐらせます。
手順?C
ループを整え、3回ほどループに重ねたラインをくぐらせていきます。
手順?D
通したラインがずれないように、ゆっくり左右に引っ張り締め込みます。
最期に余分な糸をカットしたら完成です。
強度アップの方法
ここからは、トリプルサージェンスノットの強度を増す方法を紹介します。
といってもとても単純で、トリプルサージェンスノットをして、 最期にエンドノット を施すだけ。
これだけで、すっぽ抜けにくくなるので、細めのPEラインにもおすすめ。
こちらも画像を交えながら解説していきます。
手順?@
トリプルサージェンスノットの締め込んだ状態から、右側に伸びたリーダーにメインラインを巻き付け、結び目の方向にエンドノットをしていきます。
手順?A
3回ほどエンドノットを終えたら、締め込みます。
手順?B
メインラインとリーダーの余分をカットしたら完成です。
メインラインがPEラインの時は、焼きコブも作りましょう。
結び方のコツ
締め込み時は、 ラインが均一になるようにゆっくり締め込みましょう。
ラインが重ならないように、ループが偏らないように締め込むと強度がだせます。
ラインを湿らせてから締め込みましょう。
最期にエンドノットを施すことで、すっぽ抜けに強くなります。
簡単に結べるライトゲームの強い味方!
釣り場で簡単にできるトリプルサージェンスノットは、ライトゲームの強い味方!
ラインブレイク・リーダーの組み直し、でも時合が来ててすぐに結ばないと、というような状況にも最適なノットです。
トリプルサージェンスノット、是非覚えてみてください。
きっと、助けられるときが来ますよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。