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2024年12月13日
釣れることがある“魚以外の外道たち”
釣り人にとって招かれざる客“外道(本命以外の魚)”。
でも、魚だったら引きも楽しめるし、外道とはいえ釣れたらなんだかんだ嬉しもの。
それに、外道の中にも美味しい魚もたくさんいますよね。
しかし、釣りとは時に魚以外が釣れることもあります。
今回は、身近な魚以外の外道たちを紹介します。
外道とは
出典・ photoAC
例えばキス狙いのちょい投げで釣れるベラ、サビキ釣りで釣れるクサフグ、シーバス狙いで引っかかるボラなど......。
本命以外の招かれざる魚達のことを釣り人は 「外道」と呼んだりします。
釣れた外道が魚だったら食べて美味しい外道もいれば、毒を持った危険なやつもいるので、知らずに触れると事故に繋がる場合もあります。
とはいえ、釣れるのが魚だったらなんだかんだ楽しめるし嬉しいものですよね。
でも、時には魚以外の外道が釣れることも・・・。
ヒトデ
出典・ photoAC
ちょい投げ釣りの定番かつ大外道といえば 「ヒトデ」ではないでしょうか。
何にも釣れなくなる真冬でも、よく釣れますよね。
ヒトデが多い釣り場では、こまめに仕掛けをズル引いたり、投げ直したりすると良いですよ。
ウミケムシ
出典・ photoAC
砂地の厄介者といえば 「ウミケムシ」。
ウミケムシは 毒毛を持っているので、素手で触れないようにしましょう。
またウミケムシが多い釣り場では、ウミケムシが掛かっていなくても、餌に毒毛が付着していることがあるので注意が必要です。
甲殻類
出典・ photoAC
海釣りをしていると、カニやエビ、シャコなどの 甲殻類が掛かってくることも。
特にガザミ・ワタリガニは、ルアーでヒットすることのある定番甲殻類ですよね。
甲殻類は漁業権に抵触する場合も多いので、必ず確認してから持ち帰りましょう。
分からない場合はとりあえずリリースすると良いでしょう。
ウシガエル
出典・ photoAC
バス釣りやライギョ釣りをしていると釣れてしまう特大の 「ウシガエル」。
フロッグが大好物で執着心も強く、遠くからでも一生懸命追いかけてきます。
カエルが苦手な僕からしたら一番困る外道かもしれません。
スッポン・カメ
出典・ photoAC
ウナギ釣りなどの外道といえば、 「スッポン」や 「アカミミガメ」など亀の仲間達。
スッポンなら食べることも可能ですが、アカミミガメはかなり厄介ですよね。
釣りは様々な生き物と出会える
今回は、魚以外に外道として掛かってくる生き物を紹介しました。
今回紹介したように外道として掛かってくることもあれば、ショアからでもイルカが泳いでいるのを目にすることもあります。
魚釣りは魚以外の生き物と出会うチャンスがあります。
時には毒を持った生物と遭遇することもあるので、自分が釣行するフィールドにどんな生き物が棲んでいるのか予習していくと、不意の事故を防いだり珍しい生き物にも出会えるかもしれませんよ!
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釣り場でも作れる自作ブラクリ!
釣りをはじめたばかりの方やファミリーフィッシングにもおすすめな、比較的安定した釣果が見込める『穴釣り』。
穴釣りには「ブラクリ」という仕掛けを使います。
今回は釣り場でも簡単に作れるブラクリの作り方を紹介します。
穴釣りをもっと楽しむ!
出典・ photoAC
穴釣り専用アイテムが発売されるなど、大人気な 『穴釣り』。
“足元に落として掛かったら巻き上げる”だけの簡単でシンプルな釣りです。
一年中楽しめて、比較的安定した釣果が見込めるのも穴釣りの魅力。
また、釣りものが少なくなる冬場は、寒さで震える心と体を癒やしてくれる憩いの場でもありますよね。
そんな穴釣りには 「ブラクリ」というオモリと針が一体になった仕掛けを使います。
しかし、根掛かりなどでロストして用意していた分がなくなってしまった、穴釣りしたいけどブラクリ持ってきてないよ...
などのような状況もあると思います。
ということで今回は、釣り場でも 簡単に作れるブラクリの作り方を紹介します。
自作ブラクリの作り方
必要なものは
・ハリ
・オモリ(バレットシンカー、割ビシ、丸オモリなど)
・ビーズ・シモリ玉
・ライン(ナイロン、フロロ)5号
・ウキ止めゴム・シンカーストッパー
・スナップ・サルカン・スイベル
作成手順
まずはナイロンラインやフロロラインを15センチほどの長さにカットし、ハリを結びます。
ハリは、アイの付いたものだとラインが結びやすいです。
フィネス用のワームフックなどがオススメです。
ハリを結んだらビーズまたはシモリ玉を通します。
次にシンカーをセットします。
今回はバレットシンカーを使用しています。
シンカーをセットしたら再びビーズまたはシモリ玉を通します。
ウキ止めゴム・シンカーストッパーでシンカーを固定。
最期に、スナップやサルカンを結んで完成です。
今回はアピール用にビーズ等を使用していますが、釣り場で作るならオモリとフックだけでもOKです。
ただ、バレットシンカーや丸オモリを使う場合は、ストッパーを入れてシンカーを固定しましょう。
ウキ止めゴムやシンカーストッパーでなくても、ガン玉などで固定しても大丈夫です。
自作ブラクリで穴釣りがもっと楽しくなる!
特にシーズン的なものはなく、オールシーズン楽しめる穴釣り。
初心者から上級者まで楽しめる魅力たっぷりの釣りです。
また、自作のアイテムで釣れたときは、喜びも倍増。
簡単に作れるので、ぜひ自作したブラクリで穴釣りを楽しんでみてください。
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2024年12月10日
ビギナーにもぴったり!「ブラクリ仕掛け」でカンタン穴釣り
ビギナーでも手軽に簡単に楽しめるのが 「ブラクリ」を使った釣り。
オモリ・ハリ・ハリスで構成された非常にシンプルな仕掛けです。
カサゴ、ソイ、アイナメなど、根魚釣りに最適で、初心者から上級者まで楽しむことが出来る釣りです。
「ブラクリ」とは?
ブラクリとは、 オモリ・ハリ・ハリスで構成された非常にシンプルな仕掛けです。
海釣りにおいてはポピュラーで、主に “穴釣り”や“防波堤の釣り”で使用する仕掛けです。
根魚が好むと言われる赤系の色が多く、イソメや魚の切り身などのエサ、時には小さいワームを付けて使います。
そろばん型が一般的ですが、丸形やティアドロプ型などの種類もあります。
ブラクリの特徴
●シンプルだからわかりやすい
ブラクリ一番の特徴は、なんといっても “シンプル”なところ。
オモリとハリが一緒になっていて、後はエサを付けるだけ。
ビギナーでも簡単に釣りを楽しめる のが魅力です。
●魚の住処を狙い撃ち
出典・ photoAC
ブラクリは、穴釣りなど 狭い場所を攻める際に有効です。
大きな仕掛けだとそもそも隙間に入れること自体難しく、オモリとハリが離れている仕掛けだと魚の住処に届いてないこともあります。
ブラクリなら、オモリとハリが一体化しているので、 魚の住処までエサを届けることが可能 です。
なので、魚の住処になりやすい消波ブロックの隙間を狙う穴釣りなどにはもってこいの仕掛けです。
●持ち運びしやすい
ブラクリはとてもシンプルな仕掛けなので、サビキ仕掛けなどのように変に絡まってしまうこともありません。
1つの容器に収納することができて、コンパクトに持ち運ぶことができます。
仕掛けが絡まるストレスがないので、快適に釣りができます。
●色々な魚が釣れる
出典・ photoAC
ブラクリを使った釣りではカサゴやソイなどの根魚をはじめ、アイナメやドンコ(エゾアイナメ)、ギンポなど 「穴や底を住処にする魚」を釣ることができます。
また、ベラやフグなどが釣れることもあります。
出典・ photoAC
時には、鋭いトゲやトゲに毒を持った魚が釣れることもあるので、注意が必要です。
●ちょい投げもできる
ブラクリ仕掛けは、穴釣りや防波堤の足元を狙う以外で使えないわけではありません。
ちょっと投げる、いわゆる “ちょい投げ釣り”に使うこともできます。
ちょい投げにすることで、アナゴなどを狙うことも可能。
また、エサを変えたりすることで、さらに色々な種類の魚を狙うこともできます。
使うエサ
使うエサはイソメなどの 虫エサをはじめ、 オキアミや 魚の切り身などがポピュラー。
また、コンビニやスーパーでも買える、シーフードミックスやイカの塩辛などもオススメです。
ササミや魚肉ソーセージなどでもつれるので、 ハリに刺さるものであればOK 。
活き餌の動きに反応する魚、強烈な匂いに反応する魚、種類によってそれぞれなので、エサは何種類かあると良いでしょう。
おすすめタックル
●ロッド
ロッドは足元や穴を狙うのであれば長さはいりません。
むしろ短い方が小回りがきくので釣りがしやすいです。
ただ、そうなると穴釣り専用ロッドとかになってくるので、他の釣りにも使う方は一般的なエサ釣り用を選ぶと良いかもしれません。
●リール
リールはそこまで大きいものは必要なく、1000番〜2000番程度で大丈夫です。
竿と釣り場のバランスを考えて選びましょう。
●ライン
穴の周りや堤防の際などで糸が擦れることがあるので、PEラインではなく、根ズレに強い ナイロンか フロロを選びましょう。
ラインが太すぎるとトラブルの元になるので、太さはナイロンなら3号、フロロなら2号がオススメです。
根掛かりや根ズレによるラインカットを頻繁に行うので、お徳用のナイロンラインもおすすめ。
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オススメのブラクリ
●ソロバン型
最もポピュラーなソロバン型。
構造上根掛かりしにくく、 扱いやすいのが特徴。
ビギナーにオススメのブラクリです。
●丸形
オモリが丸い形をした丸形。
消波ブロックの隙間をコロコロ転がっていくので、 魚の住処まで届けやすいのが特徴です。
●夜光型
光る夜光タイプのブラクリ。
夜釣りで見えやすく、集魚効果も期待できます。
釣り方
オモリとハリが一体化した非常にシンプルなブラクリを使った釣りでは、基本的に 消波ブロックの隙間を狙う穴釣りや、 堤防際の海底を狙います。
ターゲットとしては、カサゴやソイなど、いわゆる根魚が代表的です。
ただ、底に住む魚でハリが口に入る魚であれば、その全てがターゲットになり得ます。
釣り方としては、消波ブロックの隙間や堤防際の海底を狙って、エサを付けたブラクリを投入。
ブラクリが底に着いたら、竿を2〜3回上下にチョンチョンと動かして待つだけ。
少し待って反応がなければ、入れ直したり、違う穴を狙ったりしましょう。
基本的には、 「ブラクリを投入する→少し待つ→違う所に投入する」の繰り返しです。
釣り方も非常に簡単で、エサ釣りなので、ビギナーの方でも簡単に楽しむことが出来る釣りです。
注意点
消波ブロックに乗って釣りをする場合は、 足元に十分注意 して釣りをしましょう。
濡れている部分などは非常に滑りやすいです。
滑りにくい靴を履くことはもちろん、足場を確保してから釣りをしましょう。
消波ブロックに乗らなくても、堤防と消波ブロックの間に隙間があるので、足場の良い堤防から安全に穴釣りを楽しむことも出来ますよ。
根掛かりしたときに、無理に根掛かりを外そうとすると、ロッドを破損してしまうことがあります。
また、手で糸をつかんで外そうとすると、糸で手を切ってしまうなど、怪我をする可能性もあります。
根掛かりをしたら、仕掛けを切ってしまった方が安全な場合もあるので、どうしようもないときは割り切って糸を切りましょう。
とっても簡単なエサ釣り
エサ釣りと言っても色々ありますが、ブラクリ釣りはエサを付けて落とすだけのシンプルな釣り。
難しい仕掛けを作る必要もなく、キャストをする必要もない。
初心者から上級者まで楽しめる、とっても簡単な釣りです。
ブラクリを持って、釣りの楽しさに触れてみてはいかがですか?
最後までご覧いただきありがとうございます。
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