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posted by fanblog
2024年11月22日
釣りって何匹魚を釣ったら元が取れる?
「何匹釣ったら元が取れるんだろう?」
単純に魚を食べたいだけなら買った方が安いと分かっていても、釣りをしているとふと頭をよぎることがありますよね。
今回は、人気の釣りジャンル3種で何匹釣れば元が取れるのかを調べてみました。
何匹で黒字になるの?
出典・ photoAC
「これって、何匹釣ったら元が取れるんだろう?」
そんなこと考えたことありませんか?
今回は人気の釣りジャンル、ショアジギング・アジング・エギングの3種で、「何匹釣ったら黒字になるか」を調べてみました。
とはいっても、当然ですが道具や釣行費用、魚の単価等は大きく違います。
今回は、 “エントリータックル+交通費3000円”想定で検証し、魚の単価は大手通販サイトの小売価格を基準にしています。
ショアジギング
出典・ photoAC
ショアジギングでエントリーモデルのタックルを揃えて初めて釣りに行く場合・・・
・ロッド:10,000
・リール:10,000
・ライン、リーダー:3,000
・メタルジグ5個:5,000
・交通費:3,000
約31,000円ほどのコストが掛かります。
魚の基準をショアジギングで釣れることの多いハマチサイズで考えると、脂が乗る冬場は相場が高くなり、3kgほどのハマチなら7,000〜8,000ほどで販売されているようなので・・・
なんと、ハマチを 5匹釣れば元が取れる!
うまく回遊やナブラに当たれば連発も珍しくないので、1回の釣行で元を取ることもできちゃいそうですね。
アジング
出典・ photoAC
アジングでエントリーモデルのタックルを揃えて初めて釣りに行く場合・・・
・ロッド:10,000
・リール:10,000
・ライン、リーダー:2,000
・ジグヘッド、ワーム(2セット):2,000
・交通費:3,000
約27,000円のコストが掛かります。
アジングで釣れるアジを大きく分けると、マアジとマルアジに分けられます。
マルアジはお手頃価格で取引され、マアジは高値で取引されます。
さらに、マアジの中でも美味しいとされる“黄アジ系のマアジ”は、25センチほどの個体が1匹900円ほどで販売されているようです。
では、マアジを釣って元を取るためには・・・
30匹ほどの釣果が求められます。
30匹という数字は多いようにも感じますが、シーズンや釣り場によっては達成可能でしょう。
エギング
出典・ photoAC
エギングでエントリーモデルを揃えて初めて釣行する場合・・・
・ロッド:10,000
・リール:10,000
・ライン、リーダー:2,000
・エギ5個:5,000
・交通費:3,000
約30,000円ほどのコストが掛かります。
エギングのメインターゲットであるアオリイカを基準にし、その中でも秋イカサイズの300〜400gは1,000〜1,500円ほどで販売されているようです。
秋イカを釣って元を取るためには、 20〜30杯ほど釣る必要があります。
1回の釣行で30杯はちょっと厳しそうですね。
釣行回数が増えると交通費やエギのロストなんかも出てくるので、黒字化するのは少し難しいかもしれません。
魚釣りはプライスレス
釣りをしていると新しいタックルやルアーがほしくなってくるもの。
そうすると、赤字まっしぐらなのが見え見え。。。
しかし、道具を選ぶのが楽しかったり、仲間達と一緒に釣りをしたり、自分にとってメモリアルな魚が釣れるわけですから、魚釣りや釣った魚はプライスレスですよね!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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釣りで使うラインの種類と特徴は?メリットは?デメリットは?
釣りで使うラインにはいくつか種類があります。
初心者の方はリールに巻くラインはどのラインを使えばいいのか迷ってしまうこともあると思います。
今回は各ラインの特徴とメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
ライン選びの参考になれば幸いです。
ラインの種類
出典・ photoAC
ラインの種類はいくつかあります。
ナイロンライン、PEライン、フロロカーボンライン、エステルライン、メタルライン、ステンレスライン、銅ラインなどがあります。
今回は、あらゆる釣りで幅広く使われる、 ナイロンライン・PEライン・フロロカーボンラインについて見ていきたいと思います。
ナイロンラインの特徴
出典・ photoAC
初心者でも扱いやすいナイロンライン。
文字通りナイロン素材でできているラインです。
特徴としては、初心者でも扱いやすくて、あらゆる釣りにおけるほぼ全ての要素で使うことができる万能ライン。
トータルバランスが優れている ので、様々な釣りをオールマイティーにこなせて、クセが少ないのが魅力。
メリット
・トラブルが少ない
ナイロンラインはコシがあり、しなやかで柔らかいのため、トラブルが非常に少ない。
また、しなやかなので抵抗が少なく、キャスト時の飛距離も向上する。
・魚がばれにくい
比重も軽く、伸びがあるので魚がばれにいので、掛けてからの安心感があります。
伸びがクッションの役割をするので、魚の走りや首振りのショックを緩和し、ラインテンションが安定するのでバラシが少なくなる。
また、伸びが大きいので、魚の引きをゴムのように吸収してくれます。なので、魚が暴れにくくなり早く弱らせてくれる。
・価格が安い
フロロラインやPEライン比べると、安価で手に入れることができます。
様々なナイロンラインがあるので、価格を重視した選び方もできる。
デメリット
・劣化が早い
ナイロン素材なので、水を吸収しやすく劣化が早い。紫外線も劣化の原因になります。
こまめな交換が必要になる。
・アワセが決まりにくい
伸びがあるラインなので、アワセが決まりづらい。
また、高い伸縮性のため、アタリに対する感度が低いです。
・摩擦に弱い
根ズレなどによる摩擦に弱いです。
耐摩耗性はあるものの、特別な耐久力は望めない。
ナイロンラインの選び方
ナイロンラインを選ぶときは、 コスパはもちろん、 収縮性、 耐摩耗性など各特徴を考慮 して買うといいと思います。
例えば、根などの障害物が多いところで釣りをするなら耐摩耗性を。
ラインを目で見てアタリをとりたいなら、視認性のいいカラーを、などのように、釣りのシチュエーションをイメージして選ぶとわかりやすいです。
ビギナーの方なんかは、「400〜500メートル巻き」の徳用のナイロンラインが、量もあり安価なので初めのうちはそれでいいと思います。
だんだん慣れてきたら、他のナイロンラインも試していき、自分の中で基準を作ってあげるといいですよ。
とりあえず、いろいろ試してみるのが大事です。
PEラインの特徴
出典・ photoAC
PEラインとは、ポリエチレン製のラインです。 複数の極細の糸を編んで 作られています。
4本や8本で編んでいるのが一般的。
メリット
・直線強度が高い
細い糸が編み込まれて作られているので、直線強度に優れています。
引っ張り強度とも言い、単純に言えば魚との引っ張り合いに強いラインと言えます。同じ号数のナイロン・フロロと比べると、約3倍程の強度がある。
・感度が高い
PEラインは伸びがないので、感度が良いラインです。
伸びが少ないので振動や力の伝達が良く、アタリがわかりやすくて、フッキング能力にも優れている。
ルアーや仕掛けの操作も敏感に伝わりやすい。
流れや海底にある障害物など水中の情報を多く得ることができる。
・飛距離
PEラインは軽いラインなので、圧倒的な飛距離を出せます。
同号数のナイロン・フロロよりも細くて強く、キャスティングゲームでは飛距離アップに直結します。
デメリット
・流されやすい
軽いため、風や水流の影響を受けやすい。
風が強いとラインが竿先に絡まりやすくなったり、潮の流れが速いとルアー・仕掛けが流されてコントロールが難しくなるなど、扱いが難しい部分もある。
また、真水の比重を1(海水は1.03〜1.04)とすると、PEラインは0.9〜1程度で水に浮いてしまい、軽い仕掛けを落とし込むのが苦手
・根ズレに弱い
細い糸が編み込んで構成しているため、スレ(摩擦)に極端に弱いです。
岩やコンクリートなどにスレると傷つきやすく、切れやすい特徴があります。
傷に気付かずにキャストすると、ラインブレイクの原因にもなるので注意が必要です。
近年は、耐摩耗性能を高めたPEラインもあります。
・結びがめがほどけやすい
PEラインは素材の特性上、他のラインよりも表面が滑りやすくなっている。そのため、力が加わったときにすっぽ抜けてしまうことがあります。
・価格が高い
ナイロン・フロロと比べると価格はお高めです。ただ、吸水や紫外線による劣化は少ないので、比較的長持ちします。
PEラインにはショックリーダーが必要
根ズレに弱い、結び目がほどけやすいなどの弱点を解消するために、 必ずショックリーダーを組み合わせて 使います。
ショックリーダーとはメインライン(PE)の先に付けるラインのことで、一般的には、ナイロンラインかフロロラインを1〜2メートル結びます。
太さの目安はPEラインの3〜4倍。
結束の仕方は、FGノットやPRノットなどの結束が強いノットがおすすめ。
ただ少し難しいので、最初は電車結びなど比較的簡単な結び方から始めるといいですよ。
FGノットを簡単に結ぶためのアイテムもあるので、それを使ってもいいかもしれませんね。
PEラインの選び方
PEラインの選び方は、 「太さ(号数)」「滑りの良さ」「強度・耐久性」「編み方・編み数」のポイントで選びます。
「太さ(号数)」は、ターゲットに合わせた太さを選ぶ。
太すぎても細すぎてもライントラブルの原因になります。
「滑りの良さ」は、キャスト時のガイド抜けが良くなり飛距離アップにつながります。
実際に使ってみないとわからないですが、“〜コーティング”や適度な“張り”・“コシ”などのワードがあれば期待できます。
「強度・耐久性」は、同じターゲットでも釣り場のシチュエーションや魚のサイズによって、必要な強度が違います。
基本的に各メーカーから出ている、最新の工法やコーティングが施されたPEラインなら、強度・耐久性も高いので安心して使えます。
「編み方・編み数」は、4本編み、8本編み、商品によっては12本編みなんてのもあります。
耐摩耗性がやや強く耐久性に優れるのが4本編み。
感度・飛距離・操作性・耐久性など、バランスの良い8本編み。
飛距離重視や巻き感度を求めるなら12本編み。
ただPEラインは価格がそれなりにするので、おサイフと相談しながら選びましょう。
フロロカーボンラインの特徴
出典・ デュエル公式サイト
ハリスや仕掛け、ショックリーダー、バス釣りではよく使われるラインです。
ポリフッ化ビニリデンが素材のラインになります。
メリット
・耐摩耗性が高い
フロロカーボンラインはナイロンやPEと比べると、耐摩耗性が高いです。なので、根ズレなどに強くなっています。
カバーを攻めるバス釣り、岩場を狙うロックフィッシュゲーム、テトラまわりの釣りなど障害物にラインがスレてしまう釣りで重宝します。
・低収縮・高感度
硬くて伸びが少ないので感度が高いです。水中の障害物や海底の状況、魚のアタリが伝わりやすい感度の高さを備えています。
ハリ掛かりの悪い魚を釣るときにも、重宝するラインです。
・沈みやすい
水よりも比重が高いので沈みやすく、水の流れや風の影響が少ないです。
軽い仕掛けでも狙ったタナ(水深)に沈めやすく、タナのキープもしやすい。
デメリット
・クセが付きやすい
フロロカーボンラインは硬いため、糸癖が付きやすく、ライントラブルが起きやすい。
また、ナイロンラインと比べると、引っ張り強度が弱いです。そのため同直径のナイロンよりも太く作られています。
・飛距離を出しにくい
同直径のナイロンと比べやや太く、硬い(しなやかさがない)ため飛ばないということになります。
・結束が弱い
ラインを結んだときの結束強度はあまり高くありません。結束部に力が加わった際に食い込みにくく、結束部はラインに最も負荷が掛かりやすいため、結束部が弱いとラインが切れやすくなります。
フロロカーボンラインの選び方
フロロカーボンラインを選ぶときはコスパはもちろん、各メーカーからリリースされているフロロラインのデメリットをカバーしたラインを選んでも良いかもしれません。
はじめてフロロラインを使い「どれが良いのかわからない」という方は、まずは「安価な物」から使い、慣れてきたら色々なフロロカーボンラインを試してみると良いと思います。
実際に使ってみないとわからないので、安価な物から試してみて、自分の中で基準を作ることが大事です。
どのラインを使えばいいのか
ラインの特徴、メリット・デメリットを見てきたけど、「どのラインを使えば良いのか?」「どう使い分ければ良いのか?」
ざっくり言うと、 『何をやりたいか』 です。
どんな釣りをして、何をターゲットにするのかである程度決まってきます。
ラインの重さに注目すると、PEラインは軽いのでラインが浮きます。
フロロカーボンラインは重たいのでラインは沈み、ナイロンラインはPEとフロロの間くらいになります。
ルアーを水面で扱いたいなら、比重の軽いPEラインかナイロンラインを選択し、底を探りたいなら、根ズレに強く比重の重いフロロカーボンラインを選択することができます。
扱いやすいラインを選ぶのも重要ですが、やりたいことをこなせるラインを選ぶことも大事です。
各ラインの特徴を理解することで、釣りの幅も広がり釣果にもつながってきます。
太さ(号数)の選び方
ライン選びと同様に太さ(号数)選びも大事です。
太いラインを使うと魚に見切られ、細いと切られてしまう。これを回避するために目安があります。
ラインの太さによって強度が微妙に違います。
「どのラインを使いどれくらいの魚を狙うのか」「どのような場所で釣りをするのか」これらをわかっていることが、ライン選びでは大事な点です。
まずは切られないであろう少し太めからスタートし、海中の障害物、魚のサイズと引き、魚に見切られないギリギリの太さを探してみましょう。
最適なラインを見つける
ライン選びのポイントは4つ
・ 各ラインの特徴を理解する
・ 釣りをしている・釣りをする場所を知る
・ 狙う魚に合わせたラインセレクト
・ タックルに合わせたラインセレクト
この4つを基準にラインを選んでみましょう。
そして実際に使ってみましょう。使うことでわかることもあるので、試してみることが大事です。
「それでもわからないよ!」という方は、実際に釣具屋さんに行って店員さんと相談しながら決めると良いですよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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