始まったグルテンフリー生活も1年。
グルテンフリーが広まっている海外でも、
病名の診断までの道のりは険しいようで、
小麦の消費が少なく、関心の低い日本ではさらに困難です。
子どもの頃から不調を抱え、
対処法がなく理解もされずつらい思いをしてきたので、
現在、グルテンを避ければ良いと分かっただけで、
個人的には満足しています。
(会食など問題は多々ありますが)
そんな中、
骨粗鬆症
の診断が下り、治療を始めることになりました。
骨粗鬆症とは
骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気を「骨粗しょう症」といいます。
骨粗鬆症の原因
閉経後の女性ホルモン低下
無理なダイエットや運動不足などの生活習慣
病気や薬が原因となる骨粗しょう症
骨粗鬆症の診断
*脆弱性骨折がある場合
背骨(椎体)、または脚の付け根(大腿骨近位部)の骨折
その他の脆弱性骨折があり、骨密度がYAMの80%未満
*脆弱性骨折がない場合
骨密度がYAMの70%以下、または—2.5SD(標準偏差)以下
***YAM : 若年成人平均値(腰椎/20∼44歳、大腿骨近位部/20∼29歳)
骨密度は原則として腰椎骨密度、もしくは大腿骨近位部骨密度***
骨粗鬆症の治療薬
カルシウム製剤
活性型ビタミンD3製剤
ビタミンK2製剤
女性ホルモン製剤(エストロゲン)
ビスフォスフォネート製剤
SERM(サーム:塩酸ラロキシフェン、バゼドキシフェン酢酸塩)
カルシトニン製剤(注射薬)
テリパラチド(副甲状腺ホルモン)
デノスマブ(抗ランクル抗体薬)など
iihone.jpより
骨粗鬆症の原因を調べ、治療薬を考えるのですが、
20代の頃から骨密度が低いと言われていた私の原因は、
もちろんホルモンの減少ではありませんでした。
そこで思いつくのは・・・
セリアック病
セリアック病
セリアック病は全身性の自己免疫疾患であり、消化器症状(下痢・体重減少・腹痛・食欲不振・乳糖不耐、腹部膨満・易刺激性)や極めて多様な非消化器症状(鉄欠乏性貧血・疱疹状皮膚炎・慢性疲労・関節痛/炎症・片頭痛・抑うつ・注意欠陥性障害・てんかん・骨粗鬆症/骨減少症・不妊/習慣流産・ビタミン欠乏・低身長・成長障害・思春期遅発症・エナメル質異常・自己免疫疾患)を合併しうる。軽度〜重度の消化器症状を特徴とする古典的なセリアック病は、消化器症状を欠く非古典的なセリアック病よりも多くはない。
GeneReviews 日本語版サイトより
改めて海外のサイトや論文など色々と調べてみましたが、
やはり重度のセリアック病の場合は治療が必要だけれど、
多くの人の対処としては、グルテンを避けることしかないようです。
そして現在、グルテンを分解する?薬を開発中なんて記事もありましたが、
日本に入ってくるのは・・当分先でしょう。
さらにセリアック病を確定するには、
グルテンの摂取が必要なようで・・・
診断の必要はないと考えました。
ただ、セリアック病だとすると、がん発症の心配があるため、
定期的な検査が必要だと思っています。