下剤の量がやっと半分になったころからトイレに行きたくなる。
お腹をこわすことは日常茶飯事だったのでそれほど辛くはないけれど、
下剤を飲む部屋からトイレに移り、手を洗って戻る動作が面倒になってくる。
高級クリニックなどは部屋に個人用トイレがあったりするのかな・・
いくらなら払ってもいいかななど考えながら下剤を飲み終える。
出てくるものがきれいになったら看護師さんに確認してもらうように言われたけれど、
綺麗とは??と、疑問になる。
そして見本写真付きの説明書を渡されたことを思い出し、比べてみる。
色はあるけれど、濁りはない。
見本レベルにまで綺麗になったことを自己確認。
意を決して看護師さんを呼び確認してもらい、OKをもらう。
いよいよ検査室へ。
モニターや様々な器具が揃う手術室なような部屋へ案内され、
隅のカーテンで検査着に着替えるよう言われる。
着衣はすべて脱ぐように言われる。
検査着は・・噂通りの穴あきズボン。
心を無にして着替え、カーテンを開け外に出ると麻酔を入れるため、腕に静脈ルートを確保。
そしてスカスカの検査着と、腕に静脈ルートを刺したまま検査室の前で待つように言われる。
この姿で知り合いに会うのは避けたいな・・と心から思う。
これがもし一部屋で行えるのならいくら払えるかなとまた考える。
そしていよいよ呼ばれる。
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