数あるクラシックカーの中でも最も価値のある一台とされているフェラーリ 250GTOが最高落札価格の記録を更新し史上最高額の76億円で落札されました。
250 GTOは1962年から1964年の間に39台生産され数々のレースで優勝してきました。
この250 GTOは同年のル・マン24時間耐久レースで4位、翌年のツール・ド・フランスなどで優勝したのち14レースに参加した個体です。
その後1966年から1969年にかけスペイン人レーサーのEugenio Baturone氏がスペインでレースに参加しました。1980年代にフランス人コレクターのHenri Chambon氏に売却されるとクラシックカーイベントなどに参加をしていたようですが、1997年にスイス人レーサーのNicolaus Springer.に売買されました。2000年にドイツ人のHerr Grohe氏に7億1000万円で落札され、3年後にドイツ人レーサーのクリスチャン・グラセル氏に売買されました。そして1990年代に英国でフェラーリスペシャリストとして有名なクラシックカーレストア会社のDKエンジニアリングによってレストアをされ、2012-−2013年にかけてフェラーリ・クラシケ認定を受けています。
落札者はWeatherTechのDavid MacNeil CEOで、WeatherTech社は1989年創業の自動車アクセサリーパーツメーカーです。
以前日本にあった250GTOが競売にかけられた際は27億で落札され、その後2013年に最高額は51億円にまで跳ね上がり、今年2018年に更に記録更新し76億円になりました。
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2018年06月04日
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