依頼
ユーザーから、「緑の三角うっとおしい」って。
「数式は隣接したセルを使用しません」が出てるけど、「大丈夫だから。気にしないで」って言ってみたが、「消せるなら消してよー」
あ、ハイ・・・。
エラーインジケーター
エラーインジケーターの操作は、
range.Errors.Item(引数).Ignore = Boolean
引数がわからないので、MSDNを開いたら・・・
https://docs.microsoft.com/en-us/office/vba/api/excel.errors.item
な、なんという・・・。
こんなんでわかるかー!!
ということで、 コチラ を参考にさせていただきました。
やってできなくはないけど、セルいっぱいシートいっぱい。時間かかる。
エラーチェックオプション
じゃあ、エラーチェックオプションをオフっちゃおう。
がさごそ・・・。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/office/vba/api/excel.errorcheckingoptions
すごいわかりにくい!!(屮゛Д")屮 ムキー
仕方ないので、生まれて初めての「マクロの記録」でプロパティを調べてみた。
プロパティ
'「バックグランドでエラーチェックを行う」
Application.ErrorCheckingOptions.BackgroundChecking = False
'「エラー結果となる数式を含むセル」
Application.ErrorCheckingOptions.EvaluateToError = False
'「領域内のセルを除いた数式」
Application.ErrorCheckingOptions.OmittedCells = False
'「テーブル内の矛盾した集計列の数式」
Application.ErrorCheckingOptions.InconsistentTableFormula = False
'「数式を含むロックされていないセル」
Application.ErrorCheckingOptions.UnlockedFormulaCells = False
'「2桁の年が含まれるセル」
Application.ErrorCheckingOptions.TextDate = False
'「空白セルを参照する数式」
Application.ErrorCheckingOptions.EmptyCellReferences = False
'「文字列形式の数値、またはアポストロフィで始まる数値」
Application.ErrorCheckingOptions.NumberAsText = False
'「テーブルに入力されたデータが無効」
Application.ErrorCheckingOptions.ListDataValidation = False
'「領域内の他の数式と矛盾する数式」
Application.ErrorCheckingOptions.InconsistentFormula = False
'「誤解を招く数値の書式」
これ、2013にはないなぁ。
2019にはあるけど、2016はどうなんだろ?
2016持ってない
とりあえず記録してみたら
ExecuteExcel4Macro "(,,,,,,,,,,,FALSE)"
よくわからん。
用途
初めて記録のありがたさを知りましたw
Workbook_OpenとWorkbook_BeforeCloseに入れて、そのファイルだけオフにしてみた。
「数式は隣接したセルを使用しません」は、「領域内のセルを除いた数式」で消せます。
コレね。
Application.ErrorCheckingOptions. OmittedCells = False
大きいデータを扱うときは、「バックグランドでエラーチェックを行う」をオフにすると、心なしか早くなるかも。