<TOPIX終値> 1,381.85 △15.80 (+1.15%)
<東証マザーズ終値> 983.31 △18.23 (+1.88%)
[本日の取引銘柄]
SHIFT (3697)
三菱UFJ FG (8306)
芙蓉リース (8424)
本日の日経平均とTOPIXはドル円相場が円安に振れ、また週末の間に消費増税先送り観測が相次いで報道されたこともあり、堅調に推移した。後場一時マイナス圏内に沈んだがすぐ反発し、本日の高値圏で引け、3月末決算銘柄の権利落ち日を迎える。
先週末に買いなおしたばかりの芙蓉リース(8424)の前場寄りの気配値が高めだったため、成行で100株信用返済売り注文を出したところ4720円で約定。その後14時頃まで軟調に推移し、また安いところを買い直そうかと思ったが、引けにかけて急速に持ち直し、4760円で引けた。新年度に向けて良い終わり方だと嬉しい反面、いつもながら早く売ってしまったことに対する後悔も少々ある。
この数日520円から540円のレンジでもみ合っている三菱UFJ FG (8306)は、540円で寄ったあと冴えない展開。後場に入り一段と弱含んだところを533.5円で1000株信用買い。その後530.2円まで下げたが、引けに向けて切り返して538.1円で引けた。
高配当銘柄としての地位を確立した感のあるメガバンク株だが、配当落ち後の株価の推移が注目される。巷には権利落ち後の株価下落を警告する声が大きいが、こういうときは反ってチャンスかもしれない。権利落ち直後の下落を見込んで空売りしている人もいて、思ったほど下げないのでは、と期待する。少し前に株主優待権利確定後の下落を見込んで空売りされたビックカメラ(3048)が権利落ち直後に踏み上げられて上昇することもあったことを想起する(→ 東洋経済の内田衛さんの連載 )。
金曜引け後にCFO兼経営管理本部長によるインサイダー情報の漏洩が明らかになったSHIFT (3697)がやはり急落。金曜日に買い注文のごく一部しか約定しなかったことを感謝する反面、福元啓介氏に対する怒りが湧いてくる。
しかしものは考えようである。確かにこのニュースでSHIFT (3697)の企業イメージは大きく損なわれたけれども、同社の事業モデルや実際の業績が悪化した訳ではない。昨今は日用品のデバイスには全てといって良いほどコンピュータとソフトウェアが搭載されており、ソフトウェアのバグで販売が延期されたりリコールされたりというトラブルもよく聞かれる。ソフトウェアテストのアウトソース化を狙った事業はSHIFT (3697)が言うように成長分野であることは間違いないだろう。「人の行く裏に道あり花の山」と考え、本日は少し勝負に出た。
764円から728円まで、信用と現物合わせて4600株も買い建てた。得意の「落ちてくるナイフの顔面キャッチ」にならなければよいが・・・。
マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆氏は「小さく賭けろ」というが、大きめに賭けてしまった。
「株価は予想できない」と公言する広木隆さんの歯に衣着せぬコメントと脱線しまくりの株の話が私は大好きです。
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