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2015年08月30日
スラムダンク その後 〜Another Story 国体編 Part35 森重の圧力
愛知選抜 6
秋田選抜 5
赤木「河田は、どうして突っ込まなかったのか?それほどあの1年の圧力が
あったのか?」
観戦している神奈川チームも盛り上がっていた。
桜木「はっはっは。ゴリ、ビビってるのか?引退伸ばしたんだろ?
アイツらくらい軽くやっつけるくらい・・・」
桜木がしゃべっている間に赤木のゴリラゲンコツが炸裂していた。
赤木「誰がビビっておるか。」
その頃コートでは、森重が早速フロントコートへ走っていた。
森重「やっぱ守備より攻撃だな。」
上杉「まあ、どんどん点を取っていくしかないか。」
上杉は、割と切り替えが早かった。深津にやられたこともあまり気にしない
プラス思考の持ち主だった。
一ノ倉「諸星のマークはもう外さん。」
一ノ倉もしっかり諸星をマークしていた。
徳川「ドンドン点を取れ!」
早速、森重にボールが回った。
森重「おっ!」
野辺がしっかり体を入れてゴールの方を向かせないようにしていた。
野辺「くっ!」
野辺も体格がよく頑張っていた。が、森重のパワーは圧巻だった。
森重がじりじり押しこんでいった。気づいたら、ゴール下まで追い込まれ、
シュートを押し込んだ。
愛知選抜 8
秋田選抜 5
野辺「本当に一年か?すごい圧力だ。単純なプレーだけに防ぎにくいな。」
河田「まあそういうな。本当はボールを持たさなければいいだけだが、
体力を削っていく作戦だ。悔しいかもしれんが、頼んだぞ。」
深津「取り戻すピョン」
中山「深津さん!」
中山が走っていた。
諸星「おっと、お前のマークは外さねぇぜ。」
諸星は中山のセンスを警戒していた。
しかし、中山のセンスは諸星の想像を超えていた。
深津からのハイボールを左手で受け取ったかと思った瞬間、そのままボールを
フリーの一ノ倉にはじいた。
一ノ倉「ナイスパス!!」
諸星「ちぃぃいい」
一ノ倉がレイアップに向かったが大きな影が襲った。
森重がシュートを強烈に叩き落とした。
一ノ倉「な、なにぃ!フリーだったはずなのに。」
森重はゴール下の動きは素早かった。
自分ができることは知っていた。それ以上のことはしようとしなかった。
ゴール下で番をする。
それが徳川監督に指示された唯一の言葉だった。
愛知が攻撃を防いだかと思ったが、ルーズボールの先にいたのは、中山だった。
河田「(なぜかルーズボールがアイツのもとに集まるんだよな。)」
中山は、諸星が来る前に、シュートを決めた。
愛知選抜 8
秋田選抜 7
諸星「アイツ、想像以上に面倒だな。」
弥生「中山君も生き生きとプレーしているわね。周りがすごい選手達ばかり
だから、気を遣わずにプレーできるのは大きいわね。」
中村「しかし、愛知の森重君は目立ってますね。さすがに1年生でインターハイ
を制しただけありますね。」
弥生「そうね。しかし、河田君はなぜ森重君につかないのかしら。
堂本監督の作戦かしらね。」
その頃、安西監督はベンチで宮城を呼んでいた。
安西「宮城君、君が愛知を攻略するとしたらどう攻めますか?」
宮城「・・・。」
宮城は突然の安西の問いに即答できなかった。
安西「逆に、秋田を攻略するとしたら?そういう観点で自分がフィールドに
立っているイメージで試合を見て下さい。
PGは瞬時の判断が必要です。
あなたのスピードでどれだけかき回せ、湘北のメンバー、神奈川の
メンバーを使うとしたらと仮定しながらゲームをコントロールする
ことを想定してください。
この試合のレベルは、それだけでも宮城君を成長させることができますよ。」
宮城「あ、安西先生。」
横で三井が寂しそうに見ていた。
三井「(ちぇ、俺にはアドバイスがないのかよ。)」
赤木「三井よ。今日の午後は暴れるぞ。こんな試合を見せられて体の
疼きが止まらん。」
三井「そうだな。俺はウォーミングアップしてくるよ。」
(続く)
秋田選抜 5
赤木「河田は、どうして突っ込まなかったのか?それほどあの1年の圧力が
あったのか?」
観戦している神奈川チームも盛り上がっていた。
桜木「はっはっは。ゴリ、ビビってるのか?引退伸ばしたんだろ?
アイツらくらい軽くやっつけるくらい・・・」
桜木がしゃべっている間に赤木のゴリラゲンコツが炸裂していた。
赤木「誰がビビっておるか。」
その頃コートでは、森重が早速フロントコートへ走っていた。
森重「やっぱ守備より攻撃だな。」
上杉「まあ、どんどん点を取っていくしかないか。」
上杉は、割と切り替えが早かった。深津にやられたこともあまり気にしない
プラス思考の持ち主だった。
一ノ倉「諸星のマークはもう外さん。」
一ノ倉もしっかり諸星をマークしていた。
徳川「ドンドン点を取れ!」
早速、森重にボールが回った。
森重「おっ!」
野辺がしっかり体を入れてゴールの方を向かせないようにしていた。
野辺「くっ!」
野辺も体格がよく頑張っていた。が、森重のパワーは圧巻だった。
森重がじりじり押しこんでいった。気づいたら、ゴール下まで追い込まれ、
シュートを押し込んだ。
愛知選抜 8
秋田選抜 5
野辺「本当に一年か?すごい圧力だ。単純なプレーだけに防ぎにくいな。」
河田「まあそういうな。本当はボールを持たさなければいいだけだが、
体力を削っていく作戦だ。悔しいかもしれんが、頼んだぞ。」
深津「取り戻すピョン」
中山「深津さん!」
中山が走っていた。
諸星「おっと、お前のマークは外さねぇぜ。」
諸星は中山のセンスを警戒していた。
しかし、中山のセンスは諸星の想像を超えていた。
深津からのハイボールを左手で受け取ったかと思った瞬間、そのままボールを
フリーの一ノ倉にはじいた。
一ノ倉「ナイスパス!!」
諸星「ちぃぃいい」
一ノ倉がレイアップに向かったが大きな影が襲った。
森重がシュートを強烈に叩き落とした。
一ノ倉「な、なにぃ!フリーだったはずなのに。」
森重はゴール下の動きは素早かった。
自分ができることは知っていた。それ以上のことはしようとしなかった。
ゴール下で番をする。
それが徳川監督に指示された唯一の言葉だった。
愛知が攻撃を防いだかと思ったが、ルーズボールの先にいたのは、中山だった。
河田「(なぜかルーズボールがアイツのもとに集まるんだよな。)」
中山は、諸星が来る前に、シュートを決めた。
愛知選抜 8
秋田選抜 7
諸星「アイツ、想像以上に面倒だな。」
弥生「中山君も生き生きとプレーしているわね。周りがすごい選手達ばかり
だから、気を遣わずにプレーできるのは大きいわね。」
中村「しかし、愛知の森重君は目立ってますね。さすがに1年生でインターハイ
を制しただけありますね。」
弥生「そうね。しかし、河田君はなぜ森重君につかないのかしら。
堂本監督の作戦かしらね。」
その頃、安西監督はベンチで宮城を呼んでいた。
安西「宮城君、君が愛知を攻略するとしたらどう攻めますか?」
宮城「・・・。」
宮城は突然の安西の問いに即答できなかった。
安西「逆に、秋田を攻略するとしたら?そういう観点で自分がフィールドに
立っているイメージで試合を見て下さい。
PGは瞬時の判断が必要です。
あなたのスピードでどれだけかき回せ、湘北のメンバー、神奈川の
メンバーを使うとしたらと仮定しながらゲームをコントロールする
ことを想定してください。
この試合のレベルは、それだけでも宮城君を成長させることができますよ。」
宮城「あ、安西先生。」
横で三井が寂しそうに見ていた。
三井「(ちぇ、俺にはアドバイスがないのかよ。)」
赤木「三井よ。今日の午後は暴れるぞ。こんな試合を見せられて体の
疼きが止まらん。」
三井「そうだな。俺はウォーミングアップしてくるよ。」
(続く)