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2016年06月06日

電子マネーで、人より得する活用法?「電子マネー」は“Suica”が最強!

「電子マネー」いろいろあるが、どれをメインにすべきか
電子マネーを使い始めようと思うとき、どれをメインで利用するか悩みます。

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ざっとあげただけでもSuicaやPASMOといった交通系電子マネー(基本の仕様は同じ)、楽天Edy、nanaco、WAON、と5つの有力な電子マネーが利便性を競っており、おサイフケータイにインストールされているiDやQuickPay、auWalletなども目につきます。

「電子マネー」は“Suica”が最強! 人より得する活用法.jpg
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今回は「電子マネー、どれ使えばいいの?」というような人を対象に、首都圏では有力な選択肢であるSuicaを軸に、初めての電子マネー活用法について紹介してみたいと思います。

首都圏暮らしならSuicaに集中、スマホがあればモバイルSuicaが便利
もしあなたが首都圏に暮らし、電車やバスに少なからず乗るというのであれば、Suicaで電子マネー利用をスタートしてみるといいでしょう。電車に乗るためのICカードが、多くの店舗で利用できる電子マネーとしてそのまま使えるからです。

私たちの生活の利用シーンにおいて、「電車やバス」で使えるという利便性は大きく、SuicaもしくはPASMOを選択すれば、定期券をそのまま電子マネーにすることもできます。電子マネーを何枚も持つという面倒も回避できます。

交通系ICカードを電子マネーのメインカードにすると、交通機関以外でも便利性が高いことも魅力です。Suicaは、大手コンビニの全てが対応しており、駅ナカやキオスクでの決済もほぼ通用します。SuicaはPASMOロゴのある私鉄駅でも使えるので利用シーンはかなり広くなります(逆に言えばPASMOはSuicaロゴのある全ての端末で決済できます)。

デニーズがnanacoだけ、とかマクドナルドはiD等でSuica非対応、などということが時々ありますが、電子マネー対応端末がレジに置いてあるお店はSuica対応している、と思ってもほぼ大丈夫です。

もしAndroid系のスマホを持てば、おサイフケータイの機能を使ってモバイルSuicaにしてしまうと、さらに便利になります。モバイルSuicaアプリの登録をしておけば、新幹線の予約や特急券の予約をどこでもできるようになり、さらに使い勝手がよくなります(JR東日本エリア。東海道新幹線は追加の契約が必要)。

ところで、Suicaを使い始めたら、Suicaポイントクラブに必ず登録しておきましょう。日々の利用に際して0.5〜1%のポイントも貯まりますので、便利なうえにお得で割安な買い物をしたことになります。

SuicaはViewカードと組み合わせるとポイント還元率が大きくアップする
Suicaのチャージはいくつかの方法があります。基本的な方法は、自動券売機の端末やコンビニで現金を使ってチャージするやり方です。しかしもっとお得に使いたいなら、クレジットカードからのチャージがオススメです。クレジットカードからチャージすれば、クレジットカードのポイントもゲットできるからです。

Suicaへのクレジットカードからのチャージは原則としてViewカードを使います。どんなクレジットカードでもチャージできるわけではありませんが、ViewカードからSuicaにチャージすると、1.5%相当のポイントを得られるため、さらにお得になります。一般的にクレジットカード利用のポイント還元率は0.5%なのでこれはかなりお得です。

また、利用時に得られるSuicaポイントクラブとは別につくのがうれしいところです。

ただし「2つめの電子マネー」もセットしておくといい
とはいえ、Suicaだけに電子マネーを限定するより、「Suicaを使いつつ、Suica以外の選択肢も使う」というスタンスで電子マネーを使うことは考えていいと思います。

このとき、2つめの電子マネーは生活圏で利用が高いものを選ぶ(イオンが近いならWAON、セブンイレブンが多いならnanacoのように)といいでしょう。それぞれ1%程度のポイントが貯まりますので、現金で買い物するよりお得になります。

さて、電子マネーの基本を紹介してきました。一度電子マネー決済生活に移行すると、現金をもたなくていい便利さがうれしくて、もう戻れなくなります。ぜひ、電子マネーライフを楽しんでください。

ウレぴあ総研引用



2016年05月19日

行動経済学の普及で進化?ヤマダ電機のポイント20%と現金割引15%どっちが得

ヤマダ電機に代表される家電量販店の多くにはポイント割引制度がある。現金やカードでの支払額に応じて、次の買い物での割引に使えるポイントが付与される。多くの量販店で同様の手法が取り入れられていることから、こうしたポイント制度が消費者の強い支持を受けていることがわかる。

行動経済学の普及で進化する販促理論

ヤマダ電機のポイント加算20%と現金割引15%はどっちが得か

さて、ポイント制度で20%の還元を受けるのと、現金で15%引きとなるのでは、どちらがより得だろうか。

ポイント分の精算にはポイントがつかないというのが要点だ。別表に1万円の商品を3回購入したときの試算を示した。最初の購入で2000円分のポイント還元が受けられるため、「500円得した」と思うかもしれないが、3回購入時でも現金割引のほうが総計の支払額は900円少ない。ポイント還元のほうが支払額が少なくなるのは9回購入時以降となる。

なぜ見かけ上の還元率に騙されてしまうのか。行動経済学の知見によれば、そこには2つの心理的特性が関わっている。

第1は「参照点依存性」。人は損得について、頭の中に定めた一定の基準からの変化で判断してしまうという性質をもつ。


ヤマダ電機のポイント加算20%と現金割引15%はどっちが得か.gif


会社員のボーナスは本来、臨時収入である。しかし、もしボーナスがもらえない、もしくは前期より減額されていれば、大きく失望するだろう。それは前期の額が参照点となり、それとの比較で判断するからだ。「ポイント加算20%」の参照点は「20」で、頭の中ではそれを「現金割引15%」の「15」と比較する。その結果、「5%ダウン。現金割引のほうが損だ」と判断してしまうのだ。

第2の理由は「フレーミング効果」。人は提示の仕方(フレーミング)によって、同じ現象にも正反対の印象をもつ恐れがある。たとえばコップに半分の水が入っている場合、「まだ半分残っている」と捉えるか、「もう半分に減ってしまった」と捉えるかで、印象はまったく異なる。こうした「フレーミング効果」は、人間の判断に大きな影響を及ぼすことが知られている。

今回の場合、「ポイント加算」というフレームを与えられると、反射的に「何かもらえる」という印象を受ける。一方、「現金割引」では、「支払う金額」に着目してしまう。頭の中でこの2つを比べたとき、人は、どちらかといえば「払う」より「もらえる」ほうに引きつけられる。

意思決定を偏らせる人間の心理的特性には、ほかにも「時間割引」や「決定麻痺」など多くの種類があり、性差や年齢、職業や国民性に応じて異なる。

たとえば「2時間後にもらえるケーキより、すぐにもらえるケーキのほうが嬉しい」と感じるのは満足度が「時間割引」されるからだ。この割引率は、実験により、女性より男性、中年より老人や若者のほうが高いことがわかっている。中年女性はより我慢強く、若い男性は目の前の損得にこだわる傾向が強い。

またエアコンやテレビなど商品選びに多数の選択肢がある場合、経済合理的にベストな選択を下せない「決定麻痺」が起こりやすい。最近、「エコポイント制度」の是非が話題にのぼるが、「環境にやさしい」といった価格以外の理由を与えられると、購買行動はスムーズになる。行動経済学の立場からは、消費拡大にそれなりの効果をもたらした施策だったと評価できる。

2002年にダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を受賞、行動経済学の認知が高まった。これまで担当者の経験や感覚で行われていた消費者政策の理論化が進んでいる。各社が似たようなポイント制度を導入するのも頷ける。

※すべて雑誌掲載当時

PRESIDENT Online引用




2016年05月17日

節約効果絶大!簡単にできる節約術「100円ショップ」仕組み

お金というのはいつの時代も大切なものです。節約というと手間がかかるイメージがあるかもしれませんが、仕事をしている人でも時間をかけることなく簡単にできる節約術をご紹介します。

つくる都度、安いメーカーや仕入先に発注

「安かろう悪かろう」だけであれば、ここまで店舗数が増えることもなかったであろうと思われるのが100円ショップです。「この商品も100円!?」とお値段以上の価値と感じる商品もあるからこそ、多くの人に利用されているのでしょう。しかし「100円ショップで買って失敗した」という話を耳にすることがあるのも事実。100円ショップの商品は何がよくて何が悪いのでしょうか。ビジネスに役立つモノを探す前に、まずはすっかり身近な存在となった100円ショップの基本を知っておきましょう。

「100円ショップ」仕組みがわかれば節約効果絶大!.jpg

100円ショップが100円という低価格で商品を提供できる理由のひとつに、メーカーが安くつくり上げたものを仕入れているということがあります。100円ショップのバイヤーにメーカーが売り込みにくる時点で競争があり、同じカテゴリーの商品でもその都度安いメーカーから仕入れているということがあるからです。

これによって消費者側の私たちに何が影響するかというと、今日あった商品が明日あるとは限らないということ。たとえば収納用品でいえばファイルボックスのようなものからキッチンで調味料を入れるような小瓶までさまざまなものがあるわけですが、これを100円ショップの商品で形を揃えようと思うのであれば、ある程度個数をまとめ買いしておかないと、あとから追加するときに同じ商品がないということにもなりかねないのです。

“余分に買っておく”というのはあまり節約にはならないことですね。


賞味期限は要チェック

100円ショップによっては賞味期限の残日数が短くなったものを安価で仕入れて販売しているお店もあります。すぐに消費するのであればよいのですが、保存用として購入するのであれば賞味期限もチェックしましょう。

ゴムが使われている衣類やちょうつがいなど可動部分があるものは、残念ながらゴムがすぐに伸びてしまったり可動部分が壊れてしまったりすることが少なくありません。「買おうかな」と思うものを手にとって見直して、壊れる要素があるかないか確認してから購入すれば100円ショップでの失敗も減ります。


「量が少ないと損」とは限らない

「100円ショップのガムテープは1巻が短い」とか「100円ショップの調味料は量が少ない」など感じたことはないでしょうか?100円という価格でおさえるために、同じメーカーの商品でも一般的なお店で売られているものよりも量を少なくしているものもあります。

とは言っても量が少ないことが必ずしも悪いことではないのです。たとえば冷蔵庫の中に開封して半年以上経過しているケチャップはないですか?ケチャップに限らず、調味料メーカーの多くが開封してからの賞味期限はなるべく早く、できれば1カ月以内でと言っています。

現状、それ以上の期間利用している人が多いと思いますが、味が劣化してしまうのは事実。それであれば少し割高になっても、少ない量のものを利用したほうが品質よく使うことができるのではないでしょうか。接着剤なども「1回使ったときに開封し、その後何カ月も利用しなかったら中で固まってしまっていた」ということもあるでしょう。これも量が少なければ避けられる可能性も高いですし無駄にしてしまう金額も減らすことができます。


文具、掃除道具、キッチンツールなど様々な分野で便利グッズというものが存在しています。それらを得意としているのも100円ショップの特徴です。一般的なスーパーやホームセンターで購入すると500〜600円してしまう商品も100円ショップで売られていることがあります。特に年に何度も使わない大掃除用の便利グッズなどは100円ショップから探してみるといいでしょう。

安いのにはそれなりの理由もあるわけです。その特徴をよく理解して上手に100円ショップを利用して節約に役立てたいですね。

PRESIDENT Online 引用





posted by pointandroid at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 節約
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