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2020年05月04日

コロナウイルスの影響で様々な団体に痛手。。。

武漢から発生したコロナウイルス(COVID-19)の影響で3月から各団体で興行の中止がアナウンスされています。




日本の最大手団体である新日本プロレスでは毎年恒例の 旗揚げ記念興行 どんたくシリーズ が中止となっており、同じく 全日本プロレス、大日本プロレス、DDTプロレス等 も興行の延期が発表されています。
新日本プロレス以外の団体では無観客試合を行うことでサブスクの登録を促して対応していますが、大日本プロレスではクラウドファンディングを行ったりと経営に大きなダメージが出ている模様です。



そんな中、4月15日に新日本プロレスの棚橋弘至選手を筆頭に新日本、全日本、ノア、DDT、スターダム、ディアナ、東京女子の7団体の代表選手が 馳浩衆議院議員 の元へSOSを出しに行きました。
主な要望としては、年間契約をしている選手、1試合1試合のファイトマネーで生計を立てている選手など様々な雇用形態のあるプロレス界であるために 政府が発令した補償対象に当たるかどうかの確認 無観客試合のためのコロナウイルス検査キット を求めたものであったようです。

この団体の垣根を超えたSOSにプロレス界の絆を見た人は多いはずです。実際オカダカズチカ選手はオリンピックイヤーに乗じて プロレスのオールスター戦 を行う予定であったという噂が流れていましたし、団体の枠にとらわれないプロレスを見ることができる日が近いのかもしれません。




で、す、が、






このプロレス界のSOSに異議を申し立てる人が出てきました! (ここにプロレスの面白さがあると思ってます!)
それはなにを隠そう現IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルの二冠王者である
内藤哲也 選手 (Los Ingobernables de Japon) です。
恒例のファミレス招集はオンラインで行われました。内藤選手が言うことを要約すると



「今まで幾度となく苦難から立ち上がる姿をお客さんに見せてきた "プロレス" が真っ先にSOSを出したのはどうなの?」




といった内容です。

プロレス界全体でSOSを行うのではなく、まずは団体内で精一杯の努力をするべきだという内藤選手の主張にも一理あります。しかし新日本プロレス以外の団体は目に見えて経営難に陥っているのは確かなので、もうメジャー団体である新日本プロレスが率先して協力の体制を作るべき時期ではないか、と僕は思ってます。

しかしこの発言の意味は中身云々の話だけではないと思っています。
大衆意見とは相反する事を発言することで、深くそのテーマについて考えさせる効果がある と思っています。
内藤選手の言葉の力には脱帽するばかりです。。。





早くコロナウイルスが収まって、また選手達の活躍が見れることを願っています!!そのためにStayHomeを心掛けて”プロレス貯金”しましょう!!










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