半べそで私に電話をしてきた長女
何事かと思ったら
夫が私の帰りを怒りまくって待っている
全ての包丁を自分の部屋に持ち込んで、と
そこにどんな意味があったのか
私にはわかりません
ただ、このまま自宅に戻っても
浮気を疑われ、一方的に大声で怒鳴られて
近所迷惑になることは必死
すでに包丁を持ち出していることで
娘たちの心も傷ついています
もう限界だ・・・
そう思い、警察に向かうことにしました
ここからだと結構距離あるなぁ
なんて言えばいいんだろう
もうこれ以上一緒には住めないし
でも別居するお金もない
う〜〜〜ん・・・
ぐるぐると頭の中で考えます
30分ほど歩いて警察に到着
あのぉ・・・・
と事情を説明すると
個室に通されました
担当の警察官に一通りいろんなことを聴取されたあと
一緒に家まで帰ってもらえますか?と聞くと
もう家にはお帰しできません、と
お????
刃物を持って待ってるんですよね?
帰ってはいけません
あれ????
そういうこと????
予想外でした
いや、これが多分普通なんだけれど
全く考えてもいない答えだったので
頭の中は(。・_・?)ハテ? でいっぱいです
結局私は朝仕事に出たそのまんまの格好で
(通勤バッグ一つで)
別居に突入することになりました
当然、一人暮らしです
娘たちとは電話で話合いましたが
色んな事を考慮して、夫の元に残ることに
幸い、夫は娘たちには至って普通の父親です
暴力を振るうことはなく
今後何かあることも考えにくかったので
娘たちの気持ちを尊重しました
別居といっても同じ市内
距離にして2.5キロほどなので、
いつでも会える距離です
一般的にはとても大変な状態だったと思います
でも私は、会社を休むことなく
全てを進めていきました
後に、上司に経緯を話たのですが
私が余りに普通だったので
全く気がつかなかったと言っていました
念のため補足すると
私の上司はとてもよく気が付く
優しくて仕事ができる上司です
私にとって会社は、安心できるいつもの日常です
職場でのストレスは皆無なので
むしろ仕事をすることで、私の平静を保つことができました
つづく
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