実は、初心者用バイオリンなら価格がお手頃で、音のチューニングもしやすいように工夫されているんです！サイズや製造方法など様々な種類のバイオリンが販売されています。初心者用バイオリンを手にとって、新たな趣味として独学や練習を始めたいですね！
そこで今回は、初心者用バイオリンの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、製造方法・価格・メーカーなどを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてくださいね！
初心者用バイオリンの選び方
初心者用バイオリンには、製造方法・価格・メーカーの異なる製品が販売されています。使用用途や使いやすさを比較した、初心者用バイオリンの選び方をご紹介します。
製造方法で選ぶ
初心者用バイオリンには、プレス品や手工品という製造方法の異なる製品があります。価格帯や付加価値を比較して、バイオリンの製造方法で選ぶようにしましょう。
安い値段で購入したい方には「プレス品」がおすすめ
プレス品とは、板を合わせて熱によって形を変えるプレス工法で作られたバイオリンです。機械で大量に製造するため、セット品でも1万円程度の低価格で購入できます。軽く弾いて練習してみたい方や、舞台の小道具にしたい方におすすめです。
プレス加工で製造しているため、最初から音の響きがあまり良くないことがあります。あるいは最初は音色が美してくても、時間の経過とともに音が悪くなることがあります。品質をグレードアップさせた半プレス工法のバイオリンもおすすめです。
品質を重視したい方には「手工品」がおすすめ
手工品とは、職人が一つずつ手仕事で彫って仕上げるバイオリンです。高級品の価格にはキリがありませんが、30万円程度あれば手工品のバイオリンを購入できます。優しい音色の美しさや高級品にこだわる方には、職人が仕上げた手工品がおすすめです。
手工品のバイオリンは安くない価格ですが、きちんと演奏すれば美しい音色や価値が感じられます。手工品が欲しいけど予算が足りないときには、半分プレス加工もおすすめです。本格的なバイオリンを購入したい方は、手工品を選ぶようにしましょう。
サイズや形状で選ぶ
初心者用バイオリンには、4/4・3/4・1/2・1/4・1/8・1/10・1/16とサイズの異なる製品があります。身長や弾きやすさを考えて、サイズや形状で選ぶのがおすすめです。
大人や身長145cm以上の方には「4/4フルサイズ」
大人の方には、4/4フルサイズのバイオリンがおすすめです。身長145cm以上または10歳以上の子どもにも、4/4フルサイズのバイオリンを選ぶことができます。大人で145cm以上の身長なら、4/4サイズを選べば問題ないでしょう。
体に合わないサイズのバイオリンを使うと、正しい姿勢が保てなくなるデメリットがあります。腕の長さが長い方は、サイズが前後する可能性もあります。体や腕の長さにきちんと合ったサイズを選ぶことで、安定した姿勢で演奏ができます。
144cm以下の子どもには「身長に合ったサイズ」
初心者用バイオリンは、身長や年齢で目安となるサイズが異なっています。身長144cm以下の子どもには、年齢や身長に合わせてサイズを選びましょう。バイオリンには、4/4・3/4・1/2・1/4・1/8・1/10・1/16などのサイズがあります。
身長105cm以下や2〜3歳の子どもには1/16サイズ、身長110cm以下や3〜5歳には1/10サイズが適しています。身長144cm以下の子どもには、3/4サイズのバイオリンがおすすめです。お子さんの成長に合わせて、身長に適した大きさを選びましょう。
教本や手入れ用品も揃えるなら「一式セット」がおすすめ
バイオリンの練習を始めたい初心者の方には、一式セットがおすすめです。一式セットには、楽器を入れるケースや弓に塗る松脂などが含まれています。一つ一つの付属品を自分で探すのも楽しいですが、何も分からない初心者の方には一式セットが便利です。
一式セットには、必要最低限のアイテムだけが付属したものもあれば、教本などを含む10点セットなど充実したものもあります。一式セットを選ぶことで、色々買い足す必要がなくすぐに練習を始めることができます。
価格帯で選ぶ
初心者用バイオリンには、1万円から数十万円と様々な価格帯の製品が販売されています。予算や音色などを比較して、バイオリンの価格帯で選ぶのがおすすめです。
安い価格で購入したい方には「1万円〜5万円」
バイオリンは高価なイメージがありますが、低価格で探せば1万円程度から販売されています。ただしあまりに低価格なバイオリンは、音が良くない可能性があります。安い価格で購入したい初心者の方には、1万円〜5万円程度のバイオリンがおすすめです。
軽い趣味程度で始めたい方や、子どもの練習用に買いたい方には、安い価格帯に人気があります。5万円以内の価格帯であれば、比較的気軽に購入して始めることができます。最初は安い価格で練習して、上達してから高級品を購入するのもおすすめです。
美しい音色を求める方には「6万円〜30万円」
予算に余裕がある方や、音色の美しさを求める方には、6万円〜30万円の価格帯がおすすめです。30万円程度の予算があれば、職人が手づくりした手工品を購入できます。バイオリン本来の美しい音色を楽しみたい方は、高価格帯の製品を選びましょう。
最初は安い価格で購入して、ある程度上達してから値段の高いバイオリンを買うのも良いでしょう。予算に増やすことで、有名メーカーの高級品も選びやすくなります。6万円〜30万円のバイオリンは、本格的に練習したい方におすすめです。
ブランド・メーカーで選ぶ
初心者用バイオリンには、鈴木・ヤマハ・ピグマリウスなどの有名メーカーがあります。有名メーカーや原産国で選ぶことで、品質や性能に優れた楽器を見つけやすくなります。
日本初の老舗で選ぶなら「鈴木バイオリン」
鈴木バイオリンは、日本国内で30％のシェアを誇る国産初の老舗メーカーです。スズキのバイオリンは、品番のNO.を見ればそのランクをひと目で確認できます。No.230 Outfitは約7万円前後の価格でも、しっかりした品質と使いやすさが感じられます。
楽器専門で選ぶなら「YAMAHA（ヤマハ）」
YAMAHA（ヤマハ）は、様々な楽器を製作している有名メーカーです。YSV104は新世代の進化させたエレクトリックバイオリン・サイレントバイオリンとして練習用におすすめです。V25GAは28万円と少し高めですが、アンティーク仕上げのデザインが人気です。
熟練の職人品質なら「Pygmalius（ピグマリウス）」
Pygmalius （ピグマリウス）は、熟練の職人が製作する日本の弦楽器ブランドです。VL100は11万円で購入でき、クリアで柔らかい音のバランスを楽しめます。入門モデルとしてリリースされていて、価格・品質共に初心者の方におすすめです。
力強い音色のイタリア製なら「Nicolo Santi（ニコロサンティ）」
Nicolo Santi（ニコロサンティ）は、弦楽器制作の原点として君臨するイタリアのメーカーです。NSN60Sは5万円と購入しやすい価格ですが、職人による手作業で精巧に作られています。音質・音量・外観ともに評価が高く、初心者用モデルとしておすすめです。
アンティーク調のドイル製なら「GEWA（ゲバ）」
GEWA（ゲバ）は、優秀なマイスターたちが伝統的な作法や技術で製作するドイツの有名ブランドです。Antikは20万円ほどで、入門モデルをセットで購入することができます。深みのある音が心地よく、アンティーク調のデザインが世界的に人気を集めています。
伝統と信頼のイギリス製なら「STENTOR（ステンター）」
STENTOR（ステンター）は、絶大な信頼を得ているイギリスの弦楽器メーカーです。2万円ほどの価格でも購入できるので、演奏を試してみたい方におすすめです。世界30か国以上に供給され、オーケストラ奏者に推奨されている人気弦楽器ブランドです。
扱いやすいアメリカ製なら「EASTMAN（イーストマン）」
EASTMAN（イーストマン）は、世界を舞台としたアメリカの総合楽器メーカーです。VL80は6万円と購入しやすく、職人の手作業により丁寧に作られています。明るくまっすぐした音で、品質も良く扱いやすいので初心者用モデルとしておすすめです。
