コロナ禍で、夜な夜な総務省幹部を呼び出しては違法接待に手を染めていた長男について、「完全に別人格ですからね」と、国会でこう弁明した菅首相。
菅首相は「私自身は全く承知しておりません」と、終始他人事だった。
「父の威光」なくしては成しえなかったはずの違法接待。
週刊文春によれば、ぶらぶらしていた「別人格の長男」に秘書官の仕事を与え、父から授かった総務省人脈で出世を遂げるようにし、車を貸す過保護な「父子密着」の様を報じていた。
国会で菅首相は「私の長男と結びつけるちゅうのは、いくらなんでもおかしいんじゃないでしょうか。私、完全に別人格ですからね」と語ったが、過保護な父子密着ぶりなのに、別人格だと言い張る菅首相の他人事ぶりは、いくらなんでもおかしいんじゃないでしょうか。
菅首相は政治信条として「自助」を謳うが、政治力を駆使して無職の長男を公金で雇い、多数の総務官僚との接点を持たせたことは「自助」なのか。
国民を舐めるのもいい加減にしろ。
官僚だけが処分を受ければ、行政に影響が出る。それでも、菅首相は「別人格」と頬かむりを続けるつもりか。
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