緊急事態宣言解除どころじゃなくなってきていると、新型コロナの変異株感染がみるみる拡大していることが兵庫県神戸市の独自調査で分かった。第3波が落ち着いたとしても、間髪入れずに変異株が主流の第4波になる恐れが出てきた。
初めて変異株が見つかったのは1月29日で、その後の増え方がすごい。変異株と判定された割合は、4.6%(1月29日〜2月4日)、10.5%(5〜11日)、15.2%(12〜18日)と猛烈な勢いで増えている。直近1週間だと、変異株の割合は5割程度とみているらしい。
感染の半数が変異株とは衝撃である。神戸市で変異株が顕著なのは、変異株の調査を徹底している点が大きいという。
他の自治体は、神戸のようにマトモな調査をしていないため、他の自治体でも変異株の拡大は神戸と同程度起きていると想定されており、変異株の市中感染は拡大しつつあり、4月以降、変異株が主流の大きな波になるという。
コロナ分科会の尾身茂会長も「感染力が強い可能性のある変異ウイルスが、ほぼ間違いなく従来のウイルスから置き換わるプロセスが始まっている」と警戒していた。
第3波がこのまま落ち着いたとしても、変異株が主流になる第4波はすぐ目の前に迫っている。
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