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2021年03月13日

ろくでもない国会議員を当選させない仕組みの選挙制度を導入すべきである

吉村府知事が「国政とか国会議員も、ろくなんいないじゃないですか」と国会議員をこき下ろした、さらには「高い給料もらって、コロナ禍でボーナスもカットせずに、ええ身分でやってるわけです」と批判した。

ネット上では、「よくぞ言ってくれた」、「本当にその通り」などと発言を支持する声が目立つが、そういう吉村府知事も、前のめりの発言で暴走しており、「うがい薬を使うことで、コロナの重症化などを防げる」などと根拠に乏しい持論を展開したことがあり、ろくなもんじゃないですか。

吉村府知事に言われなくても、政治家や国会議員がろくなもんじゃないのは、国民はとっくに分かっている。国政選挙に出るのは二世議員ばかりで、「選びようもない」、「選べるわけないものを選べ」と言われる無茶苦茶な儀式そのものが問題なのだ。

選びようがないから、投票もせず政治に関心が持てない人が増えるのは当たり前だ。投票に参加する人があまりにも少ないと、選ばれた議員は私たちの正統な代表と言えるのかどうか、といった疑問にもつながる。

インド、オーストラリアのように、当選させたくない人へ投票しないですむ仕組みの選挙制度が必要だ。

「世界最大の民主主義国家」と言われるインドでは、「誰も支持しない」を選び、投票することができる。インドの投票は電子投票機を用いて実施され、画面上に全ての候補者の名前が記されており、誰かを選ぶか、「誰も支持しない(表示されている候補者のいずれでもない)」を選択することができるようになっている。

義務投票制を採用しているオーストラリアでは、優先順位付き投票制度が採用されている。有権者は全候補者に対して、当選して欲しい順番に順位をつけて投票します。投票した人の票ができるだけ当選させたくない人につながらないような仕組みが実現されている。

日本にも同様な仕組みの選挙制度を導入してもらいたいが、強い選挙地盤を持つ二世議員が多い自民党などは大反対するだろうから、望み薄である。合理的な選挙制度に変えない限り、いつまで経ってもろくでもない国会議員がはびこるだけである。





























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