全28枚にも及ぶ長大な反論まじりの謝罪を含む説明文書であったが、矛盾と言い訳と自己正当化に終始しており、眞子さまとの結婚への強い思いよりも、プライドの高さが強い印象を残した。
宮内庁長官は「非常に丁寧に説明されている印象」とコメントしたが、「どこが?」という反応もネット上では目立つ。中身は、お金の話と彼自身と母親の正当性の主張と元婚約者への非難に終始しており、屁理屈ばかりの誠実さがにじむ内容ではなかったのに。
先ず、以前に発表した文書との矛盾がある。2019年1月22日に公表した文書では金銭トラブルについて「解決済みの事柄であると理解してまいりました」と述べていたが、今回の説明文書には「金銭問題は解決済みだと主張したことに関しては一度もありません」と書いてある。
説明文書では、金銭は元婚約者の方から贈られたもので、借金ではないと主張するならば、贈与の対象になる。その主張どおりだとすれば、納税の証明書を出すべきだ。
「借金でなかったものが借金であったことにされる」ことに抵抗があるので、文書で説明したとするが、世論は逆ではないかと見ている。借金があったものを借金がなかったように装っていることに不信感を持つからである。屁理屈や詭弁で誤魔化しはできない。
訴訟大国である米国で、報告法律を学び過ぎたがゆえに、これほどの大作でさらに禍根を広げる結果になってしまった。
今回の文書を以ってしても世論を納得させることは出来ないだろう。
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