2015年09月11日
秋の夜長に国立天文台のソフトで宇宙空間を満喫!
秋となりました。
中学生のころには、何か宇宙にひかれて、
反射望遠鏡を買って空を眺めたこともあります。
しかし、夏は蚊に刺されやすく、しかも一週間くらいはれて困りましたし、
冬は、手足の冷え性で困っていました。
そのころに、こんなソフトが利用できたら、よかったのに、
そう思うソフトがあります。
国立天文台(東京都三鷹市)が開発し公開している
高性能の天体シミュレーターソフトです。
これが、あなたのWindowsパソコンで、楽しめます!
もちろん、国の予算で作られたソフトなので、無料です。
そのソフトは、
「 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト 」の
「Mitaka(ミタカ)」です。
ここでご紹介する最新バージョン、
2015年7月29日アップデートのなら、
米探査機ニュー・ホライズンズが7月14日に冥王星に接近した軌跡も、
実際のデータに基づいて観られるのです。
※現在だけでなく、過去や未来の位置もわかります。
ニュー・ホライズンズが木星付近で大きくスイングバイし、
加速している時の曲がった起動もわかります。
もちろんこの時の映像データで作られた、
冥王星の衛星カロンの立体映像も観られます!
[冥王星]
この画像は、もちろん実データに基づいた、
Mitakaでの画像をコピーしたものです。
ソフトでは、
自由に拡大縮小したり、
回転させていろんな方向から見ることができます。
Mitakaは、
国立天文台のシアターで実際に使用しているソフトウェアです。
家庭のPCでも利用でき、2003年6月の一般公開から、
既に10年以上経過し、アップデートも続けられています。
一般の人や教育関係者などに、
既に80万人以上の人に、
ダウンロードされている人気ソフトです。
※Windows XP 〜 8.1まで対応となっていますが、
Windows 10でも動きましたよ。
ご案内するのは、2015年7月29日アップデートの、
最新型モデルです。
このソフトは、2015年4月から、
リニューアルした新システムのドームシアターでも
利用されているものです。
※ただし、星座絵のデータだけは、後日公開予定だそうです。
私はかつて天体のシミュレーターソフトを購入しましたが、
シミュレートする機能については、
比べ物にならないくらい素晴らしいと思います。
インストールは、とても簡単です。
また、ホームページでは、
チュートリアルもあるので、
すぐに楽しめます。
CPUはPentium4で1.8GHz以上で、
メモリーは512MB以上のものが要求されています。
cf.Windows 10では、1GHz以上のものが要求されています。
ダウンロードする時
地球、月、火星の「標準解像度」の地形データは、
セットしてダウンロードも出来ますし(約393MB)、
地形データを省いてダウンロードも出来ます(約82.1MB)。
シアターと同じように「高解像度」の地形データを使いたい時は、
地形データ無しを選んで、
改めて、ダウンロードするのが良いでしょう。
※星座絵のデータは、後日公開予定だそうです。
Mitaka のページで、
中より下の辺から
ダウンロード出来ます。
こんなふうに2種類表示されています。
2種類のものは、地形データが入っているかいないかの違いです。
地形データは、後から簡単に追加することができます。
もし、月の地形データで高解像度版を利用したい場合は、
地形データ無しを選んで、
後から、月の高解像度版のデータをダウンロードしたほうが良いと思います。
なお、Web上のチュートリアルにある項目は、
地形データなしで全て利用できます。
私は、地形データ無しで十分と思い、
こちらをしばらく使ってみようと思っています。
※1ヶ月余使っていますが、
私には、地形データ無しで十分です。
ここから直接ダウンロードできるようにしたかったのですが、
これは禁止されているので、
Mitaka のページに、
アクセスしてください。
インストールは、
ダウンロードして、
適当なフォルダーに展開するだけ。
とっても簡単!
使うときには、
mitaka.exeを(ダブル)クリックして起動するだけ。
<展開する時に>
選択するファイルは、
ダウンロードしたmitaka_125.zipです。
展開先は、
32ビットアプリケーションなので、
展開先は、OSのあるCドライブの、
Program Files(x86)がおすすめです。
Program Files(x86)の下に、
mitakaフォルダーが作られます。
これを、ファイルマネージャーで開いてください。
mitaka.exeがありますね。
使うときには、これを(ダブル)クリックすれば、
立ち上がります。
後から使うときのために、
◯Windows 7なら
ショートカットキーを作り、
適当なところに置いておくとよいでしょう。
◯Windows 8.0 8.1 10なら
スタート画面にピン止めしておくとよいでしょう。
チュートリアルがあるから、すぐにどんなことができるか試せます。
Mitaka 始めてみよう(チュートリアル)
基本操作は、チュートリアルで身につけられますが、
更にPDFマニュアルが付いているので、
その他のたくさんの機能を楽しめますよ。
≪参考≫
・最初に表示される「プラネタリウム・モード」で、
10年単位くらいで時間を遡ると、
北極星の位置が、北ではなく、
他の方角に動き、
はるか昔には、方角を知る役に立たなかったことが実感できます。
・月の軌道は、
地球の軌道の進行方向に対して長い
楕円軌道を動いていることがわかります。
・火星と木星の間の小惑星帯には、
実に多くの小惑星が存在しているのが実感できます。
・土星の軌道は、ほぼ10天文単位(太陽と地球の距離の10倍)なのですね。
・太陽系は、銀河系の端の方にあることは知っていましたが、
かなり恒星の密度が低い、つまりスカスカの部分にあるのですね。
・太陽系の衛星には、
彗星のような長楕円形の起動のもあることを知りました。
・彗星のふるさとと言われるオルトの雲、
これは想像図ですが、
実感できます。
これでも面倒な人には、
ビデオの閲覧はいかが?
ビデオは、スパコンによるシミュレーション映像らしいです。
次のページからご覧になれます。
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
ダウンロードして観るのもありますが、
ナレーション付きのものはストリーミング配信なので、そのままご覧になれます。
私は、「地球と月の誕生」のストリーミング配信のものを観ました。
見どころは、ストリーミングのおよそ2/3のあたりです。
※2/3より少し前のあたりかな?時間が表示されないので、正確にはお伝え出来ません。)
※軌道のシミュレーションから、丸い地球の映像に代わった当たりです。
月は地球の半分の大きさの惑星が、
地球の中心を外れたところにぶつかり、
大半は地球に落ち、
一部が外に飛び出し月となったのがわかりました。
また、衝突してから付きができるまで、
1月から1年足らずの間に出来上がったのは、驚きです。
そうそう、アクセスしなくても、
Click Here (注:音声付き映像です。10分12秒) をクリックすれば、
ストリーミング映像が始まります。
あなたも、これらで部屋の中から宇宙への旅に出かけ、
秋の夜長を満喫してみませんか?
(2015/8/5作成原稿を一部修正してアップ)
中学生のころには、何か宇宙にひかれて、
反射望遠鏡を買って空を眺めたこともあります。
しかし、夏は蚊に刺されやすく、しかも一週間くらいはれて困りましたし、
冬は、手足の冷え性で困っていました。
そのころに、こんなソフトが利用できたら、よかったのに、
そう思うソフトがあります。
国立天文台(東京都三鷹市)が開発し公開している
高性能の天体シミュレーターソフトです。
これが、あなたのWindowsパソコンで、楽しめます!
もちろん、国の予算で作られたソフトなので、無料です。
そのソフトは、
「 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト 」の
「Mitaka(ミタカ)」です。
ここでご紹介する最新バージョン、
2015年7月29日アップデートのなら、
米探査機ニュー・ホライズンズが7月14日に冥王星に接近した軌跡も、
実際のデータに基づいて観られるのです。
※現在だけでなく、過去や未来の位置もわかります。
ニュー・ホライズンズが木星付近で大きくスイングバイし、
加速している時の曲がった起動もわかります。
もちろんこの時の映像データで作られた、
冥王星の衛星カロンの立体映像も観られます!
[冥王星]
この画像は、もちろん実データに基づいた、
Mitakaでの画像をコピーしたものです。
ソフトでは、
自由に拡大縮小したり、
回転させていろんな方向から見ることができます。
Mitakaは、こんなソフトです
Mitakaは、
国立天文台のシアターで実際に使用しているソフトウェアです。
家庭のPCでも利用でき、2003年6月の一般公開から、
既に10年以上経過し、アップデートも続けられています。
一般の人や教育関係者などに、
既に80万人以上の人に、
ダウンロードされている人気ソフトです。
※Windows XP 〜 8.1まで対応となっていますが、
Windows 10でも動きましたよ。
ご案内するのは、2015年7月29日アップデートの、
最新型モデルです。
このソフトは、2015年4月から、
リニューアルした新システムのドームシアターでも
利用されているものです。
※ただし、星座絵のデータだけは、後日公開予定だそうです。
私はかつて天体のシミュレーターソフトを購入しましたが、
シミュレートする機能については、
比べ物にならないくらい素晴らしいと思います。
パソコンで利用するには
インストールは、とても簡単です。
また、ホームページでは、
チュートリアルもあるので、
すぐに楽しめます。
CPUはPentium4で1.8GHz以上で、
メモリーは512MB以上のものが要求されています。
cf.Windows 10では、1GHz以上のものが要求されています。
ダウンロードする時
地球、月、火星の「標準解像度」の地形データは、
セットしてダウンロードも出来ますし(約393MB)、
地形データを省いてダウンロードも出来ます(約82.1MB)。
シアターと同じように「高解像度」の地形データを使いたい時は、
地形データ無しを選んで、
改めて、ダウンロードするのが良いでしょう。
※星座絵のデータは、後日公開予定だそうです。
最新バージョンのダウンロード
Mitaka のページで、
中より下の辺から
ダウンロード出来ます。
こんなふうに2種類表示されています。
最新バージョン
・Mitaka バージョン1.2.5 (地形データ無し) (2015/07/29 Release)
(ZIP形式圧縮ファイル; 86,148,718 バイト (約 82.1 MB) )
・Mitaka バージョン1.2.5 (地球、月、火星の地形データ入り) (2015/07/29 Release)
(ZIP形式圧縮ファイル; 412,243,108 バイト (約 393 MB) )
月の地形データは標準解像度版です。高解像度版を使用したい場合は以下より別途ダウンロードしてください。
・Mitaka バージョン1.2.5 (地形データ無し) (2015/07/29 Release)
(ZIP形式圧縮ファイル; 86,148,718 バイト (約 82.1 MB) )
・Mitaka バージョン1.2.5 (地球、月、火星の地形データ入り) (2015/07/29 Release)
(ZIP形式圧縮ファイル; 412,243,108 バイト (約 393 MB) )
月の地形データは標準解像度版です。高解像度版を使用したい場合は以下より別途ダウンロードしてください。
2種類のものは、地形データが入っているかいないかの違いです。
地形データは、後から簡単に追加することができます。
もし、月の地形データで高解像度版を利用したい場合は、
地形データ無しを選んで、
後から、月の高解像度版のデータをダウンロードしたほうが良いと思います。
なお、Web上のチュートリアルにある項目は、
地形データなしで全て利用できます。
私は、地形データ無しで十分と思い、
こちらをしばらく使ってみようと思っています。
※1ヶ月余使っていますが、
私には、地形データ無しで十分です。
ここから直接ダウンロードできるようにしたかったのですが、
これは禁止されているので、
Mitaka のページに、
アクセスしてください。
インストールは簡単!
インストールは、
ダウンロードして、
適当なフォルダーに展開するだけ。
とっても簡単!
使うときには、
mitaka.exeを(ダブル)クリックして起動するだけ。
<展開する時に>
選択するファイルは、
ダウンロードしたmitaka_125.zipです。
展開先は、
32ビットアプリケーションなので、
展開先は、OSのあるCドライブの、
Program Files(x86)がおすすめです。
Program Files(x86)の下に、
mitakaフォルダーが作られます。
これを、ファイルマネージャーで開いてください。
mitaka.exeがありますね。
使うときには、これを(ダブル)クリックすれば、
立ち上がります。
後から使うときのために、
◯Windows 7なら
ショートカットキーを作り、
適当なところに置いておくとよいでしょう。
◯Windows 8.0 8.1 10なら
スタート画面にピン止めしておくとよいでしょう。
楽しむためのチュートリアル
チュートリアルがあるから、すぐにどんなことができるか試せます。
Mitaka 始めてみよう(チュートリアル)
基本操作は、チュートリアルで身につけられますが、
更にPDFマニュアルが付いているので、
その他のたくさんの機能を楽しめますよ。
≪参考≫
・最初に表示される「プラネタリウム・モード」で、
10年単位くらいで時間を遡ると、
北極星の位置が、北ではなく、
他の方角に動き、
はるか昔には、方角を知る役に立たなかったことが実感できます。
・月の軌道は、
地球の軌道の進行方向に対して長い
楕円軌道を動いていることがわかります。
・火星と木星の間の小惑星帯には、
実に多くの小惑星が存在しているのが実感できます。
・土星の軌道は、ほぼ10天文単位(太陽と地球の距離の10倍)なのですね。
・太陽系は、銀河系の端の方にあることは知っていましたが、
かなり恒星の密度が低い、つまりスカスカの部分にあるのですね。
・太陽系の衛星には、
彗星のような長楕円形の起動のもあることを知りました。
・彗星のふるさとと言われるオルトの雲、
これは想像図ですが、
実感できます。
ビデオ鑑賞もできる
これでも面倒な人には、
ビデオの閲覧はいかが?
ビデオは、スパコンによるシミュレーション映像らしいです。
次のページからご覧になれます。
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
ダウンロードして観るのもありますが、
ナレーション付きのものはストリーミング配信なので、そのままご覧になれます。
私は、「地球と月の誕生」のストリーミング配信のものを観ました。
見どころは、ストリーミングのおよそ2/3のあたりです。
※2/3より少し前のあたりかな?時間が表示されないので、正確にはお伝え出来ません。)
※軌道のシミュレーションから、丸い地球の映像に代わった当たりです。
月は地球の半分の大きさの惑星が、
地球の中心を外れたところにぶつかり、
大半は地球に落ち、
一部が外に飛び出し月となったのがわかりました。
また、衝突してから付きができるまで、
1月から1年足らずの間に出来上がったのは、驚きです。
そうそう、アクセスしなくても、
Click Here (注:音声付き映像です。10分12秒) をクリックすれば、
ストリーミング映像が始まります。
あなたも、これらで部屋の中から宇宙への旅に出かけ、
秋の夜長を満喫してみませんか?
(2015/8/5作成原稿を一部修正してアップ)
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