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『PayPal』の登録詐欺、危うく難を逃れる

『PayPal』の登録詐欺、危うく難を逃れる



≪始めに≫
PayPalは、e-Bayと言う世界最大のオークション会社の子会社で、ネット上で安全にクレジット決済する方法を提供しています。

だから、PayPalとは、この会社、またはこの会社が提供するサービスを指します。

本来の趣旨としては、この通りであり、
PayPal自体も適切に、セキュリティも高く、運用されているようです。

そのためか、順調に業績を伸ばしているようです。


≪『PayPal』登録が必要になった≫


ある商品を購入しようとしたところ、
支払いがPayPalだけなのです。

PayPalは、今までに、何度かホームページを確認したことがありますが、
クレジットカード(あまり使いたくない)を使わなければならないことと、
なんとなく不安があったので、今まで登録してきていません。

しかし、この商品をぜひ欲しかったので、
あらためてPayPalの情報を集め、
調べながら、検討してみました。

多くのサイトや無料レポートなどには、
良い事がたくさん記載されています。

そして、どれもほぼ同じような、
メリット・デメリットが記載され、

『注意すべき点』も同じで、

ほぼ、こんなものかな、と、
確認を終え、
申し込みをしようと決めます。

ところで、
英語で申し込もうか日本語で申し込もうかと悩んでいたので、
(英語だと、e-Bayを使う時に便利)

念のため、『PayPal詐欺』を調べると、
『フィッシング詐欺』や『不正クレーム詐欺』が見つかります。

『ああ、そうだよね、 個人情報を聞いてくるのは怪しい ね。
こんなクレームもあるのか。』
詐欺に対する知識を更新し、満足。

そして、何の気なしに『PayPal』で検索し、
各サイトを覗いていました。


≪『PayPal』で検索していると…≫


あれっ、おかしいぞ 』と感じます。

個人が『PayPal』について解説しているサイトは別として、
(おそらく、これらの中にも怪しいのもあるはず)
サイトを覗いているだけなのに、妙な違和感があるのです。

最初に『はっきりと気付いた』のは、
なんで、日本語公式サイトがいくつもあるんだ? 』と言うこと。

おかしいですよね?

それで、各サイトを見直し始めました。

まずは、URL(正しくは、URI)がおかしい。

『PayPal』の公式サイトは、『 www.paypal.com 』のはず。
それなら、日本語のページは、サイトを別に作らない限り、
www.paypal.com/jp/ 』などであって、
『paypal.○○』とか、『paypal-○○.com』とかではないはず
※○○には、『jp』とか『japan』とか、が入っていました。


そして、 『PayPal』程の会社なら、
必ず、緑の証明書がURLの前に表示されるはず
だと。

ありました。『www.paypal.com』には 、『VeriSign』の緑のカギの証明書 が。



そして、 怪しい『PayPal』サイトには、証明書がありません!

なんの疑いもせずに、各サイトを見ていたので、
びっくりしてしまいました。
(危機管理が足りませんね、反省!)


実は、日本語で登録するなら、
義援金(正しくは、義捐金)の広告が出されていたサイトで、
登録しようかな、と、漠然と思っていたのです。

考えてみれば、義捐金では広告を出さないだろう!と思います。
このサイトでは、URLを見直すと、ちょっと待てよ!でしたし、
証明書もありません。



もし、日本語で登録していたなら、恐らくこのサイトは不正なサイトなので、
詐欺にあい、どうなっていたことかわかりません。
※日本語のサイトで登録するのが危ないわけではありません。
上記画像『www.paypal.com/jp』の正規の日本語のサイトなら、もちろん、大丈夫です。


私は、危うく難を逃れましたが、

登録時の詐欺にかかわらず、
重要な情報の入力時には
上記の図の2つのポイント、
1.URLを確認すること、
2.緑の証明書を確認すること
を、お勧めします。

≪追記≫
PayPalを英語で登録し、商品を購入しました。

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