【さよならみどりちゃん】
【出演者】
ゆうこ:星野真里
ユタカ:西島秀俊
太郎:松尾敏伸
真希:岩佐真悠子
リカ(ユタカの元カノ):中村愛美
ミドリ(スナックの新人)小山田サユリ
真希の同級生:藤沢大悟
ママ:佐々木すみ江
スナックの常連:千葉哲也
スナックの常連:にわつとむ
スナックの常連:佐藤二朗
スナックの常連:諏訪太朗
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【感想】
すみません・・・
私にはさっぱり・・・
女心を描いた作品。
女友達は好きだといっていましたが、
やっぱり分からなかった・・・
ゆうこが最後に歌った曲が、
荒井(松任谷)由美さんの
「14番目の月」
これがいいらしいですが・・・
(最後に歌詞載せます)
すみません男には分かりにくい。
何でこんな男についていくのか・・・
【あらすじ】(ネタバレあり)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺って平熱高くてさ、37度もあるんだぜ。
よく自慢していたユタカと始めてヤッタ日、
ユタカは本当に熱くて私は溶けてなくなった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「俺、彼女いるから。」
彼女はダイビングのインストラクターを目指して、
今は沖縄にいるそうだ。名前はミドリ。
〜私は溶けてなくなった〜
数日後ユタカのバイト先の居酒屋に行ったゆうこ。
ゆうこにユタカは言った。
「ゆうこバイトしない?」
そう言ってスナックのバイトを紹介するユタカ。
その居酒屋には新しく入ったバイトの真希。
ユタカは真希を狙ってると教えてくれた。
「バイト先見てから決める。」
そう笑顔で答え店を後にした。
普通にOLをしているゆうこ。
ゆうこは翌日スナック有楽に足を運んだ。
「歌は好き?」
首を横に振ったゆうこにスナックのママは、
「歌を本当に嫌いな人はいないと思ってる。」
「頑張ってよ。」
そう言って早速接客をさせるのだった。
仕事終わりユタカの元へ行ったゆうこ。
「しっかりしたスナックじゃん。」
「私無理だよ。」
ユタカは答えた。
「新しい子がくるまでの繋ぎなんだし。」
「頑張ってよ。」
そう言って優しくキスをするユタカ。
そしてゆうこを優しく抱きしめた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あれなんだっけ?
絵本。
オフクロがよく読んでくれてさ、
私は知ってた。ユタカが好きな絵本。
虎がバターになるように、
私は溶けてなくなっていく。
このまま時間がとまればいいのに。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゆうこはスナックでのバイトを頑張った。
もちろんOLもしっかりこなした。
そんな時にユタカがスナックに来た。
スナックの店員、太郎と真希を連れて・・・
ユタカと太郎がカラオケを歌っているとき、
真希はゆうこに言った。
「ユタカさんの彼女になりたいんですけど、
いいですか?」
ゆうこは答えた。
「何でそんな事私に聞くの?」
「私一回振られているから。」
真希は言った。
「だったら未練がましく、
ダラダラしないほうがいいんじゃないですか?」
数日後、真希がゆうこの家に来た。
「ご飯作ってあげようと思って。」
そして真希がつくったハンバーグを食べた。
「ユタカさんが好きって聞いたから。」
「先輩は作ってあげたりするんですか?」
「好きなら作ってあげたくなるじゃないですか?」
ゆうこは答えた。
「人によるんじゃない?」
帰り際に真希は言った。
「私先輩みたいな人好きかも。」
「先輩とだったら男で張り合ってもいいかな。」
そう言って2人は別れた。
それから数日後。
真希が酔いつぶれてユタカが送った。
ユタカを待つゆうこと太郎。
ゆうこを心配する太郎。
「来ないんじゃん。私帰る。」
帰ろうとするゆうこに太郎は、
「ユタカさんゆうこさんの事は、
本当に思っていると思うよ。」
「いい女だって言ってるし。俺もそう思うし。」
ゆうこは答えた。
「全然いい女じゃないけどね。」
太郎は言った。
「そんな事ないって。ゆうこさんはいい女。」
「俺ゆうこさんのこと好きです。」
その時あらわれたユタカ。
「何やってるんだよ。帰るぞ。」
そう言ってゆうこを連れてかえるユタカ。
ユタカはゆうこに言った。
「しっかりしろよ。バーカ。」
「言っておくけど、
俺は真希とはヤッテないぜ。」
「太郎はやめておけ、ガキだぞ。」
ゆうこは返した。
「いい男見つけるもん。」
その夜2人は愛し合った。
ゆうこはスナックの仕事になじんだ。
相変わらずの常連に囲まれて楽しんだ。
カラオケだけは歌わなかったが・・・
そんな時に、ユタカの元彼女が来た。
ユタカは元カノと楽しそうに飲みに出た。
日がまたいだ早朝。ゆうこの家にユタカが来た。
凄く酔っ払って現われたユタカ。
「お前さ太郎とヤッテるならそう言えよ。」
そう言ったあと、昨日の状況を説明し始めた。
飲んだ後にホテルに行った2人。
抱こうとしたが断られた。
それを聞いたゆうこ。
「つまんないこと言わないでよ。」
そう言うとユタカは静かに帰って行った。
そしてその日ユタカは真希を抱いた。
数日後のユタカのバイト先。
真希はユタカに聞いた。
「ユタカさん。誰が一番好きなの?」
ユタカは太郎を捕まえて言う。
「太郎かな?俺たちそういう仲なんだよ。」
真希はゆうこのバイトするスナックに電話した。
真希に呼び出されたゆうこ。
真希の同級生たちも一緒にいた。
真希はゆうこに言う。
「1週間くらい前にユタカさんとヤッちゃったんです。」
「それでもう気がすんだって言うか。」
「ユタカさんってすごい自分勝手じゃないですか。」
「それだけなんですけど先輩に聞いてもらいたくて。」
それを聞いたゆうこ。一気にお酒を飲み干した。
そして真希の同級生と関係を持った。
あれからしばらくユタカとは会っていない。
ママはゆうこに聞いた。
「ユタカちゃん来ないわね。」
「ユタカちゃん、ゆうこちゃんの彼氏でしょ?」
ゆうこは否定し、彼女がいることを教えた。
ママはユタカの彼女のことを知っていた。
「沖縄行ったんでしょ。あのアバズレ。」
「ピンサロで働いてたんだよ。」
その時新人さんが店に入ってきた。
偶然か、新人さんの名前もミドリ・・・
ゆうこは荒れていた。太郎とも寝ていた。
それから数日後、働いているゆうこにママは言った。
「ユタカちゃんのところに着てたわよ。」
「あのアバズレ。」
それを聞いたとたん走り出してしまうゆうこ。
バイト先から出てきてタクシーに乗るユタカとミドリ。
ゆうこは走って追いかけた。
しかしタクシーには追いつけない。
必死に走り続けるゆうこ。
夜の道路を一生懸命追いかける。
気がつくと朝日が上っていた。
ゆうこは気力を失い、ゆっくりと歩いていた。
そして家に帰った。
すると玄関の前にユタカがいた。
「遅せーよ。」ユタカ
「いつからいるの?」ゆうこ
「ずっと。」ユタカ
「お前ボロボロじゃん。どうしたの?」
「ユタカ私のこと知らないでしょ。」ゆうこ
「うん。知らない。」ユタカ
「私お店やめたいの。」ゆうこ
「いいんじゃない。辞めても。」ユタカ
「ねえ?ヤリたくない?」ゆうこ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
溶けてなくらなくてもいい。
初めてそう思ったSEXはとてもよくて、
ユタカはいつもよりグズグズしてて、
でもとても良くて・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「一日寝っちゃったな〜」
目覚めたユタカは言った。
それに対してゆうこは聞いた。
「何で来たの?」
「ミドリちゃんと一緒だったんでしょ?」
ユタカは答えた。
「俺さ。終わっちゃったミドリと・・・」
そしてユタカとゆうこは元の関係に戻った。
ある日ユタカとゆうこ、太郎の3人で歩いていた。
いつものような適当さでユタカは言った。
「なあ、ゆうこお前ソープで働かない?」
それを聞いた太郎は怒った。
「いい加減にして下さい。」
ユタカは笑いながら言う。
「冗談だろガキ。」
太郎の怒りは頂点に達した。
「ガキはてめ〜だろ。」
「いつもいつも回りの人間傷つけて、
どっちがガキだよ。」
それでもユタカはいつもの具合で返した。
「怖え〜。逃げようぜゆうこ。」
そう言ってゆうこの手を引っ張って走った。
そしてゆうこの家で抱き合った。
2人で寝ている布団の上でユタカが話し出した。
「ミドリはさ。なんか知らないけど出来やすい女でさ。」
「2回できてるの俺のとき。」
「金払えとか言われてるの。」
「慰謝料だとかなんだとか。」
「何でこんな話しているのかな?」
「何でも話しちゃうんだ。お前だと。」
「言ったっけ?俺真希とやったんだ。」
「処女だったんだぜ。」
「どうだったお前のほうは?」
「太郎とやったろ。」
ゆうこは素直に答えた。
「うん。」
ユタカは笑いながら言った。
「こういう関係もいいよな。」
ゆうこは今まで溜まっていたものが込み上げた。
「私ユタカが好き。」
「ユタカのことがメチャクチャ好き。」
「ユタカだけなの。」
「だから私のこと好きになってよ。」
それを効いたユタカは無言だった。
泣き出すゆうこ。
無言のまま服を着たユタカ。
「ほんじゃな〜」
そう言って家を出て行った。
その日、ゆうこはスナックに行った。
そしてママに
「仕事辞めさせてください。」
そう伝えるのであった。
そして最後のスナックの仕事。
今まで拒んできたカラオケ。
初めて自分から歌った。
何かを吹っ切るかのように・・・
〜〜 「14番目の月」 〜〜
作詞・作曲 荒井由美
あなたの気持ちが読みきれないもどかしさ
だから ときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん
終わりが 見える
um・・・ IWANUGA HANA
その先は言わないで
つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き
気軽なジョークが とぎれないようにしてね
沈黙がこわい
月影の道で 急に車止めないで
ドキドキするわ
um・・・ YANAGI NI KAZE
なにげなく かわすけど
つぎの夜から 欠ける満月より
14番目の月が いちばん好き
(終わり)
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