以下感想です(ネタバレあり)
筆致がこうの史代に似ていて、柔らかな線で鋭い内容が描かれます。テーマになっているのは「不倫」。高校生の直達は、共同生活を送ることとなった榊さんの母親と、自分の父親が昔不倫していたことを偶然知ってしまいます。
榊さんは母親の不倫がトラウマとなっており、自分は絶対恋愛していないと決めていて、そんな榊さんの心に寄り添いたいと直達は試行錯誤します。結局最後に二人はお互いの気持ちを確かめ合い、二人で新しい生活を始めようとする場面で物語は完結します。
この終わり方がつまらなかった!!
最後二人が付き合ってしまうことで、一気に三文小説(漫画)になったと感じました。できれば、二人それぞれが新しい生活を見つけてほしかったです。
お気に入りの登場人物は、直達のおじさん。幸せになってほしいです。
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