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2020年05月17日
TOEIC(トイック)300点UP!社会人向け時短勉強法
3ヶ月足らずの勉強で300点アップ!
かく言う私も300点アップなどと自慢げに言ってますが、ぶっちゃけ300点が600点になっただけです。
ただ、ここでいいたいのは 300点を600点にする のは、
3ヶ月もあれば充分 って事です。
特別な猛勉強をしたわけではありません。 隙間時間を活用 しただけです。
自宅最寄り駅から勤務先まで乗り換えなしの1時間という好条件を活かしました。
「通勤時間の活用」 です。社会人向けですね。
用意したものは、
• スマホアプリ
• ちょっと高級なヘッドホン
の2つだけです。
本当は 参考書 も一冊買ったんですが重いのと満員電車でひろげるのが面倒で、
ソッコー 使わなく なりました。
自己投資はケチらない!
スマホ アプリは有料 のものを選びました。
学生じゃないんですから、社会人ならこれくらいの 自己投資 をケチっちゃダメです。
実は私も最初はケチって 無料のアプリ をダウンロードしましたが、まぁ 使えない ですね。
やたら 個人データ要求 してきたり、英語 ニュースが読めるだけ だったり、便利機能を タップすると落ちたり 、
暇つぶしでやるならイイですが TOEIC(トイック) などである程度の 成果 を求めて勉強する場合は、
これじゃ続くものも 続かない です。
自己投資はちゃんとするべき ですね。
わたしは、関先生が丁寧に教えてくれる例のアレをフル活用しました。
高級ヘッドホン というのは、
メインの勉強場所が 電車内 なので耳を密閉して車内のアナウンスとかガタンゴトン音が聞こえないようしてなるべく 集中 したかったからです。
iPhone についてくるイヤホンだと騒音が入ってき過ぎて、英語のネイティブ特有の微妙な発音が聞き取れないかと。
結果的には大正解 でした。
遅延した時なんかに、車内やホームでガンガン流れる うるさいアナウンスの中 でも、
全く気にならずに 集中できた んで!
3万、4万となると流石に社会人で、ある程度安定収入があると言っても厳しいので、 1万円程度のもので充分 ですよ。
全然元取れます!
勉強法その1は100%至上主義を捨てる
基本的品にはアプリに従ってすすめただけなんですが、 100%至上主義は捨て ました。
どういうことかと言いますと、
• 基礎の基礎 みたいなところは やらない 。
• 単語は10覚えるところでも、 7〜8割覚えたら次に 進む。
例えばこんな感じです。
平日毎日10単語を学習するとして、 月〜金で50単語学習し35前後覚えた ものを
週末に復習 して 40〜45を確実に するといった感じです。
練習問題は本番フォーマット構成なので、
そのまま平日にPart1,part2 と順を追ってやっていき、その週にやったパートを 週末に復習 するというやり方で学習しました。
こちらも、全問正解しないとダメなどとは思わずに、 7〜8割できたら次に 進みましょう。
これを週単位で 繰り返すだけ です。
どこかで区切りが悪くなって火曜日に全部のパートが終わっちゃう時とかも 先を急がず 、その章全体の 復習 に充てました。
8〜9割正答できるようになってた問題を 半分近く忘れてる …、なんてことは 全然普通 です。
で、ここで めげちゃダメ なんです。
日常で英語を使っている訳でまりません。しかも社会人です。
まともな社会人なら平日にまとまった時間は取れませんし 忘れてて当然 です。
半分も覚えてられたら自分を褒めてあげましょう。
仕事でも100%至上主義に陥って身動き取れなくなる人いますよね。
社会人なら何人か心あたりがあるとおもいます。じっくり行きましょう。
その2は継続は力なり、習うより慣れろ
当たり前過ぎて拍子抜けな感は否めませんが、真実です。
実際、中学生レベルの英語がわからないと厳しいですが、
大学を真面目に目指した事がある人の英語力があれば 「習うより慣れろ」 は当てはまります。
特にリスニング はそうです。
私の使ったアプリでは1度出た単語や熟語、言い回しが何度も繰り返しでて来ます。
最初は聞き取れなくても、いくつか先の問題で聞き取れるようになっていたりします。
そして、2日くらい サボる とあからさまに 聞き取れなく なってたりもします。
なのでやっぱり 「継続は力、習うより慣れろ」 を肝に銘じてコツコツやるのが 王道 ですね。
ただ継続しろといわれても精神論だけでは簡単に挫折しますので、それ相応の仕掛けが必要となります。
TOEIC(トイック)を受けるなら 有料アプリ を選びましょう。
当初私も「まずは 無料のをいくつか試して から…」などと考えていましたが、 時間の無駄 でした。
まともに動かないのがフツーな感じで、ユーザのやる気を打ち砕く事しかしません。
その点よくできた 有料アプリ は、当たり前ですが 落ちたりしません し、使い易くできています。
講義動画についても構成もプロなら講師もプロなので、
スマホで見やすい、聴きやすい、わかりやすい 作りになっています。
社会人なら通勤電車の中や得意先への移動など 隙間時間を有効に 使いたいですよね。
そんな時、 使い易いアプリ は非常に頼りになる存在です。
使いやすく、手軽に再開できるというのはちょっとした隙間時間を活用できるため継続するための助けになります。
うまく習慣化してしまいましょう。
無料アプリ の調査に時間をかけるのは 無駄 です。
社会人ならケチらずに継続するための仕掛けにもちゃんと投資しましょう。
自分に投資 する人だけが 成長 します。
その3、音読が最強の勉強法
恥ずかしがらず 声に出して読みましょう。
電車内の騒音に紛れ てブツブツと 小さな声で音読 したり(社会人としていかがなものかと思わないでもないです)。
たまに変な目で見られる事もありましたが、その時だけ一瞬やめればどうってことはありません。
イヤホンの シャカシャカ音漏れの方がよっぽど迷惑 です。
こっちは高級ヘッドホンなので音漏れなんかしませんし。
話がそれましたが、お手本にならって 音読することのメリット は、
• 英語特有の リズムに慣れ てくる。
• ネイティブ特有の 軽い発音に慣れ てくる。
• 目で読み、声に発して、耳で聴く事で 慣れる(学習)スピード が上がる。
が挙げられます。順を追って説明します。
英語特有のリズムに慣れてくる。
英文を黙読だけで読んでいると、普通の日本人は 日本語のリズム で読んでいます。
試しにお手本のネイティブが読み上げるスピードで黙読してみればわかります。
初めは全くついていけません 。
なので、お手本に合わせて 何度でも音読 してください(シャドーイングと言います)。
たとえお手本通りのスピードで読めなくても 英語特有のリズム には相当 慣れる 事が出来ます。
ここでも 7割できたら次へ 進みましょう。
ネイティブ特有の軽い発音に慣れてくる。
どういうことかと言いますと、例えば、
目的語の代名詞(it, him, her などなど)や、
should, could, would, hadなどの助動詞、
have been, had been, beingなど完了形、進行形を
どうネイティブが発音し ているか(実は発音してなかったり)に 慣れる 事が出来ます。
これもお手本に合わせて 何度も何度も音読 してください。
ネイティブのようには発音出来なくても 段々と聴こえて きます。
聞こえてくると 気持ちに余裕 が出て、堅苦しい文法に囚われる事なく
話し手のネイティブが 言っている事を拾える ようになります。
目で読み、声に発し、耳で聴く事で慣れ(学習)のスピードが上がる。
ここまで読めば言わずもがなな感じですが、
黙読だけとか、書いて覚える系ではこれらの 学習効果は得られません 。
英文を何度も何度も 繰り返し音読 することで慣れる、すなわち 学習スピードが飛躍的に 上がります。
また、副次効果として単語も自動的に覚えちゃいます。
しかも、単語を単語として覚えるのではなく、実際の英文、英語での会話の中に出てくる 生きた文脈、用法 で英単語を 覚える ことができます。
単語を例文で覚えると 応用が効く んです!
短時間で効果が出やすい ので社会人とってはホントにありがたい勉強法です。
こんな一石二鳥、三鳥の勉強法ほかにありますか。
3ヶ月弱このやり方で300点アップしました。
アラフィフ社会人の私でも、実際に 3カ月でTOEIC300点アップ を実現することができました。
• 「継続」する事で成果を出す ことができます。3歩進んで2歩下がる、時には4歩、5歩下がることもありましたが「継続」する事で成果を出すことができました。
• 出来ない理由を並べない。 継続する方法 を考え実行し 習慣化 する。
• 少しでも 成果を感じ たら自分を褒めて、 モチベーションをキープ しましょう。くれぐれも100%至上主義に陥ってはいけません。
歳だからとか、時間がないからとか出来ない理由を並べてないで、
気負わず、ジックリと、コツコツと
カッコよく英語で道案内してる 未来の自分を目指して「継続」 しましょう。
「スタディアプリ」一択(個人的には)
正直なところ幾つか試してそう思っているわけではないです。
一番最初に 7日間お試し で利用してみてかなりシックリきたので そのまま継続 しました。
他にもっとすごいのあるのかもしれませんが評判、聞こえてこないです。
大学入試まではそこそこできたのに今は300点前後をウロウロしている人にはマッチしていたのかもしれません。
では、 スタディサプリのTOEIC(トイック)アプリ のメリット・デメリットについて説明していきます。
講師の関先生がGood!
• TOEIC(トイック)を意識 しているからだと思いますがテクニック論は横に置き、言葉の意味や表現している事の 本質を教えて くれます。
これを理解できれば、「ある単語の意味(日本語訳)」ではなく、「あるシチュエーションにおいて、こういうニュアンスを伝える時にこう使われることが多い」など単語の用法に 応用が効く ように 解説 してくれます。
別の問題で、違った単語を使って 似たような意味 合いを表現している際に 察しがつく ようになります。
• 英文法も同様に、基本、応用例、特殊型などに分けて 具体的に講義 してくれます。
• ただ、これは関先生のせいではないですがやや 抽象度が高く なりその場ではわかった気になっても、次の問題で出くわした時に 覚えてない なんてこともザラにありますので、 繰り返し音読でクリア していきましょう。
サポート機能が充実!
サボる とすぐに 通知 がきます。
それも「連続学習記録が途絶えちゃいますよ…」的な 優しい言い回し で。
「しゃ〜ない、やるか!」とはなかなかなりませんが、たまにはなります。
ところで、
この手の 学習アプリ (eラーニング)でもっとも 重要な機能 って何だと思いますか?
下手するとコンテンツよりも重要かもしれません。
それは 進捗管理 機能です。
これが 「継続」を可能に してくれます。
スタディサプリ は、このあたりを相当抜かりなく 作り込んで あります。
• 週何時間勉強するぞ!の 目標設定 。クリアすると褒めてもらえます。後で 統計データ としてみれるので、無謀な目標や甘すぎる 目標を是正 できます。
• 各チャプターでの 正解度表示 機能。よくある「よくできました」「頑張りましょう」的なものですが、自分は「PART4はいいけど、PART3苦手だな」とか 一目瞭然 です。
• 間違い箇所保存 機能。あとで間違った箇所を 重点的に復習 できます。
• などなど、 「効率的で、継続できる」仕組み でサポートしてくれます。
アップグレードが頻繁!
ちょいちょいアップグレードされます。
新しい練習問題 の追加、 単語の解説 の追加(全単語に解説が収録されているわけではない)、
新機能 (間違ったとこだけ復習機能)などコンテンツや機能面から、
問題文の読み上げ時と先生の講義時の音量に差がありすぎて調整がめんどいなど、 使い勝手 の面まで
様々な アップデートが頻繁 に行われます。
使っているうちにアプリ自体が どんどん進化 していくのですごく 得した気分 にしてくれます。
価格は?
定価はあるにはありますが 年中何らかのキャンペーン とかやってるんで実際いくらなの?がよくわかりません。「最大X万円キャッシュバック」とか…。
参考までに2020年3月時点のスタディサプリENGLISHパーソナルコーチプランの価格表を貼っておきます。
3ヶ月プログラム
6ヶ月プログラム
月額
22,666円
16,333円
一括払い
68,000円
98,000円
キャッシュバック
20,000円
アンケート に答えることで キャッシュバック されたりと色々条件はあるようですが、
これに申し込むと「TOEIC対策コース」「日常会話コース」は すべて無料 でつかえるそうです。
自分の目標やレベルに合わせた教材は 使い放題 は嬉しいですね。
8日間は クーリングオフ も可能(HPにちゃんと記載されています。さすがリクルート!)となっています。
また、 途中解約 の場合も利用期間に応じて最大 7割の返金 があるようです。
インバウンド、オリンピックなどで 大勢の外国人 が来日します。
突然、道を聞かれ周りの 友人や同僚 が対処に困って 謎の笑顔 で固まっている時や、
デート中、特にやっと誘えた ファーストデート中 なんかに、
サラッと答え たあと、軽く ジョーク なんか言い合って、
お互い笑いながら"Thank you, bye."とか言われちゃったら、 カッコイイ と思いませんか。
当然、 仕事でも役立つ 機会もありますし社会人にはかなり 安い投資 だと思います。
自己投資 した人だけが 変わる ことができるんです。
なので 「まずは初める」が正解 です!
「本気っぽいのはちょっと…」とか「TOEIC(トイック)とは別に…」
など、もっと カジュアルに 始めたい方は、「日常会話コース」がおすすめです。
月払い
6ヶ月パック
月額
1,980円
1,780円
一括払い
---
10,680円
キャッシュバック
---
3,000円
最近12ヶ月プランが新設され、新規入会特典:7,200円 のキャッシュバック+12ヶ月パック割引:4,800円 のキャッシュバックで初年度 実質、980円 (税抜)で使えるそうです。
やっぱり、 「まずは初める」が正解 ですね。
AIプログラマーが稼げる4つの理由教えます。
IT業界に25年以上生息している元システムエンジニアです。大企業、ベンチャー、地場SIerなど4社ほど渡り歩いいております。現在、セールスサイドに軸足を置きお客様のビジネスイシュー(経営課題)の発見からITによるソリューション(解決策)の提案を生業としています。そんな私がAIプログラマーの有望な将来性、稼げる理由について書いていきます。
?
• 従来のシステム開発領域はAIに取って代わられます。
• 市場の拡大にAI人材の供給が圧倒的に不足しています。
• 従来のSE/プログラマーは競争相手として戦い易いです。
• 従来の現場をAIプログラマー達の最新スキルが活性化します。
これら理由について、順を追って説明していきます。
従来のシステム開発は基本的に人間が行っている業務をコンピュータを使って代行させる形で行われてきました。いわゆる「現行業務ありき」と言われれるもので、複雑に入り組み人と人とのしがらみを含め、「現行業務が正しい」という盲信に支えられて、あるがままをシステム化していました。ある業務を効率化の名の下に変更しようものなら現場のヌシからの猛烈な反発や、他部署のうるさ型が「それじゃこんなケースが捌けない」とか抵抗勢力がもっともらしい理由づけで「現行踏襲」を強要してきました。心あるプログラマーは「いや、こうすべきです」など提言するものの最終的にはお客様が承認しない限り次の工程には進めませんので、ビジネス面から考えると抵抗勢力の言いなりになっていた方が仕事は進むし、失敗したときの伝家の宝刀「お客様要望」が使えるので、より良いシステム開発というモチベーションはどこにも存在しなくなります。つつがなく「お客様要望」をそのままプログラムに落とし込んでいくという恐ろしく退屈な作業が今の開発現場の現実です(当然例外はありますが)。このような開発のやり方はAIによって置き代わっていきます。
すなわち「現場のヌシ」のノウハウや、うるさ方が指摘するレアケースなどはAIが判断して問題なく業務を回してくれるようになります。これが「取って代わられる」ということです。
AIプログラマー以外にも高度な専門スキルで稼げる職種としてはPM(プロジェクトマネージャ)やコンサルタントがありますが、これらの職種は稼げるスキルの一定部分は10年、20年の経験そのものだったりするので、明日からPMですって言う訳にはいかないです。
他(業務系やweb系のSE/プログラマー)はAIによって代替されるので今から業務系やweb系のSE/プログラマーになる必然性はありません。
?
出典:富士通キメラ総研
富士通キメラ総研によると2015年に1,500億円だった市場規模は2030年には2兆1,200億円規模になると試算されています。10倍以上です。そのような中、2025年には「2025年の崖」と言われる社会的な事象が発生すると言われています。これは超ざっくりいうと、少子高齢化に伴い生産年齢人口が減り日本中至る所で人手そのものの不足、高齢者の引退によりノウハウが消失し生産性、品質の低下を招くというものです。残り数年間に世の中の暗黙知(秘伝のタレ的なノウハウ)をAIに移行しないと、MADE IN JAPAN ブランドも「高かろう悪かろう」になってしまうでしょう。また、グラフでは少なくとも2030年までは順調に拡大していくので2025年以降も稼ぐことができます。
その後はどうなるか?は全く不明です。IT業界は移り変わりは非常に早いのであまり先を気にしすぎるよりも、走りながら考えるようにしないとすぐガラパゴス化します。10年ちょっと前マイクロソフトは巨人と言われ敵なし状態でしたが、今やGAFAの中にマイクロソフトは入っていません。ファンダメンタルなスキルを身につければ何年後でも稼げます。今から準備すれば充分間に合いますし、ここ5年が勝負です。
従来型の開発手法が染み付いたSE/プログラマーは変化を好みません。毛嫌いすらします。新しいことにチャレンジしても成功するのが当たり前、失敗すると大失点という理不尽な世界に生きていますので当然です。そんな人達が「お客様要望」により半ばイヤイヤ、昔ならの考え方やメソドロジー(方法論)でAIを活用しようとしているのが現状です。従来型のSE/プログラマーも個々人では変わりたい人、チャレンジしたい人は少なからずいるんですが、組織がそれを阻みます。「そのやり方だとお客様上層部が納得しない」「そんなやり方は前例がない」「どこかれそれをやって失敗した」などを理由に従来のやり方に縛りつけて勝手に苦しんで沈んでいくでしょう。
これからのAIプログラマーは従来のやり方に縛られない、AIを活用するためのベストプラクティスを身につけたスペシャリティを持ったプログラマーです。
従来型の人たちにどんどんベストプラクティスをぶつけていきましょう。彼らが従来のやり方に縛らられるのはAI活用のやり方について正解を知らないからで、ベストプラクティスを提案することで感謝されるシーンも多くなるはずです。それでも抵抗するなら、その現場から離れましょう。どうせ沈む船です。これからの世の中、あなたが乗るべき船はたくさんあります。
前の章でも少し触れましたがAIプログラマーは、AIを使うにあたってのベストプラクティスを学びスペシャリティを持ったプログラマーです。ですが、誰でも最初からスペシャルなスキルを持っているわけはありません。「プログラムとかITとか全く分かりません」という方もいるでしょう。でも。全然気にしなくて大丈夫です。返ってその方がイイくらいです。これも前章までで少し触れましたが、従来型のSE/プログラマーは過去の成功体験、前例至上主義、伝家の宝刀「お客様要望」が邪魔をして最新のメソドロジーを受け入れて実践しようとはしません。良し悪しではなくそう言う習性が染みている人たちです。
そんな旧態依然としたITの現場に、あなたの最新技術で新しい血を注入し現場を活性化して「雇い主」「プロジェクトメンバー」「クライアント」から感謝されましょう。
それによって、あなたの価値=収入が決まります。頑張り次第ですが、就職しても、フリーでやっても年収1000万は稼げます。
• AIプログラマーの将来性は有望!というか他が将来性なさすぎです。
• AIプログラマーの今後10年以上市場に求められる人材です。
• AIプログラミングのスペシャリティが必要とされています。従来型の人たちにはAIプログラミングに関して圧倒的に不足したスキルです。
• AIプログラマーのスペシャリティで現場を活性化し感謝されながら稼ぐことができます。
?
AIプログラマーが稼げる4つの理由
• 従来のシステム開発領域はAIに取って代わられます。
• 市場の拡大にAI人材の供給が圧倒的に不足しています。
• 従来のSE/プログラマーは競争相手として戦い易いです。
• 従来の現場をAIプログラマー達の最新スキルが活性化します。
これら理由について、順を追って説明していきます。
「従来のシステム開発領域はAIに取って代わられる」ってどういうこと?
従来のシステム開発は基本的に人間が行っている業務をコンピュータを使って代行させる形で行われてきました。いわゆる「現行業務ありき」と言われれるもので、複雑に入り組み人と人とのしがらみを含め、「現行業務が正しい」という盲信に支えられて、あるがままをシステム化していました。ある業務を効率化の名の下に変更しようものなら現場のヌシからの猛烈な反発や、他部署のうるさ型が「それじゃこんなケースが捌けない」とか抵抗勢力がもっともらしい理由づけで「現行踏襲」を強要してきました。心あるプログラマーは「いや、こうすべきです」など提言するものの最終的にはお客様が承認しない限り次の工程には進めませんので、ビジネス面から考えると抵抗勢力の言いなりになっていた方が仕事は進むし、失敗したときの伝家の宝刀「お客様要望」が使えるので、より良いシステム開発というモチベーションはどこにも存在しなくなります。つつがなく「お客様要望」をそのままプログラムに落とし込んでいくという恐ろしく退屈な作業が今の開発現場の現実です(当然例外はありますが)。このような開発のやり方はAIによって置き代わっていきます。
すなわち「現場のヌシ」のノウハウや、うるさ方が指摘するレアケースなどはAIが判断して問題なく業務を回してくれるようになります。これが「取って代わられる」ということです。
AIプログラマー以外にも高度な専門スキルで稼げる職種としてはPM(プロジェクトマネージャ)やコンサルタントがありますが、これらの職種は稼げるスキルの一定部分は10年、20年の経験そのものだったりするので、明日からPMですって言う訳にはいかないです。
他(業務系やweb系のSE/プログラマー)はAIによって代替されるので今から業務系やweb系のSE/プログラマーになる必然性はありません。
市場の拡大にAI人材の供給が圧倒的に不足する?
?
出典:富士通キメラ総研
富士通キメラ総研によると2015年に1,500億円だった市場規模は2030年には2兆1,200億円規模になると試算されています。10倍以上です。そのような中、2025年には「2025年の崖」と言われる社会的な事象が発生すると言われています。これは超ざっくりいうと、少子高齢化に伴い生産年齢人口が減り日本中至る所で人手そのものの不足、高齢者の引退によりノウハウが消失し生産性、品質の低下を招くというものです。残り数年間に世の中の暗黙知(秘伝のタレ的なノウハウ)をAIに移行しないと、MADE IN JAPAN ブランドも「高かろう悪かろう」になってしまうでしょう。また、グラフでは少なくとも2030年までは順調に拡大していくので2025年以降も稼ぐことができます。
その後はどうなるか?は全く不明です。IT業界は移り変わりは非常に早いのであまり先を気にしすぎるよりも、走りながら考えるようにしないとすぐガラパゴス化します。10年ちょっと前マイクロソフトは巨人と言われ敵なし状態でしたが、今やGAFAの中にマイクロソフトは入っていません。ファンダメンタルなスキルを身につければ何年後でも稼げます。今から準備すれば充分間に合いますし、ここ5年が勝負です。
「従来のSE/プログラマーは競争相手として戦い易い」ってどういうこと?
従来型の開発手法が染み付いたSE/プログラマーは変化を好みません。毛嫌いすらします。新しいことにチャレンジしても成功するのが当たり前、失敗すると大失点という理不尽な世界に生きていますので当然です。そんな人達が「お客様要望」により半ばイヤイヤ、昔ならの考え方やメソドロジー(方法論)でAIを活用しようとしているのが現状です。従来型のSE/プログラマーも個々人では変わりたい人、チャレンジしたい人は少なからずいるんですが、組織がそれを阻みます。「そのやり方だとお客様上層部が納得しない」「そんなやり方は前例がない」「どこかれそれをやって失敗した」などを理由に従来のやり方に縛りつけて勝手に苦しんで沈んでいくでしょう。
これからのAIプログラマーは従来のやり方に縛られない、AIを活用するためのベストプラクティスを身につけたスペシャリティを持ったプログラマーです。
従来型の人たちにどんどんベストプラクティスをぶつけていきましょう。彼らが従来のやり方に縛らられるのはAI活用のやり方について正解を知らないからで、ベストプラクティスを提案することで感謝されるシーンも多くなるはずです。それでも抵抗するなら、その現場から離れましょう。どうせ沈む船です。これからの世の中、あなたが乗るべき船はたくさんあります。
「従来の現場をAIプログラマー達の最新スキルが活性化」なんてできるの?
前の章でも少し触れましたがAIプログラマーは、AIを使うにあたってのベストプラクティスを学びスペシャリティを持ったプログラマーです。ですが、誰でも最初からスペシャルなスキルを持っているわけはありません。「プログラムとかITとか全く分かりません」という方もいるでしょう。でも。全然気にしなくて大丈夫です。返ってその方がイイくらいです。これも前章までで少し触れましたが、従来型のSE/プログラマーは過去の成功体験、前例至上主義、伝家の宝刀「お客様要望」が邪魔をして最新のメソドロジーを受け入れて実践しようとはしません。良し悪しではなくそう言う習性が染みている人たちです。
そんな旧態依然としたITの現場に、あなたの最新技術で新しい血を注入し現場を活性化して「雇い主」「プロジェクトメンバー」「クライアント」から感謝されましょう。
それによって、あなたの価値=収入が決まります。頑張り次第ですが、就職しても、フリーでやっても年収1000万は稼げます。
まとめ
• AIプログラマーの将来性は有望!というか他が将来性なさすぎです。
• AIプログラマーの今後10年以上市場に求められる人材です。
• AIプログラミングのスペシャリティが必要とされています。従来型の人たちにはAIプログラミングに関して圧倒的に不足したスキルです。
• AIプログラマーのスペシャリティで現場を活性化し感謝されながら稼ぐことができます。
AIプログラマーはユーザ企業を狙え!【ホントに困ってるのはユーザ企業です】
IT業界に25年以上生息している元システムエンジニアです。大手SIer、ベンチャー、地場SIerなど4社ほど渡り歩いいております。
現在はセールスサイドに軸足を置きお客様のビジネスイシュー(経営課題)の発見からITによるソリューション(解決策)の提案を生業としています。
ちょっと前に「【若手プログラマーへ告ぐ】これからの転職はAI系一択です!」という記事を書きましたが、これAIと言ってもIT系企業に行く必要はないです。
もっというとIT系じゃない方がいいんじゃないかとすら思っています。
究極的にはどこに行ってもミスマッチは起こりうるんですが、あえて言い切るとするとユーザ企業に行くべきです。
なぜか?をこれから説明します。
今時IT企業が「AIにはまだ取り組んでません」なんて口が裂けても言えないので、どこだって重要視してるって言います。
特に大手、準大手のSierと言われるところならITと言われるモノ全方位的にソリューション展開していないとすぐ干されるので、
ソリューションラインナップには2、3それっぽいモノは書いてあったりするんですが、その実、
1つの部署の2、3人がデモプログラム作っただけとか、
いかにも自社の導入実績のような書き方をして全部外注に丸投げだったりします。
特に後者の場合、「優秀なパートナーと多数連携して…」とか言い出したらその会社に実態はないと思った方がいいです。
次にベンチャー系の企業の場合は、そもそもAI系の会社ならいいですがWEB系をやってたけどAIって言わないと食っていけないんで仕方なしに言ってるだけのところもあります。
「今後はうちもAI系に力を入れて…」とか「今まさにAI系に投資して…」みたいなこと言い出したらヤバいです。
十中八九、AI系の仕事なんて1割以下でしょう。
WEB系の仕事の合間に勉強会と称してAIのプログラミングちょっとやってみる程度じゃないかと思います。
というわけで、「今日からAI」みたいなところは危険です。
AI以外の仕事が山積みでしょう。既存のビジネスモデルで稼いでいる企業にとってAIなんてない方が安定的に稼げるんですから。
IT企業がそんな感じなので、困るのはユーザ企業です。
日本のIT業界はこれまで世界でも稀に見る多重請負構造でユーザ企業内にIT人材が育っていない現実があります。
10年前なら中小の下請け会社の人間を奴隷扱いしてどうにかできましたが、
今やある程度の会社だと中小のIT企業やフリーランサーと直接取引ができないような状態になっていたりもするので、
わけのわからん大手、準大手のSIer相手にPOC(概念実証)でAI試したいと相談するしかないんですが、
なにぶん大手、準大手のSIerも社内プロセスが色々ありますし、中間マージンとって実働分は予算の半分以下みたいなことが頻発していてマジで難儀しているわけです。
そこでここ数年で出てきたのが「内製化」というキーワードです。
2025年の崖みたいな話もあり、これまで外部に求めていた優秀な人材がお金をいくら積んでも「いない」状態が見えてきたこと、
ならいっそのことスピード重視で自分たちで作ってしまえ(Dev Ops)的考え方の普及により、
先端技術の活用法検討とか本当に今すぐに欲しい機能を内製化できる仕組み作りに動いている企業は結構あります。
特にRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)で上手く行った企業はその傾向が強いように見えます。
RPAってエンジニアがプログラミングするモノじゃなくてエンドユーザがGUIでチャチャっと作って使ったり、
エクセルの関数、マクロ感覚でユーザ部門の少々手の動く人が作って自部書に普及させてたりと、
四半世紀前のEUC(エンド・ユーザ・コンピューティング)みたいなやり方でやったところが成果を出したりしています。
企業によっては部署に数人「ユーザ部門の少々手の動く人」のスキルレベルまで引き上げる施策を実施しているところもあるようです。
プログラムスキル=IT系と短絡的に考えずユーザ企業側の人材難に着目した作戦もありかと思っています。
今後はますます業界の垣根がなくなってきます。
どんな企業もITをフル活用しないと減っていく生産年齢人口分の労働力をカバーできなくなってくるのは目に見えているので、
ITやAIを上手く活用できたユーザ企業が生き残り、言われたものを作ってるだけのIT屋さんは淘汰されていくのではないかと思う次第です。
現在はセールスサイドに軸足を置きお客様のビジネスイシュー(経営課題)の発見からITによるソリューション(解決策)の提案を生業としています。
ちょっと前に「【若手プログラマーへ告ぐ】これからの転職はAI系一択です!」という記事を書きましたが、これAIと言ってもIT系企業に行く必要はないです。
もっというとIT系じゃない方がいいんじゃないかとすら思っています。
ユーザ企業に行くべし!
究極的にはどこに行ってもミスマッチは起こりうるんですが、あえて言い切るとするとユーザ企業に行くべきです。
なぜか?をこれから説明します。
・IT系でAIにガチで取り組んでるところってそんなに多くないです。
今時IT企業が「AIにはまだ取り組んでません」なんて口が裂けても言えないので、どこだって重要視してるって言います。
特に大手、準大手のSierと言われるところならITと言われるモノ全方位的にソリューション展開していないとすぐ干されるので、
ソリューションラインナップには2、3それっぽいモノは書いてあったりするんですが、その実、
1つの部署の2、3人がデモプログラム作っただけとか、
いかにも自社の導入実績のような書き方をして全部外注に丸投げだったりします。
特に後者の場合、「優秀なパートナーと多数連携して…」とか言い出したらその会社に実態はないと思った方がいいです。
次にベンチャー系の企業の場合は、そもそもAI系の会社ならいいですがWEB系をやってたけどAIって言わないと食っていけないんで仕方なしに言ってるだけのところもあります。
「今後はうちもAI系に力を入れて…」とか「今まさにAI系に投資して…」みたいなこと言い出したらヤバいです。
十中八九、AI系の仕事なんて1割以下でしょう。
WEB系の仕事の合間に勉強会と称してAIのプログラミングちょっとやってみる程度じゃないかと思います。
というわけで、「今日からAI」みたいなところは危険です。
AI以外の仕事が山積みでしょう。既存のビジネスモデルで稼いでいる企業にとってAIなんてない方が安定的に稼げるんですから。
・ホントに困っているのはユーザ企業です。
IT企業がそんな感じなので、困るのはユーザ企業です。
日本のIT業界はこれまで世界でも稀に見る多重請負構造でユーザ企業内にIT人材が育っていない現実があります。
10年前なら中小の下請け会社の人間を奴隷扱いしてどうにかできましたが、
今やある程度の会社だと中小のIT企業やフリーランサーと直接取引ができないような状態になっていたりもするので、
わけのわからん大手、準大手のSIer相手にPOC(概念実証)でAI試したいと相談するしかないんですが、
なにぶん大手、準大手のSIerも社内プロセスが色々ありますし、中間マージンとって実働分は予算の半分以下みたいなことが頻発していてマジで難儀しているわけです。
そこでここ数年で出てきたのが「内製化」というキーワードです。
2025年の崖みたいな話もあり、これまで外部に求めていた優秀な人材がお金をいくら積んでも「いない」状態が見えてきたこと、
ならいっそのことスピード重視で自分たちで作ってしまえ(Dev Ops)的考え方の普及により、
先端技術の活用法検討とか本当に今すぐに欲しい機能を内製化できる仕組み作りに動いている企業は結構あります。
特にRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)で上手く行った企業はその傾向が強いように見えます。
RPAってエンジニアがプログラミングするモノじゃなくてエンドユーザがGUIでチャチャっと作って使ったり、
エクセルの関数、マクロ感覚でユーザ部門の少々手の動く人が作って自部書に普及させてたりと、
四半世紀前のEUC(エンド・ユーザ・コンピューティング)みたいなやり方でやったところが成果を出したりしています。
企業によっては部署に数人「ユーザ部門の少々手の動く人」のスキルレベルまで引き上げる施策を実施しているところもあるようです。
というわけで
プログラムスキル=IT系と短絡的に考えずユーザ企業側の人材難に着目した作戦もありかと思っています。
今後はますます業界の垣根がなくなってきます。
どんな企業もITをフル活用しないと減っていく生産年齢人口分の労働力をカバーできなくなってくるのは目に見えているので、
ITやAIを上手く活用できたユーザ企業が生き残り、言われたものを作ってるだけのIT屋さんは淘汰されていくのではないかと思う次第です。