07年、主演映画の舞台あいさつでの「別に」発言やハイパーメディアクリエイター「高城剛」との離婚でお騒がせしていた沢尻エリカが、またまたゲキ悪態度で会見を行った。
今回は8年ぶりの地上波連続ドラマ主演作『ファースト・クラス』の会見。21日の放送で初の2ケタ視聴率となる10.3%を記録して幕を閉じた。
ドラマのキャッチコピーは「私以外、全員悪女。」で、いままでの「エリカ様」にはうってつけの配役。7年前から培ってきた、キャラが今回も功を奏したのか、なんとか視聴率はキープしたままクランクインを迎えることができたようだ。
一昨年公開の主演映画『ヘルタースケルター』では、共演した大先輩の桃井かおりや寺島しのぶを傲慢な態度でことごとく激怒させた彼女だが、今作は久々の連ドラ主演ということもあって気合を入れて撮影に臨み、大きなトラブルはなく、さらに、女優としての格付け的には同年代の菜々緒や佐々木希を完全に見下していて、相手にしていなかった模様。
ただ、カメラマンに対してはインタビューでドラマ以外のことを聞くと、『その質問、関係ないんじゃないですか』とピシャリ。カメラマンから笑顔を要求されると、『今、笑いたくないんですけど』と、ぶんむくれだったとか。
彼女はムラのある女優であるという格付けがしくっりくると思うのだが、7年前の「別に」騒動から立て続けに世間を騒がせている。その度にワイドショーで取り上げられ、ストレスで派手な格好で飲みまわり、またワイドショーで報道されるというループを繰り返している。
もうここまでくると彼女のお家芸と呼ばざるを得ない。
今まで数々の奇行や目を引くスキャンダルで世間をにぎわしてきた彼女。こうしてコンスタントに話題に上るのもトップ女優がなせる技?とそろそろ思わないではない。
07年以前の作品までは、清楚なイメージと抜群のルックスそしてそれらに見合う演技で女優ランクをゴボウ抜きだった。そこからの急な方向転換、そのギャップが世間からみても興味深かったと思う。
今回は会見での7年越しの悪態である。もしかすると、今まで抑えてきた天狗の鼻が、「ヘルタースケルター」での大活躍や今回のドラマの大成功で、またまたムクムクとうずいたのではないか。
それを思うと、やはり「ムラのある女優」と「お騒がせな女優」を行ったり来たりして活躍していくのだろうと思う。
だが裏を返せば、「落ち着いてまた調子にのる」を繰り返して世間の注目を集める彼女は、やはり大女優なのでしょう。
またやりすぎて、夜のスクープでお目にかかるのを期待するばかりである。
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