たしか亡くなったのは1985年の8月。
ハレー彗星が接近した年の夏の中ごろだったと記憶しています。
金属疲労、隔壁、ダッチロール。時代の言葉でした。
最新のサウンドというわけじゃない、
かといって古臭くて聞くに堪えないことはない。
単純にノスタルジアに訴えるというものでもなく、
とにかく日本のオリジナル。
アニメ、オタク文化、日本食などさまざまな日本文化が
世界を席巻しています。
しかし音楽に関していえばこの世紀の名曲を超えた
浸透力のあるものは未だ存在しないように思います。
世界に通じるのはしっかりとしたオリジナリティーと
背景を持ち、日々研鑽を重ね続けたもの。
その真摯な努力が世界に通ずるということ。
国際化のための英語教育をさかんに押し出す日本。
英語はツールとしては必要であると思います。
ただし、自己のアイデンティティーが
確固としたものでなければ意味がない。
ツールに振り回されてしまう。
日本人が国際社会に出たとき、
流暢な英語を身につけていても
それだけでは薄っぺらです。
日本人として自らを主張するならば、
胸を張って日本人であるといえるだけの
自らの背景に関する理解と認識を備えていなければ
存在意義を失います。
3歳児からの英語教育はよほど注意しないと
そこそこの英語を操り、
あやふやな日本語を話す日本人が出来上がる。。。
可能性が高い、
と言わないといけないのだろうが、潔くないので断言しておきます。
英語教育にかける時間があったら
もっと日本文化や好きな事に勤しむ時間に向けるべきです。
シンガポールをベースに仕事をしている友人の話では
他民族国家であるシンガポールはほぼ全国民が
マレー語や中国語のほかに共通の英語を話すということを
先駆けて実現しているのだそうです。
しかしその実態はとても国際社会の場で通用する
英語ではなく、独特の発音言い回しのおかしな英語。
いわゆるシングリッシュと呼ばれるものだそうで、
英語は話せないわけじゃないのですが
特殊すぎて英語としては認識されません。
シンガポールはシングリッシュの弊害に悩んでいる。
人の振り見て我が振り直せです。
私見ではありますが、英語教育は中学からで十分。
小学校は教科とせず、英語に親しむ程度の英語会話遊びで十分。
魅力ある人間になって
多くの英語ネイティブたちがそうであるように
『俺は日本語話してんだ。おめ〜日本語話せネェ〜のか?』
そういえるようになって初めて言語的対等の立場です。
友好とは対等の関係であるべきで従属や追随ではないはずです。
■ Fun with English ■ + It's ”Strategic Evaluation”
All the people tell me so
But what do all the people know?
ある企業の英語研修を担当している友人と話す機会がありまして
受験戦争を勝ち残ってきた親父たち(そこそこのお偉いさん方)は、
発音こそ上等ではないが、
ほんの僅かな努力でベラベラと英語を話せるようになるそうです。
つまり、受験勉強で基礎がしっかりしているということです。
もちろん研修担当者の腕にもよります。
件の親父たちは本来の専門分野、得意領域を持っているので
大きな戦力になるそうです。
しかし、使えないのはあやふやな日本語を話しそこそこの英語を話すだけの組。
簡単な通訳や怪しげな翻訳しかできず大きな戦力にはならないそうです。
英語さえ身につければ。。。と考えている親御さんがいたとしたら
大いなる戦略ミスです。
企業はそれほど甘くはありません。
TOEICで満点を取っていても、それだけじゃ役に立たないことは
分かり始めています。
英語なんぞというものは、ほんの添え物。
中学英語さえしっかり身につければ
そしてまじめに受験勉強をすれば十分です。
詩歌や文学などの分野で言葉の芸術性を追求したり
他人様に英語を教えることを目的とするのなら話は別ですが
ツールとしての英語であるならば優先順位としては二の次、三の次。
まずは、自己のアイデンティティーとなる
自分のオリジナリティーや感性を磨くことです。
英語をトピックとしながら甚だ矛盾するようですが
事実は事実。現実は現実です。
その上で、どうせ学ぶなら楽しく。
食事と同じで、旨いと思って食してこそ栄養になる。
楽しいと思える工夫をしないと長続きしませんし、
楽しいと思うものはすんなりと身につきます。
そういう意味のFun with Englishです。
■ Rock Classic ■
If "Manners maketh man" as someone said
Then he's the hero of the day
騎士道、武士道、紳士道?
決して揺るがない自分のポリシーやイデオロギーを持つこと。
■ MTV after the Launch ■ + ■ 親父Evaluation ■
踊るBenの隣に立つおっさんがアンディー・ウォーホールだとすぐ気づいたら
親父認定。
英語を使って何をしたいのか?
その目的意識を明確に持つことが大事です。
あと、英語の先生の良し悪しは、英語の上手下手やTOEICの点数では計れません。
学び手の問題点を正確に把握し、正しい方向へ導くための的確なアドバイスを
する力が問題なんです。
学び手を把握することなく画一的方法論を展開するのは乱暴です。
なんとなく、まじめに考えている振りをしてみました。
自己の信念を主張せずに当たり障りのないコメントを
並べるくらいなら、ブログの意味がない。
そんな親父です。
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