ファン
検索
<< 2018年06月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
roronoa0316zoroさんの画像
roronoa0316zoro

広告

posted by fanblog

2017年04月09日

映画「TRON」に見る"No problem, only solution "

1982年ディズニーが製作した、映画「TRON」

テーマ曲である”Only Solution"はJOURNEYです。

公開当時留学中で、アメリカでは結構な大ヒットでした。

2010年くらいにLegacyとかなんとかがついて
リメイクされたものもありましたが、あまりパッとしなかったように
思います。
私は、オリジナルのほうが全ての点において優れていると思います。

リアリティーとか訴求力というのは、単にクリアな映像や最新技術によって
得られるとは限らないという証明だと感じまています。

人間には想像力が備わっています。
あまりに精細で行き過ぎた映像表現はヒトの想像するという
最大の喜びを奪ってしまうからではないかと思うのです。


ちなみに、アメリカでは
StarWarsやこのTRONのようなSi-Fi系のアクション映像ものは
シネプレックスの中で観客の求めるシートの位置が
最前列組と中段組の2派に別れます。
社会や文化を表している興味深い現象だと思います。


You know what I mean?(つまり、そういうことです)

この映画のテーマ曲Journeyの”Only solution”ですが、
さり気なく、重大な意味がこめられています。
オープニングやエンディングだけでなく、
このシーンでもバックに流れています。
登場人物のFLYNN(フリン≠不倫)のゲームセンターでのシーンです。


本題はここからなんです。
会社に忍び込んで、問題を解決するべく
マスター・コントロール・プログラムに侵入する場面で
フリンがさりげなくいいます。
”Okey! Like a man says "No problem only solution"
(「ノープロブラム、オンリー ソリューションっていうだろ」)
そして、デジタルワールドへと取り込まれてしまうシーンです。


"No problem only solution"

この一言が、何故だか心に残りました。


”There's no problems,only solutions”
を広めたのはジョン・レノン



この ”There's no problems,only solutions” というのは
ジョン・レノンによるクオートとされることが多いですが、
厳密には、彼が作ったというわけではありません。
あくまでも使って「世に知らしめた」に過ぎません。

うるさい人に言わせれば、ジョン・レノンに多くみられる
文法的に間違ったクオートのヒトツだ!といわれます。
でも、その観点が正しいとすると、
この文法的な間違いを意図的に含んだクオートを作ったのは
ジョン・レノンであるといえなくはないですね。

確かに文法的に正しい形は
「There are no problems, only solutions.」
あるいは、
「There's no problem, just solution.」
ということになります。
ジョン・レノンの発したオリジナルメッセージは
There are ではなく There's なので
正しく認識しておきましょう。

文法的間違いを意図的なものとして認める限りにおいて
「そのフレーズはジョン・レノン作」であり、
そうでないならば
「そのフレーズはジョン・レノンが広めたもの」
ということのなります。
このようなクリティカルな要素を含んでいるからです。


実際にこのフレーズは、1960年代初め頃から社会の様々な
状況で使われていました。
例えば、
考えなく不平やトラブルを持ち込む労働者に対して、管理的立場の人が
”Don't come to me with problems, come to me with solutions”
「問題を持ち込むばかりじゃなくて、解決してくれ)
というように使ったりしていたわけです。

一般的な会話の中で使われる
”No problem”(問題ない、大丈夫)というフレーズに
”Only solution"を付け足した形にすることで
Problem(問題)に対するSolution(解決)の対比による
気の利いた一言であるというのがポイントです。

因みに、レゲエの大御所ジミー・クリフの曲にもこんな歌があります。



"No problem"だけじゃなくて

ちょっとした、お話のきっかけに
これからは、No problemだけじゃなくて、

No problemだけじゃなくて
No problem,only soluton
もしくは
There's no problems,only solutions
といいましょう。
結構カッコいいと思いませんか?






あまり、お勧めできません。
積極的に観ないことをお勧めします。
あくまでも、文化的側面からのアプローチのみ可能な
メンタルと自己抑制のできる方に限ります。

>Up in Smoke【中古】

価格: 3,983円
(2017/4/8 22:14時点)
感想(0件)





この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6144004
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
Build a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: