老後の不安を解消するアドバイザーです。
先日、知人の男性がなくなりました。
老夫婦ふたりで子供はおらず、仲良く暮らしていました。ところが奥様が病気でお亡くなりになり、そのあとを追うようにすぐご主人も亡くなってしまったのです。
残されたのは空き家。
遠い親戚が更地にして売り、その代金は親戚がすべて持っていってしまったとのこと。
そう考えると、 一生懸命働いて稼ぎ、持ち家を建てたのに子供がいないから・・・と最後は誰かにもっていかれてしまう。
もったいない。持ち家があるのなら、自分や家族のために生きているうちになんとかできないか・・・と調べてみました。
そこで見つけたのがリースバックです。
リースバックとは
リースバックとは、持ち家を売ってそのまま賃貸として住み続けられるサービスです。
・まとまったお金が必要。
・けれど自宅がないと困る。
・引っ越しできない、面倒くさい。
・生前贈与を考えている。
そんな方にピッタリのサービスといえます。
人はいつ死ぬかわかりません。病気かもしれませんし、事件や事故、地震や水害などの災害かもしれません。
でも死んでしまったら家に住むことも、お金を使うこともできません。
ならば生きているあいだに残された家族や家のことを考えてみませんか。先に売却してしまえば、お金の不安もなくなります。
家賃を支払うことでずっと住むことができるのも安心。
リースバックのメリットとデメリット
リースバックにもメリット(利点)があれば、デメリット(不利な点)があります。
まずメリットから。
・その家に住み続けられる
・まとまったお金が手に入る
・引っ越しをしなくてすむ
・家のことを考えなくてすむ
・買戻しできる
でしょう。
住宅ローンが支払えなくなり、マイホームが競売にかかることが増えています。競売にかかれば安く家はとられ、出ていかなければなりません。
その前に可能なかぎり有利な条件でマイホームを任意売却しましょう。リースバックなら家を売っても同じ家に住み続けることができます。
お金が必要で売ったけれど、後からお金がなんとかなってやはり持ち家に戻したい。そうなっても買戻しできるのがいいですね。
次にデメリット。
・買い手のつかないことがある
・一般の売却より条件が厳しくなる
です。
>>書い手のつかないことがある
残念ながら人気のない不動産はあります。
駅が遠い。自動車がなければ不便。バスも電車も通っていない田舎。ちかくに店がない、などです。
買い主がつかなければリースバックもスタートできません。
>>一般の売却より条件が厳しくなる
あなたから自宅を買って貸してくれる大家さんの立場で考えてください。
あなたから家を買って、そこにあなたが住みます。大家さんとしては、毎月ちゃんと家賃が払えるか心配になります。
とうぜん審査はありますし、その審査が厳しくなるのはしかたありません。買い手もボランティアではないのです。
まとめ
リースバックはいかがでしたか。
家族は妻しかいない。アナタに何かあったら困る人がいる。
あなた一人でも、残された家は誰かに渡ります。
それならば生きているうちに売ってしまうのはどうでしょう。どうせあの世まではお金をもっていけないのですから。
わたしの持ち家はマンションですが、リースバックを検討してみます。
【総合マネージメントサービスのリースバック】