舛添氏をめぐっては、一連の問題や疑惑が持ち上がる以前に政治家の私利私欲、無駄遣いなどを戒めていたことが掘り起こされ、インターネット上や都議会の質疑でやり玉に挙げられている。過去の語録がブーメランのように舞い戻って自身に突き刺さり、政治家としての資質が問われている格好だ。
「『せっかく大臣になったんだから、ファーストクラスで海外』というさもしい根性が気に食わない」
「都庁の無駄遣いを全部切り詰める。自分の身を清く正したうえで」
「政治の世界においてカネを使うことそれ自体が悪ではない。政治によって蓄財し、それを私利私欲のために使うから悪なのである」
「横領をやった連中は牢屋に入ってもらう」
「政治資金の報告書を出すときはしっかりと皆でチェックするはずなので、チェックの仕方がずさんだったのかなと感じる」
「私の最大の責務は都民の生命と財産を守ること。1円たりとも無駄にさせないという立場だ」
人間はどうしても自分を甘く見てしまう。
他人にはきびしい。
そこを、きびしい目を
他人以上に、自分に向けること。
青果屋の息子として、刻苦勉励して、
立身出世した。
どこで、その歯車が崩れたのか。
カネに目がくらんだか。
カネに溺れたのか。
これでは、彼は政治家としての生命は終わり、
何も聖人・君子になれとは言わないが、
人間としても、失格してしまうのでは。
頭のいい、賢いはずの彼がどう再起してくるのか
大いに興味がある。
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