1918年にノーベル物理学賞を受賞し、「量子論の父」と呼ばれたドイツの物理学者マックス・プランク(マックス・カール・エルンスト・ルートヴィヒ・プランク)は、次のように言っています。
「すべてのものには、それぞれ固有周波数がある」
そして、
「全ては振動であり、その影響である。現実に何の物質も存在しない。全ての物は、振動から構成されている」
「般若心経」の「色即是空」は、『色(しき)とは、エロティックの意味ではありません。言語の梵語でルーパといい、物質的現象として存在するもののことです。平たくいうと、色は目に見える、形あるもののことです。形あるものは、かたときもとどまることなく、必ず、移り変わり、そして壊れてゆく存在だといういことを教えているのが、「色即是空」です。』『般若心経入門』〜276文字が語る人生の知恵〜 松原泰道 著より
さらに、新約聖書のヨハネの福音書の冒頭には、「初めに言(ことば)があった」と書かれています。「すべてのものはこれによってできた。」と。私たちが無から有を生み出すのは、言葉、すなわち振動です。
トランステックLLCの吉川忠久氏がおっしゃいます。
第5の力(フォース)というのをご存知でしょうか? と。
それは、現在もまだ実証されていない力であり、すぐに思い浮かぶのは「スターウォーズ」。
そこに登場する架空のエネルギー体 フォースは、銀河万物あまねくすべてを包摂するものです。
では、第4までの力とは、
1.天体間の質量によって生ずる「重力」グラブドン(重力子)
2.原子間における「電磁気力」フォトン(光子)
3.原子核の核子同士を結合している「強い力」グルーオン(膠着子)
4.β崩壊を引き起こす「弱い力」ウィークボソン(弱中間子)
であり、未だに検証されていない 第5の力が「フォース」 となります。
ところが、実はロシアではすでに発見されているとのことです。そのフォースとは、トーションフィールド(ねじれ率場)とよばれ、1800年代後期にロシア人の教授、N.P.ミシュキンによって発見されたとされています。
その後、N.A.コジリェフ(1908-83)博士は、このフォースの存在を科学的に証明し、それが時間のように、神聖で幾何学的な螺旋において流れると実証しました。
その後、ロシアでは多くの科学者が研究し、1990年代だけでも数千もの論文が書かれたと報告されています。
トーションフィールドには、磁力場、バイオフィールドがあり、次元を超えた相互作用や情報のやりとりが可能です。
しかし、トーションフィールドの研究は、ソビエト崩壊とともに、消え去ってしまったようです。
吉川氏がモスクワで国会図書館に立ち寄り、トーションフィールドの論文を探した際、ほとんど書籍は見つからなかったそうです。
しかしモスクワには、N.A.コジリェフの研究所があり、そこには、トーションフィールドを発生する機器や右回転する水晶プレートや様々な器具が所狭しと置いてありました。
アルバート・ロイ・ディヴィスや、C・ロールズの研究によれば、人間の生体が発生させている微弱な電気磁気、電磁気およびトーションフィールドは、絶えず人の生体系を出入りしていることを機器で観測されており、トーションフィールドは、人の思考や感情、意識的な意図の力で強化・調整されることが、観測によりわかっているとのこと。意識が液体のように、「エーテル的」な媒体の中で振動に関係していると証明しました。
IPP社、実践物理心理学研究所のネストロフ教授は、メタトロン(周波数計測機器)の基本原理になっているアキモク博士のトーションフィールドを計測できる機器を開発しました。ネストロフ教授は、トーションフィールドのことを、情報という言い方をしています。スピン(回転)と向きによって派生させられた情報は、独自のフィールド(場)を形成する。
右回転にスピンしたトーションフィールドからは、情報が蓄積され、物質が生まれ、左回転のスピンでは情報を手放して崩壊する。
現代医学は、既に症状の現れている肉体を三次元世界の解釈で解決しようとしていますが、未病の状態を変えるためには、すべての可能性を包括している形になる前の多次元のトーションフィールドに働きかけ、調整することにより、全く異なった状態にすることができます。
そこには、思考や感情も重要なファクターになります。波動計測機器では、意識変化が起こる前の状態とその後では、トーションフィールドに大きな違いが生じます。
我々の身体の臓器や器官を構成している細胞は、お互いにコミュニケーションをとっていると考えています。コミュニケーションをとる方法として、それぞれが非常に微弱で、周期的な電気的エネルギーを伝達し合っており、この周期的なエネルギーは、個々の臓器や器官ごとに異なっていることが分かります。
脳からの指令は、それぞれ異なる周期的電気信号によって、各臓器や器官へ伝達されています。ところが、妨害信号を出しているアレルギー物質や電磁波、放射性物質などが臓器に蓄積、血管に入り込むなどして、そのコミュニケーションを阻害します。これにより細胞同士がコミュニケーションを取れないことで、ホルモンバランスがアンバランスになり、臓器の機能低下を招き、免疫調整能力の劣化によりアレルギー症状などが出てしまいます。
これが、「病気」「症状」が現れる原理です。
ということは、細胞間の“通信”を妨害している、アレルゲンなどに代表される原因物質から発生している妨害周波数をノイズキャンセリング、すなわち逆位相の信号を出力させて打ち消すことが出来れば病の根本を治すことが出来るということ。
健康な状態では、身体に起こった状態変化(病気)が打ち消される方向の生理作用が働いているのだが、この仕組みが破綻した場合、または許容量を超えるような状態変化が起こった場合が、医療の必要な状態であると解釈できるのです。
この許容量は予備能と呼ばれていて、個々人によって予備能が異なり、その許容量を知ることが、健康維持に非常に重要であるとの考えです。
最後に、『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』ディーパック・チョプラ著 渡邊愛子訳・解説にもこのようなことが書かれております。
真のあなたは非物質的なので、空間や時間や物質や因果関係の制約を受けません。魂、スピリット、本質的なあなたは、それらすべてを超えているのです。まさに今、この瞬間に、あなたは純粋意識の場に囲まれています。
「宇宙は混沌としたエネルギーのスープのようなもの」というのは、私たちの体も原子レベルで見れば、虚空の中の目に見えない振動だそうです。しかも、電子は振動して超高速で出現と消滅を繰り返しています。つまり、私たちが見ている物質は量子の幻想で、超高速で現れたり消えたりしているのですが、量子の瞬きは知覚できないほど高速なので、脳はそれを物質として私たちに見せているそうなのです。
自然の最も現実的なレベルでは、私たち一人ひとりの体と宇宙の間には、きちんと定義された境界線はありません。これを知ることによって、切り離された体の中に生きている切り離された自分という幻想から私たちは自由になります。