2011年03月15日23:45投稿 (先述の日記と同日、震災後4日目)
「おーいお茶」と、烏龍茶を1箱ずつ、東北地方の被災者の“義援用飲料水”として送りました。というより送ってもらいます。
今日、仕事から帰ってきてニュースをつけると、「今日の15時から、愛知県の豊田スタジアムでは東北地方太平洋沖地震の被災者へ向けて、救援物資の協力が呼びかけられています。……救援物資の回収は今日の夜10時過ぎまで行われる予定です。」というニュースが耳に入ってきました。
夜10時なら全然余裕だ!普通の混み方なら、30分みておけばアパートからスタジアムまで行ける。行くしかないっ!
今回は運搬とかいろんな手間を考慮して、救援物資はケース入りの飲料水(お茶、スポーツ飲料までは可)だけとされていた。
それで飲料水の箱を買いにお店へ行くと、いつもは何箱も山積みにされているスペースが、すきすきになっていた。
もしかして、同じ行動をしている人たちかな…?
なんか嬉しくて泣きそうになった。
自分も早く届けたい!速攻、買い物カートにのせてレジを済ませ、スタジアムへ向かった。
豊田スタジアムは恐竜の骨格をモチーフにつくられたという話を聞いたが、確かに角みたいにツンツンしてるところとか、なんとなく背骨のように見えるところもある。いつもはかっこよくライトアップされているけど、今日はきっと節電に協力して控えめになっていた。
交通整理や回収物の仕分けのボランティアがネットで呼びかけられていたが、過ぎ去る交通整理の人達それぞれに「ありがとうございます」と言われてしまった。
また泣けてきた。
こんなに、被災者のためになんとかしようって人たちがいるんだ。
飲料水を積んで、車がぞくぞくと駐車場に入ってくる。
スタッフの人にすぐ目的のものは渡せたけど、しばらくそこで、周りの人たちを呆然と見ていた。こんなに、みんなが誰かのことを想ってる…
その時の状況写真。「車の列」↓
「山積みになったダンボール箱たち」↓
まだ被災地は、火災が再び起こったり、福島の原子力発電所の事故は予断を許さない状況だと思う。
自分も、11日夜以降の親の様子は分からない。
もう不安でしょうがないんだけど。
だけど。しばらく忘れていた深呼吸ができた。
いつも通り生活できている自分達が、取り乱してはいけない。
そう思った。
※今回の取り組みは、名古屋グランパスのサポーターズ・アソシエーション(SA)という組織によるものだそうです。豊田スタジアムは名古屋グランパスの準ホームグラウンドらしいです。
活動の主旨としては、以下コピペですが 「被災地では、多種類の義援物資が少しずつ届いても仕分けや展開に時間がかかり、阪神大震災や新潟県中越沖地震において逆に迷惑となったケースが発生しました。しかしながら、個人レベルでの協力が難しくても、サポーターの総力を結集すれば、何らかの力になることができると判断し、今回は同一の物品(飲料水(500mlペットボトル) に限って物資を集め、ご提供いたします。」
「名古屋グランパスSAではテレビ局を通じて義援金の受け付けが始まっているが、義援金以外に我々ができる即効性のあるご支援として、被災直後の厳しい状況に直面している方々が直接役に立てられることができ、さらに取り急ぎの物資として飲料水が不足している情報を聞き、『義援用飲料水』の提供を呼びかけることになった。」
「個人としての物資の提供は混乱を招くため、提供された『義援用飲料水』をULTRAS NAGOYA及びグランパスSAが取りまとめ、しかるべき機関を通じて現地へ輸送することになっている。」
ということらしいです。
日記タイトル:【my friend】
2011年03月17日06:21投稿 (震災後6日目)
『To all of our friends and fans in Japan
Japan is the country outside of the USA that we have visited the most during our career. It is a home away from home for all of us. We are thinking of you every minute and encourage you all to stay positive and strong through this unbelievable tragedy. You are in our hearts and minds and we love you all.
For donations please go to:
http://〜〜〜
-Ryan, Sean, Longineu, Ryan, and Sean 』
↓訳してみました
『日本の友達とファンのみんなへ
日本は僕らのキャリアで、アメリカ国内を除いて一番多く訪れている国なんだ。僕ら全員にとって、故郷を離れた時の故郷(第二の故郷)で。一分ごとに君たちの事を想っていて、この信じられないような悲劇のさなかでも、君たちがポジティブで気持ちを強く持っていられるように応援したい。心の中には君達が居ていつも考えている、みんな大好きだよ。
義援金の寄附は以下からお願いします:
http://〜〜〜
ライアン、ショーン、LP、ライアン、そしてショーン より 』
2月に“YELLOWCARD JAPAN TOUR 2011”で来日してくれた彼ら。
大阪、名古屋、東京、東京のツアー日程4日間のうち、3日間会いに行きました。
あの時は、本当に楽しかった。元気をもらった。
全てがメチャクチャな今の仕事でも、自分を失くさないでいればいいんだって思わせてくれた。
またありがとうだね。頑張るよ。
(この日記の最初のコメントは、
震災直後、YELLOWCARDが日本のために義援金の寄付を呼びかけてくれた時のものです。
2011年の2月にYELLOWCARDが来日ツアーをしてくれた時は、
3日間も彼らに会えて、さらに予想もしていなかった素晴らしい出来事もあってフル充電された自分でした。
そのおかげで、震災があってもいつもより冷静でいられたのかもしれません。)
続く⇒ 願いをのせて -3- 『SEE ME SMILING』 by YELLOWCARD
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