こちらの
アルバム「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES」に収録されています↓
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このYELLOWCARDの4thアルバム「WHEN YOU'RE THROUGH THINKING, SAY YES」(=君が考えている時、イエスと言おう⇒「思い立ったが吉日」的な意味のようです)は
2011年3月23日リリース予定でしたが、震災の影響で、救援物資を優先的に運搬するなどの理由でちょっと遅れました。
リリースは震災の直後だったわけで、制作は当然、日本で3.11の地震が起こる前だったことになります。
だからYELLOWCARDはこのアルバムで、震災に関する曲を作ったわけでわありません。
でも震災に衝撃を受け、震災後も頻発する余震にその恐怖や混乱を身近に感じていた私は、
『SEE ME SMILING』の歌詞を見た時、被災者の方々の将来に希望がもたらされることを願ってしまいました。
歌詞の以下の部分(太字が引用)…
“陽が昇ると君のことで頭がいっぱいだ
目を開く前から君のことを考えてる
君がいなくてもオレは進み続けているけど
オレの高鳴る鼓動が収まることはない
これを吐き出すために空気が必要なように
君が必要なんだ”
は、被災者が亡くした大切な人を想う気持ち。
寝ても覚めても…、一番目に想うのは大切な人のこと。
“空が暗くなり、家の前の海を見ている
もう10年が経って、やっと忘れようと努力している
君がいないと違うんだ
誰も拍子を合わせてくれない
君は俺たちに命をふきこんだリズムだった”
は、震災後10年がたち、全てを奪い去った海を眺めていて
やっぱり大切な人のことは忘れられない、
その人が居なかったら、本当の自分じゃない…
そのような気持ち。
“オレにできることは君を心のそばにおくことだけ
君が今夜どこかで見下ろしているのはわかっている
どこにいようと
今微笑んでいるオレの顔を見てほしい”
の部分は…
過ぎ去ってしまった事実が変わることはない。
亡くなった方が還ってくることはない。
未だ行方の分からない大切な人が、実はどこかで生きているのではないかと考えてしまう。
そんな、一生癒えることのないかもしれない深い心の傷。
被災者の方々は、辛いなんて言葉じゃ足りなすぎるものを背負われていると思います。
でも、それでも、被災者の方々の傷が少しでも癒えることを願ってしまいます。
大切な人との思い出は心の中に大切にしまって、でもその人の存在は近くに感じていて、
10年後には心の中のその大切な人に
「今の自分は笑えるようになったから、大丈夫だよ」って言えるくらい、被災者が救われたらいいのに…
ここで私がどんなに願ったって、わめいたって何か変わるわけじゃない。
被災者の不安が拭われるわけじゃない。
それは分かっているけど…
微力ながら震災の記憶を薄れさせない力になれる事を願って投稿させて頂きました。
かなり長いお話が続いてしまったので、もう一度
YELLOWCARDの『SEE ME SMILING』を載せたいと思います。
よろしければ、歌詞の事も想ってもう一度きいてみて頂ければと思いますm(_ _)m
『SEE ME SMILING』↓
◆『SEE ME SMILIMG』の歌詞の参照
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