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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。

2018年03月12日

明日のために

金曜は居酒屋Y。3時間ほど過ごして帰る。土曜は10時半にジムに行って14時半から鍼というのがパターンだ。
鍼のセンセイに伝えることが今回は多い。左膝裏が痛いこと・寝ている間に起きる手無感覚・変わらない坐骨神経痛。鍼治療は最初は仰向けから。この時に手の無感覚を伝えた。それに加えて指に力が入らない・・・特に左手だが、少し重いものを“つまんで持ち上げる”ことができない。握力とも関係があるのだろうか。
今回は手の整体と鍼を多くしてもらった。それから頭皮鍼。
前回、額の横の頭皮部分の血を抜こうという話になっていた。「しゃけつ」というらしい。要は“悪い血”を抜くこと。昔はヒルに血を吸わせていたらしい。
「しゃけつ」はゴムでパチンという感じ。それで皮膚に穴を開けたのだろう。絞りだすようにそこから血を出す。頭部なので見えなかったが、それほど大量に血を出すのではないようだ。
頭皮鍼をしたまま。脚への鍼。今日は15分くらい電気を通してもらう。

電気の時間が終わると仰向けのまま首を横向けて左右の首に鍼。これで仰向けの治療は終わり。
うつ伏せになると、背中・お尻・脚に60本位の鍼。
首に打つ時に骨のギリギリに打つらしい。それが、結構な技術のようだ。前回か、「今、骨に当たったの解ります?」と言われた。
いや、解らないし、それは聞けばさすがに怖い。

鍼が大丈夫な人にはどんどん打ってくれる。打てば打つほど良いというのがセンセイの考えだ。
トントンと打つのではなく、そのまま差し込む打ち方だから早い。また、身体の反応も手に伝わるのだろう。
うつ伏せが終わると横向き。坐骨神経痛の右尻に結構深く打っていただく。
最後は座って首に。座位が首に一番深く刺せると言われていた。
この日の治療は約2時間。他に予約が無ければ、時間は関係なく患者と向き合ってくれる。

この日はKさんと焼肉とカラオケ。21時半くらいに帰ってすぐ寝た。
夜中に何度か目が覚めた。何故か下痢。ニンニク入りの味噌を結構食べたからか。
その時気づいた。手の痺れがかなり軽減している。
何が良かったのだろう。どこへの鍼だ?解らない、でも手や腕だけへの鍼の効果だけではないだろう。
鍼の効果は経絡だ。身体全体の流れがある。

朝起きてからも、手の痺れは少しラクだ。ここぞとばかりに掃除機をかけた。そして、いつものようにジムへ。せっかくの鍼の効果、筋トレも丁寧にゆっくりと。ストレッチもいつもより長く。

鍼治療やジム、いったい何のためにしているのだろう。もちろん、自分のためだが。
リハビリもある程度動けたら止めてしまう人も多い。鍼のAセンセイに言われた。センセイは空手家だ。
頸椎を痛めてから放置していたけど、○○さん(僕)に刺激されて、懸垂などを始めたという。

何のためのリハビリか。今のためだけではない。明日のためだ。明日、より良い自分になりたい。
「元通り」を取り戻すまで頑張ろう。
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posted by shigenon at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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