「時間ができたので資格を取りたいけれど、生活や仕事に役立つ資格って何?」
と思っていませんか?
こういった疑問にお答えします。
役に立つ資格とは?
役立つ資格は、取得難易度が高い国家資格で取得者数が少なく需要が多いものです。
需要に対して資格所持者が少ないほど資格の価値は高まるからです。
しかし難易度の高い資格は何年間も勉強する必要があり、多くの時間を費やしても資格を取得できるとは限りません。
そこで、この記事では働きながらでも取得できる難易度で一生役立つ資格を紹介していきます。
難易度が比較的低めの一生役立つ資格は以下の通りです。
〇第一種普通自動車免許
〇ファイナンシャルプランナー
〇簿記
〇宅地建物取引士
〇第二種電気工事士
〇介護福祉士
〇TOEIC
それぞれ詳しく解説していきます。
第一種普通自動車免許
自動車を公道で運転するための免許です。
自動車税や車検などの維持費を憂慮して自動車を持たない人が増えています。
しかし、そのような人でも運転免許は取得する価値があります。
理由は以下の通りです。
〇運転免許必須の求人はたくさんある
〇マイナンバーカードと、それ以外の身分証の提出を求められる場合がある
〇引越しの時に、レンタカーを借りれば引越し業者に頼まずに費用を抑えられる
〇自動車でしか行けない場所にレンタカーを利用して行けるようになる
自動車の免許は取得費用が20万円以上かかるデメリットもありますが、それを上回るメリットがあります。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーはお金の専門家です。
この資格を取得すれば、生活に役立つ金融知識が身につきます。
経済的な豊かさを手に入れるための一歩として、おススメの資格です。
簿記
簿記の資格を取得すれば以下のメリットがあります。
〇就職に役立つ
〇企業の財政状態が分かり株式投資に役立つ
〇自分で確定申告ができる
特に副業を始めたい方や将来フリーランスになりたい方には、簿記は必須の知識です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産取引の専門家です。
資格取得の難易度は少し高めですが、以下のメリットがあります。
〇宅地建物取引士しかできない仕事があるため就職に有利
〇本業の休日に宅建士業務や講師の仕事、ライターなどの副業ができる
〇悪徳不動産会社に騙されなくなる
不動産の売買や賃貸は、長い人生において誰もが遭遇する出来事です。
資格取得で得た知識は生活する上でも役立ちます。
第二種電気工事士
第二種電気工事士の資格を持っていない方が家屋の電気工事を行うのは危険なため、法律で禁止されています。
第二種電気工事士の資格を取得すれば、600V以下の電気工事ができるようになります。
しかし電気工事といっても壊れた電化製品を修理する知識とは別で、住宅の電気工事に特化した資格です。
資格取得のメリットは、以下のとおりです。
〇エアコンの設置工事や照明、コンセントの配線工事が自分でできる
〇中古戸建て住宅を購入して自分で電気工事をして費用を抑えてリフォームできる
〇就職に役立つ
〇DIYに役立つ
就職や中古戸建投資、趣味のDIY、配線トラブル等に役立つおススメ資格です。
介護福祉士
介護福祉士は、介護系唯一の国家資格です。
取得すれば以下のメリットがあります。
〇介護職の就職に有利になる
〇家族の介護に知識が役立つ
資格取得の難易度はそれほど高くないのに、需要が多いためコスパの良い資格です。
今後、需要は益々増加が見込まれるのでおススメです。
TOEIC
TOEICは、英語のコミュニケーション能力を測定する世界共通のテストです。
TOEICのテストで高得点を獲得できれば以下のメリットがあります。
〇英語を活かせる職種への就職に役立つ
〇英語を活かした副業ができる
〇海外で働ける
〇海外の方と商取引ができる
〇海外旅行や海外移住で役立つ
TOEICは民間資格で独占業務はありませんが、自分の英語力を客観的に証明できます。
英語のスキルは、様々な場面で役に立つので身につけておけば人生の選択肢が広がるでしょう。
人によって役立つ資格は異なる
ここまで役立つ資格を紹介してきましたが資格の力を最大限に活かすには、その人の適正に合ったものかどうかが重要です。
せっかく貴重な時間を使って知識や技能を習得して資格を取得しても、資格を活かせる業務が苦手だったり興味がなければ取得した意味がありません。
例えば、人と接する事が苦手な人が介護福祉士や宅地建物取引士を取得したら日常生活で知識は活かせても、その職種の仕事を長く続けるのは苦痛でしょう。
時間を無駄にしないためにも、資格を取得する前に自分の適正を分析して理解しましょう。
適正を知るにはどうすればいい?
自分の適正を知るには以下の方法があります。
〇自分の好きな事と嫌いな事を書き出す
〇他人に自分の長所や短所を聞いてみる
〇自己分析ツールを利用する
自分の好きな事と嫌いな事を書き出す
自分の好みを認識することで、長所をみつけられます。
一般的に、好きな事ならば継続が苦にならないため、練習を続けることで自分の長所にできます。
反対に嫌いなことは、継続が困難なため上達も難しいでしょう。
ただし、今は嫌いでも続けているうちに好きに変わることもあります。
嫌いなことでも自分に必要だと思うなら、納得できるまでやってみましょう。
他人に自分の長所や短所を聞いてみる
自分のことは自分が一番良く分かっているように思うかもしれませんが、それは主観的な評価であり、周りから見た評価とは随分ズレがあるものです。
また、自分が得意なことは楽にできてしまうため他人も同じようにできるだろうと思い込み、それが他人から見たら凄いことなのに気付けないことがあります。
他人に自分の長所や短所を聞くのは抵抗があるかもしれませんが、客観的な評価を認識できるメリットは大きいです。
自己分析ツールを利用する
自己分析ツールを利用すれば、簡単に自分の適正が分かります。
設定された質問に回答することで心理学に基づいた分析により、その人の価値観や適正が判明します。
インターネットサイトで、無料で数分でできるのでおススメです。
役に立たない資格とは
自分の適正と資格が合致していても、全く役立たない資格があります。
それは、知名度の無い民間資格です。
民間資格とは、個人や法人が独自の基準を設定して創った資格です。
法律に基づいた国家資格ではないので、独占業務も権威性もありません。
民間資格でも英検などのように知名度があれば能力の証明になりますが、知名度が無ければ何の役にも立ちません。
士業資格と誤解させるような〇〇士とういう民間資格を勝手に創って、取得すれば役に立つと偽って金銭を騙し取る資格商法には気を付けましょう。
まとめ
一生役立つ資格は以下のとおりです。
〇第一種普通自動車免許
〇ファイナンシャルプランナー
〇簿記
〇宅地建物取引士
〇第二種電気工事士
〇介護福祉士
〇TOEIC
上記の資格はどれも、人生の選択肢を増やして豊にします。
しかし本当に役立つ資格は、個人の適正によっても変わります。
資格を取得して最低限のスキルを身につけても、そのスキルを活かせる業種が自分に向いていなければ続けるのは困難だからです。
さらに資格の勉強で得た知識も、学び続けなければ忘却や陳腐化してしまいます。
興味が持てない分野ならば学習の継続は厳しいでしょう。
どの資格が自分に役立つかを知るには、自身の適正を認識する必要があります。
適正を知るためには、自己分析ツールがおススメです。
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