世間はワールドカップで盛り上がっています。
試合もないので獅子の記憶シリーズ企画を引き続き。
この企画は西武ライオンズ40周年記念の「黄金の記憶」の紹介含めた記事となります。
本を読んでない人などに何か伝えられればと思っております。
【獅子の記憶】森祇晶氏の提言とは?【ライオンズ40周年】
【獅子の記憶】パ・リーグの歴史を替えた黄金時代の伝統と秋山幸二氏【ライオンズ40周年】
今回は工藤公康氏のインタビュー。
工藤氏は現在はソフトバンクの監督をやっていますね。
インタビューでは1986年のサヨナラヒットについて触れています。
広島との日本シリーズで3連敗し後がなくなったライオンズ。
負けたら終了という試合で同点の延長12回裏。
四球で出塁した辻を伊東が送りランナー2塁という状況。
次のバッターはピッチャーの工藤だった。
ベンチには代打要因も残っていたにも関わらず、工藤は打席に。
結果、工藤はサヨナラヒットを打ち、サヨナラ勝ちを収めたライオンズ。
打ったから良かったものの、工藤には代打を送るのがセオリーだったはず。
代打を送っていたら、この決着はなかったかもしれない。
野球に「タラレバ」は禁句だとよく言う。
野球に限らずどんなスポーツにも言えることかもしれない。
万が一、工藤が凡退してこの回無得点であれば、、、
あの時にSNSなんてのがあったら大変なことになっていたかもしれませんね。
この時の森監督の考えや工藤の打席での考えがこのインタビューでは語られています。
結果論というのはまさにこのことだろうと思う。
これは現在のライオンズの戦いでも言えることでもある。
直近の試合でも、采配批判などがSNSではよく見受けられる。
でもそれはすべて机上の結果論に過ぎない。
私たち素人の知らない世界や考え方が現場には無数に存在している。
「あそこで走っていたら・・・」
「あそこで代打出していたら・・・」
「あの投手を使わなければ・・・」
「あの回まで投げさせなければ・・・」
ファンはいろいろ考えてしまう。
私もそれは度々考えてしまうことでもある。
でも、意見が飛び交うというのも野球の面白さであり、見ごたえのある部分だ。
こういったタラレバを否定するつもりもない。
ただ、そこに正しい答えなんてものもないのかもしれない。
強いて言えば、結果が答えということなんだろう。
答えをしっかり受け止めて、また次の試合も応援していきたい。
▼インタビュー詳細は下記から▼
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