Continent Bleu
Clementine
さて今回もまたまた以前所有していたものの買戻し。
フランスのシンガー、Clementine(クレモンティーヌ)のアルバム。
けっこう気に入っていたアルバムだったのだが、あるとき人に貸したら二度と戻ってこなかった(泣)
いつか買い直したいと思ってたのだが、過日某古本屋さんを冷やかしていたところ、中古盤がお手頃価格で売りに出されていたので迷わずゲット。久々の再会に胸を熱くしております。
中身はジャズ。日本ではポップスシンガーの印象が強いクレモンティーヌだが、本来はジャズ畑の人だったように記憶している。たしかお父上がフランスのジャズ界の大物的存在の人で、その影響を受けてたんじゃなかったかしら。
「Continent Bleu」はもともとは1988年頃にリリースされた作品らしいが、私がこのアルバムに出会ったのはもうちょっと後。当時、学業柄日々フランス語に接しなければならなかった私は、このアルバムの中の「Un Après-Midi À Paris (Afternoon in Paris)」という曲を教材代わりに、”ディクテ”と呼ばれる聞き取りの練習をしてみたり、一般にとても難しいとされるフランス語の”R"の発音(日本におけるのどに異物がからんだ時の「かーっ、ぺっ!」に近い)の習得にいそしんでいた。なので歌詞カードを見るとその頃の涙ぐましい?努力がよみがえってきて懐かしい。悲しいことに今となってはもうほとんど忘れてしまっているけれど。
そういえば当時、クレモンティーヌが東京にやってくるというので、学校の仏語クラスの仲間たちと大挙してサイン会に押しかけたこともあった。場所はたしか新宿のヴァージンメガストアだったと思う。そんな思い出深いヴァージンメガストアもいつのまにかなくなり、必死になって詰めこんだフランス語も私の頭の中から消えかけて久しいが、クレモンティーヌさまは変わらず2021年現在も元気にご活躍中のようです。
クレモンティーヌのインタビュー記事(2021年) https://spice.eplus.jp/articles/287454
5月には新作のアルバムを出したばかりとか。なかなか良さそうなのでこれでまたいっちょフランス語を勉強し直してみようかな・・・といつも意気込みだけはよかったりする
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