この順位だけを見ると、豊かな国のように映ります。
しかし、日本の生産性と所得は非常に低水準で、1人当たりのGDP(=生産性)は世界第28位。
大手先進国では最下位です。
生産性が低いと賃金水準も低くなります。
購買力調整済みの数値で比べると、日本人の給料は極めて低水準であることが明らかになります。
実際、日本の貧困率は先進国中第2位の高さです。
これから日本では生産年齢人口が急減する一方で、高齢者は減りません。
近い将来、日本は間違いなく先進国の中で1番の貧困大国になります。
〜
日本は高齢化が進むうえ、生産年齢人口が減るので、
生産性を上げて賃金を上げるしか生き延びる道はありません。
しかし、残念ながら大半の日本企業は、自発的に生産性を上げようとはしませんし、
賃金も上げてはくれません。
国が最低賃金を引き上げ、企業の変革を促すしか選択肢はないのです。
〈ニュース記事:コロナ不況でも「最低賃金引き上げ」は必要だ〉より
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