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2−4−1対3−3−1(その2)

 今回も中盤の話です。

 2−4−1は、やはり中盤をどの様に機能させるか・・・が一番の課題だと言えます。

 中盤を支配できないのであれば、このフォーメーションを採用した事は失敗だと言えます。

 しかし、ある程度のレベルに達するまでは、 『ポゼッション』を意識する必要は無いのかな・・・と個人的には思います。

 そう言った、 『数字遊び』はもっと上手になってからで十分です。

 取り敢えずは、効率的な試合運びを考える事にします。



 【 中盤を支配する 】

 中盤を支配する・・・言い過ぎです。(^^;

 しかし、そのつもりでプレイする必要はあるかと思います。

 前回、中盤の守備でも触れましたが、3−3−1に対して2−4−1は、中盤での 『数的優位』を作り易い状況が最初から用意されています。

 その為に、リスクを犯してまで中盤を1人増やしている筈です。

 ですから、中盤での局面は、絶対に1対1としてはいけないのです。

 個の力に頼った攻守程危うい物はありません。

 どちらに転ぶか分らない、危険な賭けだと言えます。

 最低でも2対1の状況を常に作る必要があります。

 出来れば、3対1が理想ですが・・・先ず難しい事この上ないので、3対2の状況でも良いのでしょう。

 常に1人多い局面を素早く作る努力をします。

 その為には、広くフィールドを使う方が良さそうですね。



 両サイドが 『タッチライン』一杯まで広がる事で、フリーとなれるか、相手を引っ張り出せるか・・・このどちらかが出来そうです。

 スペースを作る事にも役立ちます。

 パスを通し易くする為には、フィールドを広く使う事です。

 これも、攻撃の基本なのかと思います。

 トップ下、ボランチ、そしてサイド、この3点で 『三角形』が出来ています。

 始めから、3対2の形は出来ているのですね。

 そこを、両サイドが一杯まで広がる事で、2対1の局面を作り出す事が出来そうです。

 ボランチと、トップ下が数的優位を作る為に奔走する必要がありますけど・・・。



 時には、トップが下がって来たり、左右に流れる事でも数的優位は作れそうです。

 中盤にボールが入った時は、常にこう言った事に気を配って動かなければいけません。

 最低でも1つ 『パスコース』を素早く作りだしてゆく必要があります。

 それが、結果として 『ボールを失わない』事に繋がって来る筈です。

 こうして、パス交換をしながら 『縦パス』を入れるタイミングを窺う事も時には必要です。

 無闇に縦パスを急いでしまっては、ボールを失いかねませんから、人とボールを動かしながら・・・その時を忍耐強く待つ事も大事なのですよね!


 あ〜長くなって来たので、今回はこの辺で・・・。(^^;
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