6Cとは? ノーベル賞受賞 本庶佑「六つのC」
「6C」は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑さんが掲げている言葉です。研究者にとって、とても大切な「気持ち・理念・信念」を象徴しています。
研究者でなくても、 私たち誰もが「6C」を意識することで、人生を有意義で素晴らしいものにできる と、私は考えています。
「6C」を、正しく理解しましょう。
その瞬間、あなたの人生は素晴らしいものに昇華する、といったら大げさでしょうか?
「6C」は魔法ではありませんし、薬でもありません。
言葉です。
言葉が意味するものは、 すでに、あなたが持っているものです。
・気づくこと
あなたが 持っていること、
あなたが内に 秘めているもの、
あなたが「誰かに 封印されてしまっているもの」
さあ、 あなたも、今すぐ「 気づいてみて」ください。
あなたの中にある「6C」に気づいてあげることができれば、
あなたの脳を含めた 全身全霊が、あなたを力強くサポートしてくれます。
6C
・ Curiosity
・ Courage
・ Challenge
・ Confidence
・ Concentration
・ Continuation
6Cとは?
・ Curiosity 好奇心
・ Courage 勇気
・ Challenge 挑戦
・ Confidence 確信
・ Concentration 集中
・ Continuation 継続
6C
を活用するコツ
1. 好奇心を大切に
なにげない興味で、いいです。
興味を持ったこと、関心を持ってしまったこと、そこから一歩進んで、「調べてみる」と行動する。
知的好奇心があふれていると、若々しいエネルギーが体の芯から湧きあがってくると思いませんか?
むしろ、無意識なくらいに夢中になれれば、素晴らしいです。
2. 勇気を発揮する
単なる好奇心のままでは、「そんなこと、しちゃいけません」と誰かに怒られてしまうでしょう。
子供の好奇心は、親から怒られます。
学校では先生から注意されます。
真面目な子供は、親の目が届かない場所でも「良心の呵責」で、制御します。
社会に出れば、上司から警告されます。
しかし考えてみてください。
好奇心を発揮するからこそ、
新しい発見が得られたり、
人間としての成長があるのではないでしょうか。
自分の直感を信じるのは、 なまやさしいことではありません。
だからこそ、勇気をもって。
さらに一歩進めて、勇気を、ふるってみましょう。
3. 挑戦する
自分自身の内側から湧きあがってくる好奇心を、勇気をふるって発揮すれば「挑戦」です。
勝負とは限りませんが、「負け」るかもしれません。
成功をイメージしていなくても、「称賛」されるかもしれません。
なにが起きるかわからなくても、
結果を気にせずに挑戦できるとしたら、
それは 「自分を成長させてくれる」ものになります。
4. 確信できる
確信にも、いろいろあります。
科学的な根拠。
宗教的な教義の根拠。
親の躾。躾は「しつけ」と読みます。
でも本当に意識したいのは、 自分自身の直感です。
まさしく、 「勘」です。
味方と感じられる人が現れていないタイミングであっても、
あなたは「あなた」の味方でいていいんです。
根拠がなくても 「確信できた」と感じることができたら、その確信そのものを 大切にしてみませんか?
5. 集中してみよう
まずは集中して取り組んでみましょう。
時間を確保するのが困難な時は、「期間」でも良いです。
たとえば、
・ 朝早く起きて、 一時間だけ集中する
・ 休みの日、 まる一日ずっと集中する
・ 次の 夏休みに、集中して取り組む
・ 中学生の間に、集中して挑む
・ 25歳まで、集中して試してみる
というように、臨機応変に「集中」すると良いのではないでしょうか。
集中の「濃度」は、いつも一定である必要ないと思います。変わっていいんです。
そのとき、できるかぎりの精一杯、そんな「集中」でいい。
飽きっぽい性格の人、
多忙すぎる人、
いろいろな事情があります。
年齢・性別・家庭環境・通学通勤時間の長さ、なども。
むりなく 「どうすれば自分が集中できるのか?」と、自問自答してみてください。
どのような状況下であろうとも、 その時それなりの 自分らしい「集中」 ができます。
そして、次の項目にもつながるのですが、 続けていくことも大切 です。
6. 継続しよう
昔からの諺にもある、 「継続は力なり」です。諺は「ことわざ」と読みます。
継続期間は、短くても長くても、とにかく、まずは「継続」を意識することがポイントです。
生涯現役をテーマに掲げられれば、自然に継続できるようになります。
6C は、結果を約束するものではなく、意欲を内外に示すもの
鏡に向かって、自分で自分に話しかけたことは、ありますか?
自問自答は心の中だけでも行えますが、やはり「相手の顔・目」を見て話すと、強烈です。
世界中で孤軍奮闘しているような気になってしまう時があったとしても、どうか「6C」を意識してみてください。
いまは孤軍奮闘でも、理解者・応援者・支持者・協力者、いろいろな人が集まってくる可能性が、誰にだって、あります。
文学的な解釈による 6C
文学は「お互いに言葉で伝えあう」もの。
本庶佑さんのノーベル賞受賞をきっかけに、話題になっている「6C」を、
私たちが、それぞれに応用してみては、いかがでしょうか。
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