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愛という名のもとに

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『愛という名のもとに』

1992年1月9日〜3月26日にフジテレビ系列で木曜劇場枠で放送されたテレビドラマ。

放送時間は22時00分〜22時54分全12回。最終回は人気を受けて

当時としては異例の15分拡大版で放送された。

多くの視聴者の記憶に焼きついているのは、

しっかり者に描かれている主役級の3人(貴子・健吾・時男)とは対照的な、

篤(チョロ・中野英雄)の存在である。

勤務する証券会社での上司から彼に対する職場いじめ・パワーハラスメントの描写は

苛烈なもので、証券業界がクレームをつけたほどであった。

そして自殺発見シーンの静寂の長さ、その後の葬式までの悲しみの連続は大勢の涙を誘った。

それだけに最終回のラストシーンで、想像の中とはいえ、

チョロが復活したのには唖然とした視聴者も少なくなかった。

ともあれ、中野英雄はチョロ役のイメージが強烈すぎていまだに抜け出せずにいると言われる

(近年、同じくフジテレビ系の『めちゃ×2イケてるッ!』のコーナー内で、チョロに扮して、

プロデューサーの大多に当時の事を詰め寄るというセルフパロディを演じたこともある)

また、チョロを自殺に追い込んだ上司を演じた加藤善博は後年自殺している。



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