(2019年投稿記事です。)
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海上自衛隊観艦式2019が、2019年10月ごろに予定されています。
レーダー照射事件などで、韓国とのゴタゴタが続き招待するな!の声が出ています。
しかし、あえて今年は大歓迎で観艦式に韓国を招待すべきでしょう。
海軍の作法に基づく、外交と海軍の関係についてのお話!
(前回記事):『 イージス艦機密情報漏洩事件の手記 』
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(1)ADMM専門家会合はどうなることやら・・・
2018年12月20日に、韓国海軍艦艇から火器管制レーダー照射事案が発生いたしました。
(関連記事):『 韓国レーダー照射彼らはルビコン川を渡ってしまった。 』
事態打開のための、日韓協議は泥沼化して実務者会議打ち切りとなりました。
その後韓国側から日本P-3Cによる脅威飛行などの、論点すり替えなどが発生しています。
図1 脅威飛行の証拠とされた写真
引用URL:https://capturelife1.net/wp-content/uploads/2019/01/20190124-00010011-fnnprimev-000-1-view.jpg
まあ、日韓関係がこれほどゴタゴタする状況は久しぶりです。
(2013年「竹島」上陸や、2006年海保による海洋調査での緊張など)
そんな中、韓国が主張する脅威飛行に関係する国際会議が開かれます。
1.1 ADMM-Plus専門家による会議(2月21〜22日)
韓国は、日本の脅威飛行を国際会議にて問題提起する考えの模様です。
ちょうど、2019年2月21日〜22日にその会議が韓国プサンで行われます。
会議はADMMプラス(拡大ASEAN国防相会議)呼ばれる会議の専門部会です。
「ADMM-Plus Experts' Working Group on Maritime Security Final Planning Conference 」
(和訳:ADMM-Plus専門家による海上警備最終計画会議に関するワーキンググループ )
図2 ADMMプラスの海上保安専門家会合(2015年)
引用URL:http://www.mindef.gov.bn/News_Images/2015/Februari/030215%20ADMM%20plus%20IPC/ZAI_1564.JPG
本会議で、韓国側は日本がCUSE違反をしていると提起して、各国の理解と日本への非難材料としたいようです。
しかし、そんなにうまくいくかな〜?
この専門家会議のニュースが取り上げられなかったら、韓国の主張が一蹴されたということになるでしょう。
1.2 次官級会議(ADSOM)が4月にある。
ADMMプラスでは、いろんな会議が多く存在します。
次の大きなイベントでは、ADSOM(高級事務レベル会議)が存在します。
慣例として、大きなイベント招待などはここで各国と行われます。
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(2)観艦式2019に韓国海軍を招待しましょう。
2019年には、海上自衛隊が行う観艦式2019が予定されています。
2018年の韓国国際観艦式ではいろいろドタバタがありました。
図3 師の旗を掲げる韓国
引用URL:https://kenkan.site/wp-content/uploads/2018/10/fn1310ming01.jpg
海上自衛隊は、参加を見合わせましたが招待は受けておりました。
そのため返礼として、観艦式2019に韓国を大歓迎で招待いたしましょう!
2.1 誤解のないように補足すると・・・
去年からのドタバタを考えると、
『韓国海軍なんて招待するな!』
と叫ぶ人が多くいるかと思います。
しかし、誤解のないように補足すると観艦式は外交カードでもあるのです。
『武器をもって相手国に入っても、平和的に歓迎されるのは海軍艦艇だけ』
国際上の慣習で、武器を持ったまま相手国に行けるのは海軍だけです。
陸軍が同じことをすると、侵略になります。
2.2 貴国とは揉めてないよねえ(・∀・)ニヤニヤ?
国際的に、招待を受けたら招待を返すのが海軍の作法です。
中世から、海軍は国際慣習と密接に関係しています。
軍艦の相互訪問などは、外交の重要な手法であり「貴国とは友好関係ですよ」と示す機会です。
練習艦隊の外洋練習航海で、寄港地を決めるとき外務省がこの国に寄港できませんか?とよく相談しています。
外交の道具として、軍艦が現在でも有効なのです。
日本側から観艦式に招待しないという、間違ったカードを切ることは悪手です。
逆に、招待を受けたけど参加なんてできるか!と韓国側に悪手を取らせる外交手法もあります。
2.3 2015年には来たよね?
前回の観艦式(2015年)には、韓国海軍が13年ぶりに参加しました。
図4 横須賀に入った大祚栄(KDX-?U)
引用URL:https://img5.yna.co.kr/photo/yna/YH/2015/10/16/PYH2015101601850088200_P4.jpg
何か含みがなければ、観艦式のため普通に入港できるはずです。
政府同士がいくらいがみ合い状態でも、普通に海軍の作法を行うのが国際慣習です。
日本側から何も注文を付ける必要はありません。
ただ 『国際慣習通りにお願いします』 と言えばよいのです。
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(3)海軍の作法を理解していない韓国国防部
今回、レーダー照射事件が拡大泥沼化したのには韓国国防部の思考に原因があると考えています。
特に韓国は、陸軍国と言える国です。
陸軍国の国では、国防省なども陸軍的思考が強いところが多いものです。
(江田島で一緒だったタイ海軍の留学生の話から)
海軍の作法は、陸軍の人間に理解されない所が多くあります。
(日本も、旧海軍・旧陸軍の先例があります)
そんな陸軍的思考になっている韓国国防部に、ちょうどよい機会です。
『海軍の作法に従い、観艦式2019にご招待しますよ〜♪』
あえて観艦式と言う、毒まんじゅうを投げ返す機会でしょう!
韓国側の反応次第で、今後の日韓関係がはっきりします。
どうなるかが見ものです。
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