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2020年02月18日

北朝鮮軍事パレードに登場する兵器人物で見えてくるもの!

『平昌五輪開会式前日に軍事パレードが北朝鮮で開催!』
(2018年投稿記事です。)
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韓国平昌オリンピック前に、北朝鮮と韓国がらみでいろいろな駆け引きが進んでいます。

五輪開会式前日には、北朝鮮が軍事パレードを計画するなどきな臭くなってます。

北朝鮮にとって大事な、軍創設70年記念日ではどんな新兵器が登場するのか?

また、登場する人物によって今後の北朝鮮がわかるかも!
(前回記事):『 ペンギン船務士、江田島に行くまで大忙し!
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(1)2月8日の軍事パレード自体は珍しいことではない。

2018年に入り北朝鮮が例年4月25日ごろに行ってきた軍事パレードを、2月8日に実施すると発表しました。

2月8日は、平昌オリンピック開会式の前日であり、対外的に韓国へのけん制を兼ねているといわれています。

ただ2月8日は1948年に軍創建記念日として制定されて1977年までは、この日に軍事パレードが実施されていました。

1978年以降、4月25日に変更されていただけに、特に無理やり変更というわけではありません。

また北朝鮮にとって軍創設70周年に当たることから、韓国へのけん制を兼ねた軍事パレードになるでしょう。

1.1 火星15(KN−22)が登場するか?!

今回の軍事パレードの目玉としては、火星15号の登場があるかどうかです。

図1 「火星15号」車両とミサイル
kassei15.jpg
引用URL:http://www.zakzak.co.jp/images/news/171201/soc1712010014-m1.jpg

昨年の発射を成功と位置付けている北朝鮮としては、火星15号を登場させてくるものと考えられます。

もし登場させて来たのであれば、完全なミサイル完成のお披露となるでしょう。
1.2 火星14号も登場するか?

昨年2017年4月の軍事パレードにて、発射筒に隠された謎のミサイルがありました。
図2 2017年4月で登場した『新型?ミサイル』
2017sinngata.jpg
引用URL:https://stat.ameba.jp/user_images/20171130/05/kawai-n1/94/a9/j/o0680038314081115246.jpg?caw=800

その後、2017年7月4日の発射にて、ほぼ新型?とみられたミサイルが火星14号である可能性が高くなりました。
図3 火星14号
kasei14.jpg
引用URL:http://img5.cna.com.tw/www/WebPhotos/800/20170705/56002565.jpg

こちらも、今回の軍事パレードにて発射筒を外した状態で登場するものと推察されます。
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(2)金与正(キム・ヨジュン)の立ち位置で北朝鮮の今後がわかる!

今回の軍事パレードにおいてもう一つ注目すべき人がいます。

金正恩の妹、金与正の立ち位置です。
図3 金与正とされる人物
imouto.jpg
引用URL:http://www.politikis.si/wp-content/uploads/2017/10/kim-jong-un-sestra.jpg

写真は、2017年4月17日の軍事パレードでのシーンで赤丸で示した人物が金与正です。

2017年10月の党大会では、最前列にいるほどの地位に昇格しています。

図4 2017年10月党大会でのシーン
toutaikai.jpg
引用URL:http://japanese.joins.com/upload/images/2017/12/20171224131106-1.jpg

今までの北朝鮮では見られなかったシーンです。

今回の軍事パレードで、彼女が観閲台のどの位置にいるか?これが注目すべき点でしょう。

金正恩のプロデューサーとも噂される彼女がどこまで影響力を持つのか?

軍事パレードで金正恩が融和的な演説があるのであれば、国内で相当な権力を持った可能性があります。

ここも、見逃すことのできない点です。
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(3)軽めの軍事挑発が開会式前にあるか?!

このままおとなしくオリンピックを迎えてくれればいいのですが、軍事挑発も考えられます。

しかし、弾道ミサイルの発射では世界を刺激しすぎる可能性があります。

そのため、北朝鮮は軽い軍事挑発をかけて来る可能性もあります。

可能性として高いのは、長距離ロケット砲の発射訓練ではないでしょうか?

2017年4月17日の軍事パレードの前日にも、ミサイル発射がありました。

今回は世界を過度に刺激しないために、ロケット砲の発射があると考えます。

図5 北朝鮮長距離ロケット砲KN−09
KN-09.jpg
引用URL:https://i2.wp.com/missilethreat.csis.org/wp-content/uploads/2017/06/KN-09.jpg?resize=768%2C432&ssl=1

最大射程約200kmの300mmロケットです。

ロケット発射訓練で、国内の体制高揚を図り軍事パレードに臨むのではないか?現状の体制では、これが現実的なシナリオです。

いずれも、2018年2月は何が起きてもおかしくない状態になるでしょう。

今後とも注目して行くべきことです。
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posted by sstd7628 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界情勢
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