あなたは「日本人」としての誇りはありますか?
そう考えるようになったのは、とある方の講演を聞いてからです。
それまでは「日本人」であるということに、無関心でした。
まぁ日本に住んでれば水とか食料、仕事に困ることはないよね〜くらいの
言ってしまえば甘い考えでした。。
その講演でスピーチされたのは「池間哲郎」という方。
映像制作の会社で代表をやりながら、ほぼボランティアで世界の、
カメラが行かないような国・エリアに直接行き、現状を把握してその地に必要な支援を未だにしている方です。
年齢にして63歳。
未だに現役です。
【アジアチャイルドサポート】という団体の代表をされています。
もしかしたら名前は聞いたことがあるかもしれません。
というのも、TBSを代表するドラマ「3年B組 金八先生」の授業で取り上げられました。
「あなたの夢はなんですか?」というのが世間に一気に広まりました。
あとでこのお話もさせていただきます。
その講演の中で聴いた、心に突き刺さったエピソードをご紹介します。
まず、「ラオス」という国。
アジアにあるのだが、どこにあるの?というレベルだった自分が恥ずかしい。。
このラオスの方々は、とことん親日家です。
もしかしたら、日本人より日本を愛してくれています。
日本がある方角を向いて感謝をする儀式があるようです。
ラオスは過去に日本に救われた、助けてもらったという先祖の意思を国民全員が引き継いでいる素晴らしい国です。
また、国にある教会の壁面には、太陽の下で元気に遊んでいる子供たちの絵が飾られています。
その絵を見た子供が母親に「お母さん、この絵なにー?」と聞くと
「これが日本という国なのよ」と教えるんだそう。
ラオス、いつか行ってみたいものですね!
あなたの夢はなんですか?
池間さんを代表する著書、「あなたの夢はなんですか?」
これは、とある国で「スモーキーマウンテン」と呼ばれる場所での出来事。
スモーキーマウンテンとは、ゴミ山です。
捨てられたゴミが太陽光で腐り、発火して所々から煙が上がっています。
ですが、そんな最悪の環境でしか生きられない子供たちが世界にはたくさんいます。
大量のゴミの中からわずかな食料を探すのです。
毎日ゴミを運んでくるトラックを見つけると飛びついていく光景はなんとも胸が痛みます。。
そんなゴミ山で暮らす1人の少女に質問したそうです。
「あなたの夢はなんですか?」
答えはこうでした。
「私の夢は大人になるまで生きることです」
予想外すぎる答えに言葉を失ったそうです。
この国では貧困が進み、15歳まで生きられる確立が非常に低いそうです。
少女の夢は「生きること」だったのです。
今度は別の少年に聞いてみました。
「あなたの夢はなんですか?」
答えはこうでした。
「私の夢はお腹いっぱいになるまで食べることです」
どちらの答えも日本にいたらまず浮かんでこないでしょう。
世界には一生懸命に、必死に生きようとしている子供たちがたくさんいます。
池間さんの講演は、毎回涙無しには参加できません。
カメラマンということもあり、世界のリアルを伝え続ける池間さん。尊敬です。
いつか参加してみてください!!
池間さんの講演会に是非とも参加してみてください!!
とても気さくな方なので笑いあり涙ありで楽しいですよ♪
他にも地雷の話、戦争の話、捻じ曲がった歴史の話、沖縄の話、ボランティアの話。
どれも全てが斬新で新鮮で刺激的です。
私は10回近く参加させていただきました。
毎回新たな発見があり楽しい講演ですので、おすすめです★
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