リーダーはコミュニケーションに時間を割く
実際のリーダーは何をしているのでしょうか?
どうなふうに経緯戦略を練り、
どんなふうにリーダーシップを
発揮しているのでしょうか?
その疑問に、愚直に答えたのが 管理者行動論です。
経営戦略論で有名になる前、 ミンツバーグ氏 は、
5人の管理者を一週間を詳細に観察して、
『 マネジャーの仕事 』を著しています。
観察した結果、一つの仕事にかけられている時間が短く、
断片化していることがわかりました。
デスクワークでも平均たった16分で次の仕事に移ります。
電話は平均6分、予定外のミーティングは平均12分、
現場観察も平均11分で次の仕事に移ります。
管理者はコミュニケーションに
多くの時間を使っているのですが、
どれも受動的なレスポンスなので、
カールソン氏 は糸で操られた
パペットにたとえたほどです。
1人でオフィスに閉じこもり、
じっくり経営戦略を練る、、、
といった管理者はいなかったのです。
コッター氏 は『 ザ・ゼネラル・マネジャー 』で、
事業部長レベルの15人も管理者の活動を調べましたが、
やはり人と会って話をすることに多くを使っていました。
ただし優秀な管理者は、その中で自らの課題を
アジェンダとして描き、会社内部に協力的な
人的ネットワークを構築していたそうです。
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