便利になった時代では無理のないことなのかなと思います。
わからないことは深く考えたり思い出したりする前に
ネットで検索してしまうことが当たり前になり、
いろいろなことが手軽で便利になった代償に
深く考える力を失ってしまったのかもしれません。
学校では読書する機会を与えてはくれますが
読書しているだけでは読解力は養われないようです。
不便な時代、物がなかった時代だったからこそ
創作意欲がわき、暇な時間を満たす方法を
見つけ出せていたはずなのに
今の子どもたちは暇な時間なんて少しもありません。
テレビにネットにゲーム。
自ら工夫をしなくても楽しいことは手を伸ばせばすぐに届く状態にあり
常に満たされている子供が多いのではないでしょうか。
コロナ禍で休校だった時にそんなことを感じたりしました。
勉強や何かを考える機会を与えるのは
学校だけでは足りないため
やはり家庭環境で育まなければいけないのだと思います。
家庭での学習についてもいろいろと考えさせられましたが
これまではとても便利なスマイルゼミにお任せだったことを
少しやめてみようと考えています。
うちではスマイルゼミは2人ともやっていて
休校期間中には本当に頼りになりましたが
テレビ、パソコン、タブレット、ゲーム、スマホと
乳児期から電磁波にまみれてきた子どもたちの
健康状態が気になったこともあり
スマイルゼミでの勉強を考え直してみました。
3年生の上の子の場合、標準で5教科もあり
さらにプログラミングもできて6000円ほどという金額は
正直とてもありがたいし、自主的に勉強を進めてくれているので
このまま続けることにし
1年生の下の子は、まだまだ親の管理がないと
課題を溜めてしまいがちなので
やめることにしました。
タブレット学習ではなく、紙ベースのものに
戻してみようと思ったのです。
やはり1年生のうちは親の丸付けが必要かなと。
上の子も1年生の時にはポピーをやっていて
丸付けをしていたので理解度や苦手なども目に見えていましたが
スマイルゼミは丸付けもなく、分析などもしてくれて
便利な分放置してしまいがちでした。
スマイルゼミをやめたので
本屋さんでドリルを選び、それを一日数ページずつやらせているのですが
大変だけど、鉛筆を持って書くということが
やはりタブレットにタッチペンで書くよりは
1年生のうちはまだまだ大事なのかなと実感しています。
とはいえドリルを選び、それを今日はココとココをやりなさいと
指示を出すのも大変!
以前Z会をやっていたので、またZ会を始めようと考えています。
教科書に沿って進めることができるポピーもよかったのですが
受験対策にもなるZ会のほうが問題が難しく
よく考えなければ簡単には解けないので
レベルは高くなりますがこちらにしてみようと再検討中。
それともう一つやはり気になっているのがブンブンどりむ。
以前体験をした時に、子どもが楽しんでやっていたことが
印象に残っています。
作文に関するドリルは本屋さんにもほとんどなくて
あってもいまいちだったりします。
うちの子たちは読み書き計算はとりあえずできていますが
創作というものができません。
絵日記も苦手、作文はへたくそ。
文章題はちょっと複雑になるともう読み解くことができません。
教科書に沿った勉強ができるスマイルゼミやポピーは
学校の予習復習にはいいのですが
塾や私立に通っている子には大きく差がつけられてしまうと思うのです。
実際、スマイルゼミもやって、公文にも通い
進学塾に行き、家ではワークもやっているから
宿題をしている時間がないと嘆く子もいるので
すべてを与えないにしても、与える内容は
子どもの能力に合わせてきちんと見極めなければいけないなと
感じています。
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